2回
2020/11 訪問
マドラスミールス 珍しいメニュー(パロタ、ドーサなど)が充実した南インド料理店
(2020年7月〜11月)
入り口には消毒液がある。ホール担当者はマスクをしている。また、各席には透明な仕切りがある。新型コロナウイルス対策はかなり頑張っている。店の表には対策の内容を列挙した説明が書いてある。
マドラスとは、チェンナイ(南インドの東側コロマンデル海岸沿いの、ベンガル湾に面するタミル・ナードゥ州の州都。人口500万人程)の旧名である。IT関連やビジネス・アウトソーシングで有名。
我が愛読書「新版 誰も知らないインド料理」(渡辺玲 著)は、南インド料理の例として、ラッサム(トマト、タマリンドなどを黒胡椒などで味付けしたスープ)、サンバル(豆とナスなどの野菜を煮込んだスープ)、ポリヤル(豆と野菜の炒め物)、ドーサ(クレープのような料理)、パロタ(クロワッサンのような折り込みがあるパン)、ビリヤニ(炊き込みご飯)を挙げている。これら全てをマドラスミールスは提供している。私はこのように専門性の高い店を好む。
この店にはハラル(HALAL)のマークが表示されている。
(2012/5/17)
平日の12時過ぎに1人で初めて訪問。色々ランチメニューはあるが、私の食べたことが無いかあるいはあっても名前を憶えていない料理を多く取り入れている「ノンベジタリアンミールズセット」(1,200円)を注文。なお、メニューは750円からある。
クートゥ・・・カボチャとココナツ
ラッサムスープ・・・タマリンドの酸味がきいたちょっと辛めのスープ
サンバル・・・野菜と豆を煮込んだスープ
アッパラン・・・何かわからなくなった!(後日わかったが、豆のせんべい)
チキンカレー
パロタ・・・パロタは生地が渦巻き状になった、南インドでよく食べられているパン。私はどこかで食べた気がするのだが、気のせいかも。珍しく、柔らかくおいしい。
スパイシーフライドチキンが3つ。
ライス。
デザートは平べったくした米を甘いココナツに入れたもの。
チャツネは4種あって、1つはミョウガの入った私には珍しいもの。他にも、ココナツ、ミントとコリアンダ、トマトなど。
以上は全て店のホール担当の女性が説明してくれた。私のような珍しい料理マニアには嬉しい。サービスはお手拭きがある。水は頼む前に入れる。
店内は緑主体で落ち着いた感じ。クジャクの羽の模様がある。音楽はインドの伝統的なもの。
そういえば客層だが、最初にいた2人は私と同じく珍しい料理を狙って来るタイプ。後ほど来たのは親子連れや近所の奥様グループか。なお、中原区や川崎駅前にはインド人の会社員や出張者などが多く、夜には結構インド人の来店があるそうだ。
おいしい点、珍しい点、料理の説明などサービスのいい点、健康的な点(ベジタリアン・メニューもある)、値段が手頃な点など、とても気に入った。再訪問したい。
(2012/5/19)
土曜日の昼に2人で訪問。今回はベジタリアン・ミールスセット(1,100円)を注文。
サンバル、ラッサム、ポリヤル、クートゥー、ライス、
パロタ、パパド、野菜カレー、ワダ、デザートとチャイである。
ワダ(Vada)とは、主に小麦粉で作られた甘くないドーナツのようなもの。Wikipediaによると、南インドやスリランカで朝食として食べる他、駅や路上でも売っているとのこと。
ポリヤルとは、ジャガイモなどの野菜を炒めて蒸したもの。
デザートは先日の物とは違っていた。
追加でマドラスコーヒー(250円)を注文。ミルクコーヒーのようなもので、熱いコーヒーを皿とカップで入れ替えて空気を入れて泡立てる。
後日、土日にはメニューとなることが多いビリヤニ(炊き込みごはんの一種)も試したい。
(2012/5/27)
晴れた日曜日の昼に再訪問。1時半頃と遅めの時間帯だが客は多く、何よりである。
