たんえんさんが投稿したサラマンジェ ド イザシ ワキサカ(東京/銀座)の口コミ詳細

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サラマンジェ ド イザシ ワキサカ銀座、内幸町、日比谷/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2018/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

フランス料理の教科書

フレンチらしいフレンチを食べたくなったら、迷わずサラマンジェ。
今の流行である小皿おまかせには背を向け、クラシックな(正しい)フランス料理をあくまでアラカルトで提供してくれる。

今日はまずしっかりとしたテリーヌ系と子羊のローストあたりを目的としました。
アラカルトメニューを開くと、冬のせいか羊はローストでなくカスレに変わっておりしばし悩む。
結局、パテアンクルートとブフブルギニョンの組み合わせに。パテアンクルートが室温になじむまでのアミューズ替わりとしてスポットメニューからカキのスモークもオーダー。

☆カキの5分間スモーク、トマト水のジュレ:5分間スモークなので軽いスモークかと思っていましたが、さすがサラマンジェしっかりとスモークされており生ガキのジュレがけとはまったく別の料理に仕上がっていました。
☆パテ アン クルート:肉テリーヌのパイ生地包み。典型的なよくある古典的前菜。ここのは分厚く切られておりボリュームもたっぷり、しかも文句なしのバランスの良い旨さで肉パテを喰らう悦びを充分感じられる。
☆ブフ ブルギニョン:フランス式ビーフシチューはとろとろに煮込まれたゼラチン質の入った肉に濃縮された赤ワインソースとからんだ濃厚なお味。
☆タルトタタン:デザートは秋冬になると登場するタルトタタン。黒板メニューにあるとついつい注文してしまう。どこかこのレベルのタルトタタンを売ってるスィーツ屋さんはないかしら?と思ってしまう。渋谷のヴィロンが近い出来なんだけどもう少しだけ甘さ抑えて欲しいし、カフェドゥマゴのはもうちょっと洗練させて欲しい、などなど思いをはせながら満腹になって完食。

いつも通り完成度が高いフランスのクラシックな料理を楽しめました。
パリなんかではビストロやブラッスリーだと古典料理には出会えるんだけど、相当に粗っぽくここほど洗練されていない。地方に行けばあるかもしれないけど、そういう店はミシュランでは星付かないし流行りじゃないんで紹介してくれる本もほとんどないから、現地に知り合いでもいない限り難しい。
なので正しく丁寧に作られたフランス料理は銀座のサラマンジェへ行って食べましょう、という自分で言っていながら変な?結論。

2018/01/29 更新

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