【あべの・天王寺】スパイスカレーのお店【ブーム継続中】
現在、異様な盛り上がりを見せている大阪のスパイスカレー界。あべの・天王寺界隈でもスパイスカレーの名店が出現しています。 無類のカレー好きを自称するレビュアー・kurodaがお薦めするあべの・天王寺周辺の名店をご紹介します。
更新日:2025/07/25 (2018/03/18作成)
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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1693件の口コミを参考にまとめました。
現在、異様な盛り上がりを見せている大阪のスパイスカレー界。味の秀逸なのはもちろんなこと、非日常的な雰囲気の中でのカレーはひと味違います。あべの・天王寺周辺で味わえるスパイスカレーの名店を紹介します。

出典: kurodaさん
天王寺駅から北へ進んで地下鉄・四天王寺前夕陽ヶ丘駅に至る手前のところにあるカフェです。
やや暗めの店内はカウンターとテーブル席が少し。全部で30席ぐらいかな?カウンターには実に多種類のお酒が並ぶとともに、仏像が配置されるなど独特の空間造りがなかなかいい感じです。
ここは今、独自のスパイスカレー(1,000円)で注目を集めているお店です。カレーは日によって変わり、この日はマイルドな「出汁キーマ」とスパイシーな「ポーク」の2種。
「ポーク」は丸いお皿の中央に紫色の古代米が盛られ、周りにポークカレー、豆のカレー、赤と緑のサンボール、大豆、アチャールが配され、天には豆苗やスライスオニオンが散らされています。実に華やかなビジュアルです。
ポークはスパイシーで香りもいい。ポークは肉厚でジューシー。豆カレーはマイルドな風合いで癒やし系。古代米は実に甘くて味わい豊か。粘りが少ないのでカレーとの相性もいいですね 。
古代米にいろいろな素材やスパイスの風味が混ざり合い、実に深みのある味わいになってきます。ココナッツの風味や豆の甘みが美味さのポイントかな?



1029人
43344人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
JR阪和線・南田辺駅から南西方向に3分ほど、または市営地下鉄御堂筋線・西田辺駅から北東方向に7~8分ほど。阿倍野区長池町の住宅街の中、昭和の長屋の一室をそのままカフェにしたお店です。
客間は民家そのまま。大きい座敷机1卓とちゃぶ台2卓。それに2人用のイス席ひとつと、庭に面した縁側に一人席があり、全部で10人ぐらいの収容です。
「チキン野菜ミックス」(950円)は、やや大きめの丸いお皿の中央にターメリックライスがこんもりと盛られ、周囲をカレーで埋められる。そしてサラダ、ピクルスが添えられています。
11種を配合したスパイスに、鶏ガラスープと和風の出汁を合わせたというカレー。スパイスの香りが立つとともに、奥深い旨みが広がってきます。
辛さをセーブして香りの華やかさを立たしているチューニングで、さらっとした風合いも良好。野菜は甘藷、茄子、シメジ、玉ねぎなど多種多様。アチャールの位置づけとしたスライス大根のピクルスも秀逸ですね。
築80年という古い長屋の玄関部分に小さい暖簾が掛けられ、その奥は坪庭風に設えられています。町屋でいただくカレー…その雰囲気もスパイスのひとつです。



135人
6894人
070-5263-3955
出典: kurodaさん
阪堺線・今池駅から西へすぐ、または南海高野線・萩ノ茶屋駅駅から東へ5分ほど。西成警察といわゆる「三角公園(通称)」の間ぐらいの紀州街道沿い萩ノ茶屋商店街の一端にあるカレーショップです。
店内はカウンター席5席のみ。アーティスト系?の店主おひとりで営業されています。
「どてカリー」と「ベジカリー」のあいがけ(700円)は、白い丸皿の中央にライスを一文字に盛り、それを堰にして「どてカリー」と「ベジカリー」がそれぞれ流し込まれています。
ベジカリーは直線的な辛味が一気に襲ってきます。昆布出汁がベースのこのカレー、徹底的に炒めたであろう玉葱の甘みが感じられ、辛さの奥に潜む旨みが際立ちます。
どてカリーも直線的な辛味の奥に、鰹出汁の旨みとすじ肉の深いコクが感じられます。最終的にふたつのカレーが混ぜ合わされ、複合的な旨みに変わってきます。昆布出汁と鰹出汁が合わさるということは、イノシン酸とグルタミン酸の掛け合わせ。これは鉄板の旨さです。
ある意味、大阪の最深部であるこのエリアだが、最近はかなり綺麗になってきました。新今宮駅からここまで紀州街道を歩いてきたが、道にゴミが落ちていません。
行政やNPOによる清掃が行き渡ってるのでしょうが、ゴミがないことでこの地域特有の危険な香りがかなり薄らいでいます。変われば変わるもんです。



