夏バテ対策は安くて美味しい豚ホルモン!都内の豚専門ホルモン焼き店11選

夏バテ対策は安くて美味しい豚ホルモン!都内の豚専門ホルモン焼き店11選

疲労回復効果の高いビタミンが豊富なことで知られる豚肉ですが、その内臓にもビタミンは多く含まれています。特にレバー(肝臓)やハツ(心臓)などはビタミン以外に鉄分も多くて低カロリー。そして専門店の豚ホルモンは栄養価が高くて値段が安いだけでなく、感動レベルに美味しいのです。

更新日:2016/08/29 (2016/08/15作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1607の口コミを参考にまとめました。

どうして豚ホルモン?

豚専門のホルモン焼き屋のメリット
1. 何と言っても安い!
…牛ホルモンの半値未満ということも珍しくないです。牛肉と比べれば言わずもがな。
焼肉屋で食べると5,000円でも豚専門ホルモン焼きであれば2,000円台で済みます。
2. 美味しい!
…専門店のホルモンはスーパーなどで買える内臓とはレベルが全然違います。
初めて専門店の豚ホルモンを食べて、その美味しさに感動する人も少なくありません。
3. カロリーの低い部位が多い!
…100gあたりのカロリーが大腸179kcal、ハツ135kcal、レバー131kcal、ガツ121kcal、コブクロ70kcal。
焼肉屋の定番、和牛のカルビは517kcal、豚はバラ386kcal、ロース263kcal、もも183kcal、ヒレ115kcal。
豚肉の中でもカロリーが低いと言われるモモ肉以下の部位が多いです。
4. 自分で焼ける!
…これは焼き手の経験値次第でメリットにもデメリットにもなるのですが、好みの火入れで楽しめます。
東京で豚の内臓といえば「もつ焼・やきとん」のほうが一般的ですが自分で焼けるホルモン焼きにはまた違う魅力があります。

独特の食感や風味で好き嫌いが分かれる、尿酸値が上がる、イスラム教徒は食べられないなどデメリットもありますが、一度は試したい専門店の豚ホルモン!

ホルモン焼 夏冬(本店)

ランチタイムのネパールカレーでも有名なお店ですが本業は夜の豚専門ホルモン焼き。そのコストパフォーマンスの高さゆえに都心の芝大門エリアとは思えないほど安上がりに楽しめて人気店となっています。
野菜以外のメニューは、豚のカシラ、シロ、レバー、ハラミ、タン、ナンコツ、コブクロ、ハツ、ガツ、そして煮込だけという豚ホルモンオンリーなお店。
盛り合わせ(小1,000円、中2,000円、大3,000円)にすることも可能です。赤提灯系の煙モクモクなお店ですがホルモンのクオリティは確か。

芝大門 夏冬 新宿店

「夏冬」は五反田、新宿、そして2015年12月には亀戸にも支店を展開して現在進行形で勢力拡大中。
両国には夏冬で修業後に独立した「はせ川」という豚専門ホルモン焼き店もあります。豚専門ホルモン焼きの美味しさが都内に伝播しているようです。

鶴松

有限会社杉江商事が運営する「やきとん鶴松」。この会社は亀戸で行列店となっている「ホルモン青木」も手がけており、ホルモン青木の姉妹店となるようです。
牛ホルモンがメインのホルモン青木と異なり、同店は豚ホルモンに特化した豚専門ホルモン焼き店。
一部に牛メニューもあるのですが主力商品は豚ホルモン、カシラ、ナンコツ、ハラミ、タン、レバなどの内臓系に、岩中豚、下田さん家の豚(ブランド三元豚)などの銘柄豚。

七輪ホルモン焼きもつ鍋 まことや

五反田は誰もが知っていると思いますが、沿線住民でなければ初めて聞く駅名かも知れない「五反野」。
都内の豚専門ホルモン焼き店の中でNo.1とも思うお店がこちら五反野にあります。茨城銘柄豚・地白豚の生ホルモンを朝締め直仕入れ、超大振りカットで提供。
生から焼き上げた「生ガツ(430円)」の美味しさは食べログで4.30を超える高級焼肉店のミノ(牛の第一胃)より遥かに美味しくて驚愕しました。
安いのに感動的な美味しさと食の新たな発見!これぞ豚専門ホルモン焼き店の醍醐味です。

とん八

成増(練馬区旭町)で「とんちゃん焼き」の看板を掲げる豚ホルモン焼き酒場「とん八」。
居酒屋メニューも充実しているのですが看板メニューは「とんちゃん焼き(豚のホルモン焼き」。豚のしろ、レバ、はつ、たん、かしら、なんこつ、はなづら、こぶくろを1皿300円台で楽しめます。
タレにニンニクを入れるか尋ねられてニンニクダレにしたのですが、このタレとニンニクがホルモンと相性バッチリでした。

ジョージ&ラモス

ジョージ&ラモス

筆者が訪れたのはヤタパラ(立川屋台村パラダイス)に移転する前だったのですが、秩父流の豚ホルモン焼きを楽しめる「ジョージ&ラモス」。
店主が秩父ホルモンの名店「高砂ホルモン」のファンで、その味を真似て出店したとのこと。
青森の田子ニンニクを大量に使ったというタレ。この濃厚なニンニクダレが秩父ホルモンの決め手となるようで、豚ホルモンと合います。

ホルモンそう

18時までの得々セット(税込1,000円ポッキリ)がお得な赤羽の「ホルモンそう」。
お酒1杯と、11種類のホルモンから好きな2種類を選べるのですがホルモンは全て豚だと思います。単品メニューには牛ホルモンの扱いもそこそこ。
ホルモン焼き屋で「千べろ」出来てしまうのも豚ホルモンならではでしょう。クオリティもなかなかでした。

大力

「吉田類の酒場放浪記#110」でも紹介された、金町で50年続く老舗の豚ホルモン焼き酒場です。
卓上のガスロースターで豚ホルモンを焼くことになるのですが、冬はこのロースターの上に鍋をセットして温めたりもします。
昭和の酒場マニアにもお勧め出来る、独特な雰囲気を持つお店です。

大力

前掲「大力」の姉妹店が亀有にもあります(金町が本店のようです)。

ホルモンリキ

提供される豚ホルモンはルイベ状で、本まとめでご紹介した豚専門ホルモン焼き店の中ではホルモンのクオリティが劣ります。
しかし小口綾子さんの著書「東京絶品ホルモンガイド」の111頁で紹介された、トマトソースで煮込んだテッポー(直腸)の「ホルモンスパゲッティ」など豚ホルモンを使う創作系料理には特長があります!

焼き物ダイニング ほるん

2016年8月にニューオープンしたばかりの「焼き物ダイニング ほるん」。
メニューには南総和牛のホルモンも7種類あるのですが、南総豚のホルモンは牛を遥かに上回る16種類、店先の看板に豚の絵も掲げられているので「豚専門ホルモン焼き店」と表現しても過言ではないでしょう。
食肉卸業を営む親戚のツテで南総から朝挽きホルモンを仕入れているようで、臭みやクセの出やすいフワ(肺)が美味しくて非凡でした。

※本記事は、2016/08/29に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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