米国紳士さんが投稿した横浜うかい亭(神奈川/つきみ野)の口コミ詳細

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野毛、関内、馬車道をこよなく愛する米国紳士のうまいもんをめぐる冒険

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横浜うかい亭つきみ野、中央林間/鉄板焼き、ステーキ

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2018/10 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

五感を総動員して楽しむ至高の鉄板焼き

結婚10周年記念ということで、普段では簡単に行けないお店に行こう!とリストアップした中から
まだ行ったことがないうかい亭グループに決めました。 その中でも家から一番近いこちらに。

感動すると長文になってしまう癖がまた出てしまいました。 気になった料理・ワインだけでもつ
まみ読みしていただければ幸いです。

住宅街の中にいきなり現れたお屋敷、それが横浜うかい亭でした。 緑に囲まれた店内への道を歩く
だけで既にテンションアップです。 そして店に入るといきなり目に飛びこんできたのは巨大なワイ
ンセラー。 他にも豪華な調度品が鎮座しています。 ウェイティングルームでそれらを楽しみつつ、
時間が来るのを待ちます。 なお、建物も店内から重厚な木材が見え歴史を感じさせます。
(移築されたものと聞きました。)

さて、時間になりカウンター席に通されます。 カウンターでの鉄板焼きは、食材が焼かれていくライ
ブ感、料理人との会話も楽しめるのでいいこと尽くしです。 まさしく五感をフル動員ですね。

旬の味覚とうかい特選牛コース(16,200円 税込み、サービス料10%別 以下同様)で予約して
おきました。 もうこれだけで、非日常的な価格全開ですが、結婚記念10周年なので、お酒も全開で
す。

ドラピエ カルト・ドール ブリュット(2,160円)

で乾杯し、その後は白ワインのボトル

Chassagne-Montrachet 1er Cru-La Romanee 2007 (24,840円)

本当は憧れのモンラッシェを飲みたかったのですが、我が家的には全開といっても限度があるので、
こちらに。と言っても、いたく、いたく美味しかった! ここまでとなると果実味とか酸味とかだ
けではなく複雑で重層的な味わい。 美味し過ぎてため息がでます。

さて、料理はこんな感じです。

●北寄貝 (もしくはオーシャントラウトも選べる)
 オードブル。これからの料理が楽しみになる程、最高!ってわけではありませんでしたが、余裕で
 平均越えの美味しさでした。

●ジャンボマッシュルームのロースト
 僕が最後にHPで見ていたコースから、変わったコースになっていたのですが(季節ごとに変わる)
 変わった内容は知らなかったんです。なので、僕の大好きなマッシュルームと聞いて、10月に来て
 良かったと心の底から思いました。まだ食べていない段階で(笑)

 そして、一口食べただけで、人生ベストマッシュルームに踊り出ました。ラ・テンダ・ロッサ
 食べたポルチーニの炭火焼きと、これで人生ベストきのこ料理をしばらく争うことになりそうです。

 しかし、きのこって、焼き過ぎでパサパサになると一気に美味しさ半減になりますけど、流石名店の
 料理人。噛んだ時のジューシーさもばっちり残っていて本当に完璧でした。


●栗のスープ
 またしても、僕の好きな食材! 食感的にはかぼちゃのスープみたい。濃厚で美味しかったけど、
 思った程、栗って感じはしなかたったです。


●甘鯛のナージュ
 鱗をパリパリにするので、是非その食感を楽しんで下さいと言われ、食べたらその通り!なんか別の
 衣をつけてますって言われても信じちゃう程、鱗って感じがしなかったです。これもプロ中のプロの
 技なんだろうなぁ。もちろん鯛の身自体も焼き加減はばっちりでした。


●うかい特選牛サーロインステーキ
 メイン登場! デフォルトは塩胡椒、他に、超粗びきの胡椒、山葵、醤油ソースをお好みで。
 脂身は脂身で切り分け、醤油ソースだったかな?で味付けして提供。 焼き加減は繰り返しになり
 ますが完璧だったものの、一口というか半口サイズのサイコロが6切れなので、あれもうない・・
 という状態。まあ、一般的にはこの量(100g)で十分なんでしょうけど。

