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この口コミは、うぇりっしゅさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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2回
昼の点数:4.4
2019/07 訪問
昼の点数:4.4
2019/07/08 更新
2016/12 訪問
昼の点数:4.4
あらたし京料理とでもいうべきか? はたまた日本版ぬーべるきゅいじーぬなどと言ってみるべきか?
2016/12/18 更新
建仁寺の南の門の目の前のこちらのお店。
久しぶりに新規開拓をと思いいくつかの候補からちょっと悩んで選んだのですが、大正解。
入口に入ると薄暗い空間。雰囲気的に京都の料亭っぽさは出ている。
入口のベンチに座って、お茶を出して頂きしばし待つ。そして靴を脱ぎカウンター席に。
カウンター席に入り、窓の外を見るとモクモクと煙が。庭というほどではないが外のスペースで藁を使ってカツオのたたきの火入れ(でいいのか?)をしている。
飲み物は、甘口めの日本酒を見繕っていただく。店主が自信満々においしいでしょというだけのことがあって、これがなかなかおいしかった。ちなみにぐい呑みが選べます。
で、コースは初めてだし基本ので頂く。
特に印象に残ったのは、キュウリの椀物とカツオのたたき。
キュウリはいわゆるキュウリではないような何とも言えないおいしさ。キュウリは好きな食材の一つなのだが、この一品は素晴らしかった。その味自体はヨーロッパで食べたことのある味に似ているのだが、和にこれを持ってくるのは、かなり衝撃でした。
そして庭先で焼いていたカツオのたたきは藁を使ったその香りが何とも言えません。口の中から鼻に抜けてくる感じがたまりません。
そんな様子を見ていたのか、店主が余った切れ端をおまけしてくれたのがちょっとうれしかった(笑)
そのほかの料理もどれもおいしかったし、飾りというか盛り付けも大胆かつ繊細な感じでとても素晴らしい。
皿数も\5,500のコースとしては十分な内容。なにより、この価格帯で、どの品もしっかりと手間がかけられているように感じられることが素晴らしい。
接客は女将さん(?)と若い女性の方と若い男性の方は柔らかく、店主はパワフルな職人気質的な感じでその言動から向上心が強く野心的な印象。
席も多くないし、目も手も十分に行き届いているし、なにより雰囲気的な全体のバランスとしてはいいのかなぁと思わなくはない。
店を出るときは、店主と若い女性の方にお見送り頂きました。
そんなで京都でまた訪問してみたい店が増えてしまいました。