みゅーぱぱさんが投稿したレ セゾン(東京/日比谷)の口コミ詳細

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みゅーぱぱのレストランガイド

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レ セゾン日比谷、内幸町、有楽町/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/06 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

デススターは未完成 連合軍の総攻撃はあるか?

子供は学校で、この日はかねてからママとデートする日に決めていた。
子供が入れないレストランで食事しようと、でも何処も予約でいっぱい。
思い出したのがDelicious Soldierさんが行かれ帝国に逆襲食らってみたく
ホテルならキャパもあると予測しTELすると、難なく当日予約が取れた。

以下のレビューはDelicious Soldierさんのレビューの帝国の逆襲に相乗りさせていただいた。

正面からラウンドした階段を上がり左手に向かう2F廊下の途中に入り口があるが、
まるで打ち合わせ会場にでも行くかの様な感じであった。
出来るなら入り口に着くまでの演出も欲しいな。まだ未完成なのだろうか。

しかし中には居ると両側には格調高きウェイティングルームがあった。
喫煙室のほうがその雰囲気は良い。
デススター(レセゾン)の内側は既に完成している感じでもある。
予約時間までまだ間があったため、ウェイティングルームでしばし待つことに。

帝国といえば、故村上信夫シェフがあまりにも有名。
TVに出てきて愛嬌たっぷりのシェフが好きだった。
その故村上信夫シェフの影響力は大きく、亡き今でも帝国に君臨しているかのようである。
そんな(シス)村上シェフの影響を払拭するかのように帝国の新しい暗黒卿(シェフ)ティエリー・ヴォワザンを招聘し
新生デススター(レセゾン)を完成しつつある。

入り口周辺から見える、2人席の方はとても落ち着く雰囲気に仕上がっているものの
奥に広がる4人席に至っては、洗練された空間とあるが、何処と無くチープなデザインで好みではなかった。

ランチのコースは3種類
\6,825 前菜、メイン
\7,875 前菜、魚料理、肉料理
\10,500 前菜、魚料理、特選和牛のソテ
チーズ又はデザート、小菓子とコーヒーは全コースに付く

真ん中の\ 7,875のコースにした。
\ 6,825に\1050円でメインが増えるのであれば絶対にお得である。

○アミューズ
このアミューズは週毎なのか日ごとなのか、同じ月でも内容が変わるようである。
鶏肉のクリームクロケット
大きさは一口サイズ。
衣は薄く細かいパン粉で被われサクッとしているが、薄さゆえ中のクリームの熱で多少柔らかさが出ている。
この小ささでも味はしっかりしており、食欲を掻き立ててくれる。
円錐型の入れ物には3層構造になったピュレがまさに試験されるかのように待ち受けている。
葱の裏ごししたクリームソース、オレンジののソースにエビが入っており
混ぜていただくと葱の香りとオレンジの爽やかな香りが混ざったなんとも始めての香り。
何故か癖になりそうな味であった。
見た目はアミューズだったが、食前酒の役割をもたらしてくれた。

さー食うぞ。

ここで新生デススターのベーダー卿(シェフ)は白かった
アミューズを食べ終わった後に、ベーダーは笑顔で現れ、皆に握手をしてお礼を言われていた。
さすがに暗黒卿ベーダー(シェフ)は力強く、暗黒面をいーぱい持つ私は
その力強い握手ですでに帝国軍にのめりこみつつあった。(><)

○ENTREES:前菜
●香り鶏とフォアグラの”オペラ”カリフラワーとジュ・ドゥ・トチュフ
こちらは自分が注文
黒のお皿に、白い5本のラインが引かれた先にブロッコリーが飾られ
四角く切られ盛られたものはデザートみたい。
白いラインはお皿の模様ではなく、ブロッコリーのピュレ
黒と白のコントラストがピアノの鍵盤を思い出させてくれる。
刺さっているものは鶏の皮、パイの皮の様に見える凝りぶり。
もう早くもディセールが楽しみになってしまうような盛り付けだ。

全部で5層になっている。鶏肉とフォアグラが層になっているが、それだけではなさそう。
何か違うもの?調理を施したものを挟んでいる。
上にはフォアグラとトリュフのジュレが

口当たりはさすがにフォアグラが濃厚さを感じさせてくれる。
しかしその濃厚さの食感とは裏腹に味自体はとってもさっぱりしている。
塩(岩塩?失念)とトリュフをつけて味を楽しめる。

●グリーンアスパラガスのヴルテ ブリオッシュのトーストとみかんのコンフィチュール
こちらは妻が注文
少しもえぎ色に近い爽やかでありながら和を感じる緑のスープであった。
飾りはチャイブとアスパラ。一口頂いたが、かなりミルキーな味付け。

○POISSONS:魚料理
●ルジェ・ドゥ・ロッシュのポワレ 生姜の効いた味わい深いトマトソース
ワゴンでクロッシュにかぶせられ運ばれてきた。

岩礁に棲むヒメジのポワレで、ヒメジは小ぶり。
皮の部分から綺麗に焼きが入っており黄金色の中の赤が赤魚であることが解る
絶妙な火の加減である。上には細く輪切りにされたイリングが乗っている。
味付けはかなり塩気が強く、食べている最中に喉が渇くほど。
海に居る魚なのでこの後に続く肉との流れに強弱をつけたいのは解るが少しきつい。

ソースはトマトベースなのだがフレッシュトマトで瑞々しく、また生姜が効いており、
日本人には違和感無くすんなり入っていく。
このあたりは、和食を研究しているのではないかと関させられる一品であった。