羊ミートボールの入ったビリヤニ、オニオンパチャディ(タマネギのヨーグルト和え)のミニセット(1,000円)を注文。久しぶりにビリヤニを食べて満足である。
武蔵小杉/新丸子近辺では、南インド料理の当店、モモなど北インド/ネパール料理のマヤレストランと使い分けが出来る状況になってありがたい。
(2012/6/2)
晴れた土曜日の12時過ぎに2人で訪問。
ノンベジタリアン・キーマドーサ(1,090円)を注文。ドーサとは、南インドのクレープ様の料理で、キーマドーサとはキーマカレーをドーサで包んだもの。この店では恐らく羊肉。他にチャツネ(4種)、サンバル(野菜と豆を煮込んだスープ)、ミニサラダ、チキンカレー、ライスとチャイ付き。
私がドーサを食べたのは初めてだと思う。珍しくおいしい料理が食べられて満足である。
(2012/9/9)
晴れた暑い日曜日の12時過ぎに2人で訪問。レヴューを書くのは久しぶりだが、月1〜2回通っている。
今日は2種類のカレーのセット(850円)を注文。カレーにはいつもある8種類の他、日替わりの1種類から選べる。私は野菜カレーと日替わりのブラックペッパーチキンカレーにした。野菜カレーにはインゲン、カリフラワーなどが入っている。パロタ、ライス、小さいサラダがセットである。4種類のチャツネもある。いずれもおいしい。
追加でマドラスコーヒー(250円)を1つ注文。
店を出たのは1時頃だが、満席かつ何人か待っていた。
(2012/10/8)
晴れた体育の日の11時ちょっと過ぎに2人で訪問。既に客が何組か入っている。12時前に満席になった。
今日も2種類のカレーのセット(850円)を注文。私は海老のカレーとほうれん草のカレーにした。海老のカレーにはシュリンプが入っている。
今日はこのセットに付いている飲物は、温かい豆乳のチャイになっていた。健康的でおいしい。
(2013/6/22)
曇りの土曜日に1人で訪問。
2種類のカレーのセット(890円)を注文。本日のカレーは「ナス入りキーマカレー」で1つはそれにした。もう1つは海老のカレーにした。久しぶりに食べると、チャツネとパロタがこの店の際立った個性だと思う。
持ち帰りもあり、これはカレー1種(大きめの容器)とパロタで500円。
(2013/9/14)
土曜日の11時40分頃に訪問。ワンギ・バート(Vangi Bath)(1,200円)を注文。これはナスの入ったスパイシー炊き込み御飯(ビリヤニ)である。オニオン・パチャディが添えられている。デザートはカボチャのケーキのようなもの。いずれもおいしいが、ちょっと量が少ないかな。
(2014/3/8)
土曜日の12時過ぎに1人で訪問。同じメニューを食べた場合はレヴューを書いていないだけで、およそ月1回は行っていると思う。
2種類のカレーのセット(890円)を注文。本日のカレーは「ナス入りキーマカレー」で1つはそれにした。もう1つは「豆とほうれん草のカレー」にした。いずれもおいしい。
(2014/5/10)
あまり空腹でない晴れた土曜日の昼に訪問。1時半頃と遅めの時間帯だが客は多く、何よりである。インド人らしき客もいる。
ベジタブル・ビリヤニ、オニオンパチャディ(タマネギのヨーグルト和え)のミニセット(税込み1,000円)を注文。ビリヤニにはカリフラワーなどが入っていた。おいしくて健康的である。
なお、マドラスミールスが掲載されている雑誌がいくつか置いてあった。Hanakoの南インド料理レストラン特集(5カ店だったと思う)もその1つ。「南インド料理」とのHanakoの取り上げ方にはこだわりが窺われて感心した。
(2014/7/27)
晴れて暑い日曜日の12時過ぎに2人で訪問。今日は南インド式ベジミールス食べ放題(税込みで1人1,200円)のみのメニューである。これはアッパラン(豆のせんべい)、ライス、ポリヤル(キャベツなどの野菜炒め)、カボチャと豆のカレー、ナスとジャガイモのカレーなどのセットである。追加でマトン・キーマカレー(同100円)を頼んだ。飲み物はマドラス・コーヒーを1つ注文(同400円)。いずれも健康的でおいしく満足である。
