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1回
夜の点数：4.0
昼の点数：4.0
2010/12 訪問
地価最高値のエリアでリーズナブルなイタリアンが楽しめる！
●東京・銀座４丁目交差点。全国で最も土地の値段が高い場所。ポルト・ファーロは、このエリアの一角にある第一生命が所有するビルの最上階で営業するリストランテだ。●1平方メートル当たりの土地価格が2500万円を超えるから（平成21年度の固定資産税課税標準ベース）、ビルの床面積に換算すると、仮にレストランで彼女と二人で食事をする場合、占有するテーブルと椅子のスペース（最低でも１坪）だけで軽く1000万円を超える恐ろしい場所である。●店内は2～6人掛けのテーブル席が30卓程度。そのうち約半分のテーブルは2層吹き抜けの解放感溢れる空間に配置されている。●残念なことに、この店が成功した結果、支店が幾つか出来た。横浜(閉店)はまだしも、柏や取手に同名の店を構えたため、銀座一等地リストランテとしての"ありがたみ”がすっかり薄れてしまった。フードワークス代表の宮本氏とは、是非ともこの点について議論を戦わせたい(この人、味の素を脱サラした成功者。東京の味の素スタジアムにも別系列の店を出しているんだよね)。＜料理・味＞●昼は、アンティパストとプリモだけのプランゾ・アー(Pranzo A)、Pranzo Aにセコンドを加えたプランゾ・ビー(Pranzo B)、セコンドを魚・肉の二種類食べられるプランゾ・エッセ(Pranzo S)の3種類がある。どれも自家製のパンが2種類付いてくる。●夜のディナー(何故、昼のランチをわざわざイタリア語のプランゾと呼んでいるのに、夜をセーナと呼ばないのか…？)は2種類。●昼は1,000円、1,800円、2,700円、夜は5,500円(事前予約で4,180円)、6,380円と比較的リーズナブルなところが良い。アラカルトを設けないところがコストダウンの秘訣であろう。●12月22日～25日の夜はMenu Natale（クリスマスメニュー）8,800円のみとなる。＜雰囲気＞●ビル入口は4丁目交差点から一本入った路地。雑踏も少なく地味なエントランスだ。●２台あるエレベーター（何故か階数表示の部分が透き通っていて、内部の精密機械がまる見え。昔はやった"スケルトンデザイン”の名残だろうか…）を9階まで昇ると店の入り口がある。2層吹き抜けの大きなガラス窓からは、昼は明るい外光がたっぷりと入り店の作りは悪くないのだが、いかんせん昼時の客層は、買い物目的のおばさんやＯＬ達で、たいそうな賑わい。リストランテとしてゆったりと食事を楽しむ雰囲気はない。テーブルの間隔も狭く、むしろトラットリアに近い雰囲気。地価が高いからテーブルを詰め込んで、料理の値段を抑えているという点は評価できる。●やはりこの店のポテンシャルを最大に引き出させることができるのは夜のデートであろう。日が暮れる頃になると、銀座通りと晴海通りに建ち並ぶビルのイルミネーションがやさしく店内を照らし、窓際に備え付けられた螺旋階段を下りると、ギャルソンが丁寧にテーブルへと案内してくれる、といった段取りだ。正面には銀座和光のレトロなファサードが良く見え、おまけに11月～12月の間はWAKOツリーのサービスもあり、雰囲気もひときわ良くなる。惜しむらくは、時計があまりに主張しすぎているので、彼女が時間を気にしてしまうこと。この店では長居せず、10時には店を出て、周囲に点在する銀座のオシャレなバーに誘いこんで終電がなくなるのを待とう。＜ご参考＞●WAKOツリーを北風を我慢せずに正面(南側)から彼女と楽しむ方法が二つある。一つは、サッポロ銀座ビル9階にある銀座スターホールを借り切ること。20万円も出せば、パーティーホールを二人っきりの貸し切りにできる。幸い12月24日のクリスマスイブの夜は、奇跡的にまだ空いているから（12月21日現在）、金持ちの諸君はチャンスだ。もう一つは、同じサッポロ銀座ビル4階のイーオン銀座校の無料体験コースに二人で体験入学する方法。先生が居るので二人きりにはなれないが、テーマを「愛情表現」とリクエストすれば、英語での口説き方も身につけられて一石二鳥だ。
2011/07/09 更新
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家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
