RKさんが投稿した鳩谷(岐阜/高山)の口コミ詳細

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鳩谷高山/牛料理、しゃぶしゃぶ、ステーキ

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 2.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2013/12 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP2.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

小京都の雰囲気と飛騨牛の旨みを同時に味わえる料理店

●飛騨地方の中心地である高山市は、2005年に旧吉城郡全域と大野郡8町村のうち7町村を合併した。
(唯一合併に応じなかったのは世界遺産白川郷で有名な白川村。この店の女将の祖先の出身地だ。)
これにより日本で一番大きな市町村となり(それまでは北海道択捉郡留別村が最大)、その大きさは東京都とほぼ同じ面積にもなる。
その雄大な土地に広がる放牧地で育てられた飛騨牛を食べられる名店の一つが鳩谷である。
●店内は、入口の土間を上がって左側に座敷の個室が6箇所ある(らしい)。
また、襖で仕切られた和室が3箇所あり襖を外せば宴会もできる大広間になる(らしい)。
何れも“らしい”と曖昧な表現になったのは、実は、これまで訪れた3回ともに、床の間つきの庭に面した座敷に通されたからだ。
トイレに行く途中での“のぞき見”意外、他室の状況は良くわからないのである(あしからず)。

<料理・味>
●初めてこの店を訪問したのは2004年の春。
第8回全国和牛能力共進会でグランプリに輝いた「飛騨牛」ブランドが全国に知られ始めた頃である。
その当時から、料理は、しゃぶしゃぶ、すき焼き、和風ステーキの3コースであった。
料金は6,000円弱だったと記憶している。
●あれから10年(前回訪問してから7年)、コースの値段は上がったが、肉の味は、より美味しくなったような気がする。
●飛騨牛は、肉質等級(厳密には同義ではないが、いわゆる「サシ」の多いもの)で3~5、歩留等級でA・Bのものに限られる。
この店では、A-5、A-4、A-3の各等級の肉のみを使用している。
個人の好みにもよるが、小生の場合、すき焼きコースでは肉が柔らかいA-4かA-5を選ぶ。
一方、ステーキで食べる場合は、肉の味を十分に楽しむためにサシがやや少ないA-3級を選ぶ(安いしねっ!)。
●この店の味を評価する際、牛肉だけに注目が集まるが、付け合せの野菜などの食材も新鮮でとても美味しいことを付け加えておく。
●なお、一昨年から年に1回開催される飛騨牛まつりでは、飛騨牛を使った様々な料理・イベントがある。
無料で試食できるコーナーもあるから、「手始めに」とイベントに合わせて高山を訪れるのも悪くない。

<サービス>
●食材、ご飯、味噌汁、お茶、お酒は、店員さんが運んでくれる。
だが、ステーキ肉と野菜を焼くのは自分だ。
だから、レアだろうがウェルダムだろうが、自らの勘と責任で焼き加減を調整する必要がある。
●表向きは完全予約性となっているが、当日に問い合わせてみて、空いていれば入れてくれる。
(いつもそうしているが、断られたことは一度もない。)
但し、ネットで予約すると10%値引きしてくれるから、事前予約するに越したことはない。

<雰囲気>
●高山というのはとてもいい街だ。
国指定の重要伝統的建造物群保存地区は、保存状態がいいだけでなく、飲食店や土産物店が軒を連ね、賑わいが絶えない。
また、高山の周囲には奧飛騨温泉郷下呂温泉などの天然資源も豊富。
1997年に安房峠トンネルが開通して、首都圏からのアクセスも抜群に良くなった。
おかげで、温泉好きの女子と1泊2日で気軽に出かけられる観光地に発展した。
●女子は、高山で食事をするときも、どのガイドブックにも載っているような伝統的建造物群にある店に入りたがる。
それはそれで悪くないのだが、「旅ツウ」を装う諸君としては、店の選択にもう少しひねりを加えたいところだ。
そこでオススメなのが鳩谷だ。
●店の周囲は、観光スポットから少しだけ離れた場所にあるため、とても落ち着いた「本来の高山」を感じられる立地だ。
中心街からは徒歩5分ほど。
その間にも歴史ある建築物が点在していて風情は損なわれない(但し店舗は激減します)。
●店の構えは、典型的な町家造りであり、格好がとてもよい。
入るのには、少し敷居が高い感じがする。
だが、その方が女子にとっては「特別なところへ連れていってもらった」という満足感が高まるというものだ。
店内に入ると、土間の先にいろりのある小上りの待合所があり、部屋に通されるまでそこで待つことになる。
天井を見上げれば太い梁が縦横に渡された見事である。
●人数にもよるだろうが、少数であれば庭園に面した個室に通される。
二人だけの完全個室で落ち着いて肉料理を楽しめる時間が実に心地よい。
店内においても、観光客が慌ただしく出入する中心街の店とは違い、本来の高山にある静かな環境を十分に堪能できるのだ。
さ、お腹がおちついたら、温泉に直行だ!

2024/03/21 更新

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