このようなランキング崩壊の事態は香川県サイドにももちろん責任があって、瀬戸大橋開通以降の県外客を当て込んだ機械うち山越ブームからおかしくなったのである。、その後、日の出、蒲生、彦根、おか泉、谷川、山縣屋は都会派の非経験投稿者世代レビュアーがたいそう贔屓にした。大阪、兵庫あたりのレビュワーから始まり、いまは、遠来の、讃岐うどん文化から隔絶された経験を有する関東レビュワーが崩壊を助長し始めた。 贔屓の引き倒しとは悲惨なものである。たべてもわからんやつらばかりがなにをいうかということにつきるのだ、というと、大変角が立つもんですね。I am always sensing a slight discomfort at guys of no sense having loud voice.ぐらいにしときます。大阪の権威あるレビュワー様から諫言されましたので。
4人で訪問しました。
かけうどん4杯+釜揚げうどん+お土産うどん配送2か所(計20玉)の注文をします。
前回は、特別にうどんのつゆをペットボトルで持ち帰ることができました。
お土産の生めんとあわせて家内が調理すると、うどん好きである北九州の義理の父親は感激のあまり泣きだしました。
そういう話をしながらの食事です。
平日のお昼時でしたので、1人、3人、5人と男性常連客が入店します。
女将はすべての客に顔なじみです。声をかけて話しています。
接客はお見事というしかありません。
べたべたせず、客の余裕にあわせ簡潔でいて内容の濃いキーワードを発信します。
今回判明したことは、マヨネーズメニューを発案したのは、女将ではないことです。
ご主人、お子様などご家族の提案でした。
週末に多い若いお客さんに人気であるとのことです。
イリコの効いただしは絶品のままで、うどんは飲み込むためのすべての諸要件を満たして変わることがありません。
「麺豪 山下」さんの若いがゆえの角かどしさがなく、まことに熟練の総合力は他にない秀逸なものです。
点数があれば、5点超を付けたいところです。
写真を追加しました。
前回2010.12.30.訪問
晦日に訪問するも正月休み中でした。
これはMRさまから教えていただいてはおりましたが、気なって店の前を3度とおりましたが、甲斐はありません。
ところが、老母と買い物をしていると女将とばったり。にっこりです。(笑)、かえってきたかと。
年末のご挨拶ができました。
正月は3日から営業とのこと。
それじゃ意味ないんですけど、僕的には!!!^^(爆)
御縁は続きますね^^
前回:'10.10.10.訪問
おかえり、今日はひとりで帰ってきたのかと尋ねられる、こちらはホームタウンジャッジメントの塊と見られてもしょうがありません。アウェーが長い
ので癒されます。
お断りしておきますが小生とこちら、何の関係もございませんが、5点満点です。過去に何度も一本負けを食らってますから。こちら女性店主殿なるも切れ味鋭い立ち技系で勝負が早い。
当日、池上製麺所 さまで他人様にはおそらくまったく価値ない勝手な事業構想を練っていたら、無性に、こちらの誇るよじり手切り技、太さが不揃いな、全行程完全手打ち讃岐うどん、骨太のそれを食べたくなり14時過ぎに伺いました。
お客は5人で平日として時間の割には入ってます。
先日大阪弁のバイク乗ったお兄さん見えられたでしょう。おばさん気がつかないから散髪屋のおじさんと一緒に来たのを覚えていませんか。写真とらはるし。と小生。しばし考えて、あのな。うん。
悪いけど覚えとらんわ。最近の若い子はみんな写真撮るから。
きっちりしたお方やから丁寧にお断わりがあったと思うけど。いや^^^わからんわ。
マヨネーズかけ考える暇があったら客覚えなはれ、ほんまにもう。
