みゅーぱぱさんが投稿したRecette(兵庫/三ノ宮)の口コミ詳細

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Recette三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、三宮(神戸新交通)/フレンチ、海鮮、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

ジビエ(ベカズ)を依田シェフのトリュフをあしらったソースで

神戸に帰ってきたら必ず来るお店がある。
そうここと同じオーナー依田英敏のお店レシピである。
レシピでは子供の入店はOK
それでていてフレンチのコースを頂ける貴重なお店。
そんな事から、神戸に帰るとレシピでジビエのフレンチを頂いてきた。

昨年の事、レシピで子供が大人しかったのでルセットへの入店を許可された。
とても嬉しいご招待でした。
その日から待ちこがれる事、365日が経ちようやく念願のルセットへ伺う事が出来る。

1ヶ月以上前からこの日に備えて、マダムと連絡を取り食べたいジビエを希望を出しておいた。
その時から毎日毎日そわそわしっぱなし。
会社に行っても、ベカス、ピジョンラミエ、パロンブ、ペルドロー・グリ、雷鳥と頭の中で飛び回っている。

この日、昼に子供が熱を出してしまい昼食後カフェでもと思っていたのだが
急遽変更し近くの医院に飛びこむ事に。
神戸に来る前から熱が出そうな状態だっただけに、一気に疲れたのであろう。
薬をもらい、ホテルに直行。
これ以上悪化したら楽しみにしていた夕食がパーになる。
なんとしてもそれだけは避けなければならない。
薬を飲まして一眠りさせたのが功を奏し、熱も下がり少し食欲が出てきた。

既に17:00になろうとしている。
予約時間の18:00まで残す所1時間。
今回は新長田の新しいホテルに泊っているので三宮まで少し距離がある。
子供の体調が優れないので車で行く事に。
近くにはいろいろPがあるので、持ってきたノートPCで場所を探しておけたのが助かった。

定刻時間にお店に付くと、いつもは階段を下りて右のお店レシピだったのだが
今回は正面のルセット。
子供は先を予測してレシピに入ろうとしてしまった。(^^;;
そうレシピのスタッフの大矢根さんがソムリエの試験に合格したのです。
家族共々大矢根さんのサービスに心癒され楽しい食事が出来ているので
うちの子供も会いたかったようだ。

後ろ髪引かれる思いで、レシピの前を通り過ぎこちらのお店のドアを開ける。

ついに、ついにこの日がやってきた。

お店の中に入ると男性スタッフの方に上着を預けていると
マダムが来られ、1年ぶりの再会を果たした。
満面の笑顔で迎えてくださり、一気に緊張感が和らぎ嬉しさでいっぱいに。

まだ時間も早く、一組のカップルだけでした。
11月22日は良い夫婦の日。
この日来られるお客さんは良い夫婦なんだろうな。

数日前まではベカスの入荷が難しく入らないと言われていたのだが
なんとこの日に間に合わせていただき、ベカス(山シギ)を注文する事に。
もう一つはピジョン・ラミエ(山鳩)でお願いした。
ジビエの場合は2種類のコースとなる。
10000円と13000円だ。
今回は10000円のコースをお願いした。(後で13000円も頼めば良かったと反省。舞い上がっていて....)

それに事前にお願いしておいた子供用にコーンスープを特製で作っていただいた。
これには本当に感謝。

●ジビエコース
 ジビエのコースは全てシェフのおまかせコースになり、メニューに記載されていないものが出される事になる。
 期待が高まるコースです。

○アミューズ
 ミニクロワッサン(ハモントレベレス入り)&ブリオッシュとビゴール豚のリエット
 本当に小さいミニクロワッサンの中にハムがまかれておりなかなか美味しい一品でした。
 ブリオッシュはパン屋の卵たっぷりって味ではないが、その上に乗っているビゴール豚のリエットとの相性が良く
 これも美味しい一品でした。
 2品とも良く似たものが配置されていたので、出来るなら違う色、大きく違う食感のものが配置されるともっと良かったかな。

