TOKYO銀座・オシャレ角打ちガイド

TOKYO銀座・オシャレ角打ちガイド

『角打ち』とは、酒屋の店内でお酒を飲むことを言います。工業地帯で仕事終わりに軽く飲むためのスタイルです。それが銀座では気軽にお酒が飲める点から有料試飲という性質を持ち、あちこちで楽しめるようになっています。いい場所で、いいお酒を適量楽しめる新スタイルとして増殖中です。

記事作成日:2016/03/01

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる761の口コミを参考にまとめました。

銀座でオシャレに軽く1杯

角打ちは「四角い升の角に口をつけて飲むこと」 を語源とし、主に工業地帯の酒屋で花開いた文化です。首都圏では、川崎市・横浜市、全国的にも北九州市などの工業地帯で高度経済成長期に発展した文化です。
そんな労働者文化の角打ちですが、21世紀の東京ではオシャレに変貌し、レベルの高いお酒を気軽に楽しめる業態として人気を博しています。東京の一等地、銀座界隈にある角打ちスポットのご案内です。

検校

銀座のど真ん中にある酒屋ですが、角打ちができるお店です。

銀座にお店を構えるだけあって、外観もこの風格で、雰囲気がありますね。

さすが銀座の酒屋が用意したというべき日本酒のラインナップ

店内は、すっきりとしたカウンターで、販売しているお酒が並ぶ冷蔵庫を見ながら、お酒をいただくことができます。

そろえるおつまみは、乾きものと缶詰という、王道の角打ちスタイルですね。

お店の雰囲気が示すようにお酒は、日本酒と焼酎がメインです。
さすが、酒屋が集めたというラインナップで、どれを飲めばいいか悩みますが、そんな人には、3種類が60mlずつ楽しめるセットもあります。

銀座 君嶋屋

明治25年創業の横浜の酒屋の銀座店です。

銀座店ということで、高級なワインが充実していますが、日本酒や焼酎も豊富で、クラフトビールも置くという万能型のお店ですね。

特にシャンパーニュは目を見張るもので、簡単にいただけない名醸が手軽な価格でグラスでいただけるので、ワインを勉強する人が訪れたりもします。

ワインは、赤・白・スパークリングと揃い、各種とも産地やブドウ品種の異なる味わいのものをそろえてあり、味の比較をすることもできますね。
太陽光の差し込める店内でいただくと、とても気分がいいです。

シャンパーニュ・日本酒・ビールとお酒は充実、つまみもちゃんとしている銀座最強の角打ち店

おつまみも充実しており、生ハムやチーズの味噌漬けなど、ワインにも日本酒にも合うものを取り揃えています。

信州おさけ村

お店の入り口には、杉玉が吊るされていて、ビルにありながらも雰囲気のあるお店です。

長野県のお酒を売るアンテナショップ的なお店ですが、店内は広く、カウンターがあって角打ちが楽しめるつくりになっていますね。

信州・長野のお酒がまるごと東京に!

豊富なメニューの中から3種を選んで飲み比べができますが、どれを飲めばいいかわからない人には、木曽セットや松本セットといった、産地別のセットがおすすめ。
東京にいながらにして、長野景色をイメージできるお酒にめぐりあえますね。

写真は、長野名物の『おたぐり』です。
馬のモツ煮で、脂が無いので、内臓肉の旨みをストレートに感じる味です。
こちらのお店で扱う日本酒を使って煮込んでいるので、とても日本酒に合います。

角打ちですので、ちゃんとお酒の販売コーナーがあります。
こちらはお店の奥にあり、入り口にある暖簾にも「蔵」と書かれていて、雰囲気がありますね。

まるごと高知 とさ蔵

高知県のアンテナショップの地下1階にある酒販コーナーは、有料試飲ができるという、角打ちスポットになっています。

階段の脇のこちらの看板が目印です。

ちくと1杯やっていかん?

入り口では、『酒場放浪記』で有名な吉田類氏がお出迎え。
高知県出身なので、こんな等身大パネルがあり、一部のマニアには人気です。

メニューには、吉田類セレクトのセットもあります。

もちろん、飲めるお酒は高知のものです。
時期になれば、ひやおろしもいただけますし、どぶろくフェアなどもあり、季節に応じた楽しみがあります。
また、高知産の梅酒や山柚子、小夏を使ったリキュールもあるので女性も楽しめますね。

※本記事は、2016/03/01に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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