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日本酒あり
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オシャレな空間
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ソファー席
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●東京・銀座４丁目交差点。全国で最も土地の値段が高い場所。
ポルト・ファーロは、このエリアの一角にある第一生命が所有するビルの最上階で営業するリストランテだ。
●1平方メートル当たりの土地価格が2500万円を超えるから（平成21年度の固定資産税課税標準ベース）、ビルの床面積に換算すると、仮にレストランで彼女と二人で食事をする場合、占有するテーブルと椅子のスペース（最低でも１坪）だけで軽く1000万円を超える恐ろしい場所である。
●店内は2～6人掛けのテーブル席が30卓程度。そのうち約半分のテーブルは2層吹き抜けの解放感溢れる空間に配置されている。
●残念なことに、この店が成功した結果、支店が幾つか出来た。横浜(閉店)はまだしも、柏や取手に同名の店を構えたため、銀座一等地リストランテとしての"ありがたみ”がすっかり薄れてしまった。
フードワークス代表の宮本氏とは、是非ともこの点について議論を戦わせたい(この人、味の素を脱サラした成功者。東京の味の素スタジアムにも別系列の店を出しているんだよね)。
＜料理・味＞
●昼は、アンティパストとプリモだけのプランゾ・アー(Pranzo A)、Pranzo Aにセコンドを加えたプランゾ・ビー(Pranzo B)、セコンドを魚・肉の二種類食べられるプランゾ・エッセ(Pranzo S)の3種類がある。どれも自家製のパンが2種類付いてくる。
●夜のディナー(何故、昼のランチをわざわざイタリア語のプランゾと呼んでいるのに、夜をセーナと呼ばないのか…？)は2種類。
●昼は1,000円、1,800円、2,700円、夜は5,500円(事前予約で4,180円)、6,380円と比較的リーズナブルなところが良い。
アラカルトを設けないところがコストダウンの秘訣であろう。
●12月22日～25日の夜はMenu Natale（クリスマスメニュー）8,800円のみとなる。
＜雰囲気＞
●ビル入口は4丁目交差点から一本入った路地。雑踏も少なく地味なエントランスだ。
●２台あるエレベーター（何故か階数表示の部分が透き通っていて、内部の精密機械がまる見え。昔はやった"スケルトンデザイン”の名残だろうか…）を9階まで昇ると店の入り口がある。
2層吹き抜けの大きなガラス窓からは、昼は明るい外光がたっぷりと入り店の作りは悪くないのだが、いかんせん昼時の客層は、買い物目的のおばさんやＯＬ達で、たいそうな賑わい。リストランテとしてゆったりと食事を楽しむ雰囲気はない。
テーブルの間隔も狭く、むしろトラットリアに近い雰囲気。
地価が高いからテーブルを詰め込んで、料理の値段を抑えているという点は評価できる。
●やはりこの店のポテンシャルを最大に引き出させることができるのは夜のデートであろう。
日が暮れる頃になると、銀座通りと晴海通りに建ち並ぶビルのイルミネーションがやさしく店内を照らし、窓際に備え付けられた螺旋階段を下りると、ギャルソンが丁寧にテーブルへと案内してくれる、といった段取りだ。
正面には銀座和光のレトロなファサードが良く見え、おまけに11月～12月の間はWAKOツリーのサービスもあり、雰囲気もひときわ良くなる。
惜しむらくは、時計があまりに主張しすぎているので、彼女が時間を気にしてしまうこと。
この店では長居せず、10時には店を出て、周囲に点在する銀座のオシャレなバーに誘いこんで終電がなくなるのを待とう。
＜ご参考＞
●WAKOツリーを北風を我慢せずに正面(南側)から彼女と楽しむ方法が二つある。
一つは、サッポロ銀座ビル9階にある銀座スターホールを借り切ること。20万円も出せば、パーティーホールを二人っきりの貸し切りにできる。幸い12月24日のクリスマスイブの夜は、奇跡的にまだ空いているから（12月21日現在）、金持ちの諸君はチャンスだ。
もう一つは、同じサッポロ銀座ビル4階のイーオン銀座校の無料体験コースに二人で体験入学する方法。先生が居るので二人きりにはなれないが、テーマを「愛情表現」とリクエストすれば、英語での口説き方も身につけられて一石二鳥だ。