2回
2017/11 訪問
"村雨(むらさめ)*)"の 露(つゆ)と消(き)ゆるか その首級(くび)が 一碟(さらひとつ)來(こ)ぬ 龝(あき)の夕暮(ゆふぐれ)
菜譜(こんだて)
啤酒(びいる)
【季節三併盤(きせつのさきづけもりあはせ)】
【季節三併盤(きせつのさきづけもりあはせ)】、蔬菜凍(あをものにこゞり)
【醉蝦(ゑはせえび)】
【松子明蝦球(えびとまつのみのいためもの)】
【水煮鮮魚片(しろみうをのしせんふうにこみ)】
【水煮鮮魚片(しろみうをのしせんふうにこみ)】
【香辣脆魷魚(いかころもあげからみいため) 】
【蟹粉獅子頭(さんはいがにみそいりつみいれ)】
【茶樹茹蠔牛肉(うしにくときのこのどなべ)】
【茶樹茹蠔牛肉(うしにくときのこのどなべ)】
【野菌烏雞湯(うこつけいときのこのいとよきしる)】
【青椒肉絲(あまたうがらしとぶたにくせんぎりいため)】
【野菌素菜包(きのこいりしやうじんまんぢう)】
【小籠包(せうりやうはう)】
【揚州炒飯(ごもくやきめし)】
【揚州炒飯(ごもくやきめし)】
【甜品(あまみ) 】、杏仁豆腐(きやうにんどうふ)
2017/11/20 更新
2017/08 訪問
最上(いともよ)き "湯(つゆ)"に不可缺(かゝせぬ) "浙(せつ)"の火腿(はむ) この龍(たつ)昇(のぼ)る 夏(なつ)の晝晌(ひるどき)
"滇菜 (うんなんれうり)"で高名(なだか)き『御膳房』。
六本木(ろつぽんぎ)の外(ほか)銀座(ぎんざ)にも店舖(みせ)があり、
商賣(あきなひ)の老板(あるじ)は、
かの『全聚徳』と共通(おな)じ唐人(あちらのかた) 。
當家(こちら)『龍昇房』の掌廚(おやかた)、
『御膳房 銀座店』の開業(みせびらき)からの師傅(おやかた)とのよし。
"滇菜(うんなんれうり)"ならで、
"蘇菜(かうそれうり)"、"川菜(しせんれうり)"を得手(えて)とす。
風信(かぜのたより)を耳(みゝ)にし、
この日(ひ)、眦(まなじり)結(けつ)して訪問(たづぬ)。
端(はな)から晝飧(ひるめし)の菜單(しながき)は眼中(めのなか)になく、
晩餐(よる)の菜譜(しながき)を精査(つばらにあらたむ)。
半點(いさゝか)本朝(わがくに)の味覺(した)に阿(おもぬ)るところこそあれ、
過半(あらかた)正宗(ほんばもの)。
とは云へ、訝(いぶ)しきことに、菜譜(こんだて)の劈頭(あたま)は、
"滇菜 (うんなん)"固有(ならでは)の蘑菇(きのこ)盡(づく)め。
"鮑汁白靈茹(あはびたけかきあぶらいため)*)"、
"上湯猴頭茹(やまぶしたけのしる)"、
"火腿蘑茹湯茹(きんくわハムときのこのむしゞる)**)"、
など、垂涎(よだれたれ)さうなものばかり。
こゝは指(ゆび)を銜(くは)へて堪(こら)へ、
"梅菜扣肉(からしなぶたばらむし)"、"火腿冬瓜湯(きんくわハムと、とうがんのしる)"、
"小籠包(せうりうはう)"、"杏仁豆腐(きやうにんどうふ)"、"啤酒(さけ)"に、、。
對價(あたひ)、三千百五十圓也(さんぜんじやくごじふゑんなり)。
"梅菜扣肉(からしなぶたばらむし)":
"梅菜(メイツァイ)"は"霉菜(メイツァイ)"とも記(しる)す芥菜(からしな)のたぐひ。
干乾(ひぼし)の"梅干菜(メイガンツァイ)"用(つか)ふが尋常(つね)。
これは、"梅菜干"、"霉干菜"、"霉菜干"、"霉乾菜"、"霉菜乾"とも書(しる)す。
粤菜(くわうしうれうり)とも客家菜(かくかれうり)とも、
