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1回
夜の点数:4.2
2011/08 訪問
高田藩の城下町。明治時代から続く老舗料亭。
●上越市の高田地区に残る明治時代から続く老舗の料亭。●全て畳敷の個室となっており、4畳半の2名部屋から数十名の宴会が可能な30畳程の大広間まで20室程ある。●原則として会食のための施設だが宿泊も可能。<料理・味>●7品+食事という「月コース」を注文。地元で水揚げされる甘エビのほか、だだ茶豆、バイ貝など地元の食材が使われているほか、強肴(?)はにいがた和牛ステーキ、ご飯は上越産のコシヒカリ。お味噌汁には甘エビの頭がたっぷり入り、旨みがたっぷり出ている(絶品)。一品いっぴんどれも美味しいのだが、何か特徴にかけるというか、思いのほか印象に薄かった(決して味が悪い訳ではなく淡々と食事が進んだということ)。松茸(洋物)と鱧の土瓶蒸しやマグロのお造りなどは、地元民の会食には良いのだろうが、県外から訪問する客(小生のような宿泊客)には、もう少し地産地消に徹しても良いかと思った。●これとは逆にお酒については地酒に徹している。焼酎は「雪蛍のさと」「輪月」など、ワインは岩の原葡萄園の品々。ウィスキーまでもが地元上越の酒だ。中でも日本酒は上越市をはじめとする越後の地酒が15品種程。製法、日本酒度、使用酵母、使用米、酒蔵そして特徴がそれぞれ明記され(勿論値段も)、なおかつ、X軸を甘さ・辛さ度合い、Y軸をスッキリ・濃厚度合いとした4象限のグラフにすべての銘柄を落とし込んでいるので、素人でもとてもわかりやすく酒を選べる。全ては覚えてないが、記憶にある限り八海山(吟醸・大吟醸)、久保田(翠寿、萬寿)、〆張鶴(金)は勿論のこと、春日山天と地、越乃雪舟、華、千代の光、熊鷹などなど…。<サービス>●宿泊部屋として通されたのは「桜の間」という10畳(別途、床の間、踏込3畳、縁側2疊つき)だが、食事は「京の間」という4畳半(踏込3畳、縁側2疊つき)の部屋で、テレビといった食事への集中力を削ぎかねない代物は一切置いていない(朝食も一緒)。あくまで食事を楽しんでもらうためのサービスがここにある。●会食客4組、宿泊客2組という状況であったが、接客係の対応には全く問題なく、気持ちよく食事を楽しめる。地元のお祭りや催し物等のイベントについても丁寧に説明してくれる。●朝日新聞と毎日新聞の朝刊が朝食時にサービスされる。●コースは品数により6,000円~10,000。一泊16,000円のうち夕食8,000円、朝食2,000円として、宿泊代は6,000円程度と考えれば安い宿である(但し、素泊まりは不可)。宿泊は付随的な要素だが、タオルの交換等こまめであり、また風呂やトイレの設備・広さ・アメニティも高級旅館と遜色ないので、とても快適に夜を過ごせる。<雰囲気>●JR高田駅の西側は寺町と呼ばれ、60以上の寺が集まる観光スポット。お寺に囲まれた1200坪の敷地にこの店は佇んでいる。●敷地の東側はJR信越本線の線路敷となっている。最盛期には特急・急行・貨物列車が昼夜を問わず走り抜けていた信越本線も、長野新幹線の開通による碓氷峠の鉄道廃止とほくほく線の開通により、現在ではすっかりローカル線と化し、通る列車も夜はまばらなので、就寝後もほとんど気にならない。●建物は木造二階建てで、平成6年にリニューアルされて設備が更新された。入口には、雪国の商店街で人の通路を大雪から守る「雁木」があり、当時、建築専門誌にも紹介された。●1階は小部屋が10部屋程あり、全てが和風庭園に面している。2階には、大広間があるほか小部屋が数室ある。この小部屋とその周囲はリニューアル前の状況をとどめている。●庭園一杯に広がる苔は見事。夜になるとライトアップされて、鮮やかな緑の苔が浮かび上がるのを眺めながら食事ができる。
2013/06/11 更新
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ランチ
夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
朝食
カード可
個室
貸切可
駐車場
飲み放題
食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
●上越市の高田地区に残る明治時代から続く老舗の料亭。
●全て畳敷の個室となっており、4畳半の2名部屋から数十名の宴会が可能な30畳程の大広間まで20室程ある。
●原則として会食のための施設だが宿泊も可能。
<料理・味>
●7品+食事という「月コース」を注文。
地元で水揚げされる甘エビのほか、だだ茶豆、バイ貝など地元の食材が使われているほか、強肴(?)はにいがた和牛ステーキ、ご飯は上越産のコシヒカリ。お味噌汁には甘エビの頭がたっぷり入り、旨みがたっぷり出ている(絶品)。
一品いっぴんどれも美味しいのだが、何か特徴にかけるというか、思いのほか印象に薄かった(決して味が悪い訳ではなく淡々と食事が進んだということ)。
松茸(洋物)と鱧の土瓶蒸しやマグロのお造りなどは、地元民の会食には良いのだろうが、県外から訪問する客(小生のような宿泊客)には、もう少し地産地消に徹しても良いかと思った。
●これとは逆にお酒については地酒に徹している。
焼酎は「雪蛍のさと」「輪月」など、ワインは岩の原葡萄園の品々。ウィスキーまでもが地元上越の酒だ。
中でも日本酒は上越市をはじめとする越後の地酒が15品種程。製法、日本酒度、使用酵母、使用米、酒蔵そして特徴がそれぞれ明記され(勿論値段も)、なおかつ、X軸を甘さ・辛さ度合い、Y軸をスッキリ・濃厚度合いとした4象限のグラフにすべての銘柄を落とし込んでいるので、素人でもとてもわかりやすく酒を選べる。
全ては覚えてないが、記憶にある限り八海山(吟醸・大吟醸)、久保田(翠寿、萬寿)、〆張鶴(金)は勿論のこと、春日山天と地、越乃雪舟、華、千代の光、熊鷹などなど…。
<サービス>
●宿泊部屋として通されたのは「桜の間」という10畳(別途、床の間、踏込3畳、縁側2疊つき)だが、食事は「京の間」という4畳半(踏込3畳、縁側2疊つき)の部屋で、テレビといった食事への集中力を削ぎかねない代物は一切置いていない(朝食も一緒)。
あくまで食事を楽しんでもらうためのサービスがここにある。
●会食客4組、宿泊客2組という状況であったが、接客係の対応には全く問題なく、気持ちよく食事を楽しめる。
地元のお祭りや催し物等のイベントについても丁寧に説明してくれる。
●朝日新聞と毎日新聞の朝刊が朝食時にサービスされる。
●コースは品数により6,000円~10,000。一泊16,000円のうち夕食8,000円、朝食2,000円として、宿泊代は6,000円程度と考えれば安い宿である(但し、素泊まりは不可)。
宿泊は付随的な要素だが、タオルの交換等こまめであり、また風呂やトイレの設備・広さ・アメニティも高級旅館と遜色ないので、とても快適に夜を過ごせる。
<雰囲気>
●JR高田駅の西側は寺町と呼ばれ、60以上の寺が集まる観光スポット。
お寺に囲まれた1200坪の敷地にこの店は佇んでいる。
●敷地の東側はJR信越本線の線路敷となっている。最盛期には特急・急行・貨物列車が昼夜を問わず走り抜けていた信越本線も、長野新幹線の開通による碓氷峠の鉄道廃止とほくほく線の開通により、現在ではすっかりローカル線と化し、通る列車も夜はまばらなので、就寝後もほとんど気にならない。
●建物は木造二階建てで、平成6年にリニューアルされて設備が更新された。
入口には、雪国の商店街で人の通路を大雪から守る「雁木」があり、当時、建築専門誌にも紹介された。
●1階は小部屋が10部屋程あり、全てが和風庭園に面している。
2階には、大広間があるほか小部屋が数室ある。この小部屋とその周囲はリニューアル前の状況をとどめている。
●庭園一杯に広がる苔は見事。夜になるとライトアップされて、鮮やかな緑の苔が浮かび上がるのを眺めながら食事ができる。