2回
2018/03 訪問
変わらない美味しさ
雪見だいふく
2018/03/26 更新
2011/04 訪問
焼肉の最高峰
クッパ。
神戸はさすが神戸ビーフで知られた土地なので、市民は牛肉にはとても口が肥えている。美味しくて、しかも安くなければ買わない。焼肉店にしても、大阪の鶴橋や桃谷あたりの店などとは別次元のレベルといっていいと思う。
春日野道の「きらく」、南京町の「くにきや」、宇治川の「満月」、兵庫の「かね竹」、「たじま屋」、「ポッサムチプ」、鷹取の「けいしゅう」、須磨の「白川苑」、三木の「お多福」あたりの店に行くと、まずハズレはない。
しかし数ある神戸の焼肉店の中で、一番美味しいと思えるのはこの店だ。肉質やサイドメニューの味は申し分ない。いたってシンプルなメニューは店主の自信を感じさせる。例えばロースとカルビは並とか上とか特上などといったランク付などなく、上ロースと上カルビのみだ。
A5ランクの神戸ビーフのロースは、サシが入り過ぎていて脂でギトギトの肉が多い。中年以降になるとしつこくてとても食べられたものではない。この店の上ロースは、脂っぽくなくて柔らかくて甘みがある。上ハラミもめちゃくちゃうまい。七輪で焼くのだけど、この炭の火力の加減が良くて、素晴らしく美味しく焼ける。
生レバーやユッケなどのサイドメニューのレベルもすごく高い。ミノや赤センなどのホルモン系もとても上質だ。そしてこのクッパ！カルビクッパやユッケジャンクッパがあるけど、このシンプルな普通のクッパが超オススメだ。
スープにとろみがあり、あんかけクッパという感じ。このスープの味付が絶妙。玉子の半熟加減もちょうど良く、野菜はとても新鮮さを感じる。具のお肉が控え目なところもいい。まさに激うまクッパだ。このクッパを美味しく食べたいがために、あえてその前の焼肉はセーブして食べる。
この店に注文があるとすれば、タレが甘口、中辛、辛口の3種しかないことだろうか。「かね竹」のように生ワサビでなくとも、ワサビ醤油や岩塩などがあると完璧だと思う。店の雰囲気はとても良いのだけど、下町なので大声で騒ぐお客さんが多いのは仕方がない。
そういったことを割り引いても、神戸No.1の焼肉店であることは間違いないと思う。有名店ではないので、予約せずとも入店できるのも嬉しい。この店近くの「飛苑」と違って、カードが使えることもポイントが上がる。混むと困るので、人には教えたくない店の一つだ。
絶品のクッパ
脂控え目の上ロース
2011/04/18 更新
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焼肉。
今回は3人で訪れたのだけど、5人掛シートでゆったり食事。まずは瓶のアサヒスーパードライで乾杯し、ユッケ、白菜キムチ、塩タン、ロース、ハラミ、すじ、ミノ、タン先、ヒレ、カルビクッパという構成。
数年前から岩塩も置いてあるので、最高級ヒレ肉は岩塩で食べた。ヒレだけど、ロースのような細かいサシが入っている。脂っ濃いかと思いきや、口の中でサラッと溶けた。臭みの無い、あっさりした脂だった。
ビールの後はレモンチューハイ、グラスワイン赤を飲んだ。食後にサービスで、デザートの雪見だいふくを出してくれた。お皿にチョコレートで、楽しい絵が書いてあった。これだけ食べて、2万円でお釣りがあった。
三宮では、考えられない値段だ。付出しの生ハムサラダはドレッシングの味がいいし、ウーロン茶はポットで持ってきてくれる。相変わらず、安くて美味しくてサービスがいい。今回も、ごちそうさまでした。