ディープな名古屋飯を語ろう

ディープな名古屋飯を語ろう

ひつまぶし、味噌カツ、手羽先、味噌煮込み・・・すでに知られた名古屋飯の角度から語るのではなく、名古屋人がどういう生活環境の上で育ち、それが食文化にどう反映されているかを、私の個人的な見解でまとめてみました。

記事作成日:2016/03/17

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる7276の口コミを参考にまとめました。

名古屋人なら微笑む事実。

この地方には、この地方をよくあらわしている特異だけど日常の風景に紛れ込んで当たり前になってる光景があります。例えば、何気に喫茶店に置かれている「あんこ」の容器(笑)は?何これ?なんで「つぶあん」が置いてある?これこそ名古屋のモーニングにもつながる名古屋スタイル、あんこをトーストに「盛る」常識だったりします。小倉トーストという完成系のメニューの前に、すでに「あんこ」自体がそこにあるという事実を抑えておかねばなりません。(微笑)そしてこれ!「鉄板ナポリタン」です。別にイタリアのナポリの空気は感じません(笑)だけど鉄板イタリアンではありません。ナポリタンです。で肝心なのは・・そう薄焼き卵の上に乗ってる、この絵図なんです。これが名古屋なのです。この地方のごく普通の喫茶店で見られる光景なのです。

宮きしめん 神宮店

宮きしめん 神宮店 - 宮きしめん

名物きしめんの進化形は「塩・出汁系」
きしめんといえば当たり前のように、濃いめの醤油出汁で食べるものと思っていませんか?名古屋は食文化の関ヶ原なのです。常に東西の食のせめぎあいが起きていて、こんな地元にとってポピュラーな熱田神宮境内のきしめん屋さんでも、2種類の味を食べることが出来るのです。

味処 叶

味処 叶 - ◆味噌カツ丼にトッピングできます♪また、生姜焼き・カツライス・エビフライライスなども有ります♪

味噌カツといえば、有名な、あの店を連想しますか?おいしいけど、ちょっと油がって思う人もいるでしょうか。実は紹介したいこの店は古くからあって、今も路地でひっそり営業されてますが、あぁ、こういう味噌カツありだ!って思わせる、しっとりとした味わいなんですよ。探して出かけてみてください。

島正

名古屋のみそおでん文化を堪能できます。狭いカウンターに他のお客さんと肩を並べて、気に行ったお酒を飲みながら、名古屋の味噌文化を楽しめます。客同士の息遣いも感じながらともに楽しんでるような和気あいあいの空気も良いですね。

そ~れ

そ~れ - ミラカン

あんかけパスタが名古屋でなぜ定着しているかは、個人的見解ですが、学校給食へのノスタルジーもあるのかと。あんかけパスタの麺は決してアルデンテではありません。筆者が給食で食べた「ソフト麺」によく似ていると感じます。これは、パスタというより、一つの食文化と思った方が良いとも感じます。

味仙 今池本店

味仙 今池本店

味仙は、書いておいた方がいいかな。
台湾ラーメンは、他府県の方には手加減なしのパンチ力があります。(もっとも辛いラーメンは全国的に増えましたが)名古屋駅構内にも出来たのでより身近に味わえるようになりましたが、昔から親しんでる私たちは今池店は常に脳裏にありますね。

名代きしめん 住よし JR名古屋駅7・8番ホーム店

きしめん 住よし JR名古屋駅 7・8番線ホーム店 - イカ天きしめん(520円)

駅のホームの食べ物を全国の人にお勧め出来るって素晴らしいと思います。女性の方は少し気恥ずかしいかもしれませんが、えいやってカウンターだけの店に飛び込んで、きしめんすすって下さい。住よしの看板のお店は、かき揚げなどは、温めなおして熱いものを載せてくれる店があります。新幹線のホームが有名ですが、ローカル線のホームにも、在来線各駅にも、同じ味が待っていてくれます。

きしや

きしや - 牛すじラーメン白

筆者のお勧め。白出汁のきしめんと、白出汁のラーメンがお勧め。麺の店とは思えない、洒落おつな店内と、旨い酒、旨い肴もありますから、ゆったりと、おいしいものを味わう事が出来ますよ。

早本

早本

味噌煮込みで有名なお店が、名古屋では2系列ありますが、それとは違う、味噌煮込みの専門店。ここの味噌煮込みは、あっさりしています。

※本記事は、2016/03/17に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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