【東京都内】異常なほどコストパフォーマンスに秀でた下町のお鮨屋さん5選

1貫110円～（注文は2貫より）と回転寿司のようなお値段で、職人さんの握った「本物のお鮨」を楽しめてしまう「栄寿司」。
マグロやウニといった高級鮨店の得意ジャンルではどうしてもネタの質が見劣りするのですが、アンキモ（左に写真掲載）や白子などの変わり種は高級店にも負けない美味しさ！
「立ち食い」なのでゆっくりは出来ませんが、同じ価格帯の回転寿司に行くのが馬鹿らしくなってきます。

ランチもボリュームがあって人気のようですが、特に夜の要予約おまかせコースのボリュームが異常な「魚河岸寿司」。
上から2番目の松コース（6,480円）をお願いしたのですが、1人前なのに20種類40切れぐらいのドカ盛りとなった凄まじい刺し盛りに圧倒されました。
あまりのボリュームに3人でコース2人前という注文が許されてしまったほど。そして2人前を3人でシェアしたのに魚でお腹いっぱいになれました。
握りの技術は普通に思いましたがボリュームという点では最強クラス！

初訪問のときに8,000円のおまかせコースで握り16貫、おつまみなど15品が出てきて、その品数の豊富さに驚愕した「鮨 なかがわ」。
マグロ、アワビなどの高級ネタに関しては高級鮨店に見劣りする部分もあったのですが、鯖、鰆、秋刀魚、鯵などかなり良かったです。
8,000円を30で割ると1品あたり300円未満！
高級鮨店には劣るとしても1品あたり200円台でアワビや大間のマグロを楽しめるのです。
下手な居酒屋で5,000円ぐらい散財するより、2回我慢して美味しいお鮨のほうが「賢者の選択」ではないでしょうか。

初訪問のときに1品目から京味や松川にも負けない超ハイレベルなお椀を出してきて「何だこの鮨屋は！」と衝撃を受けた「うを徳」。
そのときは10,300円のおまかせコースで21品（握りは6貫）も出てきました。お鮨屋さんとは思えないぐらいお椀やおつまみに凝っています。
実はお店の大将が京都の有名割烹出身で、京料理も江戸前の握りも楽しませてくれるハイブリッドなお鮨屋さんなのです。

おまかせ2万円（税込21,600円）と下町のお鮨屋さんにしては超高級の部類に入るのですが、それ以上の圧倒的満足感を得られる「初音鮨」。
左の写真をご覧になってお分かり頂けるように、築地の有名マグロ卸「石司」で仕入れた最高級のマグロ（写真は中トロ）をこの厚さで提供！
握り（と海苔巻）のみ18品の提供だったのですが、そのうち7品がマグロでした。
お鮨屋さんの「花形」とも思うマグロが、銀座の高級鮨店を凌駕するレベルの美味しさ！！最高級のマグロを惜しげもなく使うので原価率が7～8割になることもあるそうです。