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1回
夜の点数：4.0
2012/06 訪問
格安旅館で丁寧な料理とサービスと温泉を楽しもう！
●会津地方の南部、栃木県境まであと数キロにある南会津町の滝の原温泉にある一軒宿である。最寄駅は国鉄時代には「会津滝ノ原」と言う駅名であったが、民営化後は観光客誘致のために「会津高原尾瀬口」という長ったらしい名前となった。実際、「会津高原」という高原は地理上存在しないし、「尾瀬口」と言っても尾瀬の北の玄関口となる沼山峠まではバスで２時間（停留所５０以上）もかかる。詐欺罪ギリギリの駅名だ。●因みに「会津高原」という名は、昭和６３年にリゾート法によって会津の一部の地域が「会津フレッシュリゾート構想特定地域」に指定され観光開発された際に命名されたもの。現在も下記の４箇所のスキー場が「会津高原」を冠にして頑張って営業を続けている（コメントは小生の主観）。 たかつえスキー場…標高差７０７mは魅力だが、リフトを３回乗り継ぐのが億劫。中上級コースが充実。 だいくらスキー場…フード付リフトは高評価だがコースは物足りない。たかつえとの一体開発…今は昔か…。 南郷スキー場…緩斜面が少なく標高差４９０mを存分に楽しめる。過剰な期待をせずに行くと案外いい。 高畑スキー場…高速道路からのアクセスが悪い（約８０ｋｍ）が、近所の小豆温泉「花木の宿」は良い。●宿は、会津高原尾瀬口駅前から国道に出て右折すると宿の看板があるのですぐにわかる。荒海川のほとりに建つ小さく地味な建物で、規模は、６～８畳程度の和室が７室。１泊２食付きで一人８,６５０円（入湯税込み）という格安な温泉宿だ。＜料理・味＞●地元の山や沢で取れる山菜や川魚の料理が中心で、どれも鮮度が高くとても美味しい。天麩羅も揚げたてを部屋まで持ってきてくれるから、食感も抜群だ。全体的に料理がとても丁寧であり、全く不満はない。尤も、宿泊者は我々を含めて２組であった。満室時（になることあるのかなぁ）にサービスレベルをキープ出来るかが正念場。●山菜以外の野菜は、毎朝、宿に隣接する畑で収穫し、朝食に供される（どおりで美味しいはずだ！）。＜雰囲気＞●宿は国道３５２号線からもよく見えるし、入口を示す看板も視認性は高い。にもかかわらず、あまり繁盛してない（ように見える）のは、宣伝のしかたが悪いのか…。とにかく、宿が廃業に追いやられないよう願うのみである。●施設は決して新しくもなく、老朽化も否めない。「お嬢」よりも「自然派女性」との尾瀬散策の後に泊まるのがベストだろう。●風呂場は小さく湯船も狭いが、たった７部屋の客をまかなうには十分だ。勿論、かけ流しである（但し加温）。だから、足腰のつかれもぬくぬくと抜けていき、夜には体力が復活する。（だからと言って、夜中にあまり元気に運動すると、隣室の客の迷惑になるから程々に…。何せ、木造なので隣部屋との防音性能も高くないからね。）●風呂場からも客室からも、窓の外を眺めると、目の前の荒海川とこれに合流する鎌越沢の三滝を確認できる。国道を運転していると、橋の真下なので気が付かずに通り過ぎてしまうが、なかなか見応えのある景観だ。●また、近くには「恋路川端」という地名がある。朝晩に散歩でもしてみれば、きっと彼女ともロマンに浸れるかもしれない（小生、未実証のため、レポートを求む）。
2024/03/23 更新
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●会津地方の南部、栃木県境まであと数キロにある南会津町の滝の原温泉にある一軒宿である。
最寄駅は国鉄時代には「会津滝ノ原」と言う駅名であったが、民営化後は観光客誘致のために「会津高原尾瀬口」という長ったらしい名前となった。
実際、「会津高原」という高原は地理上存在しないし、「尾瀬口」と言っても尾瀬の北の玄関口となる沼山峠まではバスで２時間（停留所５０以上）もかかる。
詐欺罪ギリギリの駅名だ。
●因みに「会津高原」という名は、昭和６３年にリゾート法によって会津の一部の地域が「会津フレッシュリゾート構想特定地域」に指定され観光開発された際に命名されたもの。
現在も下記の４箇所のスキー場が「会津高原」を冠にして頑張って営業を続けている（コメントは小生の主観）。
たかつえスキー場…標高差７０７mは魅力だが、リフトを３回乗り継ぐのが億劫。中上級コースが充実。
だいくらスキー場…フード付リフトは高評価だがコースは物足りない。たかつえとの一体開発…今は昔か…。
南郷スキー場…緩斜面が少なく標高差４９０mを存分に楽しめる。過剰な期待をせずに行くと案外いい。
高畑スキー場…高速道路からのアクセスが悪い（約８０ｋｍ）が、近所の小豆温泉「花木の宿」は良い。
●宿は、会津高原尾瀬口駅前から国道に出て右折すると宿の看板があるのですぐにわかる。
荒海川のほとりに建つ小さく地味な建物で、規模は、６～８畳程度の和室が７室。
１泊２食付きで一人８,６５０円（入湯税込み）という格安な温泉宿だ。
＜料理・味＞
●地元の山や沢で取れる山菜や川魚の料理が中心で、どれも鮮度が高くとても美味しい。
天麩羅も揚げたてを部屋まで持ってきてくれるから、食感も抜群だ。
全体的に料理がとても丁寧であり、全く不満はない。
尤も、宿泊者は我々を含めて２組であった。
満室時（になることあるのかなぁ）にサービスレベルをキープ出来るかが正念場。
●山菜以外の野菜は、毎朝、宿に隣接する畑で収穫し、朝食に供される（どおりで美味しいはずだ！）。
＜雰囲気＞
●宿は国道３５２号線からもよく見えるし、入口を示す看板も視認性は高い。
にもかかわらず、あまり繁盛してない（ように見える）のは、宣伝のしかたが悪いのか…。
とにかく、宿が廃業に追いやられないよう願うのみである。
●施設は決して新しくもなく、老朽化も否めない。
「お嬢」よりも「自然派女性」との尾瀬散策の後に泊まるのがベストだろう。
●風呂場は小さく湯船も狭いが、たった７部屋の客をまかなうには十分だ。
勿論、かけ流しである（但し加温）。
だから、足腰のつかれもぬくぬくと抜けていき、夜には体力が復活する。
（だからと言って、夜中にあまり元気に運動すると、隣室の客の迷惑になるから程々に…。何せ、木造なので隣部屋との防音性能も高くないからね。）
●風呂場からも客室からも、窓の外を眺めると、目の前の荒海川とこれに合流する鎌越沢の三滝を確認できる。
国道を運転していると、橋の真下なので気が付かずに通り過ぎてしまうが、なかなか見応えのある景観だ。
●また、近くには「恋路川端」という地名がある。
朝晩に散歩でもしてみれば、きっと彼女ともロマンに浸れるかもしれない（小生、未実証のため、レポートを求む）。