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1回
夜の点数:4.0
2013/12 訪問
奥志賀の奥にあるオーベルジュ。「高いが旨い」と感じるか「旨いが高い」と感じるか?
●奥志賀高原といえば、スキーヤーにはよく知られたスキー場。主要コースは以下の四つ。 ・ダウンヒルコース(最大斜度28度)…ゴンドラリフトを使って繰り返し滑れる。 ・エキスパートコース(同30度)…リフト沿いでコブ斜面でテクニックを披露できる。 下部の緩斜面は皇族御用達。 ※但し、圧雪車の能力向上により、近年はコブが潰されてしまい残念。 ・熊落としコース(同30度)…新雪・悪雪のコブ斜面。 その名のとおり熊でも落ちる急斜面。 ・鹿落としコース(同32度)…狭くうねる難コース。鹿も転げ落ちる崖斜面。 ここを滑ると熊落としコースが楽に感じる。 ※余りに急な為に公式には閉鎖中で併設の第5シングルリフトも運休中。 コースの入口を見つけにくい。 ※焼額山スキー場の第3ロマンスリフトからコースを確認できる。 熊落としの左側にあるS字の谷がそれ。 ●皇太子一家が毎年のように訪れるため、宿泊施設も志賀高原随一の高級ホテルが存在する。現在は、グランフェニックスにご投宿されているが、以前は奥志賀高原ホテルをご利用されていた。スキーブームが去って客足が遠のき、奥志賀高原ホテルでは以前のようなフレンチを楽しむことができなくなった。これに合わせるかのように、ペンションからオーベルジュに変身したのがここブルーエである。●施設内はツインルームが6室。レストランは2~4人掛けテーブルが6卓(18席)である。<料理・味>●ベルギーの有名フレンチで腕を磨いたシェフが提供するフレンチ。3年程前に修行先の店を訪れたことがある。ディナーはワイン代込みで€120程度(1ユーロ=130円として約16,000円)程度だった。●ここでは夕食だけで11,550円(税・サ込。以下同様)。ワインも値の張るものが多く、二人で白・赤1本ずつ飲んで一人あたり18,000円前後する。立地を勘案すると、結構高めな値段設定である。●料理の内容は2種類あって、季節毎の内容が変わる。内容は以下のとおり(①は1日目、②は2日目)。 ・ザコウスキー :①アンチョビのフュイテ ②ウニのフーレ ・アミューズ :①カボチャのスープ ②赤ピーマンのスープ ・1つ目の前菜 :①フランス産黒トリュフのガレット、サラダ添え ②根セロリとフォアグラのフラン ・2つ目の前菜 :①富山新港の紅ズワイガニのテリーヌ 有機無能薬人参のクーリを添えて ②フランスブルターニュ産オマールサラダ仕立て ・お魚のお料理 :①富山湾から直送のお魚料理、スズキのムニエル、トランペット茸のピュレ ②富山湾から直送のお魚料理、シマサワラのパイ包み焼き、カレー風味のソース ・お肉のお料理 :①イノシシのロースト、山ごぼうを添えて ②信州プレミアム和牛のポッシェ ・フロマージュ :①②共通 フランスからのチーズ、自家製ブリオッシュと供に ・始めのデザート:①信州飯山産栗のグラス ②信州山ノ内町産の生ピーナッツムース ・本日のデザート:①イチゴのムース ②信州中野産の干し柿、グラスシトロネルを詰めて ・珈琲・紅茶類 :①②共通 軽井沢丸山珈琲のエスプレッソ レギュラーコーヒー 蓼科ハーバルノートの紅茶 自家ブレンドハーブティー から1種類選択 ※「ザコウスキー」とは、ベルギー風フレンチで供される前菜のようなちょっとした料理。量は結構たっぷりあって、満腹になる。しかも味はとても美味しく文句のつけどころはない(満足、満足!)。デザートが2種類出されるのでスイーツ好きの彼女を連れて行くと相当喜ばれる。●ワインの価格帯も高めである。料理が旨いから、これに合う1500円前後で売られる安くて美味しいワインはいくらでもあるはず。市価で提供しろとは言わないが、仕入れ値の倍くらい(2500円前後)のものを数多く取り揃えてほしい。