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南粤美食元町・中華街、日本大通り、石川町/中華料理
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昼の点数:4.2
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 3.5
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|雰囲気 2.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.2
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| サービス3.5
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| 雰囲気2.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
本場広東の味!しかし.....
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香港腸詰炒飯
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滑蛋蝦仁
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2020/01/16 更新
気付けば年が明けてしまったので昨年行って記憶に残る店をまとめて投稿。
平日の昼前、開店時間の15分ほど前に店前に着くがすでに5~6人が待っていた。
訪問は2度目、初回は2ヵ月ほど前だったがすっかり気に入ってしまった。
初回の注文はこの店の看板メニューとしてかなりの人が注文している南粤塩焗鶏(丸鶏の塩蒸し焼)と香港海老雲呑麺でこれがまるで香港で食べるような味(残念ながら麺のみは香港麺ではなかったが)で日本化しておらず好印象。
今日はもうひとつの名物、煲仔飯(土鍋ご飯)かなあとと思ったが、むしろオーソドックスな広東系料理を食べてみたくなった。昼はメニューは頼まない限り渡してくれず、お客は壁のボードメニューから注文している。そこで食べログにあったアラカルト写真から
・滑蛋蝦仁(エビと玉子の炒め) ・香港腊腸炒飯 の2点を注文。
オーダーとりのお姉さんは「土鍋ご飯がオススメなんだけどな~」、とちょっと渋ったが受けてくれた。渋るのは調理人は主人ひとりである為で、狭い店とはいえ定番料理の調理で手一杯なのだと思われる。
やはり結構時間がかかったが、まずはエビと玉子の炒めが中国語表記で滑蛋と書かれている通り玉子はトロトロ仕上げで出てきた。日本では滑蛋との表記があってもトロトロになっておらず炒蛋とたいして変わらないことが多々あるが、香港や中国では滑蛋とあればトロトロで炒蛋であればトロみはほとんどない仕上げなのが当たり前だが、それがちゃんとその通りで出てきたのでまずうれしくなった。食すれば、わずかに塩味がきつい場所はあったものの全体的には上出来で久しぶりにまともな滑蛋蝦仁が食べられて満足した。
次に腸詰炒飯の登場だが、こちらはシンプルな玉子チャーハンをベースとしてそれに腸詰が加えられているおり、外見だけでなく味も見た通りである。ベースとなる玉子チャーハンがまず上出来で、ご飯もベタつかずサラサラと炒められており化調の旨みは加えられておらず味的にもシンプルだがむしろ好印象。この炒飯に香港式腸詰を合わせて食べると腸詰の甘みが加わりちゃんとした広東料理の炒飯を食べたという気にさせた。
ここは香港や中国にあったとしても明らかに大衆店という店構えであるが、調理のレベルは現地の大衆店の平均よりは明らかで上で中~高級店に近づいており、厨師は大衆店ではなく中~高級店で調理技術を習得したのではないかと予想される。
次回はやはりオススメの土鍋ご飯にしようかな?と考えて店を後にした。
この訪問の少し後に中華街を訪れたが、店前に相当に長い行列が出来ておりしかも最後尾には「本日はこれにて打ち止め」の小さな看板まであった。何があったんだ!と食べログのクチコミを見て理由が判明。「孤独のグルメ」で紹介されてしまったらしい。
これで当分の間、この店でランチを楽しむのは絶望的な状況になってしまった。
クチコミを見て判ったが、この番組で紹介された店を聖地巡礼とか称して巡っている人たちが結構多いらしい。聖地巡礼とは本来の孤独のグルメの精神とは真逆な気がするが.............