フォアグラ好きのためのフレンチ（東京）

ポワレだ。
ソースポワブラードだ。

その質。
その焼きの加減。
その香り。
その甘さ。
その程よいボリューム。
添えられたりんごのシャクシャク。

頬張ると、トロリとシャクシャクが口中で
交響曲を奏でる。
トロリシャクシャク、トロシャクトロシャク。。。
ああ、一生聞いていたい天上の音楽　笑。

フォアグラにこれ以外の食べ方が必要なのか？ってくらいの完成度の一皿。

魔法のフォアグラという両刃の剣的なネーミング　笑。

ひるんではいけない　笑。

飛び込めば、確かに魔法と形容したくなる不思議な不思議な未知の食感のフォアグラちゃん。
表面の香ばしさと中のさらさらと消えていくような潔い柔らかさ。。
質もびっくりするほどいいけど、その調理法にヒミツがあるらしい。
らしい。

いつか暴いてやるぅ笑。

東京のコンテンポラリーフレンチを代表するお店だというのに、コースには必ず組み込まれるフォアグラの一皿。
きっとシェフも好きなんだろう。
うん。
コースだけにフォアグラの仕上げは時に変わる。
でもいつも美味しい。
これはきっとフォアグラ、好きなんだろうな、うん　笑。

ポワレだフランだと色々あるが、フォアグラの真骨頂はテリーヌでこそわかる。
って人がいる。

ふーンって聞いてた。

アピシウスで食べるまでは。

口に運び。
目を閉じて。
舌の上で溶ろかせろ。
自然に舌からこぼれ落ちるまでじっとしてろ。
しかる後、ゆっくり嚥下して鼻腔に立ち上る香りを楽しめ。

わかった？？
天国ってすぐ近くにあったんだよ。

（番外編）
いつもあるわけではない。
んだけど、数日前の予約のときに
「ふぉ、ふぉあぐらのくれーむぶりゅれが、た、食べたいです」
って言ってみることだ。

当日用意しときますって言ってくれるから（多分）

んでもって食べたら、すんごいおしいいから。

しかも「ほわっ？？」っていうような価格
で。（お手頃って意味よ）

このシェフはやるときはやる　笑。

すんごいヤツだ　笑。