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1回
夜の点数:4.4
2013/05 訪問
アタゴヤマノボレ! ご褒美はリーズナブルなイタリアワイン!!
●1925年に日本初のラジオ放送の電波を発信した愛宕山。京都の嵯峨愛宕町にある愛宕神社の分社があることでも有名で、春は花見客が大勢訪れる。その客達の休憩場所となる茶店を兼ねた和食店があった。この店がイタリアンに生まれ変わったのが2年前のことである。●店内は4人掛けテーブル席が6卓、一段低い位置に更に2卓ある。<料理・味>●基本的には東京の食材を使った料理や酒が並ぶ。あきる野の「東京軍鶏」や「TOKYO X」と呼ばれる豚、八王子の合鴨米くらいなら、昨今流行りの「地産地消」で片付けられる。だが、八丈島のムロアジやスズキ、小笠原のイサキとなると、ピンとこない。●そもそも、東京都の区域は島嶼部を含めると北海道よりも広大。日本最南端の沖ノ鳥島や日本最東端の南鳥島も東京都(しかも憧れの品川ナンバー)だ。●ま、何れにしても東京産であることには変わりない。唯一例外はイタリア産のワインだけ(和食店だった頃はワインすら取り扱わない田崎氏のこだわりだった)。因みにワイングラスはドイツのSCHOTT ZWIESEL製であった。●ワインは基本的に3,990円(税込・サ別)。都心にあるイタリアンとしては、かなりリーズナブルと言えよう(そもそも日本のワインは高過ぎる)。<サービス>●客席数の割には接客係りの人数が多く、対応はまずまず。見た限り、店頭スタッフ全員がソムリエの資格をもっている。おそらく、田崎真也の弟子として修行しながら接客とワインの知識を学んでいるのだろう。(そうでもなければ、この料理の値段であれだけのスタッフは雇えまい)。●ワインの説明も行き届いている。(ワインのラベルも丁寧にはがしてお土産にしてくれたし…)●トラットリアにしては客の引けが早く、恐らく午後10時には我々以外居なくなっていた。何となく、引き上げないとと思わせてしまう空気が漂ったことについてはやや残念。<雰囲気>●愛宕山は武蔵野台地の最東端。江戸時代なら、その東側には、芝浦と東京湾が望めたはずだ。(実際、現在も愛宕神社の一画には標高25.7mを示す三角点がある。)●店の最寄駅・日比谷線の神谷町からは、愛宕隧道(23区内で唯一の“山岳トンネル”である!)の脇にある細くて急な階段を利用。しかし、正式なアプローチは東側にある通称「出世の階段」。ここから登るには、愛宕隧道を抜けるか、或いは、三田線の御成門駅を利用するのが良いだろう。●愛宕山は全体が木々に囲まれた豊かな緑地。境内は桜の名所でもあり、花見の季節にはこの店で「お花見特別ランチセット」が食べられる。●建物は木造平屋建ての茶屋。外観からはトラットリアとは分からない程だ。●店内も木材を基調としたシックな空間。その中にある椅子の背もたれだけが、赤や黄色、緑、黒の原色を放っていて店内にアクセントを加えている。外との境は引き戸形式のガラス扉或いはガラス窓となっているため、周辺の樹木と一体となり気持ちがいい。だから、この店を利用するなら夜よりもむしろ昼がお薦め。特に、虫が少なくそよ風が暑からず寒からずの新緑が眩しいGW前後が最も良い。●周辺には東京タワーや芝公園、ホテルオークラなど、デートの素材に事欠かない。この店の予約さえとれれば、彼女と満足の一日を過ごせること間違いなしのレストランだ。
2013/06/11 更新
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一人で入りやすい
知人・友人と
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喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
●1925年に日本初のラジオ放送の電波を発信した愛宕山。
京都の嵯峨愛宕町にある愛宕神社の分社があることでも有名で、春は花見客が大勢訪れる。
その客達の休憩場所となる茶店を兼ねた和食店があった。
この店がイタリアンに生まれ変わったのが2年前のことである。
●店内は4人掛けテーブル席が6卓、一段低い位置に更に2卓ある。
<料理・味>
●基本的には東京の食材を使った料理や酒が並ぶ。
あきる野の「東京軍鶏」や「TOKYO X」と呼ばれる豚、八王子の合鴨米くらいなら、昨今流行りの「地産地消」で片付けられる。
だが、八丈島のムロアジやスズキ、小笠原のイサキとなると、ピンとこない。
●そもそも、東京都の区域は島嶼部を含めると北海道よりも広大。
日本最南端の沖ノ鳥島や日本最東端の南鳥島も東京都(しかも憧れの品川ナンバー)だ。
●ま、何れにしても東京産であることには変わりない。
唯一例外はイタリア産のワインだけ(和食店だった頃はワインすら取り扱わない田崎氏のこだわりだった)。
因みにワイングラスはドイツのSCHOTT ZWIESEL製であった。
●ワインは基本的に3,990円(税込・サ別)。
都心にあるイタリアンとしては、かなりリーズナブルと言えよう(そもそも日本のワインは高過ぎる)。
<サービス>
●客席数の割には接客係りの人数が多く、対応はまずまず。
見た限り、店頭スタッフ全員がソムリエの資格をもっている。
おそらく、田崎真也の弟子として修行しながら接客とワインの知識を学んでいるのだろう。
(そうでもなければ、この料理の値段であれだけのスタッフは雇えまい)。
●ワインの説明も行き届いている。
(ワインのラベルも丁寧にはがしてお土産にしてくれたし…)
●トラットリアにしては客の引けが早く、恐らく午後10時には我々以外居なくなっていた。
何となく、引き上げないとと思わせてしまう空気が漂ったことについてはやや残念。
<雰囲気>
●愛宕山は武蔵野台地の最東端。
江戸時代なら、その東側には、芝浦と東京湾が望めたはずだ。
(実際、現在も愛宕神社の一画には標高25.7mを示す三角点がある。)
●店の最寄駅・日比谷線の神谷町からは、愛宕隧道(23区内で唯一の“山岳トンネル”である!)の脇にある細くて急な階段を利用。
しかし、正式なアプローチは東側にある通称「出世の階段」。
ここから登るには、愛宕隧道を抜けるか、或いは、三田線の御成門駅を利用するのが良いだろう。
●愛宕山は全体が木々に囲まれた豊かな緑地。
境内は桜の名所でもあり、花見の季節にはこの店で「お花見特別ランチセット」が食べられる。
●建物は木造平屋建ての茶屋。
外観からはトラットリアとは分からない程だ。
●店内も木材を基調としたシックな空間。
その中にある椅子の背もたれだけが、赤や黄色、緑、黒の原色を放っていて店内にアクセントを加えている。
外との境は引き戸形式のガラス扉或いはガラス窓となっているため、周辺の樹木と一体となり気持ちがいい。
だから、この店を利用するなら夜よりもむしろ昼がお薦め。
特に、虫が少なくそよ風が暑からず寒からずの新緑が眩しいGW前後が最も良い。
●周辺には東京タワーや芝公園、ホテルオークラなど、デートの素材に事欠かない。
この店の予約さえとれれば、彼女と満足の一日を過ごせること間違いなしのレストランだ。