東京の人気パン屋の高級クロワッサン食べ比べ

東京の人気パン屋の高級クロワッサン食べ比べ

パンの王様クロワッサンは、有名ブランジェリーでもとりわけ人気が高く、早々に売り切れも珍しくありません。今回は人気店8店の一個300円以上の高級クロワッサンを選抜して食べ比べてみました。

更新日:2016/01/29 (2015/12/27作成)

19195view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる7161の口コミを参考にまとめました。

RITUEL par Christophe Vasseur(東京)

RITUEL 青山 - エスカルゴ(ショコラピスターシュ)

パリの一流レストランのシェフたちに高く支持されるブーランジェ、クリストフ・ヴァスールのヴィエノワズリー専門店。

看板商品はエスカルゴという甘めのヴィエノワズリー(左写真)ですが、クロワッサンもとても人気です。
1号店は自由が丘ですが、2号店の青山店が現在旗艦店の位置づけになっています。

RITUEL 青山 - クロワッサン2

クロワッサン(350円税込)

当店のクロワッサンは端がちょっと面白い形状。
パイのような食感と風味はエスキスにもちょっと似てますが、こちらのほうが食感が軽いです。大きさもそれほど大きくありません。

常温とリベイクしたものと、両方試してみましたが、リベイクしたほうがよりおいしくいただけました。

パンドエスキス(東京)

銀座の高級フレンチ、エスキス。午前中にレストランでしか買えなかったパンが、銀座の和光に支店をオープンし、ぐっと買いやすくなりました。

パン ド エスキス フォー ワコウ - クロワッサン(300円)

クロワッサン(300円税込)

どっしりと重量があり、大きく、存在感があるクロワッサンです。
良質な材料が使われており、コクがあり、フランスらしさを感じます。

エシレ・メゾン デュ ブール(東京)

エシレ・メゾン デュ ブール

世界で最も有名な発酵バター、エシレバターをたっぷり使ったクロワッサンやバターケーキが人気のショップ。

クロワッサンは「クロワッサン・エシレ トラディシオン」(346円)と、材料の50%がエシレバターの「クロワッサン・エシレ 50%ブール」の有塩タイプと無塩タイプ(各432円)の3種類があります。どのクロワッサンも大人気で、毎朝大行列ができ、午前中に売り切れてしまうようです。

エシレ・メゾン デュ ブール - クロワッサン・エシレ・トラディシオン

クロワッサン・エシレ・トラディシオン(346円税込)

サクサクと香ばしいクロワッサン。大きいですが、気泡たっぷりで思ったより軽いです。エシレバターを使用しているだけあり、良い香り。

エシレ・メゾン デュ ブール - クロワッサン・エシレ50%ブール ドゥー(無塩)

クロワッサン・エシレ50%ブール ドゥー(無塩)(432円)

クロワッサン・エシレ 50%ブールも有塩・無塩の両方を試してみましたが、50%バターはさすがにちょっと私にはくどく、トラディシオンのほうが私は好みでした。

パリの空の下(東京)

ブランジュリー パリの空の下 - 豚フィレのスービット

大行列とイレギュラーな開店時間で有名な三軒茶屋近くのブランジェリー。

クロワッサン、パンオショコラ、サンドイッチ類が特に人気のようです。

ブランジュリー パリの空の下

クロワッサン(400円税込)

クロワッサンは50円プラスでバター増量のタイプもありますが、バターが過多なクロワッサンは私はちょっと苦手なので通常タイプのみを購入。

他店に比べて色白のクロワッサン。
焼きが甘いのかと思いきや、火の入り方にはまったく問題なし。
高級クロワッサンらしい芳醇なバターな味わい、クロワッサンとしては粉のうまみがピカイチ。バターはかなり使われていると思いますが、くどさは感じません。

メゾン ランドゥメンヌ(東京)

