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Kimitakeのレストランガイド
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Kimitake (男性) 認証済
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1回
夜の点数:3.8
2015/04 訪問
八景亭 庭園が見られる歴史のある料亭
八景亭は彦根城の敷地内にあり、玄宮園に隣接している料亭。玄宮園は楽々園とともに「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されている。玄宮園の原形となる庭園が造営された時期は、概ね1678年頃と見られ、彦根藩4代藩主井伊直興が整備したといわれる。(2015/4/11)何ヶ月か前に予約して、寒い土曜日の夜に6人で訪問。私がこの料亭を訪れたのは、およそ30年ぶりである。ウェブサイトによると料理の値段の幅は1人5,400円〜13,500円(サービス料・消費税込み)となっており、私たちは税別で10,000円の料理とした。先付は、うろり(琵琶湖で採れたハゼ科の魚などを醤油と砂糖などで煮た、佃煮に似た料理)、鮒寿司のコロッケ(良い工夫である)、菜の花、若竹などだった。お椀は、フキ、タケノコ、近江牛。向付は、鯉の刺身。揚げ物は鮎の天ぷら。焼き物は、近江牛の料理。煮物(炊き合わせなど)は、うなぎと餅米。ご飯・止め椀(味噌汁)甘味は黒ごまプリンとイチゴ。以上、彦根らしい工夫があり、おいしく、楽しめた。ちなみに昼であれば、玄宮園が見られて、より良いと思う。佐和山(かつて石田三成の佐和山城があった)が借景になっている。床の間には女性の絵と甲冑が飾ってある。なお、私はビールの銘柄指定を当日にするという不手際をしたのだが、入手してくれていた。そのため、サービス点は高めにする。ところで、八景亭のウェブサイトには料理の説明が無く、魅力が伝わりにくい。もっと改善した方がいいと思う。もう1点。三島由紀夫は彦根市内の紡績会社の労働争議についての小説「絹と明察」を書いている。執筆前に、当時の労働組合のリーダーに取材しているのだが、その場所がこの八景亭である。これも売りになると思うのだが。実際、私は「絹と明察」を10年程前に読んで、機会があれば再訪問したいと思っていたのである。なお、ビール、日本酒などの飲み物代と消費税を含めて、1人当たり1万2,000円ちょっと。請求書には明細が書いてあり、明朗会計である。私たちは現金で払ったが、ウェブサイトによるとクレジット・カードでの支払いも可能である。
2015/04/12 更新
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八景亭は彦根城の敷地内にあり、玄宮園に隣接している料亭。玄宮園は楽々園とともに「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されている。玄宮園の原形となる庭園が造営された時期は、概ね1678年頃と見られ、彦根藩4代藩主井伊直興が整備したといわれる。
(2015/4/11)
何ヶ月か前に予約して、寒い土曜日の夜に6人で訪問。私がこの料亭を訪れたのは、およそ30年ぶりである。
ウェブサイトによると料理の値段の幅は1人5,400円〜13,500円(サービス料・消費税込み)となっており、私たちは税別で10,000円の料理とした。
先付は、うろり(琵琶湖で採れたハゼ科の魚などを醤油と砂糖などで煮た、佃煮に似た料理)、鮒寿司のコロッケ(良い工夫である)、菜の花、若竹などだった。
お椀は、フキ、タケノコ、近江牛。
向付は、鯉の刺身。
揚げ物は鮎の天ぷら。
焼き物は、近江牛の料理。
煮物(炊き合わせなど)は、うなぎと餅米。
ご飯・止め椀(味噌汁)
甘味は黒ごまプリンとイチゴ。
以上、彦根らしい工夫があり、おいしく、楽しめた。
ちなみに昼であれば、玄宮園が見られて、より良いと思う。佐和山(かつて石田三成の佐和山城があった)が借景になっている。床の間には女性の絵と甲冑が飾ってある。
なお、私はビールの銘柄指定を当日にするという不手際をしたのだが、入手してくれていた。そのため、サービス点は高めにする。
ところで、八景亭のウェブサイトには料理の説明が無く、魅力が伝わりにくい。もっと改善した方がいいと思う。もう1点。三島由紀夫は彦根市内の紡績会社の労働争議についての小説「絹と明察」を書いている。執筆前に、当時の労働組合のリーダーに取材しているのだが、その場所がこの八景亭である。これも売りになると思うのだが。実際、私は「絹と明察」を10年程前に読んで、機会があれば再訪問したいと思っていたのである。
なお、ビール、日本酒などの飲み物代と消費税を含めて、1人当たり1万2,000円ちょっと。請求書には明細が書いてあり、明朗会計である。私たちは現金で払ったが、ウェブサイトによるとクレジット・カードでの支払いも可能である。