KOUJI328さんが投稿した楊州飯店(東京/小岩)の口コミ詳細

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『安い、うまい・・・できたら腹いっぱい』

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この口コミは、KOUJI328さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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閉店楊州飯店小岩、江戸川/台湾料理、中華料理、バー

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2008/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

Deepでスンゲェ~面白い!まだまだ奥は深~ぃのね。

2008/11/2 今日は軽い打ち上げと送別で、台湾料理目当てに初めての小岩駅。南口、タクシー乗り場を挟んで多少うらぶれた商店街がV字に延びてる。小岩位の駅前ならどこでも一緒の大型店舗だらけだろうと思ってたら、なかなか味のある街だね。まっ北口にはイトーヨーカドーがあってこちらが裏口って感じ(後日行くとそうでも無かった)なのかな?

で目的の店は左手の商店街の先。地方都市に来たみたいな風景を直進して柴又街道を右折すると「楊州飯店」のネオン看板が怪し気な光を放っている。見るからに今どきの店じゃないね。店頭の商品サンプルも侘しさを誘う。嫌いじゃないなぁこの錆びれ具合。

押し戸をくぐって入店すると、TVに見入ってた年配のご主人と奥さんが立ち上がりいらっしゃい、勿論先客なし。回転テーブルの円卓に4人がけテーブル2つとカウンターの田舎の中華屋さん。何故だ?店の真ん中に古本が積みあがってる、何かの仕切り?壁にはダンチューの紹介記事の切り抜きに巨人の呂のサイン。見かけと違って期待出来るのかな?

五人で円卓に座ると厨房からご主人、「小松菜炒め美味しいよ。小松菜」「んんじゃそれ」。奥さんにまずビールって頼むと「2本ね」、「そうそう、あとお奨めは?」、「いか団子とか腸詰」、うんそれも。それから炒飯・・・んと(皆に)ガッツリいきたい?そっすね、腹へったかな、じゃ3人前。「炒飯は普通の?魚醤?」もちろん魚醤。

とやりとりしてる間に出来上がりの■「小松菜炒め」、メニューにないけど多分600円かな?確かに美味。ライスに合う塩加減でGoo~! これ一品で美味しい店だって判っちゃう。次いで看板メニュー、白ネギ添えの■「香腸(ちょうづめ温)」600円二人前。俺の好み~って感じじゃないけど、さすがウィンナーっぽいそこいらの物とは違って複雑~な香辛料入り本格風味。メニューに生だと350円ってあるけどテイクアウト用かな?

まん丸の熱々■「炸花枝丸(いかの揚げだんご)」800円二人前。イカだとは思えない位のすり身でふんわふわ。ちょい薄味だけど白菜の漬物と食べるといい按配かな。小松菜炒めの残り汁に浸けるとこれもまた合う。

画像ブログ⇒「http://kouji328.blog59.fc2.com/blog-entry-984.html

■「ぶどう酒」、8時まで100円1人二杯までってんで、風邪で酒Xの連れ(コーラ300円)以外4人分。5.6Cm位のグラスに大瓶から直接注がれて...小さいながらも迫力、琥珀色の表面張力!溢さないように円卓をそっと回してっと。うぅん俺には美味しかった。けど酒飲みにはかなり甘ったるかったみたい。でもこいつワインじゃなくって風味まんま紹興酒。ちなみに■「日本酒」400円も黄色くて重複熟成?これ日本酒通り越して紹興酒っぽいっす、だって。

そしてメイン、■「魚露炒飯(魚醤炒飯スープ付)」600円、三人前。うっふぅ~ん、魚醤の芳ばし~い香り。パラパラってやつじゃないけどさっぱり。皆のレンゲが進む進む。口々におぉ旨い旨い。それから全員に丼の玉子スープ付き。薄味であっさり、美味し~い。でも一人前の量が多いんだろうな、これで結構腹に来ちゃった。5人でシェアだからこの後ビーフン頼むつもりが断然。二人前にしとくべきだったかな?でも美味しかったからいいや。

と後から来た1人客のビーフン大盛。でっか~い、やっぱここ量が多いんだ。で食いは小休止、■「文君酒(年代物)」ってのも8時まで100円ってんで2杯注文。これも白い瓶から注がれて小さい表面張力。口をつけようと持ち上げるとブワ~っと飲料じゃないアルコール臭!ぇぇ、何これ?ちょっと口をつけたらこれがまた強烈~!くぅぅぅこいつ50度超えてるんだって。スンゲェ~、びっくり。といつの間にか厨房から出てきた主人、片言の日本語で「50年物ょ、美味しいょぉ」だって。よっぽどお薦めなのかな?飲め飲めと煽るように、じっと注視。こりゃ無理だよって空気の中ツワモノが一気飲み。皆で拍手。ご主人が厨房に戻った後、「明日、遅刻してもいいすか?」まぁ冗談だけどその位インパクト大。

ちょっと落ち着いたところでビーフン代わりに■「四川水餃子」600円。「皆でつまむの?じゃスープ多めにしとくね」とご主人。これがまたでっかい器で登場。皆でおぉぅ!こりゃ水餃子っていうより完全にスープだね。白菜がいい味出してんのかな、このスープがうっすら醤油ベースのシンプルであっさ~り。香辛料はほとんど入ってなくて和風に近くってほっとする味。全員から「ぁぁ、美味しぃ」。丸々太ったかぶと虫のサナギみたいな餃子も皮が厚すぎてムチョ~としてるのとは違ってトロっとなっててニンニクとかもちゃんと入ってる。こりゃ焼いてもいけるだろうな。

でもやっぱこのスープの勝利だね。「文君酒」でアルコール臭くなった口直しが欲しかったから尚更良かったのかな。風邪気味だった連れ、大皿スープ、全部飲み干しちゃった。〆にピッタリ、ナイスチョイス。俺には普通の上だったけど皆の評価は、今日一番メニュー。でもスープお替りで体を乗り出すといきなりもう一杯残ってる文君酒のアルコール臭!ふんぐぅ、円卓で遠ざけ合い。仲間内じゃしばらくこの酒は語りぐさなるだわ。

デザートは普通の冷蔵庫で作った氷?入りの■「愛玉子.オーギョーチ」500円。砂糖水に浸かった黄色い寒天ゼリー、口直しにはまぁまぁ。以上で会計8700円。

看板メニュー見たら500円のおすすめ単品メニューに100円でライスがつけられるだね。2週間毎日違うメニューが食べれる。それに8時まで定食もの600円!メニューには「常日頃、山珍海味にあきたグルメがメニューにない特別料理、おトクな日替り定食にことのほか満足するとか」、「楊州飯店の・・珍味・奇味から怪味まで 」。・・・まだまだ相~当、奥が深そぉ~!

いやぁ~Deepでスンゲェ~面白かった!でも「文君酒」のせいだね、お腹がキュルルって感じ。ミニミニグラス1/3しか飲めなかったのにウチに帰ると、うわっ酒臭~だって。こりゃ新人連れてまた行かなくっちゃ、「文君酒」飲ませに。それからご主人に頼んで更に深部を探りに・・・怖~ぃ。久々の★4.5!

画像ブログ⇒「http://kouji328.blog59.fc2.com/blog-entry-985.html

2009/02/03 更新

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