めいぷるさんのマイ★ベストレストラン 2013

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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ここ2年ほどは、この「ベストレストラン」に投稿していなかったのですが・・・
今年は精力的に足と口と手を使いましたので、思い切って投稿しました!

関西に転勤して1年半。
相変わらず、東京と大阪の往復生活ではありますが・・・
ベスト1、2、3は関西圏のお店とさせていただきました。
こういうステキなお店があると、しばしの関西生活もエンジョイできそうです。

【又三郎】
 なんでしょう、こちらは『肉』の概念をガラっと変えてくださいました。
 肉食女子としては、こちらをベスト1にしないわけにまいりません♪

【康月】
 「地産地消」の素晴らしさをドーンと教えてくださったお店です。
 滋賀草津まで遠いですが、足繁くお邪魔したいと思っています。

【美菜月】
 ウニ、コハダがこんなにも五感を刺激してくれるものとは想像していませんでした。
 握りひとつひとつ、繊細な仕事をされていらっしゃる大将の心意気を感じずにはいられません。



2014年も楽しい食事とお酒の時間を探し求め、足と口を使って・・・
そして、がんばってレビューをしてまいりたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

Matasaburo (長居 / 焼肉、ステーキ、ホルモン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/07訪問 2013/07/30

肉食女子ばんざいっ(*≧∀≦*)

週末の日曜日、友人が在住する長居へ。

ちなみに、こちらは、前週に訪れた京都河原町の「酒亭ばんから」でご主人からオススメ頂いたお店ではあるのですが、たまたま友人がご近所さんということで、何度かお邪魔していたお店でもありました。


まず、外観。
一軒家風の広々お庭をくぐり、重いドアを開けると…
ずらずらずらぁ~っと、熟成中のお肉のガラスケースがお出迎えしてくれます。

ちなみに、別のショーケースには、焼き菓子からミートパイがデコレーションしてあって… なにげにケーキ屋さんな雰囲気も漂ってる。


スタイリッシュで清潔そのものの店内。
肉肉しい煙りや匂いも充満してなくって…うん、イイ感じ♪


予約はしてなかったものの、5分ほどで案内されて店内出前のテーブル席。
これまた、黒と赤基調でおっしゃれぇ~♪


いやん、もぉテンションあがるわぁ~(*≧∀≦*)


当日頂いたのは、4,200円の「テイスティングコース」なるもの。
ちなみに、単品は…、正肉もホルモンも、な、な、なんと、一枚からオーダーできるというなんとも衝撃的でサイコーなシステムです!

すっげぇぇ(゜ロ゜)
こんなシステム出会ったことないぜっ!
ひとりでなにも躊躇うことなく、好きなものが好きな分だけ楽しめるじゃありまさんかぁぁ~!!


ちなみに、4,200円には以下が含まれています。

■前菜;ミートパイ
■桃の冷製スープ
■ブロック肉;平内という部位
■正肉;霜降りカルビ、らむ芯、かいのみ、はらみ
■ホルモン;上みの、つらみ、あかせん
■梅茶漬け
■デザート
■小松菜とフルーツを使った生ジュース

ちなみに、これ以外では以下をオーダー。
■ユッケ
■牛炙り握り 三貫
■ドリンク;カヴァ1本、赤デキャンタ

お会計は、これで二人で15000円をちょっと切る感じです。


最初、店内スタッフがやけに多いなぁって思ったんですが、理由はすぐに判明。

ブロック肉をひとテーブル毎にじっくりじっくり付きっきりで焼いてくれるわけです。
焼いてはホイルに包んで温め… 繰り返すこと三回。
そりゃぁ手間隙かかってますもん!


【ブロック肉】
このブロック肉、切り口はレアな感じもするんですが…
なんていうんだろぅ、レアでもないし、もちろんウェルダンでもない。
肉肉しさはドバぁぁってくるのはくるんですが、生々しさは一切感じられない。

そぅ、これこそ、まさしく、エイジングビーフ。
凝縮してじゅわぁぁっと旨味を閉じ込めた味なんだと思う。
ちなみに、脂身感さえも一切感じません。

初めての感覚。
初めての経験。
目を閉じずにはいられません… 鼻で、舌で、そして脳で楽しむ。。。 至福の瞬間でございます。


【ユッケ】
ことらは、ブロック肉が焼けるまでの間にいただきましたが、これまたスゴいんです。
生肉なので肉肉しいのは確かなんだけど、すっきりした舌触りと噛みごたえ。
これが飽きない味なんです。
めっちゃうまぁ~ぃ!


