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閉店すぎとら果実店京都市役所前、三条、三条京阪/喫茶店、フルーツパーラー
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昼の点数:3.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 4.0
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気4.0
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
ご主人の「ええかげん」に京都の奥深さを知る
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冬のパフェ
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2008/11/11 更新
そのフルーツショップは京都市役所やホテルオークラの 近くにある路面店。
店頭の品揃えは、日常の生活で食べるというよりは贈答品ぽい。
けど、このサビレ具合に反して、のれんやメニューの いい塩梅加減は
何なのだろう。きっとこの奥には何かある。
のれんをくぐり、パーラーへ入り、スツールに腰掛ける。
ご主人は口数の少ない寡黙なタイプ。お客さんは地元の方とも観光客とも
読み取れない謎の女性。 「冬のパフェ」¥850をオーダー。
手元を見れば京都新聞が2部。目の前の水槽には 大きなアロアナ。
その他にも観賞用水魚が多数。 棚にはローレンツに関する写真集。
読み取れぬ・・・。
出てきたのはビックリするくらい普通のフルーツパフェ。
どこがなにゆえに冬?とツッコミたくなるフルーツの組み合わせ。
しかも生クリームのような飾りは一切なし。 ご主人の朴訥さを
体現したような出来上がりだ。 大胆にカットされたメロンをひとくち。
・・・瑞々しくて甘い! 正直洗練はされていないけれど、フルーツは
美味しい。 アイスは手作りゆえなのかシャクシャクした懐かしい食感。
なめらかさや甘さは足りないけれど、これも昭和テイストで
なかなかやるではないですか!
食事を終え、ラ・フランスのジャムを2つ買って、ご主人におずおずと質問。
(このジャムもハチミツのような味わいで素晴らしい)
「あのー、この店内のお品書きなどはご主人が書かれているのでしょうか?」
「あーまぁ、ええかげんにやらせてもろてます。」
ここにも偉大なる京都人が・・・。 本当に京都は奥深い・・・。
「スギトラ」について「京都を包む紙」という本にも記述があります。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4877586547/503-1480220-7949520?SubscriptionId=175BC0N2BCT0X4DAZG82