友人のいとこが矢本にいるとの事で付き添いで行ってきました。
家から40分ほどですが、近づくにつれ信じられない光景が広がってきます。
田んぼにつきささった車、巨大な流木などテレビで見るのと実際に見るのでは全く違います。
矢本の街中でも1mほど浸水したとの事で水の跡がはっきり分かりました。
友人のいとこは航空自衛隊松島基地の近くとの事で現在行方不明との事です。
現地に行きましたが、普通の家は基礎のみが残っている状態で津波の大きさがとてつもなかった事が分かります。
改めてとんでもない事が起こった事を実感しました。
その後、石巻を通り友人との共通の知り合いがいる大高森に行くことにしました。
野蒜海岸付近は矢本よりひどい状況です。
この日は野蒜築港中央公園付近までいけることができましたが、かんぽの宿松島の1F部分は柱のみになっており、防風林はほとんどなぎ倒されて、車を降りて見た瞬間体が震え思わず涙がこぼれてしまいました。
普段であれば「大変だったね。」とか口に出ますが、これを見ると被害にあった方には何も言えません。
私にできることといえば、実際に子供達に現状を見せて自然の怖さなどを伝えていくことが必要かなと思ってます。
残念ながら大高森の知り合いとはまだ連絡が取れていませんが、無事を祈ってます。