今回は6,000円(税込、サ別)を2本注文した。●朝食も基本的に2種類ある。内容は以下のとおり。 ・お飲物 :①②共通 オレンジジュース グレープフルーツジュース 信州リンゴのジュース 紅玉リンゴのジュース 牛乳 から1種類選択 ・メインのお皿 :①野菜の玉子焼き、信州福味鶏の手作りハム、カブトブロッコリーのマリネ、 お魚のコロッケ、じゃがいものサラダ ②信州黄金玉子のポッシュ、甘塩タラのヴァプール、ラタトゥイユ、 信州飯田SPFポークのコロッケ、カボチャのピュレ ・ごはん :①②共通 高山村宮脇農園の玄米入りごはん ・野菜 :①野菜のスープ、野沢菜の炒め物 ②野菜のヴェルーテ、アボガドとタクアンのスモーク ・パン :①②共通 自家製クロワッサン、ハードロールのトースト ・ジャム類 :①ホームメイド、ブラックベリーのコンフィチュール 相沢さんのアルチュールのはちみつ ②ホームメイド、アンズのコンフィチュール 相沢さんのアルチュールのはちみつ ・デザート :①②共通 フルーツのヨーグルト ・珈琲・紅茶類 :①②共通 軽井沢丸山珈琲、蓼科ハーバルノートの紅茶から選択朝の焼きたてのクロワッサンは絶品。メインのお皿は少しずつなので、朝でも全部食べきれる。 <サービス>●オーベルジュにしては、客室のアメニティが充実している。そもそも食事のついでに宿泊できるというコンセプトがオーベルジュだが、オリジナルパジャマまでついているサービス振りだ。●1泊2食付で19,800円~だが、スキーシーズンは22,000円~と1割程値上がりする。但し、平日も休日も休前日も同じ値段というのはわかりやすくていい。(とはいえ、2食付で10000円前後だったペンション時代が懐かしいですねぇ~…)●なお、朝も夜も料理が2種類なので、店としては3泊以上の連泊は薦めていない。●外出から帰ってくると、ちょっとしたお菓子と紅茶または珈琲を部屋まで運んでくれる。スキーの後の疲れた体を癒してくれるサービスとして評価できる。●これとは別に、部屋には軽井沢丸山珈琲のセットがあり、いつでも飲める(無料)。<雰囲気>●奥志賀を訪れるのは勿論スキーシーズンがメインになる。だが、年間を通じてとてもいい場所である。●奥志賀高原以北の奥志賀林道は冬には通行止めとなる(これがつながっていると、野沢スキー場にも行けるのだが…)。この沿道は秋の紅葉、春の新緑が素晴らしく、特に秋山郷から秋山林道を経由してこの宿まで至るルートは森林浴を満喫できる。(秋山郷には奥志賀には存在しない温泉もあるので立ち寄るとよい。彼女も喜ぶはずだ。)●また、標高が1,800m前後なので、夏でも涼しく、夏バテとは無縁である。その割りには春~夏~秋にかけての観光客が少なく、のんびりとしたリゾートの時間を堪能できる。●施設の周囲には、袋小路の道に沿って7棟程の建物が並ぶ小さなペンション街となっている。この施設はその一番奥にある。ペンション街の入口にはグランフェニックスを含む3棟のホテルがあり、奥志賀高原スキー場のリフト乗り場もここにある。●建物は、華美な装飾はなく比較的シンプルであり、元々ペンションであった名残がある。●部屋の窓からは、奥志賀の自然を眺めることができる。部屋の内部は水回りがやや狭くビジネスホテルを思い起こさせられる。だが、食事が中心、宿泊は付属物というコンセプトにおいては十分機能を果たしている。●客層は、冬はスキーヤーがほとんど。そしてその多くが2泊以上する(我々は3泊)。中には1か月近くの長期滞在をする外国人客もいる。彼らはよなよな外出しては一ノ瀬あたりの居酒屋で夕食を済ませ、最終の奥志賀高原行きのバスに乗って帰ってくることを毎日続けている。但し、朝食は毎朝レストランで食べているようだ。だから、自然と友達になり、2日目あたりからは挨拶し合うようになる。夏にも是非とも来てみたいオーベルジュの一つといえる(値段はともかく…)。
2014/03/31 更新
