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Robakun Reataurant Guide
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Robakun (60代後半・男性・東京都) 認証済
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昼の点数:5.0
2006/07 訪問
ばばちゃん料理の真髄
☆ 「ばばちゃん」料理って? 「今晩は、ばばちゃんフルコース、七千円 岩美町です、案内します!」と 取引先男性から会議中にメモをいただいた。 「ちょっとちょっと冗談でしょ!」と誤解のかぎり。 県外者は、誰でも必ず誤解するだろう 実際は、ばばちゃん料理なるものを、 昨年11月末にいただいた。 旬は11月から2月までとか この「ばばちゃん」の本場は 松葉かに水揚げ日本一の岩美町! ばばちゃん=大きな地魚深海魚のこと。 関東で云えば巨大なアンコウか! < 以下岩美町観光協会の案内か「ばばちゃん」の説明抜粋要約> 「ばばちゃん」は岩美で獲れる深海魚のことです。 肌がヌメヌメ、全長60cm~1mほどの「ばばちゃん」、 アンコウとかタラにも似てて、 「松葉がに漁」の底引き網にポツポツかかる。 昔は、漁師さん達だけが船上の賄いに、 また自宅で味わうもの。 雪降る12~2月が旬。 鍋にすると、ふかふかの白身とだし汁が合わさり、 身体がぽかぽか温まる。 松葉がには、鳥取沖の水深200~400mに生息。 岩美町の網代港や田後港などの沖合漁船が、 底曳き網で獲ってきます。 深い海底からの網には、松葉がにだけではなく、 深海魚が多々かかります。 でも、捨てられたり、漁師さんだけが食べてしまったりと! さて、この深海魚に通称が「ばばあ」なるもの。 愛嬌のある顔からこう呼ばれるのですが、 学名は「タナカゲンゲ」。 地元の岩美町はこの魚に着目。 新しい観光資源、郷土料理の華としてPRしたところ、 たいへんな人気となったのです。 名前もちょっと可愛く「ばばちゃん料理」です。 みなさんはじめてこの魚を見ると、 「こんなにデカくてグロテスクな深海魚を食べるの?」と 思われますが、実際食べてみてびっくりするようです。 ほたて貝のようにも見える白身は、 ぽってりと弾力があってあっさり味。 顔に似合わずなかなか美味。 フルコースとなってきれいに盛り付けされると、 その容姿は想像できず。 刺身はもちろん、照り焼き、塩焼き、揚げもの、煮付け、 なんでも良しですが、やはり鍋料理が華。 ところで、松葉かにの底曳き網にかかってくるのは 「ばばちゃん」だけではな~い!ので、 岩美町町興しご担当は、次なるPR深海魚を物色中とか! さて、喰ろうてみては... 「ばばちゃんの刺身」 帆立貝極似、身厚な刺身、 淡泊な風味で、オコゼと鯛の中間のような! 黙すれば伊勢海老でも通じそうな風味。 日本酒に至極合うのは勿論のこと 「ばばちゃんの唐アゲ」 揚げ油の風味をまとう衣、その中は極めてふかふかな ばばちゃんの白身。 河豚の唐揚げよりも、よりあっさりだが滋味は深い。 「ばばちゃんの皮の酢の物」 ばばちゃんの皮湯引き酢の物のこと。 これも「河豚皮の湯引き」と同じような調理法だが、 柚子香が酢と重なりながらも、 皮(たんぱく質)としての旨みを主張する逸品。 河豚皮よりも美味と思う。 「ばばちゃんの照り焼き」 照り焼きにしても淡白な白身焼魚の極致。 全く執拗さのない旨みが深い。 これは焼酎などであっさりといただきたい、そんな焼き物。 「ばばちゃんの塩焼き」 エラの塩焼きだが、これも柔らかく美味。 海塩の風味と合わさると、あっさり感が助長させられるが、 極めて淡白な塩焼き魚、例えば石鯛などの焼き物に酷似か。 「ばばちゃんの煮付け」 頬肉の醤油煮魚で、これは鮪の頬肉などを想起させるが、 全くの別モノ。 風味は極めてあっさりだが、とても噛み応えのある食感。 しかし、適度に脂があり、それがまるで煮汁に溶け込むように、 細かい脂肪粒となって浮いている。 この脂肪粒がますます旨みを強調する、そんな良品。 白飯が欲しくなるのは私だけではないはず! 旨みは脂だ!ということの再実感... 「ばばちゃん鍋」 柔らかい身がでくせがないから、とても淡泊な味の鍋物。 柔らかめの柚子酢でいただいたが、 山陰に冬居るんだな~!とか、妙に納得させる鍋。 滋味深く、余市のアンコウ鍋に勝るとも劣らない銘品! 要、予約と付け加えておく!
