めたぼさんが投稿したそば処元気屋(北海道/せたな町その他)の口コミ詳細

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そば処元気屋せたな町その他/そば

2

  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2021/08 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

8年ぶりに元気をいただきました

前回こちらの元気屋さんにお邪魔したのは8年前。
街中の宿から歩いて30分かかり、お店の女将さんにそれを告げたらそんな奴は初めてだとびっくりしてた。
今回はバイクでツーリング途中、お昼ご飯でお伺いしました。
「8年ぶりにこちらへ来ました」と女将さんに告げると
 「ありがとうございます」
「そのときここまで街ん中から歩いてきた客です」
 「はいはいはいはい、そんな人いましたよね~(笑)」
よっぽど珍しい客だったらしく8年経っても女将さんに記憶されていたようです。
街ん中からは2kmほど。
歩いては僕の短足ガニ股で30分かかりますが、バイクですと2分とちょっとで着いちゃいます。

今回も「元気そば」を注文しました。
10割の力強いそば。
とろろ、ウズラの玉子、ニンニクの梅肉和え、カイワレ大根がのっています。
汁はそばの下にあって、そばと一緒にずるずるすするというよりもニンニクの梅肉和えと一緒に噛むとさらに力強さが倍増。
「ゴボウ5時間、ニンジン2時間、卵たちまち、ヤマイモやたら」なんて昔の人は言ってたみたいですが、ゴボウやニンジンは無くても、元気そばは卵がたちまちでヤマイモがやたらに加えてニンニクがあるわけですから、どこで元気の元を晴らそうかと考えるわけです。
アラ還のおっさんですし・・・
今回は小樽までの3時間半のライディングに使うとしましょう。

力強さのなかに汁がちょうどいい感じに優しくなっていて、足して2で割るとこりゃあもう美味しいそばとなるわけです。
そばの他にも、食前に黒豆をいただきました。
前回は黒豆のゼリーをいただきましたが今回は無くて残念でしたがキュウリの浅漬けをいただきました。
普段はキュウリの浅漬けなんて食べませんが、こちらの浅漬けは何だろう?
何?何? おいしい  シンプルだけど   うまい

カウンター席に座りましたが、目の前に「そば粉シフォン 100円」のメニュー
持ち帰り用に置かれていますがデザートにいただきました。
そばの風味は目立っていませんがシフォン好きには良いでしょう。
もう1個喰える・・・
でも瀬棚の1時間限定のシュークリームも喰いたいし・・・

さて帰らなくては。
また何年後になるかはわかりませんがそばを食べにきたいと思います。
次回はスーパーカブで来ようかな?
本日の走行距離は380km

ごちそうさまでした。

  • 元気そば

  • 黒豆

  • キュウリのお漬物

  • そば粉シフォン

  • アニメ:スーパーカブで小熊ちゃんがつけている黄色のグローブと時計

2021/08/22 更新

1回目

2013/11 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気3.7
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

歩いてでも行く価値あり! たくさん元気をいただきました(^^)/

せたな町北檜山区。

さて、昼飯はどこへ行こうか。
渡された食べもの屋の案内マップの中に、蕎麦屋の文字。
常宿のフロントのお兄さんに、「元気」という蕎麦屋に歩いて行きたいんだけど どう行けばいいべか?
「なんで歩いて?」 といったような顔である。
こういう地図というもの、街中ではある程度の距離感は掴めるものの、郊外になると目的地までの行程がかなりいい加減に省略されていたりして・・・、座標とは無縁である。
そんな不安はやっぱりそのようで、「歩いてくと、けっこうかかると思いますよ。」 だと。
「宿からあっちにいけばいいんかい?」
「宿の前の道をもう一本向こうに行ってから右に曲がり、ずっといってください。」
「どうもありがとうございます。じゃあ、したっけ。」
 (したっけ・・・北海道弁で「バイバイ、またね」という意味。その他に「そうしたら」という接続語もあり。)

「ずっと?」って言ってたよな?
ありゃあ、どんなけあるんだべか・・・

今日は小春日和。
11月の半ば、空はものすごく高く、空気は澄んで散歩には気持ち良い。
しかし、不安である。
知らない町を山の方向へ向かって歩くて行くのである。

女心と秋の空・・・
急に雪混じりの雨が降ってきたらどうするべ。
いったん部屋に戻り、急激な寒さが来ても対応するべくフリースを着こむ。
着てみると暑いもんだなあ。
それでも用心用心。

熊に会ったらどうするべ・・・
防護するものは何も持ってない。
会ったら仕方ないっしょ。

遭難したらどうするべ・・・
ペットボトルのお茶と飴、ついでにフリースの手袋をカバンに放り込み、いざ出発!

