相方がおっさん(私)が出張に行っている間に、食器棚の中を整理していたそうです。
・・・同時に、私の机周りの物をガサ入れ? したんだろうなあ・・・(-_-メ)
その時に食器棚の中から、2枚のコースターが出てきたそうです。
出張から帰ってくると 「こんなの出てきたよ」と相方から。
うぉぉぉ~ 懐かしいぃ~ (涙)
レコード中心部のレーベルを模したものと 本物のレコードを切り抜いたものであろうもの。
1枚目・・・
名盤、ウィントン・ケリー・トリオの 「WYNTON KERRY!」
Vee Jay という小樽のジャズ喫茶のものです。
閉店してからもう25年くらいは経っているのかな。
学生時代は、本州と北海道の間をを列車と連絡船で往復していました。
函館から旭川の実家まで帰るのに、いつも小樽周り(通称:山線)の列車に乗車。
小樽で途中下車します。
港町を散策する楽しみ。
そして、知らない街でジャズ喫茶を探す楽しみ。
1950年台から60年ぐらいにあったとされるアメリカのレコード会社「Vee Jay」。
小樽で見つけたジャズ喫茶、というよりピアノホールだったこのお店の名前も「Vee Jay」。
たぶん30年前くらいに行ったのでしょう、どんなものを食べたか飲んだかは全然覚えていません・・・。
お店に行くと絶対に記念に持ち帰ってきたのが「マッチ」の箱。
持って帰ってきても良かったのか、ダメだったのか、なのですがこのお店のコースターを持って帰ってきたんですね。
厚紙のコースターをよく見ると、お店の住所や電話番号が書かれていますし。
レコードの題目は、「WYNTON KERRY!」
名曲「枯葉」が納められていますが、お店のオーナーさんはよほどウィントン・ケリーが好きだったのでしょう。
マイルス・ディヴィスというジャズの大御所に「バンドに火を付けるライターみたいなヤツ」と言わしめたほどのピアニストです。
僕だったら・・・
「DOOTONE」のいうレコード会社の「Introducing Carl Perkins」です。
・・・・・・というのはどうでもいいことで・・・
カール・パーキンスと演奏したことがあるマイルス・ディヴィスが「ピアニスト達に持っていて欲しい資質」とカール・パーキンスの名前を挙げている・・・
2枚目・・・
ベーシスト Paul Chanbers(ポール・チェンバース)のリーダー作 「BASS ON TOP」のコースター?
って、これってレコードをそのままくり抜いたものだと思います。
だって、A面だけじゃなくてB面だってあるもん。
レコード番号はBST81569という再発ものなので、ブルーノートの原盤(BN-1569)じゃあないです(笑)
原盤だったら、なんでそんなもったいないことをしてくれたっていう プレミア付きのコースターなんだから!
でも、どこからこのコースターを貰ってきたんだろう???
記憶が全然ありません・・・
ちなみに、今の小樽には「
Groovy」というジャズ喫茶があります。
Groovy というジャケットは、レッド・ガーランド・トリオのものが有名ですね。
このレコードの中に「C jam blues」 という曲がありますが、この曲は「児玉清のアタック25」 の確か・・・
解答者の紹介のところで流れていたと思います・・・
文章が長くなってしまったが、小樽にも良きジャズの時代があったということで(^^)
このコースターには何を置こうかな?
コーンフレーク無しのチョコパフェなんかどうだろう。
(昔のパフェはコーンフレークなんぞ入って無かったし!)