客はインド系の人が2人いた。この近辺には技術者と思われるインド人が住んでいるのである。
(2014/11/1)
小雨の土曜日の開店直後の11時半に2人で訪問。
ノンベジタリアン・キーマドーサ(税込み1,100円)を注文。チャツネ(4種)、サンバル(野菜と豆を煮込んだスープ)、ミニサラダ、チキンカレー、ライスとチャイ付き。少々食べたり無いので、追加でバスマティライス(税込み150円)を注文。バスマティライスは長粒種に属する香り米。バースマティーという名称は、「香りの女王」というヒンディー語に由来する。
おいしく満足である。
(2015/11/22)
昼に再訪問。今日は4周年記念でミールスのみ(内税1,000円)で食べ放題。これはアッパラン、ライス、ポリヤル(キャベツなどの野菜炒め)、カボチャと豆のカレー、ナスとジャガイモのカレーなどのセットである。フランジア(メルシャンのカリフォルニア・ワイン)という赤ワインをグラスで注文(同500円)。満足である。
(2016/7/10)
昼に再訪問。シーフード・ミールス(内税1,250円)を注文。ポリヤル、クートゥー、ラッサム、サンベール、エビカレー、ライス、パロタ。アッパラン、スパイシー・フライド・イカ(Squid)、デザート、チャイのセットである。満足。
12時前で満席になった。
(2016/10/16)
日曜日の12時前に2人で訪問。しばらくして満席になった。流行っていて何よりである。
2種類のカレーのセット(内税990円)を注文。本日のカレーは「ペッパーベジタブルカレー」で1つはそれにした。もう1つは「羊のキーマカレー」にした。いずれもおいしい。
(2017/1/8)
日曜日の11時半過ぎに2人で訪問。今日もしばらくして満席になった。流行っていて何よりである。
マトン・ビリヤニのミニ(内税1,200円)を注文。オニオンパチャディ(タマネギのヨーグルト和え)とチャツネが付いている。ミニだが結構な量で、うちのかみさんは食べきれないので分けてもらった。ホットのチャイが付いている。満足である。
(2017/8/13)
日曜日の12時前に1人で訪問。
2種類のカレーのセット(内税990円)を注文。本日のカレーは「マッシュルームとマトン・キーマカレー」で1つはそれにした。もう1つは「ベジタブルカレー」にした。いずれもおいしい。
(2017/12/2)
土曜日の13時30分に訪問。満席だったが、退店客がいてすぐに入れた。私を含めて男女問わず1人客も結構いる。インド人であろう客(日本人と来ていた)も1人いる。
2種類のカレーを注文(内税990円)。本日のカレー(チキンとひよこ豆のカレー)と野菜カレーを選んだ。野菜カレーにはインゲン、ジャガイモなどが入っている。満足。
14時頃店を出たが、2~3人待っていた。繁盛していて何よりである。
(2018/3/15)
晴れて暖かい平日の11時半に1人で訪問。
ノンベジタリアン・キーマドーサ(税込み1,100円)を注文。チャツネ(4種)、サンバル(野菜と豆を煮込んだスープ)、チキンカレー、ライスとチャイ付き。ドーサとは、南インドのクレープの様な料理である。キーマドーサの中にはひき肉、もやし、ピーマンなどが入っている。たまに食べたくなる食感である。
(2018/8/12)
日曜日の昼に1人で訪問。2種類のカレー(内税1,000円)で、サンバル(野菜と豆を煮込んだスープ)と日替わりのペッパー野菜カレー(インゲン、ジャガイモなど)を選び、バスマティライス(追加で同150円)を注文。満足。
(2018/12/2)
日曜日の昼に2人で再訪問。カミさんは2種類のカレー(内税1,000円)、私はシーフード・ミールス(内税1,250円)を注文。ポリヤル、クートゥー、ラッサム、サンベール、エビカレー、ライス、パロタ、アッパラン、スパイシー・フライド・イカ(Squid)、デザート(米を使ったものだと思う)、ホットチャイのセットである。満足。