一応、お店に電話をしておく。
歩いて行って、店が閉まっていたらこれほど悲しいものは無い。
「いまからそちらへお伺いしたいのですが、お蕎麦食べれます?」
「は~い、大丈夫ですよ^^」 と快活な女性の声。
ひとまず安心。

準備万端のつもり。
さてどんな蕎麦屋か分からぬが、ただひとり、徒歩(かち)より まうでけり である。

「宿の前の道をもう一本向こうに行ってから右に曲がり・・・」
ここまで来た。
ここから先の行方を見ると左カーブしかないが、ナナカマドの真っ赤な実が目に焼き付く。
山の上には雪がかぶっている。
ついこないだまで根雪になるくらいの雪が降ったそうで、、道路には除雪したあとが残っていたりもする。

また先方に左カーブが見えてきた。
そのカーブをクリアすると、はるかに直線っぽい・・・
なげぇな、こりゃ。
これって道を間違えて無い?
でも道路らしい道路といえば、これしか無いみたいだし。。。

自分の影を写真に撮りながら、気持ちを落ち着かせて・・・
ひとりぽっちでも楽しく過ごそうじゃないか。
宿を出てから初めてすれ違った車のドライバーの目は、 「何やってんだあいつ。はんかくさいんじゃないの?」 てな感じ。
それもそうである。
13時28分、頭をぽりぽり という写真を撮っているところだったのである。
まったくのアホである。

直線をずっと歩いていると、何やら赤い物体?
たぶんコカ・コーラの自販機ではないだろうか。
カメラの20倍ズームを目いっぱい使って、望遠鏡代わりにしてみるとやはり自販機。
赤い物体目指して歩きます。

やがてのぼりが見えてきた~。
「そば」と書いてある!

やった~、着いたべぇ~。

所用時間は宿より徒歩29分。
北檜山バスターミナル(旧:国鉄瀬棚線、北檜山駅)からだと、徒歩33分ってとこだろう。
体がぽかぽかと温かい。

お店の外観?
オンコ(イチイ、あららぎ)で作ったであろうお店の看板や、茅葺きならぬワラで作った門など、蕎麦屋っぽく見せようとした手作り感が伝わってくる。
お店自体は、スーパーハウスを改造したようなもの。
いいんです、それがかえって秘境っぽくってね。

お店に入ります。
「ごめんください。」
お客はわたしひとり。
「あれぇ? さっきお電話くださった方ですか?」と女将さん。
「はい、そうです。 歩いてきました。」
「ええ~(笑)。こんな田舎道、よく歩いてきましたねえ。電話がきてからすぐ来ると思ってました。」
そりゃそうである・・・。
歩いてくるような来訪者はそういないらしく、歓迎というか哀れみを持たれたというか。

メニューは、そばとライスとおしるこのみ。
そのなかで、お店の名前にちなんだ 「元気そば」 を注文、元気をもらおうとしよう。

元気そば・・・冷たいそばに、とろろ・貝割れ・うずら玉子・梅肉で和えた無臭にんにく等をのせ、そばの下にはワサビタレが入っています。

体はすでに温まっているので、冷たいそばで十分。
「玉子たちまち山芋やたら」 というくらいなので元気がでそうなメニューである。
しかも にんにくまでついてくる。
ベースとなる十割蕎麦はコシが強く風味は十分。
なかなかの腕前の打ち手であろう。
そばの実は自家製のもの。
広大なる大地ではそばの連作を避け、豆や麦などとの輪作を行っているそうだ。
「新そば」と掲げているお店は多いが、そんな表示が無くても誰もが美味いと感じるわかりやすい蕎麦である。
そんな蕎麦を盛りたてている脇役たち。
とろろとうずらの組み合わせ、貝割れの清涼感と、素材の力強さを感じる。
にんにくは無臭であるが匂い(臭い?)があったほうがさらにパワーアップできるであろう。
蕎麦汁は濃いめで清廉されてはいないが、これがなかなかで蕎麦と脇役とのバランスがとれている。
しっかりと完食。
美味かった~。
これって大盛りできたのかなあ??
もっと食べたかったのである。