【ミートパイ】
こちらもまた、初めての食感♪
なんせ、とてつもなくしっとり。
パイ生地もパサパサ感なんぞは一切なく、肉と実に相性がイイっす。
一体感とはまさにこのこと★
脂身なく、程よい肉肉しさをまた違った味わいで楽しめました。


正肉とホルモンはゲストが個々に炭で焼き焼きするのですが、いずれも肉厚ながら、とにかく柔らかい。
塩とレモンで頂くスタイルが一番好きかな♪

ちなみに、ホルモンも、コリコリ感がありつつ、とにかく柔らかぁ~い(#^.^#)
当然のことながら臭みもないし、逆に程よい甘さがいいアクセントになっています。


きゃっ♪きゃっ♪
ホルモンヌ女子道修行中の私は、最初からここにきても、テンションMAX状態が続く。。。


【炙り握り】
スキッとした甘みと、柔らかいテクスチャー、それでいてガツンとくる肉肉しさと酢飯とのハーモニー。
私は遠慮して一貫してオーダーしなかったけど…多分、五貫は食べれてたかもなぁ。。。


【梅茶漬け】
本来、肉肉となると、白ご飯を欲するところですが、この日はカヴァで肉をつまんでるといった感じなので、特段そんな感じにはならず。。。
なので、さらさらっと、〆の酸味のあるお茶漬けはとってもバランスがいいです。
お出汁も薄味ながら、梅が程よく主張してて美味しゅうございました。

【最後のデザート】
写真みてお分かり頂けると思いますが、このデザートがまた本格的。
「セットのデザート」じゃなくて、「デザートメニューからちゃんと選ぶしっかりデザート」になってます♪
連れはパイナップルの冷たいデザートを、私はかき氷をチョイス。
うん、美味しいです。

最後の最後まで飽きさせられることなく、楽しませてくれました。


店内奥方面は、比較的オープンな空間のようなので、今回私が過ごした空間とは違うみたいですが。
とはいえ、おしゃれで清潔な空間の中、本当に丁寧で気持ちいい接客。
ひとりでも楽しめるメニュー構成に、リーズナブルな価格設定。
しかも、正肉もホルモンも、お酒もときたもんだ!

トータルで考えて…5点つけさせて頂きました。


月一で、獰猛な肉食女子になってやるぅぅ~(*≧∀≦*)

  • 熟成度が伝わってくるぅ~
  • じゅるじゅる。。。
  • 煙りと共に、テンションあがる♪あがる♪

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2位

滋味 康月 (草津 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/11訪問 2013/11/11

自然の優しさとパワーを堪能できる「滋賀の地産地消」

今回は3回目の訪問となります。
初めてお邪魔してからちょうど2年となりますが・・・
関西に転勤してきてよかったことのひとつとして、こちらの「康月」さんにお邪魔しやすくなったということ。
うん、本当に大好きなお店のひとつです。

この日は、滋賀湖東周辺(永源寺、西明寺、金剛輪寺)のちょっと早い紅葉を愛でた後、
お邪魔しました。
デートコースとしては、サイコーです!
我ながら、なんてベストプランなんだぁぁ~♪(自画自賛です)

当日いただいたのは、以下。
------------------------
「月コース:8000円」

【八寸】
赤くらげ&タモギ茸の酢の物、卵焼き、干し銀杏、丹波黒豆、
ささがれい焼き物、安曇川(あど川)の鯉 山椒炊き、
かぶらの肉味噌、栗、ブロッコリー&醍醐(だいご)、きずし
 ※ちなみに、醍醐とは、牛乳からつくられる乳製品に一種とのことです。

【お椀①】
自然薯のすりおろしだんご、きのこ類の白味噌仕立て

【焼き物】
かます焼き物、ごほう揚げたもの、稲穂揚げ

【お造り】
鱈の白子、五島列島のかつお、天然ぶり(塩昆布を添えて)、
北海道産ツブ貝、わさびの醤油漬け

【お椀②】
明石産ナゴヤフグ、松茸

【焼き物】
琵琶湖産もろこ、生黒胡椒を使った酢で

【炊き合わせ】
大根、小芋、滋賀産ノブナガ葱、茄子、鹿肉ひき肉

【和え物】
サワビ菜、とんぶり、カニ

【白飯】
釜戸で炊いた近江米を色々な頂き方で

【デザ-ト】
人参の葉とリンゴをまぜたシャーベット、ちょうじ麩を添えて
------------------------
今回も、自然の優しさとともに、大地の恵みを存分に堪能できたひと時でした。

ちなみに、衝撃的だったのは、「炊き合わせ」に鹿肉という組み合わせ。
若干のクセがないわけでもないですが、逆にそれがパンチというかアクセントになって美味しいです。

自然薯を使った白味噌のお椀、優しさと重厚さが絶妙でした。

ナゴヤフグは初めていただきましたが、しっかりした食感ながら、味わい深くて
お椀の柔らかさとよくあってました♪

残念なのは、この日は、何故かお腹が早めにいっぱいになってしまい、
白飯が存分にいただけなかったこと。
卵の黄身をぶっかけていただきたかったぁ(泣)
 ※あ、その分、、連れがしこたま食べてましたけど。。。

月岡さん、今宵も本当にごちそうさまでした。
今度は・・・春の桜のタイミングにお邪魔したいです。


-*-*-*-*-2011年11月訪問-*-*-*-*-

大阪出張のついでに、京都まで紅葉をと思い、足を延ばそうと予定をしたものの、
紅葉トップシーズンの関係で、京都のホテルは全滅・・・。
そんな時、滋賀で宿をとればさして時間的ロスはないし(大阪からより近いし)と思っていた矢先、
仲良しの先輩レビュアーさんから教えていただいたのがこちらのお店でした。