うどんは、茹でおきで最悪。話しかけたら笑顔はえぇけどうどん最悪ですね。よく出すなこれ、中心顧客なのに。え?それで仕舞いや、あんただから出した、ようそんなことするなぁっ(笑)。今日だったら2点だっせ。さいなら、ほなまた出直すわ^^^。
シリーズ3おわり。次は道久製麺所 さん
2010年8月
背景や経緯は深く同情するべきものはあるものの、不幸にして十分な経験を伴わない投稿者世代の味覚の崩壊というものがこの国で話題になって久しい。
西讃岐出身者だけにうどんには格別の思いいれがつよいため独善的な書き出しかたですみません。全工程完全手打ち讃岐うどんに軍配を上げ続ける変人のひとりとして最推奨のこの店に敬意を表しつつ西讃岐人としてのうどんへのこだわりを書き記したいと思います。
万が一時間のある方は、引き続き読みすすめていただけると幸甚に存じます。これらは讃岐うどんに精通された最上級クラスの方にも、おそらく知識として有効な領域があると思います。
ひとりひとりのレビュアーは空間を移動し、個々に先天的、後天的なバイアスのかかった味覚で嗜好を書く。
あついものが苦手な人がうどんを評価する、辛さがだめなひとがカリーを語ることも大いにあります。本来参戦資格がないとも思えますけれども。
現在、全国レベルで味覚の均質化や収斂化という、恐ろしく反個性的で危険な作業が進行している。
地域の特質や歴史風土に根ざさない間違ったテイスティングの横行が目に余ることが多い。
ことにさぬきうどんに対する誤解はひどく、東京香川の食べログランキングは崩壊しているといわざるを得ない。
うどん東京はトップ20に全工程完全手打ち讃岐うどんの店は一軒もない。(2010.8.27時点)
それだけならまだ許せるが、うどん香川のトップ10からも全工程完全手打ち讃岐うどんの店が姿を消した。機械うち機械きりばかりが並んでいる。
県外投稿者世代が陸続と香川に来て、地域文化にふれる事も無く、宿泊することもせず、さっさと帰っていくから理解が深まらないのだろう。
そのくせ、投稿だけはマメにやるから、発信能力が高くまったくもって始末に終えないというものだ。読むほうも玉石混交で仕分けが大変であろう。
東京も香川も同じ評価で統一された結果、このままでは、全工程完全手打ち讃岐うどんの伝統が守れない。
元来、讃岐うどんは麺が命、なのに、だしの評価ばかりが横行する事態が進行している。たぶん、蕎麦の分野における名声ある上級評価人のスタイルを稚拙に寸借した人の、これまた寸借に由来しているのであると思う。
異領域間コラボレーション努力の結果、更に高い次元に讃岐うどんをはこんでくれる効果が認められるなら期待もするが、今のところは、だしの評価が陳腐ではあるが勝っていて、麺に関する正統でシビアな評価が欠落しているかひどく稚拙のままであり、よほどの高い志がない限り関東の若い料理人に影響を及ぼしていると思っている。
極論になるが、麺と正面から向き合う度量器量がないため、うどんの香り談義なぞ得々と語り始める輩が、のうのうとうどんレビュワーを標榜し、やたらと発信頻度だけ多く、ほんとうに知的好奇心の水準を疑いたくなる。うどん粉の銘柄に逃避するケースもある。西讃岐出身者としてまことに情けない思いがする。
讃岐うどんというものの正しい食べ方は、噛まずに一本ずつすぅ~っとのむ。完全手打ちうどんならではの不均質で粒立った表面、決してツルツルしていない、そして、足うちプラス手切りのゆえの麺のヨジレ。これらが、のどをそれなりにはやく通過するときに適度に暴れ、粒だった表面とヨジレがだしをうまく運びつつ、のど周りを最高に刺激する。
これがのど越しの正体である。讃岐うどんの腰とは、噛んで、これは硬すぎるとか、グミのような押し返す弾力がある、ではなく、のど周りの最高刺激のために、最適な弾性値、つまり腰があるのである。これらの流れるような賞味の技は、いまは閉店した琴平宮武うどんの大将の受け売りであるから、きっと西讃岐に永く伝わる食文化である。
