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フィリピンで唯一アジアベストレストランにランクインしている魅惑のレストラン
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natsu-king
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| 店名 |
Gallery Vask
|
|---|---|
| ジャンル | 東南アジア料理、イノベーティブ、創作料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+63) 639175461673 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
フィリピン5th Floor, Clipp Center 11th Avenue corner 39th Street Bonifacio Global City 1634 Taguig |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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場所はマニラで一番オシャレなお店が多いとされる、タギックシティのボニファシオエリアにあります。
こちらは「アジア50ベストレストラン」にて、フィリピンで唯一ランクイン(現在2年連続で17年は35位、16年は39位)しているお店です。
さらに「Philippine Tatler Top 20 Best Restaurants」という、フィリピン全土でトップ20位に入るレストランを決めるランキングにもランクインしている、現在フィリピンでナンバーワンに君臨するお店です。
以前からチェックしていたお店で、今回マニラに行く事を決め、唯一すぐに伺う事を決定し予約した一店です。
ただ、海外のお店で過去に伺ったアジアベストレストランにランクインした経緯のある、バリ島の「mozaic」、カンボジアの「Cuisine Wat Damnak」共に期待に沿うクオリティではなかったため、あまり期待感は持たずに伺いました。
シェフはスペイン出身の方でして、スペインテイストの入ったモダンフィリピン料理がこちらのジャンルになります。
店名はレストランのコンセプトにそのまま表れており、スペインのバスク地方を由来に、2ヶ月ごとに入れ替わる国内外の芸術家の作品を展示している店内をギャラリーとしています。
お店はデザイナーズ調のお洒落なビル中にテナントとして入っており、5階のエレベーターが開かれるとそこは、コルソコモの様なハイエンドセレクトショップさながらのスケルトンになったオシャレなお店が姿を表します。
しかも、それぞれ全く違った雰囲気のレストランの扉が3箇所。
まずはそのどれとも違う、また違った場所にあるウェイティングルームに招かれます。
そこは、ルーフトップになったテラス席。
アーティスティックなライティングに加え、開放感のある雰囲気と覗く夜景、自然と気分が高まります。
ここからがメインとなるレストランに招かれます。
僕が伺ったのは、上記で上げたセレクトショップの様な扉の真横にある、真逆のシンプルな扉であり、こちらのメインダイニング。
洗練されたスタイリッシュな空間に加え、目の前全面が大理石のオープンキッチンになった、調理風景が丸々見渡せるライブ感が非常に楽しめます。
この距離感で、さらにここまで厨房の全貌を見せているレストランは見た事がありません。
自信がある事は大前提に、スタッフ全員の意識が高くなければまず出来ない造りでしょう。
ウェイティングルームに加え、この時点で既に軽い虜に。
ちなみに、もう1つの扉は個室との事です。
ディナーメニューは、ショートコース3850ペソ(約8500円)、ロングコース5390ペソ(約12000円)の2種類のコースを兼ね備えています。
もちろんロングにてお願いしました。
では料理詳細に。
・Binondo
・Lutong Bahay
・Zumba Roll
・Habagat
・Aubergine
・Heart
・Mole
・500
・Routes
・Lambanog
・Sour Ribs
・Yam Yam
・Suman
・Pandan Eclair
・Bean
・Sungka
以上のコース内容です。
料理内容は上記と共に、使用される食材が記載されたメニュー表がテーブル席に準備されており、提供時にもしっかりと説明してくれます。
まるでモダンタパスのオンパレードといった様な、少量多皿の洗練されたお皿が色々な形で提供されます。
食と共に芸術を取り入れているだけあり、そのセンスの良さが構成にも現れています。
所々で演出も兼ね、後半には使用している食材を一緒に持って来てくれたり、最後には多くの小菓子で驚かせてくれたりと、一流店として相応しいオリジナリティを見せてくれます。
その肝心な味わいも、ほとんどの料理がかなり美味しいと言えるレベル。
決して見せかけだけの雰囲気や形だけのフュージョン料理ではなく、調理や味わいも逸材。
日本の同タイプのお店で比較するなら、肉の素材の良さや火入れなどの調理の繊細さでは劣るものの、日本を代表するモダンスパニッシュ「カセント」に近いクオリティではないでしょうか。
サービスも料理を一品一品丁寧に説明してくれのはもちろん、苦手な食材を予約時に伝えており、似た様な食材があればその都度作る前にわざわざ食べられるかどうか聞いてくれる配慮が嬉しい。
唯一、お店を出る際の最後の見送りがなかった事にシラけましたが、お店の外にいた方がエレベーターが開くまで見送ってくれました。
空港到着後、想像以上に交通量が多く慌ただしくホテルをチェックインし、時間に追われながらもこちらに向かいかなりせわしくなりましたが、このお店に来れた時点でフィリピンに来てよかったなと思えるくらい素敵なレストランでした。
これぞ僕が求めていたアジア50ベストレストランのクオリティであり、世界レベルに相応しいお店。
日本にあっても間違いなくトップレベルのトータルクオリティです。
※神戸をメインとした兵庫県の上質グルメに特化し、過去伺ったお店を料理のジャンルごとに分けてこちらのブログで全て統括して紹介しています。
よろしければご覧下さいませ。
【●神戸三宮を中心とした、兵庫県の上質グルメ情報】
http://ameblo.jp/freelancer-n/entry-11902973793.html