そんなこんなで、「滋賀草津」でピンポイントでホテルを予約。
この日は、大阪での仕事を終えた足で、草津まで足を延ばしました。(翌日は当然京都♪)

-----------------
いただいたのは「月コース \8400」。
①八寸【むかごをいれたおこわ、いぶした秋サバ、小松菜&しめじ、素揚げの栗、黒豆の蒸し焼き>
②産卵直後の雌鶏を使った肉だんごの白みそ
③さわらの幽庵焼き(滋賀県産のひのな葉と酢漬けを添えて)
④お造り盛り合わせ【いしがき鯛、ツブ貝、ぶり、もどりカツオ】
⑤焼かますと松茸のお吸いもの
⑥明石産ふぐをきのこソースで
⑦くらお豚を使った角煮
⑧炊きたてのご飯のうわずみをもろみで
⑧北海道の生ししゃも(滋賀県産のやじまかぶを添えて)
⑨ご飯&香のもの
⑩デザート
-----------------

いやぁ~、感動です、実に感動!
最初から最後まで「滋賀」にこだわった料理の数々。

野菜については、葉ものから根ものまでほぼすべてが滋賀県産。
初めて耳にする野菜お名前も多かったので、すごく勉強になりました。

また、「くらお豚」というのは、あの和菓子「たねや」系列の「クラブハリエ」のバームクーヘンを食べているという豚とのこと。
確かに滋賀県だ。。。
また、最後にいただく白飯も、滋賀県産。
当然のことながら、日本酒もすべて滋賀の蔵元ばかり。
よくぞここまで、「滋賀」に拘りぬいていらっしゃると、感動しました。

写真でご覧いただいてお分かりいただけるように、見た目は繊細鮮やかというより、
どちらかというと、質実剛健な感があります。
「大地の恵み」「自然の恵み」が隅々から、そしてしっかりを醸し出されてるような雰囲気の
お料理の数々です。

もちろん、お味は素材の味をしっかりを楽しみながらも、ひとつひとつさらに良さが引き立つように手を加えていらっしゃるのが
よく分かるお味になっています。
いずれも、ココロの底から堪能させていただきました。
大変美味しゅうございました!


これまで「なかひがし」でずっと仕事をしてこれらてたという、料理長の月岡氏。
その風貌たるや、和食の料理人には見えない感もありますが・・・
優しい語り口調や、温かみのある雰囲気は、なんだかホッと安らぎをいただける感じがしました。


※普段なら、ひとつひとつのお料理の感想をきちんとコメントしたいところなのですが、
  その感動をと思うと。。。コメントが長くなりすぎるような感じがして・・・
  そうすると、いつまでたっても、レビューアップができないかもと思って、取り急ぎ全体的なコメントになってしまって恐縮ですが、
  アップさせていただきました。

和やまむら」に続く、地方郊外の和食店、大ヒットです!!!!!!
本当にご馳走さまでしたぁぁぁぁ~(*^-^*)

  • (2013年11月)
  • (2013年11月)
  • (2013年11月)

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3位

鮨 美菜月 (大江橋、淀屋橋、なにわ橋 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/03訪問 2013/03/03

常に新しい発見を提供いただけます♪

2013年3月訪問

前回、初めてお邪魔した際の感動が大きくて、次回の予約をしていた私。
ちょうど1ヵ月後にお邪魔する形となりました。

この日も伺ったのは、20:30頃だったのですが、めっちゃ満席。
 ※最初は、コーナー角っこにビミョーな形で座ったのですが、しばらく後に一組お帰りになったので、
   その後は、フツーに大将のまん前でいただけました。

この日の内容は、以下な感じ。
------------------
■鬼アサリとわさび菜のおひたし
■おつくり(鯛の皮、さくらます)
■甘鯛と春野菜の茶碗むし
■毛ガニ
■握り
 たちうお、いか(上にごま)、づけ、かわはぎ(肝つき)、よこわ
 こはだ3種食べ比べ(①米酢で ②このしろを赤酢で ③さらに寝かせた感じのもの)
 ウニ5種食べ比べ(①徳島産 ②山口産 ③天草産 ④北方列島産 ⑤北海道浜中産)
 さば(麦味噌添え)、のどぐろ  
 はまぐり2種(握り、スープ仕立て)
 玉子2種(あてで)、細巻き(とろたく、かんぴょう)
------------------

前回のネタと被っているものは若干あるものの、基本的には異なるものを中心にお出ししてくださいました。
 ※よくよく見ると、握りのネタ、順番もお隣さんとビミョーに違ったりする。
   それがイイのか悪いのかはよく分かりませんが・・・ 少なくとも私はめっちゃ楽しめます。

今回のトピックスとしては・・・

まずは、「毛ガニ」と一緒にいただいた『魔味(まみぃ~)』。
オーダーをした際に、大将が、「じゃぁお料理に合うタイミングでお出ししますね」と言って、
毛ガニのタイミングでお出しいただきました。
白子を使った燗になるわけですが、甘くてめっちゃ優しい味で、美味しぃ~(*^-^*)
熱燗特有のボワァってするような感がなくって、とにかくサラッとしていて、想像以上に飲みやすい。
ちょっとコレステロールが気になるけど。。。