○パン
 こちらはレシピと同じく自家製のパンで
 もちっとしていて表面がパリッと焼けているとっても美味しいパン。
 このパンとっても好きなんです。美味しいよー。

○前菜(冷たいオードブル)
 ブルターニュ産オマールエビのミキュイ 雲丹とキャビア添え
 先日もモンモランシーでブルターニュ産オマールエビを頂いたばかりで
 今日も美味しいブルターニュ産オマールエビをいただけるとは感激です。
 濃厚なオマール海老をミキュイ(半焼)したもので甘みと海老の味、旨味が引き立ちます。
 その周りにはコンソメのジュレがあり、冷たくさっぱりしていてオマール海老との相性が良い。
 他に茄子、アボカド、雲丹、キャビアが配置され、美味しい海の香りが口いっぱいに広がる。
 茄子がしゃきっとしていて良い食感と味を出している。

○前菜2(暖かいオードブル)
 徳島産柔らかあわびと白子のヴァプール 黒トリュフソース
 黒トリュフが上に印象的に乗っている。
 下にはポルチーニ茸のリゾット。その上に白子が乗り、シャンパンを使ったムースのソースがかけられている。
 トリュフはとってもいい香りの上物。運ばれてきた時点で香っている。凄いよ。
 フレンチにリゾットって面白い組み合わせだが、シャンパンソースなどがかかっており
 白子と混ぜて食べると濃厚な味わいの中に、ポルチーニ茸の食感が入りフレンチ~。
 シャンパンを使ったムースがとても美味しく、リゾットのソースと混ざると、得も言われぬ美味しさが口の中に広がる。
 後ろの方にあわびが隠れています。
 この鮑が柔らかく良い食感で美味しい味を一層引き立ててくれています。

○魚料理
 料理名は不明です。ごめんなさい
 とらふぐを使った魚料理でさっぱりした味が印象的です。
 グレープシードオイルを使用しているのでくどさも無くさっぱり臭みも無いとらふぐにはとても相性が良いです。
 ケッパーがアクセントになっている一品です。
 あっさりしたという印象だけしか残っていないんです。
 だってねーこの後に来るジビエが待ち遠しく、さっさと平らげてしまおうって状態だったので。(^^;;
 逸る気持ちを抑え切れなかった。

○ジビエ
 もう待ちに待ったジビエ。
 この日ベカスが入っているという事で、まずはベカス。
 もう一品はペルドローグリ(山うずら)でお願いした。

 当店で今年初めてのベカスを頂ける事になった。
 とても嬉しい出会い。

 ○ベカス(山シギ)のロティ フォアグラとポルチーニ茸のアンサンブル 黒トリュフの香りソースで
  くちばしが細長く尖ったのが特徴的な鳥である。
  また頭ごと食べれるので脳みそも美味しい事で知られている。
  今回出てきたのは半身。丁度縦に半分に切られている上体であった。
  皿には、ベカスの部分とアンサンブルの部分に分かれており
  ベカスの部分にはくちばしが尖った頭が添えられている。
  おおーこれがベカス待ちに待ったベカス。
  肉の味は初めて食べたのでなんて表現して良いか分らないが、プリプリの食感がとても良かった。
  特に自分が美味しかったのは頭の部分。
  骨が薄いのでバリバリと食べれるのである。この旨味は他のジビエでは得られない旨さ。
  思わずくちばしを持ってしゃぶってしまいました。
  もも肉も美味しくナイフやフォークなどもう不要。骨を持ってしゃぶりつく。
  綺麗に着飾ったオネエサンでは出来ない芸当だが、本来昔のフレンチとはこういった食べ方。
  ロシアからイタリアから色々な料理方法が入ってきて今のフレンチのスタイルがある。
  でもジビエはそんな時代の前から存在している古来のフレンチの楽しみを味わえる。

  黒トリュフを使ったソースがベカスの肉の味をさらに美味しい味へと持ち上げる。
  ソースはサルミソースではなくフォン・ド・ヴォーを使ったソースで
  依田シェフの個性を感じ取れます。

