正統派のザッハトルテの頂ける都内のお店厳選10店【2025年8月更新版】

正統派のザッハトルテの頂ける都内のお店厳選10店【2025年8月更新版】

ザッハトルテ、歴史もあって美味しいケーキですが、この名前を付ければ売れるとでも勘違いされているお店(商品)が多すぎる様な気は致します! そこで正統派のザッハトルテの頂けるお店を厳選させて頂きました<(_ _)>

更新日:2025/08/06 (2017/02/04作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる3778の口コミを参考にまとめました。

正統派のザッハトルテとは?

正統派のザッハトルテに絶対に欠かせない物とはアプリコットジャムとチョコレートフォンダンの二つです。アプリコットジャムは表層のみに塗布するか、スポンジ生地の中間にも塗布する。グラサージュするチョコレートにフォンダン(シャリシャリした食感になる)を使用する。手間はかかるのでしょうが、この程度の事もやらない物はザッハトルテとは呼べないと思います<(`^´)>

銀座 ハプスブルク・ファイルヒェン

店名に「ハプスブルグ」が入っているのも当然?で、こちらの神田シェフは日本人で唯一のオーストリア国家公認キュッヘン(料理)マイスターですが、この資格を得るための試験は、一生に一度しかチャンスがないという狭き門。
その様なシェフのお店ですので伝統に則ったオーストリア料理が頂けます!(^^)!
ザッハトルテもキュッヘンマイスターの名に恥じない一品です!!!

スポンジ生地の間にのみアプリコットジャムが挟まれておりデメルでもホテルザッハーでもないタイプです(^_-)-☆
砂糖の入った生クリームが添えられて供されます。

スポンジ生地はそれ程パサパサではありませんがグラサージュされたチョコレートフォンダンはこれまで頂いたザッハトルテの中でもか~なりシャリシャリ(ジャリジャリ)した食感で本国仕様に最も近い?ザッハトルテかもです。

カフェラントマン 青山店

こちらのお店は、1873年ウィーンで創業された”ウィーンで最もエレガントなカフェ”【カフェ ラントマン】の海外1号店ですが、その歴史に恥じないお食事が頂けます。
ザッハトルテは、間違いなく正統派と言える一品であります(嬉

こちらのザッハトルテはアプリコットジャムが表層と内部にも挟まれたホテルザッハータイプで外側のフォンダン滑らかながらシャリシャリ感は結構有ります。
スポンジ生地ややパサパサで、甘さ控えめですがアプリコットジャムがしっかりと存在を主張しています。お約束の?砂糖の入っていない生クリームと絡めて頂くと丁度イイかもです(-_-;)

アプリコットジャムの甘さ強めでこれがこのザッハトルテ全体の甘さの強さを決定する最大の要素の様では有ります(゚Д゚;)
こちらのザッハトルテはアプリコットジャムをやや多めにお使いの様です!

カフェ ウィーン 三越日本橋店

オーストリア共和国の首都であり、コーヒーハウス発祥の地であるウィーン市のカフェハウス協会から正式な認定を受けている正統派カフェでウィーン伝統料理も頂けるお店です。
店頭に食品サンプルがあってデパートの食堂の様な外観ですが、侮るなかれ、正統派のザッハトルテを頂けますよ~♪♪

冷蔵庫から出したばかりの様でチョコレートフォンダンに結露あり!
添付のお約束の生クリームは無糖タイプですが全体として甘さしっかり目ですのでちょうどいい感じです(^O^)/

外観からの一番の特徴はスポンジ生地内のアプリコットジャムが2層あってチョコレートフォンダン直下にも1層有りますので全体では3層有ります(^_-)-☆
フォンダン自体はやや硬めですが実食すればデメルより若干弱めのシャリシャリ感有りでスポンジ生地はややパサパサ感ありで正しい?ザッハトルテだとは思いマス(笑
3層のアプリコットジャムの影響で甘めですので甘いのがお好きな方にはお勧めです(笑

巴裡 小川軒 新橋店

小川軒、代官山・鎌倉・御茶ノ水そしてこちらと暖簾分けはされていますがほぼ同じレーズンウィッチが頂けますのでスイーツのお好きな方で知らない方はまずいないお店では有りマス(笑
ザッハトルテはやや気温が下がって来る10月中旬から春まで販売されています(^O^)/
ただその出来は、正統派のザッハトルテで通年で販売して頂きたい位の一品ではありまする(笑

大きさも大き目ですし、生クリームまで付いて486円(2016年10月時点で)はかなりのCPと言わざるをえないザッハトルテです(*^^)v

こちらのザッハトルテ、スイス産のカカオマスとフランス産のスウィートチョコレートをブレンドした物をお使いの様ですが外側のチョコレートフォンダンはかなり硬めでフォンダン特有のシャリシャリ感有りでスッポン生地はややシットリタイプ!
アプリコットジャムは表層のみのデメルタイプでジャム自体の甘さはそれ程では有りません。
全体としては甘さ程々ですが添付された生クリームは軽い甘さのある物です。

デメル 三越日本橋店

フランス革命の3年前の、1786年に開店したカフェ・コンディトライ「デメル」世界最高峰の洋菓子舗の一つですが、そのデメルのザッハトルテをデメルジャパン=上野風月堂がライセンス生産した物が販売されています。
個人的には好きではないライセンス物ながら、押さえるべきポイントはしっかりと押さえて居られますので正統派のザッハトルテに加えさせて頂きました(笑

チョコレートフォンダンにそれ程強くは有りませんがシャリっとした食感有り!
スポンジ生地、日本仕様と言う事かややシットリタイプで甘さ程々・・・!(^^)!
無糖生クリームにはピスタチオの粉末がのっており風味も有りマス!

