東京モンブラン決戦!! 規定モンブランvs創作モンブラン

東京モンブラン決戦!! 規定モンブランvs創作モンブラン

「ケーキと言えばモンブラン!!」そんなベタケーキ好きのあなたに問うてみたい。あなたは規定派?それとも創作派?

更新日:2015/01/07 (2014/12/26作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる12014の口コミを参考にまとめました。

規定モンは、誰もが認める如何にもモンブランな王道さ、対する創作モンは、フォーマットなんか無視の全開個性がウリなのです。

規定モン先鋒:アンジェリーナ

【モンブランオリジナル】
フランスからやって来た、正真正銘元祖モンブランであり、これがフォーマット。超絶的甘さと容赦ないサイズは、中途半端な甘モノ好きには踏み絵的存在。

創作モン先鋒:和栗や

【栗薫モンブラン】
もはや洋菓子でも和菓子でもない。コイツはマロンクリームを味わうための仮の姿。栗を知り尽くしたシェフだからこそ成し得る、創作モンブランの境地。

規定モン次鋒:モンブラン

【モンブラン】
これこそ国産初のモンブラン。パリ、アンジェリーナのモンブランを手本に、当時の日本向けにアレンジした結果が、誰もが懐かしむ黄色モンブランの始まりであった。

創作モン次鋒:パティシエ イナムラショウゾウ

【上野の山のモンブラン】
そのミルキーな味わいはモンブランである事を忘れるほど。だったら何でモンブランなのだ?とは言いっこなしの、パティシエ殿の優しさが滲み出す、舌に優しい逸品。

規定モン中堅:ピエール・エルメ・パリ

【モンブラン】
極上の立ちまくりホイップをトップに載せたことで、思わず見入ってしまうイケメンモンブランは流石のフレンチ。キッチリと薔薇が香る味わいは、如何にもエルメ流である。

創作モン中堅:パティスリー・サダハルアオキ・パリ

【タルトマロンフリュイルージュ】
師匠とも言えるエルメ氏と共通項は多い。だが、堅焼きタルトレット上に展開される、洋栗を圧倒するベリー、シナモン、ラムの複雑味キャラは、師匠も唸るだろう自由奔放さ。

規定モン副将:エーグル・ドゥース

【トルシュ・オー・マロン】
オーダーを受けてから作られる、極めてフォーマットに忠実な洋栗系の優等生モンブラン。フレッシュにして、和ではなく、あくまでもフレンチな味わいは、お店の拘りである。

創作モン副将:アテスウェイ

【モンブラン】
豪腕川村シェフによるスーパーモンブラン。何気にフォーマットを守りつつも、発散される一種異様なオーラは、唯一無二の独自世界観。個性と味わいが、ガッチリと噛み合った逸品。

規定モン大将:プレジール

【モンブラン】
オーダーを受けて作られる生モンブランの寿命は、常温だと精々30分。フォーマットに完全準拠しつつ、その感動的な和栗度全開な活きの良いマロンクリームには、侘び寂びすら感じてしまう。コレは言わば蕎麦モンブランにして、規定モンの最終兵器である。

創作モン大将:イデミ・スギノ

【シャタン】
喰った事もなければ、予想すらできぬ程に捻くり回されたマロンクリーム。もはやモンブランの面影など何処にも無いが、紛うこと無きマロンクリームケーキ。日本ケーキ界の巨匠による、モンブランを笑い飛ばすアンチテーゼ作。

※本記事は、2015/01/07に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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