滬菜(さんはいれうり)であるとも、杭菜(かうしうれうり)であるとも云ふ。
豬五花肉(ぶたばらにく)を茹(ゆ)でゝ煎附(いりつ)け、
霉干菜(ほしからしな)は温水(ゆ)に戻(もど)して各(おのおの)調味(あぢつけ)。
一緒(とも)に碗(うつは)に盛(も)りてこれを蒸(む)す。
『過橋米線』にて啖(くら)ひし"千張肉(せんまいにく)"もこれと同樣(おなじ)。
折(を)しも、當旦(このあさ)、超人美食家(ひとをこすたべて)と對話(やりとり)。
そこで話題(はなし)に上(のぼ)りしが、根津(ねづ)『海上海』。
當家(こちら)の"梅菜扣肉(からしなぶたばらむし)":
五花肉(ばらにく)の皮附(かはつき)なるは勿論(いふもさらなり) 。
『海上海』"霉菜扣肉(からしなぶたばらむし)"に雋(すぐ)るも、
『過橋米線』"千張肉(せんまいにく)"には纔(わづ)かに不及(およばず)。
扨(さて)、この日(ひ)白眉(とびきりのすぐれもの)、
"火腿冬瓜湯(きんくわハムにたうがんのしる)":
外見上(みため)は、火腿(もろこしハム)、冬瓜(たうがん)、木耳(きくらげ)なるも、
多大(おほく)の勞力(てまひま)の要(か)ゝる奶湯(ちゝのごときにごりじる)。
金華火腿(きんくわハム)を、
本朝(わがくに)鰹魚幹(かつをぶし)のごとき溏油(だし)として活用(いかす)。
滇菜(うんなんれうり)なれば"雲腿(うんなんハム)"用(つか)ふが風習(ならひ)。
因(ちな)みに、"雲腿(うんなんハム)"は"宣威火腿"、"宣腿"とも云ふ。
この一年間(ひとゝせ)、
名(な)にし負(お)ふ、『飄香』、『茶禪華』、『厲家菜 』、『趙楊』と雖(いへど)も、
これほどの佳(よ)き"湯(しる)"に邂逅(めぐりあ)ひたる例(ためし)皆無(なし)。
『涵梅舫』"爐肉火鍋(ぶたばらにくとはくさいゝり、よきしるのなべ)"くらゐのもの。
很好吃(ヘンハオチー)!
頗(すこぶ)る美味也(びみなり)!
恥(はぢ)を忍(しの)び、今時(いまどき)の若者(わかもの)に倣(なら)ふなら、
「マ・ジ・ヤ・バ・ク・ネ ?!」
加旃(しかのみならず)、
對價(あたひ)、纔(わづ)かに五百八十圓(ごひやくはちじふゑん)。
次囘(つぎ)に狙(ねら)ふは、
"上湯猴頭茹(やまぶしたけのしる)"、"火腿蘑茹湯(ハムときのこのむしゞる)"。
"小籠包(せうりうはう)"、"杏仁豆腐(きやうにんどうふ)"選擇(えら)みしは、
小人(それがし)、末代(すゑ)までの恥辱(はぢ)。
湯匙(ちりれんげ)の類(たぐひ)なく、
醢醯(てうみれう)の小碟(こざら)に移(うつ)して堪能之(これをあぢはふ)。
鼠(ねづみ)のごとく齧之(これをかじ)り、
その穴(あな)より豬皮凍(にこゞり)の熔解(と)けたる湯(しる)を啜(すゝ)る。
「湯匙(ちりれんげ)に移(うつ)して、、云々(うんぬん)」
と云ふ小賢(こざか)しき指南(をしへ)は有難迷惑(ありがためいわく)。
"小籠包(せうりうはう)"は甜(あま)きに過(す)ぎ、
それには眼(め)を瞑(つむ)ると假定(し)ても、
『飛雁閣』、『新亞飯店』のそれに「一日之長(いさゝかぶあり)」。
"杏仁豆腐(きやうにんどうふ)"も『飄香』とは、雲壤(くもとつち)ほどの差(たがひ)。
成語(ひとこと)で云ふなら、「玉石混淆(ぎよくせきこんかう)」。
陳腐(ありきたり)のものを避(さ)け、
當店(こちら)特有(ならでは)の佳品(よきしな)に絞(しぼ)るなら、