ここまで約30分かけて歩いてきたのだ。
蕎麦だけで帰るのはもったいない。
陽はだいぶ傾いてきており、今のうちに体を温めておくとしよう。
ということでおしるこを注文。
 (たんに、いやしいだけである・・・)

おしるこ・・・白玉入りそば団子のおしるこです。別腹にどうぞ!
 (ほら、別腹って書いてるじゃん!)
蕎麦団子の蕎麦の風味はあまりわからなかったが、甘さ控えめであずき本来の風味が伝わってくる・・・
別腹としてもお腹に負担はかけることは無し。

さ~て、帰ろうかなあと思っていたところ、
「これ、食べて行ってください。 いつもできるとは限らないのでメニューにはのせてないんです。」 だって。
歩いてきた予期せぬお客を余程不憫に思ってくれたのだろう、黒豆ゼリーというものをサービスでいただいた。
こちらのお宅ではよく黒豆を煮ているそうである。
「その時に出た煮汁ってもったいないでしょ。 それをゼリーにしちゃったんですよ。」
見た目はそれこそ真っ黒なかたまり。
でもこれがね、生まれて初めて食べたというか、美味しいゼリーなのである。
スイーツとかじゃなく豆そのものの旨さがつまったゼリー。
ゼリーを作るために黒豆を煮てはいないそうなので、これはレアな一品といえよう。
黒豆に含まれているポリフェノールがどんな役目をするのかなどメタボな私にはわからぬが、きっと体に良いに違いない。

まったりと時間をすごしてしまった。
帰らねば。
そういえば蕎麦湯を飲んでない。
女将さんに蕎麦湯を注文。
蕎麦湯は自分で注文するようだ。
体を温めてから帰りましょ。

「元気をいただいちゃいました。」
「はい、それはありがとうございます。」
「これで宿まで歩いて帰れそうです。ごちそうさまでした。」

「あっ、そうそう。 また来ますね! 今度は歩いてじゃないですから。」
「またお待ちしてます。」

食後は自分の影と戯れることができなかった。
宿に着くころには小腹が空いてきた。
馬、いやメタボ、さらに肥ゆる秋である。

いろんな元気をいただいた。


  • 宿より徒歩で出発-1308  さて、蕎麦屋まで、かち(徒歩)よりまうでけり・・・

  • どこにあるんだべ?-5分経過 1313

  • 真駒内会館前を通過。歩道の白いのは雪。  1316

  • ななかまど-1338

  • ナナカマドの実~真っ赤です

  • たぶんあっちだべなぁ-1321

  • 山には雪がかぶってるし

  • まだまだ先は見えないべさ。この先また左カーブだな・・・-1326

  • ずっと行くんだろうなあ-1328

  • 大丈夫かなあと頭をポリポリ-1328

  • 晩秋の小春日和。空気がうまい!

  • 稲を刈ったあと。冬はもう目の前。

  • なんか遠くに赤い自販機らしきものが?-1333

  • ちょっとズルイですが、カメラを望遠にしてみます。店かい?

  • きっと店だべね?-1336

  • 到着したべさ-1337

  • 間違い無し!-1337-所要時間徒歩29分

  • 手作り感がいっぱい

  • お店はスーパーハウス改?

  • まず、蕎麦茶と黒豆

  • 元気そば 650円

  • 十割蕎麦です

  • 山芋、うずら、無臭にんにくと梅肉、かいわれ

  • 蕎麦の下に汁とわさびがあります

  • お漬物です

  • おしるこ 300円

  • 蕎麦粉入りの白玉です

  • 黒豆ゼリー 黒豆を煮た煮汁がもったいないのでゼリーにしたそうです

  • これ、めっちゃ美味い^^

  • 蕎麦湯は頼んでください

  • ここで蕎麦を打ってるんですね

  • 大事な道具たち。かっこいいなあ。

  • 外でも蕎麦がいただけちゃう

  • お店を出ます。歩いて帰ります。

  • 結果は○(まる) です^^ ごちそうさまでした

2013/11/24 更新

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