くず餅老舗おすすめ5選

くず餅老舗おすすめ5選

東日本発祥の小麦粉澱粉を原料に使った「くず餅」は、きな粉や黒蜜をかけていただく体に優しいお菓子。東京にあるくず餅屋、自薦の老舗5店の商品を食べくらべ、その魅力を紹介します。

記事作成日:2018/01/11

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる532の口コミを参考にまとめました。

くず餅ってどんな菓子?

くず餅は東日本発祥の、小麦粉澱粉を乳酸発酵させて
蒸し上げた菓子です。西日本発祥の、葛粉を原料
とした葛餅とは異なるもののよう。

記事中に取り上げた石鍋商店さんのHPによると、
元々は麩の副産物らしいです。
紛らわしいので、「くず餅」「久寿(くず・当て字)
餅」などの表記をするのだそう。

 “栄養バランスと消化が良く、付け合わせのきな粉や
  黒蜜も体に良い。健康食品としてもお薦めできる、
  体に優しい菓子”

 出典:【東京 五つ星の甘味処 / 岸朝子選 東京書籍】
    より

甘酒同様、江戸庶民に人気があった伝統ある菓子
とのことです。
ヘルシーかつ、餅に独特の酸味があることが特徴
と私は感じました。

以下、都内くず餅老舗各店の商品を紹介していきます。

浅野屋本店

浅野屋本店 - 【外観】看板には「浅野屋老舗」と明記

都内大田区にある池上本門寺の手前、
東急池上線池上駅前にあるお店です。
創業は宝暦二年(1752)とのこと。

小麦粉澱粉を濃く感じる餅は、モチモチ食感で、
しっかりした印象。

さらりとした蜜をかけていただく、
おだやかな味わいのくず餅。
 
ボリューム:★★★☆☆
酸味:★★☆☆☆

注)☆はテイクアウト商品の感想です

浅野屋本店

店内飲食品 くず餅 一人前 税込み480円

元祖久寿餅 池上池田屋

元祖久寿餅 池上池田屋 - 【外観】本門寺新参道側からの撮影

池上本門寺の手前、参道沿い右側にある
お店です。創業は江戸時代とのこと。
左画像は店舗正面に回っての撮影です。

つるもちっとしたすべやかな餅は、
弾力がありつつもしんなりと歯切れます。

黒糖感のする蜜のはっきりした甘みが、
餅の酸味とコラボするくず餅。

ボリューム:★★★★☆
酸味:★★★★★ 

元祖久寿餅 池上池田屋

画像は店内飲食のみのメニューです
久寿餅 黒ごまきなこかけ 一人前 税込み600円 

相模屋

相模屋 - 【外観】参道の左側にありました

池上本門寺の手前、参道沿い左側にある
お店です。創業は元禄9年(1696)とのこと。

つるりぷるんとしたすべやかな餅は、
もっちり食感でやや粘り気があります。

甘み・塩味・酸味、
様々な味覚を楽しめるくず餅。

ボリューム:★★☆☆☆
酸味:★★★☆☆  

注)惜しまれつつ平成30年1月に閉店

相模屋

店内飲食品 くず餅一人前 税込み410円 


船橋屋 アトレ亀戸店

船橋屋 アトレ亀戸店 - 2017-12 販売カウンター

亀戸水神前に本店がある、老舗の名店です。
創業は文化二年(1805)とのこと。

百貨店等の売店が都内などに複数あります。
左画像は駅コンコースの催事スペース。

つるつるですべやかな餅は、
しなやかな弾力でみずみずしさが全開。
歯切れが良く、さっぱりといただけるくず餅。

ボリューム:★★★☆☆
酸味:★★☆☆☆

船橋屋 アトレ亀戸店

テイクアウト品 くず餅 中箱 (2~3人用)税込み870円

石鍋商店

石鍋商店 - 外観です。駅反対側、王子稲荷方面から見ての撮影

王子稲荷神社近くにある老舗です。
創業は明治20年(1887)とのこと。
左画像は王子稲荷方面から見ての撮影です。

もちもちと弾力のある餅は少し粘り気があり、
乳酸発酵の力強さを感じます。
  
餅のやわらかな酸味と蜜の程よい甘味で、
彩りのある味わいのくず餅。
くず餅独特の風味を堪能できます。

ボリューム:★★★★☆
酸味:★★★★☆

石鍋商店

店内飲食品 くず餅一人前 税別500円 

※本記事は、2018/01/11に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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