驚異廉價(おどろきのやすさ)で、高級宴席(はなやかなるうたげ)とならん。
案下某生再説(それはさておき)、
倩(つらつら)、彼我(ひが)の相違(たがひ)・優劣(よしあし)を惟(おもんみ)るに、
"文房四寶(ぶんばうしほう)"を聯想(おもひおこす)。
硯(すゞり)と墨(すみ)は唐土(あちら)、紙(かみ)と筆(ふで)は東瀛(ひのもと)。
本朝(わがくに)が優(まさ)るは、
麪條(きりむぎ)、杏仁豆腐(きやうにんどうふ)、炒飯(やきめし)、鮮魚(なまうを)。
異朝(あちら)が雋(すぐ)るは、
湯(しる)、香醋(くろず)、豬皮(ぶたがは)、乾貨(かんぶつ)、野味(のゝけだもの)。
更(さら)には、あまりに小心(きものすはら)ぬ"點菜(しなえらみ)"も、、。
廉價(やす)きところで、鍋貼(やきゞやうざ)、麻婆豆腐(しせんからみどうふ)、
高價(たか)きものでは、魚翅(ふかひれ)、北京烤鴨(あひるのあぶり)ばかりでは、
あまりに偏向(かたより)過(す)ぎ。
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"*)"鮑汁"とあるは"蠔油(かきあぶら)"の誤(あやまり)歟(か)?
"**)"蘑茹湯茹"とあるは"蘑茹湯(きのこじる)"の誤(あやまり)歟(か)?
【照相機】:東京通信工業 索尼(Sony) α7 II 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡頭】 :東蔡(Carl Zeiss Jena)MC Pancolar 1.8/50 @F2.4
東蔡(Carl Zeiss Jena)MC Flektogon 2.8/20 @F4~F8
小姐(おねえさん)【撮影許可濟】
胡蝶蘭(こてふらん)
啤酒(ビイル)
"霉菜扣肉(からしなぶたばらむし)"
"霉菜扣肉(からしなぶたばらむし)"
"霉菜扣肉(からしなぶたばらむし)"、霉乾菜(ほしたからしなのたぐひ)
"霉菜扣肉(からしなぶたばらむし)"、豬皮(ぶたのかは)
"火腿冬瓜湯(きんくわハムと、とうがんのしる)"
"火腿冬瓜湯(きんくわハムと、とうがんのしる)"、金華火腿(きんくわハム)
"火腿冬瓜湯(きんくわハムと、とうがんのしる)"、木耳(きくらげ)
"火腿冬瓜湯(きんくわハムと、とうがんのしる)"、冬瓜(たうがん)
"小籠包(せうりうはう)"
"小籠包(せうりうはう)"、穿(うが)ちて穴(あな)
”杏仁豆腐(きやうにんどうふ)”
酢(す)
醤油(しやうゆ)
窗際(まどぎは)
掃愁帚(さけ)
外觀(しつらへ)
外觀(しつらへ)
招牌(かんばん)
菜譜(しながき)
菜譜(しながき)
菜譜(しながき)
菜譜(しながき)
菜譜(しながき)
菜譜(しながき)
菜譜(しながき)
2017/09/22 更新
鳥越神社(とりごへのやしろ)近傍(ちか)くに立在(たゝづ)む『龍昇房』。
年少(としわか)なれど、
震旦通(もろこしにいとくはし)き方(かた)に一任(すべてをまかす)。
案内(とほ)されしは二樓(にかい)の圓桌(まるづくゑ)。
一樓(した)は唐人(もろこしびと)大畧(およそ)三十人(みそたり)。
二樓(にかい)も吾儕(わなみ)を除(のぞ)き、都(すべ)て漢人(あちらのかた)。
半時(はんとき、≒1h)俟(ま)てど、啤酒(びいる)に茶(ちや)のみ。
痺(しび)れを切(き)らして箭(や)の催促(さいそく)。
前述(くだん)の幹事(しきりやく)も憤怒之形相(いかりがほ)。