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一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
●奥志賀高原といえば、スキーヤーにはよく知られたスキー場。
主要コースは以下の四つ。
・ダウンヒルコース(最大斜度28度)…ゴンドラリフトを使って繰り返し滑れる。
・エキスパートコース(同30度)…リフト沿いでコブ斜面でテクニックを披露できる。
下部の緩斜面は皇族御用達。
※但し、圧雪車の能力向上により、近年はコブが潰されてしまい残念。
・熊落としコース(同30度)…新雪・悪雪のコブ斜面。
その名のとおり熊でも落ちる急斜面。
・鹿落としコース(同32度)…狭くうねる難コース。鹿も転げ落ちる崖斜面。
ここを滑ると熊落としコースが楽に感じる。
※余りに急な為に公式には閉鎖中で併設の第5シングルリフトも運休中。
コースの入口を見つけにくい。
※焼額山スキー場の第3ロマンスリフトからコースを確認できる。
熊落としの左側にあるS字の谷がそれ。
●皇太子一家が毎年のように訪れるため、宿泊施設も志賀高原随一の高級ホテルが存在する。
現在は、グランフェニックスにご投宿されているが、以前は奥志賀高原ホテルをご利用されていた。
スキーブームが去って客足が遠のき、奥志賀高原ホテルでは以前のようなフレンチを楽しむことができなくなった。
これに合わせるかのように、ペンションからオーベルジュに変身したのがここブルーエである。
●施設内はツインルームが6室。
レストランは2~4人掛けテーブルが6卓(18席)である。
<料理・味>
●ベルギーの有名フレンチで腕を磨いたシェフが提供するフレンチ。
3年程前に修行先の店を訪れたことがある。
ディナーはワイン代込みで€120程度(1ユーロ=130円として約16,000円)程度だった。
●ここでは夕食だけで11,550円(税・サ込。以下同様)。
ワインも値の張るものが多く、二人で白・赤1本ずつ飲んで一人あたり18,000円前後する。
立地を勘案すると、結構高めな値段設定である。
●料理の内容は2種類あって、季節毎の内容が変わる。
内容は以下のとおり(①は1日目、②は2日目)。
・ザコウスキー :①アンチョビのフュイテ
②ウニのフーレ
・アミューズ :①カボチャのスープ
②赤ピーマンのスープ
・1つ目の前菜 :①フランス産黒トリュフのガレット、サラダ添え
②根セロリとフォアグラのフラン
・2つ目の前菜 :①富山新港の紅ズワイガニのテリーヌ 有機無能薬人参のクーリを添えて
②フランスブルターニュ産オマールサラダ仕立て
・お魚のお料理 :①富山湾から直送のお魚料理、スズキのムニエル、トランペット茸のピュレ
②富山湾から直送のお魚料理、シマサワラのパイ包み焼き、カレー風味のソース
・お肉のお料理 :①イノシシのロースト、山ごぼうを添えて
②信州プレミアム和牛のポッシェ
・フロマージュ :①②共通 フランスからのチーズ、自家製ブリオッシュと供に
・始めのデザート:①信州飯山産栗のグラス
②信州山ノ内町産の生ピーナッツムース
・本日のデザート:①イチゴのムース
②信州中野産の干し柿、グラスシトロネルを詰めて
・珈琲・紅茶類 :①②共通 軽井沢丸山珈琲のエスプレッソ
レギュラーコーヒー
蓼科ハーバルノートの紅茶
自家ブレンドハーブティー から1種類選択
※「ザコウスキー」とは、ベルギー風フレンチで供される前菜のようなちょっとした料理。
量は結構たっぷりあって、満腹になる。
しかも味はとても美味しく文句のつけどころはない(満足、満足!)。
デザートが2種類出されるのでスイーツ好きの彼女を連れて行くと相当喜ばれる。
●ワインの価格帯も高めである。
料理が旨いから、これに合う1500円前後で売られる安くて美味しいワインはいくらでもあるはず。
市価で提供しろとは言わないが、仕入れ値の倍くらい(2500円前後)のものを数多く取り揃えてほしい。
