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バーンタイ 三宮本店神戸三宮(阪急)、三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)/タイ料理、カレー、アジア・エスニック
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夜の点数:4.5
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
神戸の至宝
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エビのカシューナッツ炒め
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ベトナムに負けてない生春巻
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2012/08/30 更新
エビのカシューナッツ炒め。
一時期タイ料理にハマり、タイのバンコクでも東京でも評判のいいタイ料理店を聞くと、必ず食べに行ってみた。でも、これまで食べた数々のお店の中で、一番美味しいと思えるお店は地元神戸にある。
エビのカシューナッツ炒めと焼飯。この2つがとにかく絶品だ。その他のメニューも平均的にレベルが高い。このお店の料理はバンコクあたりのレストランで提供される料理とは少し違い、タイ北部のイーサンという街の家庭料理だと聞いたことがある。
タイ北部の街といえばチェンマイが有名なのだけど、北部は中華系の血が入った人々も多く暮らしているので、中華料理のテイストも含まれているのだろうか。日本人の口に合うのは、そうした理由なのかもしれない。
一度、中国人の友人を連れて行ったことがあるのだけど、やはり彼らの口にも合うようだった。中国でもシャンツァイ(タイではパクチー)は料理に定番のように入っているので、まったく抵抗がないのだと思う。
中国人もビックリだったのは、このお店の赤唐辛子の辛さ。耳掻きに乗る程度の少量でも、口の中に入れると火を噴く辛さ。青唐辛子は確かに激辛なものが多いけど、赤唐辛子でここまで辛いのは珍しいと思う。後が判っているのに、チャレンジしたくなる唐辛子だ。
僕はパクチーは苦手なので直接は食べないのだけど、香りのする料理には抵抗はない。あるときバンコクのレストランで、隣のテーブルのタイ人は「パクチーを抜いて欲しい」と注文していた。タイ人でも苦手な人はいるようだ。
エビのカシューナッツ炒めと焼飯は、とにかく香りがいい。匂いを嗅ぐだけで生唾と食欲がみるみる湧き出してくる。味もこれまた絶妙で、食べていて至福感に包まれる。エビ炒めのエビはとてもプリプリしているし、焼飯の味付けも素晴らしく、素材のタイ米の味もいい。
このお店の唯一の難点は、予約が取りづらいこと。理由は、女性同士のグループが多いからだと思われる。この日も夜8時半ごろに入店し、10時ごろにお店を出たのだけど、我々が入店した時点でのお客はまだ全員残っていた。なんという回転率の悪さだろう。
店内で回りを見ていても、皆食べるよりお喋りに夢中だ。男性なら狭くて混んでいるお店の場合、後のお客に気を遣ってサッサと食べて、サッサと出る。喋り足りないなら2次会を設定する。女性はそのあたり、神経が図太いように思う。こういう屋台チックなお店で粘ると、お店や他のお客に迷惑をかける。ゆっくり食事をしたいなら、それなりのお店に行けばいい。このお店は時間制限はあったと思うのだけど、もっと厳格にするべきだと思った。
昨日久しぶりに訪れてみると、いつも見かけていた色白のすらっとした女性店員さんは見かけず、若い外国人留学生のような女性店員さんに代わっていた。単にお休みだったのか、或いは引退されたのだろうか。とても愛想のいい、お店の看板のような店員さんだったので、少し寂しい気がした。
三宮には、このお店がある。誇らしく思えるような、そんなお店だ。