その容(さま)、
關ケ原(せきがはら)の内府(たぬきおやぢ)、
あるいは、東大寺(このてら)の金剛力士像(もんばん)に彷彿(さもに)たり。
怒髮衝天(いかれるかみそらをつき)、
その大音聲(いかづちのごときおほごゑ)は、
地震(ちをふるは)せ、兩耳(ふたつのみゝ)を劈(つんざ)く。
「快(おんどれ、はよせんかい)!快(しばくぞボケーッ)!」 ←※ネタです
貴ノ岩(こちら)の暴言(あしざまなることば)** )に激怒(いかりくる)ふ、
日馬富士(よこづな)かと疑(うたが)はれ、
大巨人(ゴリアテ)に立(た)ち向(む)かふ羊飼(ひつぢかひ)と錯覺(みまがふ)。
その所爲(せゐ)か、注文(たのみ)もせぬ三碟(みさら)が食臺(つくゑ)に、、。
劈頭(はじめ)より掉尾(をはり)まで、
基本(もとゐ)となる"湯(しる)"が上質(なかなかによきもの)。
"湯(しる)"は肆(みせ)の格(かく)を體現(あらは)し、
廚師(いたまへ)の技倆(うで)を冩(うつ)す魔鏡(あやしきかゞみ)。
"野菌烏雞湯(うこつけいときのこのいとよきしる)"、
"蟹粉獅子頭(さんはいがにみそいりつみいれ)"は勿論(いふまでもなく)、
"水煮鮮魚片(しろみうをのしせんふうにこみ)"や、
"茶樹茹蠔牛肉(うしにくときのこのどなべ)"も湯(しる)が命(いのち)。
就中(わきても)、
"野菌烏雞湯(うこつけいときのこのいとよきしる)"には絶句(ことばをうしなふ)。
野菌(のゝきのこ)と烏骨雞(うこつけい)より、
叮嚀(ねんごろ)に抽出(ひ)きたる頂湯(いとよきしる)には脱帽(おそれいる)。
懼(おそ)れ入谷(いりや)の蕣市(あさがほいち)。
清(きよ)らかに澄(す)みて、鹵味(しほけ)なきほどに淡(あは)く、
野菌(きのこ)と烏骨雞(とり)が鮮(うまみ)舌上(した)に浮騰(ほとばし)る。
その芳香(かをり)は鼻竅(はな)を穿(うが)ちて已(や)むことなし。
"蟹粉獅子頭(さんはいがにみそいりつみいれ)"にも魂消(たましひをうしな)ふ。
滬(さんはい)近邊(あたり)で"獅子頭(しゝがしら)"と號(よびな)すは、
豆油味(しやうゆあぢ)の肉丸(にくだんご)。
秋油(しやうゆ)を避(さ)け"大閘蟹(もくづがに)"の蟹粉(みそ)を用(つか)ふ。
師傅(おやかた)は、
芋洗坂(いもあらひざか)『御膳房』の廚(くりや)を預(あづ)かりし手煆煉(てだれ)。
"滇菜(うんなんれうり)"が招牌(かんばん)なれど、
能(よ)く"川菜(しせん)"、"淮揚菜(やうしう)"も自家藥籠中(わがもの)となす。
"水煮鮮魚片"(しせんふうにこみうを)、"香辣脆魷魚"(いかあげからみいため)は、
明白(あきらか)に"川菜(しせん)"、
"蟹粉獅子頭(かにみそいりつみいれ)"、" 揚州炒飯"(やきめし)は"淮揚菜(やうしう)"、
"茶樹茹蠔牛肉(うしにくときのこのどなべ)"は不明(つまびらかならず)。
"茶樹茹(ちやのきにおふるきのこ)"は"閩(ふくけん)"、
"蠔油(かきあぶら)"は"粤(くわんとん)"。
周知(あまねくし)らるゝ"蠔油牛肉(うしにくかきあぶらいため)"は、
これもまた"粤菜(くわんとんれうり)"の一(ひとつ)。
扨(さて)、
點心(むしやしなひ)を吟味(あらた)むるに、
"野菌素菜包"(きのこいりしやうじんまんぢう)・"小籠包(せうりやうはう)" とも、
腕利(うでき)ゝの手(て)になるは明(あき)らか。
岸部一徳(このひと)も晶(あきら)歟(か)?