 ガーリックも提供されましたが、綺麗な黄金色のパリパリガーリックでこれだけで立派な一皿
 になりますね。


○赤グラスワイン カベルネソーヴィニヨン(3,240円)
 白ボトルもここで飲み切ったので、赤ワイングラスを。 記憶力に難があるし、メモやカメラ撮る
 気分でもなかたったので、ワイン名はわかりません。カベルネソーヴィニヨンの良さを十分に出し
 切ったパワフルな味わいでした。 ちょっと良くも悪くも一本調子な感じがしました。


さて、肉が終わると〆のガーリックライスなんですが(そうめんも選べる)プチ食獣の僕はまだまだ
いけるし、嫁も女性平均とプチ食獣の間位なので以下、アラカルトを追加注文。今考えると、アラカ
ルトは最初から頼んでおけばよかったのかも。絶対食べられる自信あったから。そうすれべ料理人も
提供順を考えながら提供できたと思うし。

●きのこ (1,620円)
 しめじ、ひらたけ、まいたけだったかな、ちょっと自信ないです。美味しかったのですが、マッシ
 ュルームのイメージがあまりにも凄すぎたのか、そこまでの感動はなく。あとド定番の椎茸がない
 のは、なんか理由があるのかな?


○白ワイングラス セパージュ:?(3,240円)
 赤ワイングラスもなくなり、最後に一杯。 ちょっと酔いが回っていたのか残念ながらイマイチ
 覚えていません。ゴメンよ、白ワイン!


●チンゲン菜(1,300円)
 意外な食材です。ん?鉄板焼きに慣れてないだけで、ポピュラーなのかもしれないけど。 そして
 調理方法も、バターを用いた(確かそう)洋風 な作り。 これが、いい変化球で楽しめました。
 シャキシャキなチンゲン菜の食感もこの上ない!

●車海老 (4,320円)
 提供前の姿を見たのと、今までの料理人さんの数々の美技の連発で成功を確信。身も美味しかった
 けど、殻以外の部位もカリカリにして提供されたものも申し分なし。
 

●茄子 (1,300円)
 最後の料理。胡麻ダレと一緒に。 美味しかったのだけど、なんか存在感がないんです。飲食店
 でよく出る食材で、美味しい料理法にも出会ってきたので、無意識にそれと比べてしまったのか
 な。

●ガーリックライス 
 最後にコースの〆。 香のものと味噌汁が一緒に。味噌汁は熱々で出汁もしっかり、ぬかり無し!
 ライスは、あっさり気味の味付けで、僕としてはちょっと物足りなかったかな。怒られそうだけ
 ど醤油を一回しかけたくなりました(笑)


 この後、デザートと珈琲は別室で。 これまたゴージャスな内装で、モンブランと珈琲をゆったり
 ソファーで楽しみました。(デザートは5種類位の中から、飲み物は珈琲か紅茶)

 以上になります。 店員さんと会話を楽しみながら、食事をするのが好きなので、鉄板焼きカウンター
 ってのは、僕にとって理想の形の一つですね。 料理人さんの話はすごくバラエティに富んでいて、こ
 ちらが振ったネタもしっかり膨らませてくれるのでお見事。 建物の話とか、火と向き合う方法とかす
 ごく興味深かったなあ。 

 店内(正確に言うと入口から)の雰囲気も、料理もお酒も、そして会話まで。記念の食事にして大正解
 でしたし、普段の生活からすれば、漫画のように目が飛び出る値段も高いとは思いませんでしたから。

 やはり野毛みたいな庶民的な店も最高だけど、こういう非日常を楽しめる店も最高ですね。これからも
 どちらも楽しんでいこうと思います。(そのためにはお金貯めないと!)


2019/01/25 更新

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