obesity_odysseyさんのマイ★ベストレストラン 2013

【４つ☆　　そのクラスでは迷わずおススメです！太鼓判！】

大阪を離れるにあたり、正直ここでしか食べられないものがパッと浮かびませんでした。
ただ、よくよく考えれば日帰り圏内の京都の味は京都でしか味わえません。
akiiさんのレビューを読ませて頂きコチラを選びました。
２０年以上前に、コチラで松花堂弁当を頂いたことは今でも忘れられずにおりました。
あのころはランチが精一杯で、いまならちょっと頑張れば夜の会席もいけますが
あえて、あの時と同じ松花堂弁当を頂くことにしました。
あの時の味や感動が変わっていないか？
思い出は美しいままに…と申しますが、美化された思い出が正しいのか？
あの頃よりは食べるものに恵まれた自分の感覚が変わっていないか？
連れと一緒に確かめに行ってまいりました。

久々のお店は、思ったよりこぢんまりとしています。
古さや、やれた雰囲気は少々あって、
単なる豪華なお店でしたら他にも知っていますが
akiiさんの書かれていた谷崎の陰影礼賛がそこには確かにありますね。
お部屋は春の節句に合わせて、ひな人形の軸が掛けられ
生け花も凛とした美しさを部屋にもたらしています。
この時は混み合っていたのか部屋に二組でしたが
二人で個室をいただけることもありますし、
仲居さんがつききりでお世話をしていただけることを考えると
５７５０円のお弁当はそれだけでもお得なものだと思います。

さて、お弁当は会席のエッセンスを少量ずつ味わえるお得なもの。
しっかりとした技法と材料の良さ、季節感、見た目の綺麗さはたいしたモノです。
ただ、甘いだけでない金柑の砂糖漬けや
笹で巻いたのはちまきかと思いきやお寿司だったりと驚きもありました。
女酒のオリジナル純米吟醸「熊彦」も進み、結果とすれば大満足のランチとなりました。

正直なところ、デパートなどに出店されている　たん熊北店　や熊魚菴には
がっかりした思い出があったので少々不安でしたが…京都の良い思い出を持てて安心しました。
２０年前のあの時は自分の人生の何度目かの分岐点でした。
今度の転居ももしかしたらそうなるかもしれないな…と思いながら
「自分の原点となるお店」なのかな？と考えてしまいました。
小山薫堂さんが丁度、web GOETHEで書かれていたのを、読んだばかりでしたので。
http://goethe.nikkei.co.jp/gourmet/130307/02.html

「あの時の自分には希望があって、輝いていたんだ」って思えるお店なんでしょうか？
また、帰ってきて今度は夜の会席を味わってみたいと思います。

【４つ☆　　そのクラスでは迷わずおススメです！太鼓判！】

２０年ぶり以上にお邪魔しました。
以前は小さいお店だったのですが、立派なお店になってましたね。
久方ぶりなのでほぼはじめてということもあり
お寿司をおまかせで美味しいところお願いします！とお願いしたのですが
結局はおきまりだったようで（＾＾；
ちょっと豪華な握りセット的なかんじは残念だったかな？
お好みで注文すべきですね。

…というのも一通り頂いた後に、何品か頂きましたけれど
いずれも美味しく、またリーズナブルなお値段でしたから。
マグロの皮ははじめて食べましたが珍味ですね！
ゼラチン質で、河豚ほど固くなくてポン酢が良くあいました。
以前、シャコのツメからのみ集めた肉で軍艦を食べたりしましたが
ちょっと、チャレンジングなお仕事もされています。
でも、それが美味しいですね！
つまみを何があるか聞いて注文して、握りも相談しながらがベストでしょう。

ご主人は物腰柔らかく、丁寧な方で色々相談に乗ってくれるはずです。

【３つ☆半　金額分以上の価値があって、ちょっとしたオススメ店です！】

美術館のハシゴをした〆にコチラで遅めのランチ！
すっかりアートな感覚になった私もコチラの雰囲気にはスッとなじめました。
青山、表参道のメイン通り裏にハワイなどの高級リゾートホテルが現れた感じです。
土曜の14時ですが、満席…女子率90％いくんじゃないかな？という状態。

雰囲気に押されて、モエシャンドンをボトルでまずはお願いしました。
料理はタパスと書かれた前菜が多いですね。
メニューはどれも一捻りしてあって、魅力的ですね。
地中海料理を標榜するだけあってシーフードが充実している気がします。
味は、とても素晴らしいの領域には届きませんがまずまず頑張っている感が伝わります。
雰囲気と合わせて楽しめるレベルで時に光るものがあるってイメージですかね。
美味しいんですよ。…でも、リゾートホテルのメインダイニングではなくてあくまでカジュアルレストラン級です。
元々のお店のコンセプトがそこだと思いますから。
価格と素材から考えたらよく頑張っている方だと思いますよ。
美味しかったのはイカの生ハム、ハーブ詰めロースト1500円かな。
全体的にスパイシーですけれど日本人向けに抑え気味。
もう少し、主張のある方が私好みですが、これくらいが客層には良いんでしょうね。
でも、満足でした！ワインも白をもう１本空けちゃいましたし（＾＾；。

一番良かったところはスタッフの教育が行き届いていて笑顔で気持ち良い接客をしてくれたこと。
これがあるだけでグッと高級感が増します。コストをここにかけたのは正解だと思いますね！
高級リゾートホテルのカジュアルレストラン。これを理解していれば間違い無いと思います。

【３つ☆半　金額分以上の価値があって、ちょっとしたオススメ店です！】

西天満の一角にあるアジア食堂。
横を覗くと古い住宅だと解るんですけれど上手くリノベートしてあります。
間口がそれほど広くなく奥に長いカウンター形式。
オーナーと思われる女性がお一人で切り盛りしています。

ランチしか伺ったことありませんが
チキン・大根・ポテト、キーマ、ほうれん草の3種類が選べていずれも700円
大盛りは＋100円ですが、一緒に行った同僚クンのと比べると大分、多めですね。
それよりも、私は＋100円のドリンク、ラッシーを頂きます。
辛さも＋できるようですが、普通にお願いしたモノでも充分かな？
アルミのプレートに出てくるターメリックライス、サラダに本日の一品、そしてボールに入ったカレーです。
本日の一品が日によって変わりますけれど、コレがアクセントになって美味しいんですよね。
もちろん、肝心のカレーはいけてますよ！
ネパール風で本格的ではありますけれど、どこか親しみやすいのは日本人が作っているから？
スパイシーでありながら、スープがしっかりしていて味が馴染むんですよね。
大根も珍しいですけれども合っていますね！
ランチの3種はいずれも頂きましたけれどどれもイイです！
夜カレーもちょっと試してみたい一軒ですね～♪

【３つ☆　　金額分の価値があって、少々足を伸ばしてもまた行きます。】

グッとキレイになった伊勢丹新宿でランチを食べることになりました。
１２時前ですが、どこも結構並んでいます。
並ばず入れたコチラにお邪魔して３０００円を少し割る、店名の付いた宮川セット？をお願いしました。
どんどん、高くなる鰻。
うざく、肝吸いまでついてこのお値段ではあまり期待できないかな？デパートだし（＾＾；
元々、西日本の直焼きのパリッとした鰻が好きなんですが…

あら、美味しいじゃありませんか！
江戸前のふわっとした鰻ですが、脂のノリもあって上品。
私が年齢をとったせいもあるかもしれませんが（＾＾；
うざくも、お重も、お値段的には現在の鰻事情を考えれば納得のお値段。
山椒も香り高く、楽しむことができました。