メゾン ランドゥメンヌ 麻布台

パリに本拠を置く有名ブランジェリーの東京支店。

クロワッサンは2種類、クロワッサン・フランセとクロワッサン・ジャポネ。

看板商品のクロワッサンは、フランス産レスキュールバターを使ったクロワッサン・フランセ(480円)。

クロワッサン・ジャポネ(250円)は日本産バターを使っています。

メゾン ランドゥメンヌ 麻布台 - クロワッサン・フランセ

クロワッサン・フランセ(480円税込)

フランスのレスキュールバターと自家製天然酵母を使用したクロワッサン。外側はパリッとサクサク、内側はしっとり。レスキュールの香りと芳醇な味わいのクロワッサン。大きさもかなり大きく、食べ応えがあります。

メゾン ランドゥメンヌ 麻布台 - クロワッサン・ジャポネ

クロワッサン・ジャポネ(250円税込)

クロワッサンジャポネは日本産のバターを使用しているそうで、ふんわり、さくさく。こちらも美味しいですが、芳醇感はフランセのほうがあります。

デュヌ・ラルテ(東京)

デュヌ・ラルテ 紀ノ国屋等々力店

表参道の高級パン屋。
新宿伊勢丹のB1にも支店があります。

デュヌ・ラルテ 紀ノ国屋等々力店

クロワッサン・トラディショネル(389円税込)

表参道本店限定、一日20個限定のクロワッサン。
フランスのAOP認証バター使用。良質なバターの香りと味わい。

バターの香ばしさと粉の旨みのどちらも秀逸なプレミアムなクロワッサンです。

デュヌ・ラルテ 紀ノ国屋等々力店

ラルテ(221 円税込)

クロワッサンのサクサク感が大好きな方はこちらを。
デュヌ・ラルテのスペシャリテ。クロワッサン生地の、店名を冠したパン。
何層になったクロワッサン生地のサクサク感がとてもすばらしいです。

DOMINIQUE ANSEL BAKERY(東京)

DOMINIQUE ANSEL BAKERY at OMOTESANDO

クロナッツでブレイクした
NY発のベーカリー。

クロナッツ以外のパンは、クイニーアマンやクロワッサン、パンオショコラなどの定番ペイストリーも販売されています。

DOMINIQUE ANSEL BAKERY at OMOTESANDO - クロワッサン(テイクアウト)

クロワッサン(324円税込)

アメリカンなビッグサイズ。
食べ応えがあります。
発酵バターを使っているとはうたわれていません。
大きいけどお味的には結構ふつうかな~。

パティスリー SATSUKI(東京)

パティスリー SATSUKI - スーパーモンブラン

ホテルニューオータニ内にあるパティスリー兼ベーカリー。

素材にこだわった「スーパーシリーズ」が高価格にかかわらず人気です。

パティスリー SATSUKI - スーパークロワッサン

スーパークロワッサン(667円税別)

どっしりとした食感のクロワッサン。
質のよい素材が使われており、さすがにおいしくはありますが、この値段は高すぎるかな~(笑)
高いことに価値があるのか!?

ちなみに普通のクロワッサンは200円(税別)で売られています。

【番外編】ピエール・エルメ(京都)

ピエール・エルメ・パリ ザ・リッツ・カールトン京都

当店のみ京都のお店、特別参加(笑)

マカロンやチョコレート、イスパハンというケーキなどが有名なピエールエルメですが、フランスのフィガロ誌で世界一と評されたクロワッサンもパリでは有名。

ピエール・エルメは東京にも数店舗ありますが、クロワッサンが購入できるのは今のところ京都のリッツカールトンホテル内にある店舗のみです。

ピエール・エルメ・パリ ザ・リッツ・カールトン京都 - クロワッサン

クロワッサン(324円)

リッツカールトン京都のキッチンで、エルメのレシピで焼かれるクロワッサン。

ここのクロワッサンは小振りですが、バターのコクをしっかり感じるのに、すごくサクサク。
あぶらっぽさを感じない軽い仕上がりで、とても美味しいです。

ピエール・エルメ・パリ ザ・リッツ・カールトン京都 - クロワッサン イスパハン

クロワッサンの中にイスパハン・コンフィチュールを巻き込んだクロワッサン・イスパハン(442円)もあります。
華やかなルックスと味わいです。

※本記事は、2016/01/29に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