12時前でほぼ満席になった。
(2019/7/27)
土曜日の昼12時過ぎに2人で訪問。今日はヴェジタリアン・ミールス(内税1,200円)の日である。バスマティ・ライス、サンバル(野菜と豆を煮込んだスープ)、ラッサム(タマリンドの酸味が効いたスープ)、クートゥー(「合わせた」ぐらいの意味)、ボリヤル(野菜を炒めて蒸したもの)、コランプ(スパイシー煮込み)、スペシャル・マサラの組み合わせで、食べ放題。2皿分食べて満足。
客層は様々。インド系、日本人3人組、母娘、日本人個人客など。
(2019/11/17)
晴れた日曜日の昼12時前に1人で再訪問。5割ほどの客の入り。カップルも1人客もいる。
シーフード・ビリヤニ(内税1,650円)と迷ったが、シーフード・ミールス(同1,300円)を注文。50円、つまり4%の値上げである。妥当な価格だと思う。ポリヤル、クートゥー、ラッサム、サンベール、エビカレー、ライス、パロタ、アッパラン、スパイシー・フライド・イカ(Squid)、デザート(米を使ったものだと思う)、ホットチャイのセットである。満足。
(2020/4/9)
新型コロナウイルス対策で、今日はテレワークである。政府の意向に賛同して、なるべくテイクアウトにして人との接触を減らそうと思っている。晴れて暖かい昼11:40頃にコンボセット(内税1,000円)を注文。15分ほど後に受け取って持ち帰った。
コンボセットはカレー(マトンキーマを選んだ)、パロタ(4つに切ってある)、メドゥワダ(Medu Vada;豆の揚げドーナツ)、ライス、サラダの組み合わせ。満足。
そう言えば、昼でもキャッシュレスは5%引きなのでJCBカードで支払った。
(2020/4/20)
寒い雨の昼の12:30に、事前に電話でコンボセットを注文した。20分後に引き取りに行った。インド人男性はマスクをしている。今はテイクアウトのみにしている。
今日はエビカレーとフライドチキンを選んだ。20分かけて寒い中を歩いたのだが、カレーは程よく温かいので温め直さずに食べた。満足。
(2020/5/9)
晴れた土曜日の昼11:30に電話して12時前にテイクアウト。待っている客は1組のカップルと、多分、南アジアの外国人男性1人。
今日は2人分で、コンボセットを2つ注文。1つはエビカレーとメドゥワダ、もう1つはほうれん草と豆カレーとフライドチキンにした。満足。
(2020/5/21)
曇りの平日の昼にコンボセットをテイクアウト。今日は野菜カレーとスパイシーフライドチキンにした。野菜はカリフラワー、インゲン、ジャガイモなど。満足。
(2020/6/21)
6月19日に東京都、神奈川県など5都道県を含む移動自粛が解除された。ただ、私は慎重で、店で食べるのは空いている場合だけにして、なるべくテイクアウトを活用しようと思っている。
ホール担当者も2人の料理人もマスクをしている。また、各席には透明な仕切りがある。新型コロナウイルス対策はかなり頑張っている。
晴れた日曜日の昼11:30に電話して12時にテイクアウト。ちなみに店は満席だった。数人の待っている客がいた。東京から来ている客もいるかもしれない。
今日は2人分で、コンボセットを2つ注文。1つはカミさんの分のほうれん草と豆のカレーとフライドチキン、もう1つは私の分のスパイシー野菜カレーとメドゥワダにした。野菜はカリフラワー、インゲン、人参など。満足。
(2020/7/11)
前日には東京都内で243人、神奈川県では32人の新規の新型コロナウイルス感染者が発生した。
晴れた日曜日の昼11:40に電話して12時にテイクアウト。ちなみに店は満席に近かった。
今日は2人分で、コンボセットを2つ注文。1つはカミさんの分はマトンキーマとフライドチキン、もう1つは私の分のスパイシーチキンカレーとメドゥワダにした。満足。
