zinさんが投稿したこぐまラーメン 武佐店(北海道/武佐)の口コミ詳細

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zin (50代後半・男性・北海道) 認証済

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閉店こぐまラーメン 武佐店武佐、東釧路/ラーメン

1

  • 夜の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2012/05 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

道内でも希少な屋台ラーメンの店。あたたかいご主人のお人柄も魅力です。最高。 

 
 行ってきました、釧路市武佐。
 屋台ラーメン、小熊さんです。
 雑誌HOの表記は”こぐまラーメン”さん。

 今回の釧路行脚ではミシュランガイド北海道2012掲載の「エストディズッパ」さんも
 大切な訪問先ですが、こちらのお店も是非とも訪問したいお店さんでした。

 場所は慣れないと判りにくいところですので
 事前の下調べやカーナビの目的地設定が大切だと思います。
 武佐の住宅街の中ですがまさに秘境。

 今回もクルマで行きました。
 駐車場は店舗前に1台。
 あとは周辺住民に迷惑がかからないように近隣にお願いします。

 店舗の外観は屋台を中心に角材で柱を立て、
 ブルーシートの屋根を貼り白いビニールシートを壁代わりにしたものです。
 初訪でしたので入り口がわからず、外から「すいませ~ん。入り口はどこですか?」と聞いたほどです。
 まずは見た目でびっくりすること間違いないでしょう。 

 入り口はのれんのかかっているところから入ります。
 優しそうなご主人が「こちらからどうぞぉ~」とシートをめくって案内してくれました。

 店内は右手に屋台が固定され、中央にテーブルが1卓、それを囲むように椅子が並びます。
 椅子はお客さんの数によって増えますので席数は不明です。
 大人5人が入るとスペース的には満席でしょうか。
 この日はもうすぐ6月というのにジリも出て寒い日でした。
 ストーブが3台点いています。

 雑誌HOの表紙でみた屋台が目の前にあります。
 2011年1月号の表紙を飾ったあの屋台です。
 タイトルは麺喰らう旅 第2弾。
 私も いきなり面食ったのは言うまでもありません。

 早速店内とラーメンの撮影の許可を頂きました。
 ありがとうございます。

 メニューは画像にもありますが手書きです。
 大盛りのシステムがちょっと面白いですね。
 普通盛り(一玉)に1/3追加だと50円、
 同じく2/3追加だと100円、
 2玉になったら150円です。
 今回はメニューの横にあったおすすめと思しきメニューの
 ウラメニューからオモテメニューになったラーメンを頂くことに。

 以下、ご主人 池田さんのお話を・・・
 もともとこぐまラーメンさんは釧路末広から近い、旭跨線橋の川上町側で30余年営業されていたそうです。
 屋台は留め置き、吹雪の日と霧が濃い日以外、ほぼ毎日のように通われたそうで
 釧路の町を見続けた方です。
 屋台の設営と撤去に毎回2,3時間を要すとのこと。
 大変な作業だと思います。
 ロープで各部は固定されているのですが、真冬でも雨でも作業は素手。
 苦労がしのばれます。

 昔は釧路にもラーメン屋台が沢山あり、船が着くタイミングにあわせて開店し
 急ぐ漁師さんのニーズに答えるうちに麺が細くなっていったそうです。
 本当にそうなんですね。
 (もたもたしてると怒鳴られたそうです。うーんさすが短気だなぁ~)

 屋台に通うために使っていた自動車が壊れたのを機会に現在の場所に屋台を固定。
 旭跨線橋時代の骨組みとシートを使って店舗にしています。
 ”昔は釧路も活気があって、屋台を出しても張り合いがあったもんさ~”とのこと。
 どこの町でも似たようなものですね。

 釧路屋台ラーメンは戦前の「入長」が元祖。
 入長からの流れで秀航園が屋台で始まりその秀航園から独立したのが先代の子熊ラーメン。
 この方が池田さんの師匠に当たる方だそうです。
 ただ現在は屋台の営業許可は当事者1代限りで後には継げません。
 新しい許可も取ることが不可能な今となっては貴重な営業形態なのです。
 残念だけど消え行く食べ物なんですね。

 では気を取り直して、屋台のラーメンが出てくるまでのお話しを・・・
 注文から数分で(2分だそうです)出せるように工夫されていました。
 お湯は沸いています。
 どんぶりも熱く温められています。
 タレをいれお湯で溶き、あっという間にスープ完成。
 ここからも速いです。
 細いので短時間で茹で上がる麺をどんぶりに。
 屋台らしいのが盛り付けの作業。
 屋台の左手の引き出しの中にラーメンにあわせた具が各種収められていました。
 ネギ、シナチクなどです。
 これらを手際よく盛り付けて完成。
 確かに通常のラーメンに比べてかなり速い提供時間です。
 作り手と食べ手の距離感が近いのも屋台の魅力とはご主人のお話し。
 確かに手が届きそうな距離で調理が進みます。
 古き良き時代の距離感です。

 「いただきま~す」
 上品なしょうゆスープとみその旨みが絶妙なバランスのスープです。
 きっと常連さんの要望から生まれたメニューだと想像出来ますね。
 麺は釧路ラーメン伝統の細麺。
 量が少ないんじゃないかと勝手に想像していましたが、意外や意外 かなり入っています。
 
 チャーシューもやわらかく、ラーメン専門店にも全く引けをとらない上等な美味しさ。
 かなりいけます。

 ラーメンを頂いた後、前述のお話を含め小一時間ほどお話をさせていただきました。
 釧路ラーメンのお話し、屋台での様々な出来事などあっという間の時間です。

 最後に、”お写真よろしいですか?”と伺うと照れながらも快諾していただきました。
 ありがとうございます。
 掲載の了承も頂きましたのでアップさせて頂きます。
 ご主人、なんとも言えない好い雰囲気の方です。
 1つのことを愚直なまでに努力してきた人が持つ空気感とでも言いましょうか。
 どっしりと重く、深い中にも温かさと優しさがある魅力的な方でした。
 この雰囲気は簡単には出ないだろうなぁ~。

 いろいろな意味で道内でこれ以上、希少なラーメン屋さんは無いかと存じます。
 このレビューがこれからこちらに訪れる方の参考になれれば幸いです。
 
 池田さん、末永くお元気で。
 今回も大変たのしくおいしく頂きました。
 ありがとうございました。

 ※レビューが大変な長文となり失礼いたしました。
    
 
 

  • ノーフラッシュ撮影

  • フラッシュ使用

  • 店舗入口

  • 店舗看板と赤ちょうちん

  • 真心のラーメンとこぐまロゴ、釧路名物小熊

  • 独特な構成です

  • ウラメニューだったマロヤカフーミしょうゆとみそのあわせラーメン650円 うらメニューがおもてメニューとなりました よろしく

  • 手際よく作ります

  • 2杯ずつ作ってくれます

  • スープ完成、ここからがさらに速い

  • 屋台左の棚に注目。具材が全部此処に入ってます。

  • しょうゆとみそのあわせラーメン(650円)

  • 細麺です(ピントが甘く恐縮です)

  • テーブル上

  • 店主・池田敏さん(掲載了承済)近影。2012年5月29日

  • 雑誌HO 2011年1月号表紙のお店

2012/06/03 更新

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