あと、たちうお の握り。(写真は何故か撮り忘れ・・・)
なめろう のようにこまかく切り刻んであり、それをサッカーボールのようにギュッと握ったものが、絶品シャリの上に
のっけられています。
これ、めっちゃ甘いの♪ 
光モノとは思えないような、繊細な甘さとシャープさが、なんともいえなぁ~ぃ!
なんか、たちうお への捉え方がまったく変わってきちゃう感じでした。

あと、のどぐろ も特有の脂っこさがなくて、燻製のような深みを感じる味わい。
大将が丁寧な下ごしらえをされてるがゆえの奥行きなんだと思います。

そしてなんといっても、ウニの5種食べ比べ!!!
前回は2種だったんですが・・・ さらにパワーアップ。
日本全国いろんな所でウニがあるってのも、私的には発見です。
中でも特長あるのは、「北方列島産ウニ」。
水っぽくて、めちゃめちゃサラサラしてるんです。
なるほどぉぉぉぉ~ 実感しながら味わえました。


次回は一体何を握っていただけるんでしょう?

また新しい驚きと発見があるに違いない。

これまためっちゃ楽しみぃ♪


-------2013年2月訪問 時-----------------------------------

平日「途中下車しての外食」はほとんど無縁な私。
大阪って、けっこー終電早いせいか、なかなかゆっくりと楽しめなくて・・・
そんなこんなで、せめて週末は、「ご近所」「オフィス近く」以外でゆっくり楽しめればと探しておりました。
加えて、ここ最近、「お鮨食べたい症状」が続いていることもあって・・・ たどり着いたのがこちら。

予約の電話をいれると・・・20:30~ならということで、お邪魔しました。
場所は、御堂筋沿いのアメリカ総領事館のちょっと裏手。
地下鉄の梅田駅からは、リハビリがてらにはちょうどイイ感じの距離です(失笑)

店内は、L字型カウンター 人数は、6名程度入ればいっぱいというこじんまりとしたスペース。
大将との距離感はけっこー近いですが、明るく清潔な空間も手伝ってか、逆にとても心地いい距離感を作り出してくれています。

いただいのはお任せのコース。
------------------
■蓮根豆腐
■おつくり(白魚昆布〆、さわらを炙ったもの、ブリのづけ)
■大根とあわび、タラの芽を添えて
■松葉ガニ、ジュレ添え
■握り
  きす、赤身、くえ、まぐろづけ、いか、甘鯛、ふぐ(かわはぎ 肝醤油添え)、よこわ
  こはだ 三種、ウニ 二種、あしあか海老、さば 麦味噌添え、のどぐろ、はまぐり、あなご、エシャレット巻物
------------------


【蓮根豆腐】
これって、生まれて初めて口にする食べ物です。
香りはほのかに蓮根、口にいれるとしっかり蓮根。
それでいて、ムースともジュレとも形容しがたい、滑らかなテクスチャー。

うほほぉぉぉ~ぃ♪ (思わずココロの中で絶叫 *≧-≦*)

ちなみに、上にちょこんと鎮座した、「つくしの新芽」もとってもキュート。


【おつくり】
まず最初に驚いたのが、白魚の大きさ。
一瞬、「黒いつぶらな目」に目線がいってしまい、ちょっと鳥肌たったけど(失笑)
でも、こんなにしっかりして噛み応えのある白魚ちゃんは初めての経験。
ブリも、ヅケでいただくのは初めて・・・かな♪
脂感も全面にくることなく、ほどよさがなんとも言えず美味しゅうございました。


【握り】
ひとつひとつ趣向を凝らしているというか、丁寧に仕事をされているというか・・・
シャリからネタに至るまで、感動の嵐です。

まず、最初に出された「きす」。
な、な、なんと、可愛く三つ編みされてるぅぅぅ~♪
なぜゆえ? とお尋ねしたところ、「シャリが一番美味しく楽しめるようにと思ってるだけです。」とのこと・・・。
三つ編みキスのしっかりした食感に、ごくごくフワっと握られたシャリ(色はちょっと赤みを帯びてる感じもするかな)、
確かに、そのバランスたるやゼツミョーです。
口の中で、エネゴリくん(ENEOSのキャラ)のように、ウホフホっと叫んじゃいました(*^-^*)

あとは・・・
もぅ感動やら驚きがいっぱいでひとつひとつはレビューしませんが・・・
中でも印象的だったものを少しレビューします。

お写真をご覧いただいて分かるように、「こはだ」と「うに」については、複数お出しいただけたので、食べ比べが楽しめました。

特に、「こはだ」♪
私、鮨ネタの中では、「こはだ」が一番好きなのですが、なんと、その「こはだ」が3種類も楽しめるとはっっ(●⌒∇⌒●)
 その① 米酢でしめたもの
 その② このしろを赤酢でしめたもの 
 その③ 酢橘でしめて3日間寝かせたもの

最初は「うん♪うん♪」、次は、「おぉぉぉ~、深いっ!」、でもって最後は、「シャキッとキレる」・・・ そんな感じ。
 (って、かなりアバウトな表現ですが、右脳とココロがくるくる踊る感じ。。。)