今回は6,000円(税込、サ別)を2本注文した。
●朝食も基本的に2種類ある。
内容は以下のとおり。
・お飲物 :①②共通 オレンジジュース
グレープフルーツジュース
信州リンゴのジュース
紅玉リンゴのジュース
牛乳 から1種類選択
・メインのお皿 :①野菜の玉子焼き、信州福味鶏の手作りハム、カブトブロッコリーのマリネ、
お魚のコロッケ、じゃがいものサラダ
②信州黄金玉子のポッシュ、甘塩タラのヴァプール、ラタトゥイユ、
信州飯田SPFポークのコロッケ、カボチャのピュレ
・ごはん :①②共通 高山村宮脇農園の玄米入りごはん
・野菜 :①野菜のスープ、野沢菜の炒め物
②野菜のヴェルーテ、アボガドとタクアンのスモーク
・パン :①②共通 自家製クロワッサン、ハードロールのトースト
・ジャム類 :①ホームメイド、ブラックベリーのコンフィチュール
相沢さんのアルチュールのはちみつ
②ホームメイド、アンズのコンフィチュール
相沢さんのアルチュールのはちみつ
・デザート :①②共通 フルーツのヨーグルト
・珈琲・紅茶類 :①②共通 軽井沢丸山珈琲、蓼科ハーバルノートの紅茶から選択
朝の焼きたてのクロワッサンは絶品。
メインのお皿は少しずつなので、朝でも全部食べきれる。
<サービス>
●オーベルジュにしては、客室のアメニティが充実している。
そもそも食事のついでに宿泊できるというコンセプトがオーベルジュだが、オリジナルパジャマまでついているサービス振りだ。
●1泊2食付で19,800円~だが、スキーシーズンは22,000円~と1割程値上がりする。
但し、平日も休日も休前日も同じ値段というのはわかりやすくていい。
(とはいえ、2食付で10000円前後だったペンション時代が懐かしいですねぇ~…)
●なお、朝も夜も料理が2種類なので、店としては3泊以上の連泊は薦めていない。
●外出から帰ってくると、ちょっとしたお菓子と紅茶または珈琲を部屋まで運んでくれる。
スキーの後の疲れた体を癒してくれるサービスとして評価できる。
●これとは別に、部屋には軽井沢丸山珈琲のセットがあり、いつでも飲める(無料)。
<雰囲気>
●奥志賀を訪れるのは勿論スキーシーズンがメインになる。
だが、年間を通じてとてもいい場所である。
●奥志賀高原以北の奥志賀林道は冬には通行止めとなる(これがつながっていると、野沢スキー場にも行けるのだが…)。
この沿道は秋の紅葉、春の新緑が素晴らしく、特に秋山郷から秋山林道を経由してこの宿まで至るルートは森林浴を満喫できる。
(秋山郷には奥志賀には存在しない温泉もあるので立ち寄るとよい。彼女も喜ぶはずだ。)
●また、標高が1,800m前後なので、夏でも涼しく、夏バテとは無縁である。
その割りには春~夏~秋にかけての観光客が少なく、のんびりとしたリゾートの時間を堪能できる。
●施設の周囲には、袋小路の道に沿って7棟程の建物が並ぶ小さなペンション街となっている。
この施設はその一番奥にある。
ペンション街の入口にはグランフェニックスを含む3棟のホテルがあり、奥志賀高原スキー場のリフト乗り場もここにある。
●建物は、華美な装飾はなく比較的シンプルであり、元々ペンションであった名残がある。
●部屋の窓からは、奥志賀の自然を眺めることができる。
部屋の内部は水回りがやや狭くビジネスホテルを思い起こさせられる。
だが、食事が中心、宿泊は付属物というコンセプトにおいては十分機能を果たしている。
●客層は、冬はスキーヤーがほとんど。
そしてその多くが2泊以上する(我々は3泊)。
中には1か月近くの長期滞在をする外国人客もいる。
彼らはよなよな外出しては一ノ瀬あたりの居酒屋で夕食を済ませ、最終の奥志賀高原行きのバスに乗って帰ってくることを毎日続けている。
但し、朝食は毎朝レストランで食べているようだ。
だから、自然と友達になり、2日目あたりからは挨拶し合うようになる。
夏にも是非とも来てみたいオーベルジュの一つといえる(値段はともかく…)。