 ○ペルドローグリ(山うずら)のロティー(正確な名前が不明ですHPとは違いますね)
  こちらは濃厚な赤ワインのソースが使われています。
  グリは濃厚な味なので、このソースにも負けない旨味があり、ソースとの相性がぴったり。
  肉質は鴨に似た感じで食べ応えもあります。
  ベカスよりこちらの肉の方が旨味はあり濃厚で食べ応えがありますね。

  出ました!散弾が、3つ。 もしかしたら食べちゃったかも。
  噛んでいるとゴリッガリッ...骨か?と思ったら散弾でした。
  野生の鳥を散弾銃で打って取ったという証拠ですね。
  いやーこの醍醐味がたまりません。

○口直し
 ちょっとタイミングが微妙?
 最近はこのあたりに口直しが来るのかな。
 まあそれはおいといて、デザート前のデザートです。(笑
 葡萄のジュレにライチのシャーベット
 中には葡萄(ワインで色づけ下のかな)、オレンジ、グレープフルーツ、アップル?などが入っており
 爽やかで気持ち良いデザートでした。

○デザート
 6種類の中から選べます。
 ○シャンテーニュ栗のクレープ包み アルマニャックのグラス添え
   アルマニャックと書いてあるだけで選んじゃいました。車だってのに....
   とはいってもブランデーのアイスなので大丈夫でしょ。
   栗にぴゅーーーーと伸びた飴がとても印象的
   栗のペーストなどを使って土台にしているみたい。
   クレープの中身も栗が入っているのだが...生クリームでたっぷりでした。
   その時点でギブ。(><)言っておくべきだった。
   
 ○キャラメル・ブール・サレのギモーブとオレンジのパルフェ
   なかなか面白いつくりです。
   ギモーブとはマシュマロ
   オリジナルのマシュマロが美味しい。

文字数制限オーバーなので
↓↓↓コメントに続く↓↓↓↓

  • メイン(ベカス)02 くちばしが~

  • アミューズ01 ミニミニ生ハム入りクロワッサン

  • アミューズ02 ビゴール豚のリエット

  • アミューズ03 ミニミニ生ハム入りクロワッサン

  • 前菜01 ブルターニュ産オマールエビのミキュイ

  • 前菜02 茄子がしゃきっと

  • 暖かい前菜01 白子の上に香り高いトリュフ

  • 暖かい前菜02 後ろには鮑も

  • 自家製パン

  • オリーブオイル

  • バター

  • 魚料理01 とらふぐ

  • 魚料理02

  • 魚料理03

  • メイン(ベカス)01

  • メイン(ベカス)03 フォアグラとポルチーニ茸のアンサンブル

  • メイン(ベカス)04 肉の食感が独特

  • メイン(ベカス)05 頭です

  • メイン(ベカス)06 脳みそと頭が美味しい

  • メイン(ペルドローグリ)01

  • メイン(ペルドローグリ)02 お肉が濃厚です

  • メイン(ペルドローグリ)03 蔵物

  • メイン(ペルドローグリ)04 シェリーヴィネガー風味のジュ

  • メイン(ペルドローグリ)05 美味しいよ

  • メイン(ペルドローグリ)06 栗が添えられています

  • メイン(ペルドローグリ)07 当た~り! 3つも出ました散弾

  • お口直し01 葡萄のジュレ

  • お口直し02 ライチのシャーベット

  • デザート01 シャンテーヌ栗のクレープ包み

  • デザート03 アルマニャックのアイス

  • デザート02

  • デザート04 キャラメル・ブール・サレのギモーブ

  • デザート05 キャラメル・ブール・サレのギモーブ

  • コーヒー

  • 砂糖の入れ物

  • 小菓子01 3人分も出してくれたよ

  • 小菓子02 フランポワーズのマカロン

  • 小菓子03 クッキー

  • 小菓子03 ピスタチオのシュー

  • 小菓子03 生チョコ

  • 特製コーンスープ 激ウマ

  • テーブルセット

  • 店内01

  • 店内02

  • メニュー(デザート)

  • メニュー(ジビエ)

  • 店内03

  • 葡萄のジュース赤

  • 葡萄のジュース白

  • お店の外観

2008/12/07 更新

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