そんな造詣深いコメントはできないですが、
「こんなに違うんだぁ」って、素直に感じて、そして楽しめます。

--------------

ビールと、日本酒2杯、「おはだ のお替り」をして、お会計は16000円也。

お魚のこと、お酢のこと、なんだか色々お話をお伺いしたくなるような、そんな時間です。

大将が、四国高松のご出身ということで、素材も比較的四国のものが多く扱われているようです。

とにかく、丁寧に時間をかけて手間をかけていらっしゃるのが口にいれた瞬間、よく分かります。
ひとつひとつ目を閉じて堪能せずにはいられないような。。。
本当に至福の時間でございました。


来月、またよろしくお願いいたします。

  • 毛蟹を「魔味」で♪
  • 玉の食べ比べ
  • 蓮根豆腐

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4位

三友居 高輪店 (高輪台、泉岳寺、白金台 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2013/10訪問 2013/10/09

東京高輪に洗練された京都があります。

東京在住の時より気になっていたこちら。
今回、東京出張の際にタイミングがあってお邪魔してまいりました。


桜田通りから、一本だけ奥に入ったところに佇むこちら…
比較的車の通りも多く、タクシーでも便がいいと思います。


コースは「茶懐石 4,700円」
---------------

前菜】 ふきよせ
キレイに盛りつけらた小さな籠… そこには、小さい秋があります。
当日は、10月ながら夏日… ふと、心身ともに涼やかさを感じました。

栗、銀杏、むかご、小海老、れんこん、子持ち鮎などなど。
素揚げだったりがメインなので、夏日の昼間のビールとよく合います。

なお、あわせてお出しいただいた「子持ち鮎のお吸い物」。
これが絶品!!

これが生姜がきいていて、すっと喉を通る。

はじめての口にするお味です・・・ 大変美味しゅうございますっ!

しかも、お吸い物の子持ち鮎は、籠のそれとはまた違って、優しいプニプニ食感。
これを絶品といわずしてナンと申しましょぉぉぉ~(≧-≦)


【お造り】 小鯛、ハモ湯引き

いずれも、三杯酢のようなつけ醤油といただきます。

小鯛の皮は少し炙ってありますが、
これがしっかり噛みごたえでコリコリ、とにかく身がしまってるぅ!

湯引きも、身はレアなのでとにかくしっとりとして・・・ お造りそのもの♪
こんなに湯引きがが美味しいものとは!!
こちらも新しい発見です。


【大菜】 ハモと松茸のすきやき
こちらは、たっぷりのとろろを合わせた大根おろしでいただきます。

ま、ま、まーべらすぅぅぅぅヾ(≧ー≦)ゞ

最初は、食べ方が分かんなくて、鍋単体でいただくと、かなりの濃さだったのですが、
このとろろ大根おろしとの相性ってサイコーです。

松茸もしっかり濃厚な香り。
ハモは身がしまって美味しいです。
長いお麩(すだれ麩)も食感がステキで楽しめます!


【小菜①】 かますのお寿司
上に昆布が添えてありますが、その下には、ホジソ♪
ピンクがめっちゃキュートです♪

果汁たっぷりの酢橘を絞っていただくわけですが・・・ 
これ、押し寿司なんだけど、とにかく軽い!
シャリの密度が高すぎないというか、やわらかしっとりでお腹にすっとなじむ感じでとっても美味しいです。
さっぱりしてて絶品♪


【小菜②】 おひたし
しめじ、とんぶり、みずな、菊菜・・・ 酸味が気持ちいいです。


【はも雑炊】
とにかくすっきりシャープな味わいで、お腹がけっこーいっぱいながらも、すっと入ってくれます。
優しい味わいでほっこりする感じで美味しいです。


【デザート】 パイナップルのシャーベット
このシャーベットがまた絶品!!
まず、シャリシャリ感がまったくなく、とにかく粉雪のようにふわふわ♪
そんでもって、さっぱりした甘みと酸味。
さらには、パイナップルの繊維みたいなものもあって、めっちゃフレッシュ!
おいひぃぃぃ~すっヾ(o≧∀≦o)ノ゙


最後は、お茶。
こちらは、”煎茶、ほうじ茶、おうす”から選べるわけですが、私は、おうすをチョイス。

ちなみに、お水代わりにお出しいただけるお茶も、しっかり濃い緑茶で・・・
待ってる間も、厨房からは断続的にイイ香りが漂ってきます。

お茶菓子は、京都北大路「松屋藤兵衛」のさざれ石。
こちらとともに、おうす・・・ まっこと美味しゅうございました。
---------------

茶懐石コースに、ビール中瓶(630円)、日本酒1号(840円)で、しめて6,170円也。
これはまた素晴しきコストパフォーマンスに・・・ 大満足です。


ちなみに、訪れれた平日昼間。
隣には、ご年配のひとりマダムやら、セレブマダムらしきのグループランチやら・・・
フロアは1テーブルを除いて埋まっておりました。

東京に来たら、また絶対お邪魔したいです。
 ※京都では、こういうお食事スタイルはご提供していないということですので・・・。

  • 通りにふと現れます。
  • キレイにセットしてございました。
  • 高山寺の蛙ちゃんもモチーフのコースター

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5位

やきとり 心香 (乃木坂、六本木、麻布十番 / 焼き鳥、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/03訪問 2013/03/25

