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①海老春巻 ラープムー(豚肉香草和え) 鶏の生春巻
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②トムヤムクン
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③マッサマンカレー(ビーフ) ジャスミンライス
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④カオニャオマムアン(マンゴーともち米 ココナッツミルクソース)
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⑤カノムテーコ(クワイ ココナッツプリン)+425PHP≒1097円
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⑥タブ・ティム・クロブ(クワイにタピオカ粉をまぶして赤い着色したタイルビーとココナッツミルク かき氷)
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最後の晩餐、とても残念なことが起きました。
日本から伝統的なフィリピン料理のお店を予約していました。
予約はWeb上で自動返信で「予約を受け付けました」というメッセージもいただいていました。
当日マニラの中心地からタクシーで1時間ほどかけてお店に到着しますと、静かで高級そうな住宅街。
地図を見ながらお店らしき建物に到着するも門が固く閉ざされている・・・・。
え~?!インターフォンを押しても出てこない。
近くに人がいたので聞いてみようと思って声をかけても、治安が悪いからと思いますが完全無視。
何度もインターフォンを押すとジャージを来た管理人らしき人が出てきて「とにかく今日は営業していない」の一点張り。
いつかこういう目に会うのではないかと思っていつつも、とてもショックすぎて立ち直れないw
時刻はもう19:30を過ぎてしまっているのでこれから美味しいレストラン選びをするのはかなり困難です。
そして思い出したのが今回宿泊している「デュシタニ マニラ」の1階にあったレストラン「ベンジャロン」。
このお店はバンコクにもある老舗の高級タイ料理で、バンコクには私も一度行ったことありまして少なくとも日本で食べるタイ料理よりはずっとクオリティが高かったと記憶しています。
最後の晩餐がフィリピン料理ではなく、タイ料理になってしまうのは大変残念な話なのですが「ジョリービー(フィリピン大人気ファーストフード店)」よりはマシかと思って電話してみると、予約が取れました。
そういえば思い出しましたが「ベンジャロン」はバンコクでもホテル「デュシタニ バンコク」にあったような。
おそらく経営は「デュシタニホテル」ではないかと思われます。
調べてみると支店は「バンコク・ホアヒン(タイ南部)・プーケット・モルディブ・マニラ・マクタン(フィリピン中部)・ダバオ(フィリピンのミンダナオ島)・ドバイ・アブダビ・ドーハ(カタール)」とインターナショナルな店舗展開。
支店が日本に無いところは、せめてもの救いですね。
予約名を告げるとキッチンの端っこにあるカウンター席に通されますと、目の前には焼き場があって3人の店員さんがせわしなく動き回っていて、なかなか面白い。
コース料理のほとんどは2名以上のオーダーなので、アラカルトにしようか迷いましたが、一人でも
MENU C 2500PHP+425PHP+425PHP+税サービス=3752PHP≒9,686円
①海老春巻 ラープムー(豚肉香草和え) 鶏の生春巻
②トムヤムクン
③マッサマンカレー(ビーフ) ジャスミンライス
④カオニャオマムアン(マンゴーともち米 ココナッツミルクソース)
⑤カノムテーコ(クワイ ココナッツプリン)+425PHP≒1097円
⑥タブ・ティム・クロブ(クワイにタピオカ粉をまぶして赤い着色したタイルビーとココナッツミルク かき氷)+425PHP≒1097円
ラープムーは香草控えめ。本当はもっと香草ガッツリ効いた方が好きですけど、これは高級店良くあることですから仕方がない。味付け自体はかなり美味しいです。春巻きのソースにはサウザンアイランドドレッシングっぽいもの。細かく切った野菜の食感から手作り感がありましてなかなか美味しい。これをたっぷりつけられる幸せ♡ マッサマンカレーのスパイス感はおとなしいけども、やはり旨味の出方は半端ないです。カオニャオマムアンはたいていの場合季節限定なので、時期が合わないとなかなか食べられません。どこかで食べたいと思っていたのでとても幸運でありました。これは不味くなりようが無いデザートなので安定的な美味しさ。腹は満たされているんですが、最後の晩餐という事もあって心が満たされず、デザートを2品も追加。日本で食べるタイ料理のデザートって、貧相なことが多いのでこの際食べておきたい。さすがデザートのクオリティは文句なしの上級です。
最後の晩餐がフィリピン料理にならなかったことは残念です。まさか予約ができていないなんて思いもしない事件でした!!しかしそのおかげでバンコク本店への訪問から約10年ぶりにマニラ支店へ再訪を果たすことができました。確かに美味しかったですし、今はベンジャロンに呼ばれたのかな。と思う事にしましたw
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こうして今回のマニラ1人旅は終わりました。「フィリピンに美味しいものはあるのか?」という命題のもと、上から下まで様々なレストランに訪問しました。もちろんこれでマニラの全てを見たわけではなく、一面を見たに過ぎません。その結果として「美味しいものは沢山ありました」しかし「シニガン」「カレカレ」「アドボ」などを含む伝統的なフィリピン料理を食べることができなかったので答えは出ていません。その理由は以下です。
1.計画段階でWeb予約ができるフィリピン料理専門のレストランが見つからなかった
2.現地で見つけたフィリピン料理は家族連れを対象としていて、一人客を受け入れられるお店がみつからなかった
3.例えば和食で言えば懐石料理のように、フィリピン料理を極めたレストランがみつからなかった
4.フィリピンイノベーティブのお店中心になってしいましたが、そもそもその数自体が少なすぎる
まぁこんなところでしょうかね。これらを総合するとやはりフィリピンの食事情は未発達で、多様性が無い(多様な要望を受け入れられるほどの選択肢が無い)という事は言えるのではないでしょうか。少なくともそれがわかっただけでも勉強になりました。また、フィリピンの国民的デザートである「ハロハロ」は間違いなく日本よりも美味しかったです♪
最後に需要の少ない海外レビューを見ていただきましてありがとうございました。