岸部四郎(このひと)はどちら歟(か)?
東瀛(わがくに)では知者(しるもの)寡(すくな)き"素菜包 (しやうじんまんぢう)"。
さればこそ、"正宗(ほんばもの)"ゝ證左(あかし)と斷言(いひき)るべき歟(か)?
點心師(てんしんし)の技倆(うで)を窺(うかゞ)ふに、
南方(みなみ)なら燒味(あぶりもの)、
以外(そこをのぞ)くなら、
包子(まんぢう)、小籠包(せうりやうはう)の襞(ひだ)を見るに如(し)くはなし。
「細(こま)かく均一(ひと)しき襞(ひだ)」
-----これ一點(あるのみ)!
小籠包(せうりやうはう)なら加之(これにくは)へ、
「筷(はし)で摘(つま)まみて、なほ破(やぶ)れぬ皮(かは)!」
上等(よ)き卵黄(きみ)の櫡(はし)で摘(つま)むるに同樣(おなじ)。
その限(かぎ)りでは、『飛雁閣』、『新亞飯店』が當家(こちら)を凌駕(しのぐ)。
箸(はし)で摘(つま)まむや、
皮(かは)破(やぶ)れて、纔(はつ)かなる肉汁(にくじる)流出(ながれさりぬ)。
吾儕(わがともがら)再三(くりかへし)の恫喝・督促(おどし)に怯懦(おび)えてか、
漸(やうや)う到達(きた)りし"松子明蝦球"(えびとまつのみのいためもの)。
"松子(これ)"と"松子(このかた)"とでは大差(おほちがひ)。
"明蝦(かうらいえび)"はおそらく"牛蝦(うしえび)"、"バナメイ"の類(たぐひ)。
火候(ひいれ)の比類(くらぶるもの)なき巧妙(たくみ)さには、
舌(した)を卷(ま)き平伏(ひれふ)すほか術(てだて)なし。
その嫩(やはらか)さは鮮(なま)かと疑(うたが)はれ、
その滑(なめ)らかさはと甜(あま)さは"牡丹蝦(ぼたんえび)"に肉薄(せまる)。
適切(ほどよ)く上漿(したあぢ)され、包油(あぶらどほし)。
卍(まんじ)、善哉(よき)、善哉(よき)! ←※JK風
衆人(もろびと)なほ嘲笑(あざけりわら)ふは、
店頭(みせさき)の飫(おびたゞ)しき、幟(のぼり)・旗指物(はたさしもの)。
因(ちな)みに、當日(このひ)の菜譜(こんだて)は如下(つぎのとほり):
=======================================
・"季節三拼盤"(きせつのさきづけみいろ)
・"醉蝦"(ゑはせえび)" ←※菜譜(こんだて)になし。
・"松子明蝦球"(えびとまつのみのいためもの)
・"蟹粉獅子頭"(かにみそいりつみいれ)
・"水煮鮮魚片"(しろみうをのしせんふうにこみ)
・"香辣脆魷魚"(いかころもあげからみいため)
・"茶樹茹蠔牛肉"(うしにくときのこのどなべ)
・"野菌烏雞湯"(うこつけいときのこのいとよきしる)
・"青椒肉絲(あまたうがらしとぶたにくせんぎりいため)" ←※菜譜(こんだて)になし。
・"野菌素菜包"(きのこいりしやうじんまんぢう)・"小籠包(せうりやうはう)"
・"揚州炒飯"(ごもくやきめし)
・"甜品"(あまみ)
=======================================
---------------------------------------
*) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E9%9B%A8_(%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%88%80)
**)諸説(さまざまなるみかた)あり
【照相機】:東京通信工業 索尼(Sony)α7 II 無反光鏡可換鏡頭照相機(みらーれす)
【鏡頭】 :東蔡(Carl Zeiss Jena)MC Pancolar 1.8/50 @F2.4~F5.6