Tissueさんが投稿した健民ダイニング 本店(兵庫/みなと元町)の口コミ詳細

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Tissue(ティシュー)のグルメ備忘録

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健民ダイニング 本店みなと元町、花隈、西元町/中華料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:3.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2012/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人
  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ビーフンの本社で本格中華

(ディナータイム) 車海老の炒めもの。

もちろんランチのレベルも高いのだけど、このお店の真骨頂はディナーに発揮される。福建省の家庭料理なら、しばしば三宮の「好再来」で食べるのだけど、さすが特級厨師の創る料理は一味違う。まず、見た目にも色鮮やかで配置のセンスが良く、食べる前から美味しいオーラを感じる。そして一口食べると、今度は見た目以上の感動に包まれる。

絶対に外せないのは、カニ入りフカヒレスープ。これは絶品。伊勢エビの卵のプチプチ感がたまらない。じっくり、ゆっくり味わいながら飲まないともったいないスープ。海燕の巣のスープなどよりもよっぽど美味しい。

そしてレタス包み。中国各地ではまだ見かけたことがない料理。というか、中国では日本のような瑞々しいレタスを見たことがない。日本の中華料理店ではどこにでもあるので食べ馴れているはずなのだけど、これも感動的な美味しさ。

車海老の炒め物は、この甘辛いソースが絶品。このソースだけをスプーンですくってご飯の上にかけて食べたくなる。車海老の殻はしっかり炒められているので、そのままバリバリと殻ごと食べられる。車海老の甘みとソースの刺激が絶妙にマッチしている。

ここで定番のピリ辛ビーフン。ビーフンの良いところは、焼きそばより軽いので、サクサク食べられるところ。お腹にズシッと来ないので、まだまだ他の料理が食べられる。個人的には、もう少し辛くてもいいと思う。

山芋と鶏肉の炒めもの。色とりどりの野菜やきくらげ、そしてジューシーな鶏肉。山芋は控え目であまり目立たないのだけど、見つかると嬉しくなる。鶏肉と野菜が見事に調和している。

カニとチンゲン菜のカニソースあえ。このお店のシェフはよほどカニが好きなのだと思う。カニを使った料理が多いのだけど、その中でも特にこのカニは美味しい。どうやって作ったのか知りたくなるほどのソースがこれまたうまい。チンゲン菜も瑞々しくて心が和らぐ。

このお店の料理は、何を食べても塩加減が絶妙だ。全体的にはアッサリしているのだけど、味にコクと深みがある。海鮮類、肉類、野菜類、どの素材も本来の旨みが引き出されている。これらは本当に福建料理なのだろうか。海鮮類だけに限れば、広東料理より上だと思う。心から「ご馳走様でした」と言いたくなる、満足度の高い料理だ。


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(ランチタイム) 焼きビーフン。

ケンミンのビーフンは子供の頃に既に存在していた。でも我が家は焼く麺類といえば、焼きそばしか食べたことがなかった。ビーフンは細いので、育ち盛りの子供には物足りないと親が考えていたのかもしれない。

確か原料は米粉のはずなので、小麦アレルギーの人は重宝すると思う。そのビーフンでお馴染みのケンミン食品の本社が神戸に存在していることを知ったのは、ずいぶん大人になってからのことだ。また、新幹線の東京駅のプラットホーム上で中華のお惣菜やお弁当を売っている「yun yun」が、ケンミン食品の系列店だということもあまり知られていない。

ケンミン食品の1階には、会社直営の「健民ダイニング」がある。休日のお昼は行列ができていたりする人気店だ。もちろん、ビーフン料理を中心とした料理なのだけど、料理長は中国で特級厨師の資格を取得しているだけあって、かなり本格的な中華料理を食べることができる。

お昼はビーフンランチがある。焼きビーフンと汁ビーフンが選べる。更にどちらも普通のビーフンと、ピリ辛ビーフンが選べる。普通のビーフンはあっさりしているので、薄味好きな人やお年寄り向き。中年までの人ならピリ辛のほうをオススメする。

休日のホリデーランチは、主菜を酢豚、油淋鶏、八宝菜、海老チリ、海老マヨ、貝柱のXO醤炒めの中から1品選べる。この酢豚がうまい!揚げ加減が絶妙で、外側の衣はカリカリサクサク。あんの味がこれまた素晴らしい。上質な黒酢本来の甘みが口の中に広がる。

酢豚にご飯、前菜、スープ、点心がセットで1400円。これはリーズナブルだ。ビーフンランチも確かそのくらいの値段だったと思う。
店内は自然の採光をうまく取り入れていて、とても明るく清潔感がある。

冬場は火鍋があると聞いたことがある。機会があれば、ぜひ食してみようと思っている。あまりに近場過ぎてかえって足が向かないエリアなのだけど、寒い日の火鍋は最高なので、今年こそ忘れないでおこう。

  • 前菜もハズレなし

  • 焼きビーフン(ノーマル)

  • 黒酢ソースの酢豚

  • 車海老の炒めもの

  • ピリ辛ビーフン

  • 山芋と鶏肉の炒めもの

  • カニとチンゲン菜のカニソースあえ

  • 夏期限定のフカヒレ刺身

2013/04/16 更新

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