もはや焼鳥という域を超えちゃってます♪♪

「えこだねこ」さんからオススメしていただいて・・・お邪魔しました。

六本木通りから乃木坂方面に折れてトボトボと・・・
住宅街に突如として小さな看板が現れます。

なんかこういう環境好き♪

店内は、まるでお鮨屋さんのような空間。
当然のことながら、「焼き物」っぽいニオイも一切しない。
煙モクモクってのもキライじゃないけど、やっぱりこういうキレイな空間って落ち着くなぁ(*^-^*)

-----いただいたのは、お任せの6000円のコース。-----
内容は覚えている範囲で・・・。
 ・筍、蕗の芽の味噌
 ・レバーのパテ(金ゴマのキャラメリーゼを添えて)
 ・シャモのわさび焼き
 ・水郷鶏のなんこつ
 ・かわ
 ・クレソンサラダ
 ・そり 西京焼(カンボジア産粒胡椒を添えて)
 ・ホワイトアスパラ
 ・ぼんじり
 ・ねぎま
 ・はつ、レバー、フォグラ、砂肝をまとめて一串で
 ・チョコレート、はつもと、南仏の赤ワインのマリアージュ<追加>
 ・親子丼<追加>
------------------------------------------------

えぇ~と・・・
もぅ腰がくだけそうになる程にエロティックな鶏さんの数々。。。

なんだろう、焼鳥という域を越えてるジャンルのように思います。

なんこつ、かわ あたりは、本来、私個人ではあまりすすんで頼まない部位ですが、
これがまたさっぱりした脂感で、舌の上で気持ちよくスゥ~っと溶けていく感じ。

つくねは、さっぱりとスープ仕立てでいただきます。
まろやかなお出汁に、山椒(だったかな?)を上からふわっとかけて、肉のジューシーさがさらに
引き立っています。
前後の料理のアクセントにもなるし・・・ ホントに美味しいです。

そして・・・
特筆すべきは、
最後の串になる「はつ、レバー、フォグラ、砂肝の組み合わせ」★
お写真ご覧いただいても分かるように、その姿は、まさにエロティックそのもの!
きゃぁ~(≧▽≦) これぞエロ食材のカルテットだぁ~(ビミョーに彦麻呂風に・・・)

肉汁のしたたるようなジューシー感。
舌で乱舞してくれるようなプルンプルンのレア感。
またまた膝がかっくんきそうになります。


さらに・・・ もうちょっと何か食べたいといった私にご主人が出してくださったのが、
チョコレート、はつもと、南仏の赤ワインのマリアージュ” 

え? なに、なに。。。

「私がお声掛けするタイミングまでちょっとお待ちくださいね♪」
と笑顔で話すご主人。

「はぃ、チョコレートを半分召し上がって・・・」
「はぃ、はつもとを半分、お入れいただいて」
「で、そこでワインを・・・」

とご主人に言われるがままに行動にうつす私。


おぉぉぉぉぉ~w(゚o゚*)w

なに、コレ・・・

目を閉じたくなるというのはまさにこのことで、
ゆっくり五感を研ぎ澄ましながら、その味を堪能したくなる瞬間がやってきます。。。

おいちっ( ^-^)o-o


そんでもって、最後にトロトロな親子丼をハーフサイズでいただく。
すぅ~と、カラダに溶け込んでいくようなすっきりとした甘みとコク。
ちょうどいいポーションも手伝って、お茶漬けのようにさらさらと完食しちゃいました。

そぅ、店主は、ワインの好みも、ポーションの好みも、ホントに「私のジャスト」なものを出してくださいました。
なんか、めっちゃ気持ちいいです。


飲んで食べて、エロティックに酔いしれて・・・お会計は11,000円程(ひとり)でした。

また来るぅ~♪


  • 住宅街にひっそりと浮かぶ看板。
  • 筍をフキの芽の味噌で
  • レバーパテ

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6位

しゅん逢 紗々木 (京都河原町、祇園四条、清水五条 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2013/07訪問 2013/08/04

肉食系割烹@京都河原町

食いしんぼりん」さんのレビューを拝見してブックマークをしていたこちら。

極夏のその日は、午前中は、蓮で有名な「法金剛寺」に、夕刻からは、下鴨神社の「みたらし祭り」に行くプランを
立てていたので、経路上の便の良さもあって、こちらを予約しました。

お店は、12時からということですが、ほぼほぼきっかり12時にオープン。
極夏の中、軒先で少し待ちました(失笑)


いただいたのは「4800円」のランチコース。

内容としては、以下な感じです。
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■食前酒:自家製梅酒
■焼きナスとミスジ肉、だつ(芋の茎)の和え物
■鱧と新蓮根のお椀(冬瓜を添えて)
■はも鮨、はも子、ちまき(鯛鮨)
■八寸
  湯葉、ほたて、車海老、だつ、冬瓜と茗荷のジュレ
  稚鮎の南蛮漬け、ローストビーフ、山ももの赤ワイン
  ミスジ肉と濃厚玉子ムース(赤山椒で)、白和え
■賀茂なすとほほ肉の炊きもの
■鰻のしぐれ煮
■トウモロコシいっぱいの釜飯、赤だし、香物
■デザート(マンゴームース)、コーヒー
■お茶請けに「お福饅頭」
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こちらの内容でなんといっても特徴的なのは、肉を中心とした内容であること。
コレに尽きます。

