関東限定・創業300年以上の老舗

関東限定・創業300年以上の老舗

1700年代以前になると、関東ではぐっと数の少なくなる老舗をまとめてみました。 ちなみに日本最古の企業は金剛組(大阪・578年創業=世界最古)、 宿泊施設は慶雲館(山梨・705年創業=世界最古)、 飲食店は一文字屋和輔(京都・1000年創業)。 京都にはこの条件での老舗は大量にあります。

更新日:2020/12/21 (2017/01/31作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる7799の口コミを参考にまとめました。

#30件を超えたので酒蔵は~酒蔵編~として分離しました。

塩瀬総本家 本店

塩瀬総本家 本店

参考掲載(1349年創業)。
宋の帰化人で饅頭(マントウ)職人の林浄因が奈良で販売した日本初の甘味饅頭がルーツ。その後、京都で北家と南家がそれぞれ隆盛します。浄因の孫の林紹絆は中国で薯蕷饅頭の製法を学んで帰国。応仁の乱で三河国塩瀬村に避難した後に北家が塩瀬の屋号を用いるようになり、御所ご用達から当時の権力者にも愛用されるようになります。
現在の塩瀬は江戸時代に関東に進出したのが祖のようです。こちらも将軍家や明治以降に宮内庁御用達となっています。戦災前は伝馬町、有楽町に店舗があったようです。

ういろう

ういろう

参考掲載(1504年創業)。
元朝の亡命外交官を祖に持つ外郎家。室町幕府に招かれて京都で外郎薬を販売した後、菓子も評判になったのが外郎の発祥とされています。その後、北条早雲に招かれて小田原へ。江戸時代には東海道名物として名を馳せます。現在の店舗は外郎城とも呼ばれる外観ですが、これも以前からの造りをグレードアップしたもの。

田丸屋

元祖 田丸屋 - 立派な外観

1582年創業。
飲食店としてはここが最古か。
伊香保温泉にあるうどん屋さんです。

とらや 赤坂店

とらや 赤坂店

参考掲載(1586年創業)。
恐らく関東ではNo.1ブランドとみなされている高級和菓子店。
京都御所調進所から遷都に伴い明治に赤坂御所を望む位置に進出しています。

豊島屋本店

豊島屋本店 - 2018/01/16撮影

1596年創業。
東京最古の酒舗。明治以降に都内で酒造りもしており、明治神宮・神田明神唯一の御神酒として奉納しています。

萬年堂 本店

参考掲載(1617年創業)。
こちらも遷都と共に京都から移転してきた菓子司。当初の屋号は亀屋和泉。移転時は八重洲にありました。

扇屋

扇屋 - 外観

1648年創業。
東京都北区・王子駅前。
江戸時代は名の知れた料亭でしたが、2005年に閉店。
現在は簡易販売所で一子相伝の玉子焼きのみ販売しています。

亀屋大和

東神田の和菓子店。
二度の火災で資料が消失しているためはっきりしませんが、明暦の大火(1657年)以前なのは確かです。その際に墨田区本所から東神田へ移転。現在は九代目。店名に国名が付くのは御用菓子司の証です。

葉山 日影茶屋

葉山 日影茶屋

1661年創業。
茶屋を出発点として明治には葉山御用邸の側で料理旅館として隆盛。
現在でも特別な日に使われる店としてステータスを誇っています。
異業種のグループ店も運営。

酒悦

酒悦

1675年創業。
湯島にある漬物店です。
福神漬けの元祖としても知られています。
商品はこの店でなくとも買えるようです。

神茂 本店

1688年創業。
室町にある練り物店。日本橋魚河岸からの歴史があります。当初は神崎屋、後に神崎屋茂三郎を襲名するようになりこの屋号に。

大坂家

元祿年間(1688~1703年)創業。
三田にある和菓子店。資料が消失していますが大坂から日本橋小網町に移って17代目。当初の屋号は大坂屋、また伊勢大掾という称号も持っていました。三田へ移ったのは関東大震災後。現在はかつての看板娘にちなんで秋色庵大坂家と称しています。

力餅家

力餅家

元祿年間(1688~1703年)創業。
鎌倉名物と言われる老舗和菓子店。近くの御霊神社(権五郎神社)に祀られている鎌倉時代の武将・鎌倉権五郎影政にちなんだ権五郎力餅が有名です。

山本山 ふじヱ茶房

1690年創業。
海苔とお茶の大手メーカー。日本橋を代表する老舗の一つです。当時、永谷宗円(永谷園創業者の先祖)が開発した煎茶販売を最初に行いました。登録は本社ビル1Fにあるショップです。

笹乃雪

笹乃雪

1691年創業。
東京都台東区・鶯谷駅近く。
初めて絹ごし豆腐を作った初代が京都から公弁法親王にお供して来たのが店の始まりで、「豆富」と称しました。
下足番がいるなど、独特の雰囲気。

にんべん 本店

にんべん 本店

1699年創業。
鰹節で知られる大手だしメーカー。
コレドに本社がありますが、創業の地は日本橋小舟町。
日本橋を代表する老舗の一つです。にんべんの社名は本来の屋号・伊勢屋伊兵衛を江戸の人々が親しみを込めて呼んだところから。

笹巻けぬきすし総本店

笹巻けぬきすし総本店 - 昔ながらの佇まい

1702年創業。
東京都千代田区・小川町。
江戸時代に名物と謳われた江戸三鮨のうち、唯一現存する店です。
保存のための酢が強いのが特徴。

八百善

八百善

1717年創業。
江戸時代には別格扱いだった名料亭。
一時は銀座にも進出していましたが閉店を余儀なくされ、通販のみの形態に。
2015年から限定的な営業を鎌倉で再開しています。

長命寺 桜もち

長命寺 桜もち

1717年創業。
桜もち専門店で、関東風桜もちの元祖。
東京都墨田区・隅田川沿いにある長命寺の門前。
江戸時代には年間40万個近くも売れたという大流行店でした。

山くじら すき焼 ももんじや

ももんじや

1718年創業。
東京都墨田区・両国にある、猪肉料理の専門店。
建前上、肉食が禁止されていた江戸時代においては猪は「山鯨」と称して供されていました。
ももんじ屋はそういった店の総称。

日本橋 長門

享保年間(1716~1735)創業。
神田にて徳川家御用達だった和菓子店。苗字帯刀を許されていました。
創業年の幅が広いですが、300年を越えている可能性もあるので一応入れておきます。

※本記事は、2020/12/21に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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