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昼の点数:4.8
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~¥999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.7
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|雰囲気 4.7
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.7
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| 雰囲気4.7
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ]
こだわりは料理人の活力
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2018/01/12 更新
帰省時には必ず立ち寄る、私にもったいなさ過ぎるイタリヤ帰りのワイン小料理屋のオヤジさん(オーナーシェフ)が讃岐で一番うまいといったうどん屋さん。ちなみにこの小料理屋、オヤジさんが一切PRしたくないたちなので食べログ未掲載で超隠れ家。
高松中心部出身の東讃人だし、洋食屋のオヤジになれたぐらいだから私より味覚は優れているし、ご経験豊富な人生の先輩であるし、かりそめに同県人であったとして西讃人の凡庸な舌しかない私とではうどんの好みは雲泥の差があると思う。
出汁は化学調味料が一切使用されていないと書いてある。本当の滋味をお楽しみくださいともある。
また、ちくわにこだわりがあるようで、他店は冷凍ちくわとして作られた製品を使用しているからデンプン(キャッサバ粉のことかな、冷凍うどんの成分からの類推、でも自信なし)が多めになるので食感と味が落ちてしまうところ(うどんに通じるコメントです)、当店は観音寺から特別に仕入れた常温用で昔ながらの製品を提供しています。食べ比べをしていただくためにそれぞれ一本ずつセットで二本ご用意しました、とある。
まだこのへんなのに拘りに疲れてしまう自分が怖い。が、どうかなりかけた意識を取り直して、注文はかけうどん(温)とざるうどん(冷)を頼んだが、周りを見渡して一人前の麺が巨大であることに気付き後悔した。
店主の動線正面のカウンター席にご案内いただいたので、かけうどんを食べきるのを見計らったうえでざるうどんの配膳タイミングが調整された。いまどき流石にすばらしい店主である。店内に入る前の行列でホール担当さんが注文を聞くからできる気配りなのだろう。県内に凄腕うどん店はあまたあれどここまではなかなかできるものではない。
滋味というのはこういうものかというほどの出汁であり、イリコのはらわたを丁寧に取り除いたエグミの全くない上品な薫り出汁に贅沢に使われたカツオが深みとコクを添えていて、柔らかさと丸みがあってちくわと良く合う。これで320円は有難過ぎる。ちくわ二本で150円。
細ねぎと生姜は上等なものを使っていて瑞々しい。あらかじめ小皿にお店で載せて提供されるのは、価格を考えれば当然のことだが、有料で追加ができる選択肢があるとありがたいかなー。ちくわも冷凍ものの代わりに昔ながらの観音寺ものだけの二本セットを価格は高くてもいいから選択できたらもっとありがたいかなー。
麺は機械打ちの艶やかな麺でエッジが立った直麺タイプ。かけうどんに感動して圧倒されているうちに、ざるうどん(420円)の写真しか撮れなかったのは私の負けでした。
あらためて先輩オヤジさんが流石の味覚の持ち主だとわかりました。
ご馳走様でした。