いずれも、肉の甘みと柔らかさ、そして洗練された肉肉しさを感じられる仕上がりになっています。

「あぁ、肉って、こんなに優しい表情も持ってるんだぁ♪」

そんな思いを終始抱かせてくれる時間でした。

ただ、中盤あたりで、すっと軽いテクスチャーの魚介モノは欲しいところかな。。。


お碗は、気持ちいい薄味ながら、具が比較的しっかりと存在感あってボリュームもありますし。

鱧鮨、鯛鮨はいずれもしっかりめの、どちらかというと、押し寿司系のパンチがあります。

八寸にいたっては、濃厚なお味のものが多いですし。


女子的には、いずれかの替わりに、ほんの少しでも、魚介類のお造りがあればよかったかもです。
ただ、一緒にお邪魔した連れ(♂)は、かなり大満足だったみたいですが。


とはいえ…
同じ値段帯だったり、エリア的にも、割烹が数あまたあるこの京都において、かなり主張性があって、印象深いお店であるのは確か。
オープンして間もないということですが、きっとイイ意味で独自のポジションを確実に築かれると思います。


広々と、明るいゆったり落ち着く店内。
そして、丁寧な物腰のお若い大将と女将さん。
本当にステキな空間です。

近いうちに、今度は夜お邪魔してみたいと思います。


  • こういう外観好きっ!
  • すきっとした酸味の梅酒が食前酒。
  • (説明なし)

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7位

ライラ (赤坂、青山一丁目、乃木坂 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/10訪問 2013/10/09

キュートに楽しめます、大好き♪

この日は、大学生時代からの友人とのディナー。
フレンチ好きの彼女がセレクトしてくれました。


頂いたのは7,800円のコース。
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【アミューズ】
フレッシュのラディッシュを塩、無塩バターでいただく。
うん、意外とシャンパンとも合う♪


【前菜①】
ウフコックは、いくつかのお店で頂いたことはあるのですが、それぞれお店の特長がよくでる一品だと思います。
こちらは、メイプルの甘さに、こがし玉ねぎパウダーの甘さと苦さが混じってます。
個人的には、もうちょい酸味あたりの複雑さも欲しいうな気もするけど…。
タマゴ本来の味わいを全面にだすような仕上がりなのが特長だと思います。


【前菜②】
「みかん畑」をイメージしたという一品。
まさしく、芸術的な一皿です。
半レアの大分県さばに、ゴールデンビーツ&オレンジ… こちらをエメンダールチーズで頂きます。

最初は、この意外な組み合わせに「えっ!」って感じだったのですが…
いやはや、これが絶妙なハーモニー★

鯖自体も、そもそも香ばしくて美味しいんですが、ゴールデンビーツの苦味とみかんの酸味が加わることで、味が広がる!
そんでもって、チーズが丸みと深みというか、気持ちいいコクをだしてくれる。

ナニ、この初体験( 〃▽〃)

ペイン料理のような哲学というか、お皿の上に独特の世界が広がってる上に、想像を越えた複雑極まりないハーモニー!
美味しゅうございます。


【前菜③】
こちらは、「大地」をイメージしたという世界感が広がっています。

つるむらさき、ブロッコリー等の数多くの野菜のポワレやら…
人参ピューレの上には、「ゴボウと麦芽の粉末」がかかっています。
これらを、コンソメスープのメレンゲで頂きます。

メレンゲの塩味が若干強いかなという感じもするけど…
でもそれが、逆にパワフルさを醸し出してくれてるのかもしれません。

まさしく、大地の恵みをがっつり、その中に女性的な柔かさを感じる一品でした。


【お魚料理①】
ホタテのポワレに、たっぷりのハーブ野菜。
これに、甘エビからとったコンソメスープをかけて頂きます。

コンソメスープ自体、こちらも塩気が強いかなとも一瞬思ったりはしたものの、
ハーブ野菜がけっこーな量だし、かつ、いい意味でクセがあるいうこともあり、
これくらいのシャープさがあるのがちょうどいいのかも。。。

味が複雑に絡み合って、独特な香りと味をだしてくれてます。
すっきりした白がぐんぐん進みます♪


【お魚料理②】
真鯛のポワレ、茸類のグリルをシャンピニオンソースで。
あ、茸類の秋色化粧、ステキ♪

こちらは、シャンピニオンソース、かなりパンチがきいてますが、真鯛や茸類とよく合いますが…
真鯛の塩気と、茸類のほのかなガーリックな味つけと合わせると、ちょっぴりシャープすぎる感もあったかな。。。