(2020/7/19)
前日には東京都内で290人、神奈川県では49人の新規の新型コロナウイルス感染者が発生した。同県は警戒アラートを発令している。
晴れて暑い日曜日の昼11:40に電話して12時にテイクアウト。ちなみに店は席数を若干減らしたとはいえ、満席に近かった。ちなみに外で1人の女性(多分テイクアウト待ち)と、1組のカップルが待っていた。
今日は2人分で、コンボセットを2つ注文。1つはカミさんの分はまたマトンキーマとフライドチキン、もう1つは私の分のチキンカレーとメドゥワダにした。満足。私はこれでテイクアウトのカレー7種類を制覇した。
(付記)街の様子だが、人通りは多い。私を含めおよそ8割の人はマスクをしている。公には空気が通っている道ではマスクはしなくてもいいのだが、熱中症にならない範囲でしているに越したことはない。
(2020/8/23)
前日には東京都内で256人、神奈川県では101人の新規の新型コロナウイルス感染者が発生した。同県は警戒アラートを発令している。
雨が止んだ後、晴れて暑い日曜日の昼11:40に電話して12時にテイクアウト。ちなみに店は席数を若干減らしたとはいえ、満席に近かった。
今日も2人分で、コンボセットを2つ注文。1つはカミさんの分はまたバターチキンとスパイシーフライドチキン、もう1つは私の分のえびカレーとスパイシーフライドチキンにした。満足。
ところでカミさんがレシートに“NANDRI Meendum Varuga”という文字が書いてあるのを見つけた。どうも“Thanks, Come Again”の意味のようだ。
(2020/11/28)
晴れて暖かい土曜日の昼11:40に電話して12時20分にテイクアウト。ちなみに店は席数を若干減らしたとはいえ、満席に近かった。テイクアウト客も1組いた。
今日も2人分で、コンボセット(税込で1つ1,000円)を2つ注文。1つはカミさんの分は海老カレーとスパイシーフライドチキン、もう1つは私の分はほうれん草と豆のカレーとスパイシーフライドチキンにした。満足。私は同じメニューを食べた場合は通常はレヴューを書かないのだが、コロナ禍での状況の記録のために今回は書いておく。
(付記)前日には東京都内で481人、神奈川県では254人、全国では2,498人の新規の新型コロナウイルス感染者が発生した。高止まりである。
ヴェジタリアン・ミールス
表のメニュー説明
シーフード・ミールス
コンボセット(テイクアウト)
マトンキーマカレー(テイクアウト)
コンボ(テイクアウト)
エビカレー(テイクアウト)
ほうれん草と豆カレー(テイクアウト)
野菜カレー(テイクアウト)
スパイシー野菜カレー(テイクアウト)
スパイシーチキンカレー(テイクアウト)
チキンカレー(テイクアウト)
2022/11/12 更新
マドラス・ミールスは南インド料理店である。ラッサム、パロタ、ドーサなどが充実している。ナンなどの北インド料理は提供しない。この信念を貫いて食べログの東日本のカレー100名店に選ばれるとは大したものである。それと私より前に、2011年の開店直後にこの店の価値を見出した先輩レヴュアー諸氏と、この店を支持した常連客はすごいと思う。
夜には、マラバフィッシュカレー、チキン・フッカ(スパイスが入った辛口の炒め物)、パコラ(Pakora:衣をつけて油で揚げた料理)などを提供している。
2020年3月12日時点で食べログで3.67点(神奈川県全体で1位)、2019年のカレー100名店に選ばれている。
(2020/12)