さてこの魚料理に時にのみ出されるパンがある。
四万十川の川海苔を練りこんだパンである。
この海苔の香りのするパンと一緒に食べると魚料理がグッと生きてくるというか美味しくなる。

○VIANDES:肉料理
●ポワトゥ産仔鳩のロティ 新蕪を添えて ほのかにカカオ香るバニュルスのジュで

目の前でクロッシュを開けられると、それは良い香りが立ち上るのである。

肉は仔鳩。火の通し加減も絶妙で、何処を食べても最高に美味しい状態に焼けている。
肉厚がある部分はレアで血が滴る感じでとても柔らかい。そして旨味があり、思わず顔がほころんでしまう。
この仔鳩はまだ飛ぶ前の雛鳥で、飛ぶ前だからこの柔らかさと弾力があるのだそうです。
仔鳩のロティはベイダー卿(シェフ)が最も得意とする料理だそうで、その火加減は絶妙。
鳩は多少の臭みがあるのだが、その臭みなど一切無く、鶏肉とは比べ物にならない上品さと旨さを持っている。
今レビューを書いているだけで口の中が欲しがってくる。(一度で中毒になれます)
恐るべしベイダー卿(シェフ)。

添えつけの新蕪は表面がパリッとする程度に揚げられている。
食感自体はとても良いものではあったが、これは少し気に入らない。
油臭さが出てしまい、美味しい仔鳩の肉とは合わないどころか殺してしまう。

ここまでは黒服のサービスの方が対応してくれていた。
はっきり話し聞き取れない事はなく、とても好感の持てる対応でリラックスして食事が出来た。

○PETITS FOURS:プティフール
プティフールには3種類の一口大の焼き菓子やケーキが出された。
フィナンシェ、タルト、フランポワーズと葡萄のケーキでどれも可愛らしくなかなか美味しく仕上がっている。

この時点でお腹いっぱい。

○FROMAGES/DESSERATS:チーズ/デザート
お待ちかねのデザート。前菜で見せ付けられただけに期待はかなりあった。
●出来立て滑らかソルベとグラスの盛り合わせ
4種類のソルベが並べられて出てきた。
奥からイチゴ、パッション、コーヒー、バニラ
すこし溶けかかっている。美味しい事には違いないが、なにも帝国で頂くレベルではない。
期待しすぎたのか、見た目の華やかさにも欠けショック。
●ノワゼットのビスキュイ・ダコワーズにのせたガナッシュとフランポワーズ。
こちらにはフランポワーズのソルベが添えられていた
ケーキの上には最近の流行なのか雨細工の角の様な飾りが目に付く。
ノワゼットの方のチョコケーキは、普通に少し美味しいケーキ屋に売っているレベルと感じる。
今までの料理の手の込み様からはかなり期待はずれ。

デススターの中にはエンペラーロイヤルガード(赤い服を着たスタッフ)が居る
赤いエンペラーロイヤルガード(赤い服のスタッフ)が一言も喋らず説明も無く、そっとデザートを置いて退いていった。
自分がシスになった気分だ(^^;;フッフッフッ。
でもこのサービスは残念だ。

○FRIANDISES ET CAFE
小菓子にはチョコ3種にヌガーが一つ。
コーヒーは美味しかった。
かなりこだわりのある喫茶店でのコーヒーの様で、期待してはいなかったので少し驚き。

もうこれ以上何も入らないよ!ってぐらいお腹がいっぱいです。
そこへサービスの方がやってきて、

サ:もういっぱいいかがですか?
自:いやもうお腹いっぱいなので、結構ですよ。
サ:まだまだゆっくりして行ってください。
  なのでお代わりいかがでしょうか
自:本当にお腹いっぱいで。
サ:実は後ろにスタッフが用意して飲んでいただくのを待っております。
自:爆笑ギャハハハ(≧▽≦)

いやー今かと待っていると言われりゃ飲まないわけにも行かない。

自:ではいただきます。
サ:ありがとう御座います。コーヒーも喜んでおります。
自:爆笑ギャハハハ(≧▽≦)

凄くフレンドリーなのに、落ち着きがあり、しかもはっきりと。
すばらしいサービスであった。
最後まで食事を楽しませていただいた黒服のサービスいやシェフ・ド・ランの方はさすがです。
また行きたいと思わせてくれる。

デススター内部に潜入し、デザート、赤いエンペラーロイヤルガード(赤い服のスタッフ)など
まだまだ完成していないことが解った。
連合軍は、ここを攻めればデススターを攻撃できるだろうか

  • アミューズ

  • 魚料理:ルジェ・ドゥ・ロッシュのポワレ

  • アミューズ

  • 前菜 香り鶏とフォアグラ

  • デザート:ノワゼット

  • テーブルセット

  • 前菜 グリーンアスパラガスのヴルテ

  • 前菜 グリーンアスパラガスのヴルテ

  • アミューズ

  • 魚料理:ルジェ・ドゥ・ロッシュのポワレ

  • パン 奥が川海苔を練りこんだパン

  • 肉料理:ポワトゥ産仔鳩のロティ

  • 肉料理:ポワトゥ産仔鳩のロティ

  • ウェイティングルーム

  • ウェイティングルーム

  • プティフール

  • プティフール

  • プティフール

  • プティフール

  • デザート:ノワゼット

  • デザート:ノワゼット

  • デザート:出来立て滑らかソルベ

  • ランチメニュー

  • コーヒー

  • 砂糖

  • 茶菓子

  • 茶菓子

  • エントランス(入り口)

2008/06/07 更新

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