Tissueさんが投稿した本家柴藤(大阪/淀屋橋)の口コミ詳細

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Tissue(ティシュー)のグルメ備忘録

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本家柴藤北浜、淀屋橋、なにわ橋/うなぎ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2010/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

さすが老舗の味

大阪まむし(蘭)、う巻(小)。

創業300年以上続いている老舗中の老舗。将軍徳川吉宗が愛した上方鰻の代表店だ。おそらくうなぎ料理のお店としては日本で一番古くから続いているのではないだろうか。

この店では、うな重のことを「まむし」と呼ぶ。ご飯の間に焼いたうなぎを敷いて蓋を閉じ、ご飯の余熱で一緒に蒸すからだとも、「まぶし」が「まむし」に変形したのだとも言われている。

(蘭)は大阪まむしの最上級。肝吸、漬物が付いて3300円。う巻が1200円なので、合計4500円。昼ご飯としてはちょっと奮発してみた。

東京・東麻布の「五代目野田岩」や神田の「きくかわ」などに代表されるような江戸のうなぎとは、まったく別の料理だ。このうなぎは、薄くてパリっとしていてあっさりしていて香ばしい。うなぎ本来の風味が清清しく感じられる。脂っぽさやしつこさ、皮の臭みなどがまったくなく、このうなぎなら何枚でも食べられるような気がする。みずみずしい若鮎の清涼感を感じる、絶品のうなぎだ。

この店のうなぎは産地偽装されたほどの三河一色産のうなぎが使われている。個人的にも全国各地で天然や養殖のうなぎを食したけど、三河産の養殖うなぎが一番美味しいと感じた。特に上方焼きには合うと思う。

この店と比べると歴史の浅い、前述の「五代目野田岩」の特徴は、ワイン持込みOK(店でも提供している)と季節によっては天然モノを出してくれることだ。なのでテレビ局のプロデューサーのような胡散臭いオッサンが、ワイン片手に天然と養殖の味の違いなんかの講釈を垂れている光景を目にすることがある。

思わず、「アホちゃう?」と突っ込みたくなってしまう。うなぎを扱う業者も、その野田岩の主人も、天然と国産養殖は焼いてしまうとうなぎのプロでも判別はかなり難しいと言っていた。つまり、素人にわかるわけがないということだ。そして、天然は養殖よりうまいというのは完全に間違った固定観念だ。東京はその手の恥知らずのイキったオッサンがやたら多い。

神戸はなぜか背開き蒸し入りの東京風の店が殆どなので、この食感を得るにはこの店まで食べに行くしかない。ちょうどサマージャンボ宝くじを買いに大阪駅前第4ビルまで行ったので、久しぶりに立ち寄ってみた。

30分並んで、席に付いてから20分。食べるまでに1時間近くかかるのだけど、それでもこのうなぎは、一生やめられませんなぁ~(゜ ー、゜)

  • たまには贅沢を・・・

2010/07/22 更新

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