断面写真からも分かる通りスポンジ生地の間にはアプリコットジャムは有りません!
当然ですが、デメルタイプのザッハトルでありまする(笑

izumi

浜松町駅から程近い場所にあるお菓子屋さんで、以前はちゃんとした販売の店舗を構えていた様ですが、現在はビルの住居兼用の様な場所で販売されているお店でありまする~(;゚ロ゚)

表層は均一感が無くお菓子作りのプロが作ったとは思えない状態です(;゚ロ゚)
購入時に日持ちをお聞きすると『10日間』との事で、その点に唯一の期待をかけて実食させて頂きました(泣

断面写真からも分かる様にアプリコットジャムは表層と中間の2層でホテルザッハータイプですね♡♡♡
グラサージュされたチョコレート、ジャリジャリ食感有りのちゃんとしたチョコレートフォンダンでまさかこんなお店で出会えるとは思って無くてか~~~なりビックリさせて頂きました(嬉
甘さも、かなりしっかり目でスポンジ生地もややパサつき気味で無糖の生クリームが必要な正しいザッハトルテですね!!!

イノダコーヒ 東京大丸支店

京都市民でご存知ない方はまず皆無であろう1940年(昭和15年)創業の老舗の喫茶店である『イノダコーヒ』さんの東京店さんでありまする~♡
通年では有りませんが、バレンタインデーの期間限定で 『 ザッハトルテ 』を販売されています。

粘度程々の生クリームが添えられており、意味不明のデコレーションも無く、正統派のザッハトルテと言ったビジュアルであります!!!

外側のチョコレート、フォークでカットするのにかなりの力がいる固さで、シャリシャリ食感はかなりしっかり目の正しい?チョコレートフォンダンです♡
アプリコットジャム(アプリコットジャム&アプリコットブランデー)は表層のみのデメルタイプで、ジャムの甘さはほのかに感じられるレベルです。
スポンジケーキはややパサパサで、これも正統派のザッハトルテですね(笑
甘さしっかり目で、添付された生クリームは僅かな甘さのあるモノです。
このザッハトルテ、正統派のザッハトルテと言って間違いない一品ですね(^^)

ヴィタメール 上野松坂屋店

こちらは、1910年(明治43年)ベルギーの首都ブリュッセルで創業したベルギー王室御用達の老舗のチョコレート屋さんです(^O^)/
本邦での運営は、「ヴィタメールジャポン」ですが、根っこは1966年(昭和41年)創業の「株式会社エーデルワイス」ですので、年商159.7億円(2020年3月期)の大手の菓子メーカーさんがOEM ?でお作りのチョコレートって事ですね(-_-)

木箱入りで、ゴテゴテした余分なデコレーションも無くて、ビジュアル的には正統派のザッハトルテって感じであります!
ザッハトルテは日持ちのするお菓子ですので、賞味期限が2週間程度と言うのも良いですね。

カットすると、アプリコットジャムは表層には使われていても微量?で、内部にしっかりと挟まれています。
デメルはスポンジ生地の表面だけにアプリコットジャムを塗るのに対して、ホテルザッハーはアプリコットジャムを内部にも挟むのが特徴ですので、ホテルザッハータイプの商品ですね。
やや弱めですが、チョコレートフォンダンのシャリシャリ感もあってスポンジ生地もシットリしていませんので、先ず先ずの『ザッハトルテ』かとは思われます(笑
甘さもしっかり目ですので、無糖生クリームが合いそうな商品ですね。

ANNA’S by Landtmann

1軒目の青山の『カフェラントマン』が【渋谷スクランブルスクエア】に出店された支店ですが、本店とは異なりカジュアルな雰囲気のお店で、青山のお店には無いスムージー等も提供されています。

こちらのザッハトルテは、「アプリコットジャム」が表層と内部の2か所に使われている “ホテルザッハータイプ“ で、外側のフォンダンは滑らかな中にも、シャリシャリ感がちゃんと感じられますね♡
スポンジ生地はややパサパサで甘さ控えめですが、その不足分は、甘さの強い「アプリコットジャム」が補って余りある良品です♡
添えられたホイップクリームは、正統派の「ザッハトルテ」にはお約束とも言える無糖の生クリームですので・・・(⋈◍>◡<◍)。✧♡

アプリコットジャムが甘さ強めで、これがそのザッハトルテ全体の甘さの強さを決定する最大の要素の様では有ります(゚Д゚;)
こちらのザッハトルテは、アプリコットジャムをやや多めにお使いの様ですね♡

ドイツ&オーストリア カフェレストラン マールツァイト

【ドイツ文化会館】内にある、ドイツとオーストリア料理を提供するカフェレストランであります。
施設内にあるお店ですので、目立ちにくい穴場的なお店ですね。

お一人様でも食べきれるサイズのザッハトルテには、無糖の生クリームが
添えられています。

ナイフでカットする際の抵抗からも分かりましたが、グラサージュされたチョコレートフォンダンにはちゃんとジャリジャリ感があリますね。
アプリコットジャムは表層と中の2層の “ホテルザッハー” タイプで、スポンジはパサパサ系ですので、正統派と呼んでも構わない良品のザッハトルテであります♡

※本記事は、2025/08/06に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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