65人
2556人
06-6641-9021
出典: kurodaさん
あべのキューズタウン北側・「ViaあべのWalk」1階にあるお花屋さんに併設されたカフェです。
店内はカウンター席とテーブル席、合わせて30席足らず。お花屋さんらしく可愛らしいインテリアで、雰囲気は抜群です。
曜日限定・数量限定の「スパイスチキンカレー」(800円)は、楕円形の木製トレイにサラダとカレーソースが、紺色の丸い平皿にライスが盛られ、ベビーリーフ、アチャールが添えられています。
黄褐色のカレーはシャバシャバの液状で、中に鶏肉が結構たっぷり入っています。ライスに掛けていただくと、辛さはほどほどだがスパイスの複雑な香味がストレートにやってきます。
甘み・酸味・香味が高位に絡み合い、実に質の高い味わいが現れます。なんでも「旧ヤム亭」のお墨付きを得てるとのこと。
カレーもさることながら、添えられてるアチャールも上質の出来映え。特にパイナップルのアチャールが甘くて酸っぱくてしかもスパイシー。これは恐れ入りました。



216人
7032人
06-6636-0025
出典: kurodaさん
「あべのHOOP」の地下1階フードコート「Hoop Dining Court」にある、本格スパイスカレーと自家製クラフトコーラを主題にしたお店です。
ここは全部で400席を持つ大規模なフードコートながら、この店専用のカウンター席が5席ほどあり、ひとりでも落ち着いて食事を楽しむことができます。
「牛すじヤドカリー」(930円)は、丸い平皿にスパイスのシードを混ぜ込んだライスが平らに盛られ、カレーソースが横掛けされています。カレーはややシャバシャバな風合いで、大きなすじ肉がゴロンと転がっています。
ソースを口に含むと強烈なスパイスの香味とともに直線的な辛味は襲ってきます。トマトによる酸味もあり、すっきりとした爽やかさが口に残ります。
大ぶりのすじ肉は国産黒毛和牛とのこと。柔らかくて肉の旨味も充分。切れ味の良いスパイスカレーながら、欧風カレーのような深いコクも目立ちます。
ライスにはクミンかな?スパイスのシードが混ぜ込まれていて、プチプチとした食感が楽しめるとともに、シードを噛んだ瞬間、爽やかな風味が口に広がります。
添えられてるのは真っ赤な福神漬と、搾菜をピクルスにしたもの。これらの酸味や甘みがスパイスの風味と混ざり合い、実に深みのある味わいになってきます。



154人
1482人
080-4726-3507
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・阿倍野駅に直結する再開発複合ビル・あべのベルタの地下2階にある、カレーと串焼きのお店です。
店内はU字型になった12席のカウンター席と、4人掛けのテーブルがひとつの全16席。スナックみたいな雰囲気です。
「鶏もも肉のチキンカレー」と「黒毛和牛のビーフカレー」の二種盛り(880円)は、白い丸皿の中央にライスを一文字に盛り、それを堰にして2種のカレーがそれぞれ流し込まれ、そこからクミンの心地よい香りが立ちあがってきます。
チキンカレーは鶏の旨みが際立つ風合いで、マイルドな辛さが心地いい。鶏肉はスプーンを入れるとホロッと崩れる柔らかさです。
ビーフカレーは結構スパイシーな仕上がりです。こちらもビーフが柔らかく煮こまれていて、ともに煮込まれた野菜と織りなす上質の味わいがあります。
ライスはジャポニカで上々の炊き具合。添えられてるのはキャベツの千切りとニンジンのラペ、そして白菜と青菜の漬けたもの。これはアチャールというよりまさにお漬物ですね。



48人
826人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
大阪シティバス・播磨町BSのすぐ近く、電車だと阪堺電車・姫松電停が最寄りの、極めて珍しいビリヤニを主役にしたお店です。
店内はカウンター席がたった4席だけの狭小店で、キッチンの壁面には各種のスパイスがびっしり並んでいて店名を体現しています。
「豚バラの鰹出汁カレー」「サバの梅出汁カレー」の2種盛り(1,500円)では、ステンレスの平皿の中央に大根を乗せたビリヤニが盛られ、その周囲を囲うように2種のカレーと、ほうれん草とツナのクミンナムル、しば漬サルサ、黒ひよこ豆、レモン、きんかんのライタ、サニーレタスが並びます。
ビリヤニはふわっとしたバスマティらしい口当たりの中、ほんのりとしたスパイス感とともに独特の旨みがあります。これは鯛出汁の旨みですね。
2種のカレーはどちらもシャバい仕上がりで、それぞれ芳しい香りを放っています。出汁の旨みを感じさせる上品な味わいで、辛さはかなり控えめです。



32人
835人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
地下鉄御堂筋線・西田辺駅から南港通を東に100mほどのところ、ニトリに至る手前のところにあるスパイスカレーのお店です。
店内はキッチンを囲うL字型のカウンター席が8席のみ。女性店主お一人で営業されています。
「うめカレー」(1,100円)は、大き目の平皿にサフランライスが丸く盛られ、周囲にカレーソースが流し込まれています。
ライスの上には玉ねぎとイタリアンパセリが、奥にはレタスや胡瓜のピクルス、ニンジンのラぺなどが添えられています
カレーには辛さはほとんど無く、ほんのりとしたスパイス感とともに独特の旨みがあります。これは和出汁の旨みですね。
カレー自体はかなりシャバい仕上がりで、芳しい香りを放っています。鶏ひき肉の旨みとともに梅干によるきりっとした酸味が特徴的。ひよこ豆が癒し系です。



14人
203人
06-6115-8606
※本記事は、2025/07/25に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。