2011/10/05 更新
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日本酒あり
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ソファー席
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☆ 「ばばちゃん」料理って?
「今晩は、ばばちゃんフルコース、七千円
岩美町です、案内します!」と
取引先男性から会議中にメモをいただいた。
「ちょっとちょっと冗談でしょ!」と誤解のかぎり。
県外者は、誰でも必ず誤解するだろう
実際は、ばばちゃん料理なるものを、
昨年11月末にいただいた。
旬は11月から2月までとか
この「ばばちゃん」の本場は
松葉かに水揚げ日本一の岩美町!
ばばちゃん=大きな地魚深海魚のこと。
関東で云えば巨大なアンコウか!
< 以下岩美町観光協会の案内か「ばばちゃん」の説明抜粋要約>
「ばばちゃん」は岩美で獲れる深海魚のことです。
肌がヌメヌメ、全長60cm~1mほどの「ばばちゃん」、
アンコウとかタラにも似てて、
「松葉がに漁」の底引き網にポツポツかかる。
昔は、漁師さん達だけが船上の賄いに、
また自宅で味わうもの。
雪降る12~2月が旬。
鍋にすると、ふかふかの白身とだし汁が合わさり、
身体がぽかぽか温まる。
松葉がには、鳥取沖の水深200~400mに生息。
岩美町の網代港や田後港などの沖合漁船が、
底曳き網で獲ってきます。
深い海底からの網には、松葉がにだけではなく、
深海魚が多々かかります。
でも、捨てられたり、漁師さんだけが食べてしまったりと!
さて、この深海魚に通称が「ばばあ」なるもの。
愛嬌のある顔からこう呼ばれるのですが、
学名は「タナカゲンゲ」。
地元の岩美町はこの魚に着目。
新しい観光資源、郷土料理の華としてPRしたところ、
たいへんな人気となったのです。
名前もちょっと可愛く「ばばちゃん料理」です。
みなさんはじめてこの魚を見ると、
「こんなにデカくてグロテスクな深海魚を食べるの?」と
思われますが、実際食べてみてびっくりするようです。
ほたて貝のようにも見える白身は、
ぽってりと弾力があってあっさり味。
顔に似合わずなかなか美味。
フルコースとなってきれいに盛り付けされると、
その容姿は想像できず。
刺身はもちろん、照り焼き、塩焼き、揚げもの、煮付け、
なんでも良しですが、やはり鍋料理が華。
ところで、松葉かにの底曳き網にかかってくるのは
「ばばちゃん」だけではな~い!ので、
岩美町町興しご担当は、次なるPR深海魚を物色中とか!
さて、喰ろうてみては...
「ばばちゃんの刺身」
帆立貝極似、身厚な刺身、
淡泊な風味で、オコゼと鯛の中間のような!
黙すれば伊勢海老でも通じそうな風味。
日本酒に至極合うのは勿論のこと
「ばばちゃんの唐アゲ」
揚げ油の風味をまとう衣、その中は極めてふかふかな
ばばちゃんの白身。
河豚の唐揚げよりも、よりあっさりだが滋味は深い。
「ばばちゃんの皮の酢の物」
ばばちゃんの皮湯引き酢の物のこと。
これも「河豚皮の湯引き」と同じような調理法だが、
柚子香が酢と重なりながらも、
皮(たんぱく質)としての旨みを主張する逸品。
河豚皮よりも美味と思う。
「ばばちゃんの照り焼き」
照り焼きにしても淡白な白身焼魚の極致。
全く執拗さのない旨みが深い。
これは焼酎などであっさりといただきたい、そんな焼き物。
「ばばちゃんの塩焼き」
エラの塩焼きだが、これも柔らかく美味。
海塩の風味と合わさると、あっさり感が助長させられるが、
極めて淡白な塩焼き魚、例えば石鯛などの焼き物に酷似か。
「ばばちゃんの煮付け」
頬肉の醤油煮魚で、これは鮪の頬肉などを想起させるが、
全くの別モノ。
風味は極めてあっさりだが、とても噛み応えのある食感。
しかし、適度に脂があり、それがまるで煮汁に溶け込むように、
細かい脂肪粒となって浮いている。
この脂肪粒がますます旨みを強調する、そんな良品。
白飯が欲しくなるのは私だけではないはず!
旨みは脂だ!ということの再実感...
「ばばちゃん鍋」
柔らかい身がでくせがないから、とても淡泊な味の鍋物。
柔らかめの柚子酢でいただいたが、
山陰に冬居るんだな~!とか、妙に納得させる鍋。
滋味深く、余市のアンコウ鍋に勝るとも劣らない銘品!
要、予約と付け加えておく!