夜に訪問。Winter Specialというメニューがあったので、それから色々注文。小松菜とカシューナッツのパコラ(豆粉揚げ、600円)、ターマライキング・プルス(レンコンの辛口アーンドラ風唐辛子とタマリンドカレー、900円)、プリ・サーダン(タマリンドペーストのピリ辛混ぜご飯、750円)、バスマティライス(値段は控え忘れた)、ウタパム(ピリ辛パウダーをかけた豆と粉の生地のパンケーキ、お好み焼きのよう。850円)、ターメリックペッパーミルク(ウコンと黒胡椒のホットミルク、400円)を注文。ビールはマハラジャなどを頼んだ。どれも私が初めて食べる料理で、美味しい。
料理人はマスクをしていないが、カウンターとの間にアクリルかと思われる仕切りがあった。
1人当たり3,500円を下回った。なお、インド系と思われる1人客が2人来ていた。
(2020/6/10)
まだ明るい平日の夕方6時頃、1人で訪問。私が入った時、1人の男性が店を出るところだった。他に1組のカップルの先客がいた。
入り口には消毒用ジェルがある。椅子席に通された。席には多分アクリルであろう板が吊るしてある。ホール担当の女性もインド人男性(料理もしている)もマスクをしている。
さて、店頭ではToday’s Specialとしてヨーグルト・ライス(内税600円)とあったので、まずそれを選んだ。また、初めて見るマトン・ウルライ・サルナ(Mutton Urulai Salna)というマトンとジャガイモのカレー(同1,000円)、マハラジャ・ビール(同600円)を注文。ウルライとはジャガイモのこと。ヨーグルト・ライスは当然ながら甘くない。結構な量で、満腹になった。
ちなみに私の後に男性1人客が2人来た。7時前の早い時間にしてはなかなかいいペースで客が入っている。
(2020/3/12)
暖かい平日の夜6時過ぎに1人で訪問。先客は男性2人組。
季節メニューのキャベツ・パコラ(内税600円)、本日のカレーのペッパー野菜カレー(同900円)、バスマティ・ライス(Basmati Rice, 同500円)、カシス・ラッシー(同500円)を注文。パコラ(Pakora)とは衣をつけて油で揚げた料理である。結構、量は多い。複数人で食べるのが普通なのだろう。野菜カレーにはインゲン、カリフラワー、人参、グリンピースが入っている。なかなか美味しい。
しばらくすると、男性1人女性2人のグループが来た。新型コロナウイルス懸念のある中、比較的堅調なペースで客が入っている。
共同オーナーかと思われる女性と少し話をした。この近辺の客は、テレワークの人が増えているとのことである。
合計2,500円。キャッシュレス支払いで5%引きになると書いてあったので、JCBカードで支払った。
(2019/9/12)
平日の夜6時半頃、1人で訪問。先客はカップル2組。
マラバフィッシュカレー(内税900円)、日本米とパロタ(同400円)、マハラジャ・ビール(同600円)を注文。マラバフィッシュカレーは、タマリンドとココナツを使った酸味のあるものである。マラバとはマラバール海岸(ケーララ州)と同義ではないかと思うが、正確には知らない。魚はマグロかと思うが忘れた。珍しい料理が食べられて満足である。店内ではインドのダンスのミュージック・ビデオか映画である。
私が店を出た頃には、母娘であろう2人客が入ってきた。また、帰る途中の横断歩道近くで、インド系と思われる10人ぐらいの若者のグループとすれ違った。彼らもマドラス・ミールスに行くのかもしれない。
(2019/4/15)
コートのいらない割と暖かい夜7時前に1人で訪問。私は夜に行ったのは初めて。先客が2組いる。私はカウンターに座った。
Today’s Specialのチキン・フッカ(内税800円)、レモンライス(同600円)、マハラジャ・ビール(同600円)を注文。チキン・フッカとはスパイスが入った辛口の炒め物。レモンライスにはピーナツ、黒胡椒などのスパイスが入っている。なかなか美味しい。ビールのアルコール度数は4.9%だが、ほどほどに酔った。
サービス面では水を頼む前に入れた。
そのうち、また1組客が入ってきた。
満足である。たまには夜にも行こう。