江戸の昔から、うどん玉は讃岐、だしは大阪、と決まっていた。讃岐は生活がまずしいから醤油をかけたことも考えられることではあるが、下手なだしをかけるとせっかくのうどん玉が台無しになるから、先人は醤油としょうがをかけたのだ。明治になって都会から来た味の素もいっぱいかけた。西讃岐人としての自分も、めちゃくちゃうまかった記憶がのど周りに残っている。
てんぷらを乗せるのは、本来邪道である。麺のささやきが聞こえず悪くなるからだ。手打ち麺特有のせっかくの不均質に粒立つ表面が、てんぷら油で平滑化されて機能が台無しになるためであろう。
実は最初にてんぷらなど、トッピングさせたのは、やはり、顧客単価の改善を通じ売上拡大を発案する琴平宮武うどんの大将であると記憶する。
だけどさすがに大将もその良心の咎めから、ちくわ、かまぼこなどを揚げただけの含油分の少ない商品に品揃えを絞ったり、決定的には、トッピングは乗せないよう客に勧めてしまったりした時期すらもあった。
そんな時代、ヘビーユーザー客の一人が自分である。丸亀までの自転車通学路にあったので以降300回は通いつめた。
このようなランキング崩壊の事態は香川県サイドにももちろん責任があって、瀬戸大橋開通以降の県外客を当て込んだ機械うち山越ブームからおかしくなったのである。、その後、日の出、蒲生、彦根、おか泉、谷川、山縣屋は都会派の非経験投稿者世代レビュアーがたいそう贔屓にした。大阪、兵庫あたりのレビュワーから始まり、いまは、遠来の、讃岐うどん文化から隔絶された経験を有する関東レビュワーが崩壊を助長し始めた。
贔屓の引き倒しとは悲惨なものである。たべてもわからんやつらばかりがなにをいうかということにつきるのだ、というと、大変角が立つもんですね。I am always sensing a slight discomfort at guys of no sense having loud voice.ぐらいにしときます。大阪の権威あるレビュワー様から諫言されましたので。
結論に入ります。残念なことに全温度域オールマイティーな麺作りは目指してもできないものです。全工程完全手打ち讃岐うどんは不器用だからです。したがって、店ごとに専門性がはっきりしているし、せざるを得ないのです。
てんぷら類を一切乗せずに以下の頂点店舗を味わってみることをお薦めします。ちなみに各店舗ともに全工程完全手打ち讃岐うどんであることは西讃岐人の私が保証いたします。
低温:ひやひやの、よしや(丸亀飯野)、サイズは中まで
中温:ひやあつの、山内うどん(まんのう大口)、サイズは小まで
高温:表題の店舗になります。女将さん経営の極秘店。ご高齢のため即刻やめるかもしれない。
あつあつの、かわむらうどん(琴平榎井)、サイズは中まで
女将の発案のマヨネーズとかは、ご本人にも再三再四にわたり申し上げているのです。申し訳ないんですが、このおかみの細腕からは想像もつかない、のど周り刺激能力のすごい高い麺とは相容れないと思うんですな。ここは心を鬼にして女将さんに正面から、かけうどん(あついぶん)をたのんで食することをお奨めいたします。こんど、マヨネーズ食べてみるわなくらいは言ったほうがいいかも。これで女将さんはめっぽう喜んでくれますよ。
営業時間はだいたい11時ぐらいからです。店の前の緑地をいっしょうけんめい生育させている超高齢のおじいさんが言ってますから。
あの「娘」はまいにち開店時間が安定せんのじゃと。
「そんなことはぜったいにない」と、おかみは、しゃーないなみたいに笑っています。
ここをふくめて讃岐うどん日本一の3店舗です。
3店舗で3食小ですが食べても1000円でおつりが来ます。