【お肉料理①】
フランスのランジュ産鳩
こちらは、内臓を使ったソースで頂きます。

鳩といえば、麻布十番の「リベルテ」以来ですが、リベルテでは茨城県産を使用。

やっぱりシメた後の時間の差でしょうか…
比べてしまうと、硬さはあるかも。

とはいえ、香ばしく仕上げられていると思います。

塩気が強いものの、程よいポーションってこともあって、最後まで美味しく頂けました。


【お肉料理②】
茨城産いも豚のポワレ、かぼちゃのピューレ添え

キレイな薄ピンクの豚ちゃん。
ロースハムを彷彿させるような、淡白ながらもしっかりとした優しい肉々しさを味わえます。
スキっとしたソースとの相性も抜群です。


【デザート①】
大きなスガワラガラスでお出しいただきました♪

「バシュラン」という、巻き巻き状のお菓子は、外側がメレンゲ。

「手でお持ち頂いてお召し上がりください。」

ガブってかぶりつくと、メレンゲが若干は崩れるものの、さほどの崩落度合いでない。
しかも、このメレンゲ甘くなくて食べやすぅ~い♪

中には、ライム風味の固めのアイスクリームが… うん♪うん♪ 「スキっと爽やかなコカ・コーラ」のように、ぐいぐいイケちゃいます。


ちなみに、紅茶はオリジナルの6種類から選べます。
私の選んだ「オレンジドルチェ」、深さの中に爽やかな酸味がほのかに感じられておいひぃぃ~♪♪


【デザート②】
こちらは、ちっちゃめのスガワラガラスで♪
きゃっ、So キュート( 〃▽〃)

洋梨のムースとコンポート、キャラメルアイス… こちらも甘すぎることなく、最後まで飽きずに頂けます。

甘いのが苦手な私としては、二品もあるデザートが最後まで残さず頂けたっていうのは、驚き♪
絶妙なバランスで美味しゅうございました。


最後のプチフールは、焼き菓子に、すみれ味のマシュマロ。
さすがにお腹いっぱいだったから、包んでいただきました♪
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サービススタッフは女性ひとりながらも、丁寧で気持ちよくって…
笑顔がステキです。

全体的にポーションが小さめで、そこがまたイイ感じ。
それだからこそ、これだけの品数を最後まで堪能できるわけですから。

うん、これで夜8,000円以下って、すっごいパフォーマンスだと思います。

それぞれ一品一品が、ステキな器の上に、独特な世界観が芸術的に表現されていて、
素直にココロから楽しむことができました!

加えて、
ホワイトベージュのカラーを基調としたシンプルモダンの空間に、
すごくマッチしてて、柔かさとスタイリッシュさが、ホントに心地よいです♪


なお、お会計は、コースに、シャンパン二杯、白一杯で、ひとり11,650円。
満足度、チョー高いです(^ー^)


ちなみに、ちなみに…
お手洗いのフレグランスは、カラフェに液体を注いでて… これまたステキ♪
思わず、スタッフに根掘り葉堀り聞いちゃいました(*^-^*)


もし、気になるとすれば、二つ。
①ソースが全体的に塩気が強い感じがしたということ。(あ、でもトータルの美味しさは満足度、チョー高いですけど!)
②おしぼりの交換がなかったこと。
鳩は骨がついてるわけで、どーしても手が汚れちゃう。
加えて、デザートの一品めも、「手で召し上がってください」とのご案内を頂いてるわけだから…
う~ん、二回取り替えて頂いてもいいのかなと思ってしまいました。


とはいえ、ホントにステキな夜になりました。
はぁ~ぃ、ソッコー恋におちました。


ひ・と・め・ぼ・れ…  「ひとめぼれ」  m(__)m

  • ガラスプレートがステキです♪
  • かんぱぁ~ぃ!
  • シャンパン、美味しいです。

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8位

神戸プレジール 本店 (三宮(神戸市営)、神戸三宮(阪急)、旧居留地・大丸前 / 鉄板焼き、ステーキ、しゃぶしゃぶ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2013/09訪問 2013/10/01

兵庫県の地産地消を存分に♪

神戸で神戸牛をと検索すると、必ずこちらがヒットすることもあって、前々からかなり気になってブックマークをしていました。

今回、機会あって、週末に神戸にお邪魔する用事ができたので、急遽三日前に予約。
鉄板焼はあいにく満席ということでせいろ蒸しをチョイス。
※ただ、当日、時間確認のため電話をいれると、何故か予約が通っておらず、若干すったもんだがあり。。。
不幸中の幸いで、せいろ蒸しは当日も席が若干空いていたこもあり、結局のところ、お邪魔することになったという経緯がありました。


二人でお邪魔して今回頂いたのは、以下。
■せいろ蒸し 3,150円
■せいろ蒸し 5,250円
■ビール2杯、スパークリングワイン1本


こちらのお店は、JAが運営しているということは知っていたのですが、
そのせいで、神戸牛がリーズナブルに頂けるんだと思っていました。

が、違うんです!

お肉だけじゃなくって、お野菜もお魚も…全部、全部、メイド イン 兵庫県!

つまり、兵庫県の地産地消のお店であるわけで… 
ちなみに、今月は西兵庫の素材が中心ということで、姫路市、たつの市等の野菜をはじめとした素材がたっぷり!

滋賀県草津の『康月』以来だっ♪

予約時のトラブルなんぞは一気に吹っ飛んでしまいました。

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【前菜】
ゆず酒
姫路市よせレンコンの豆腐、梅肉ソース
鯛、野菜のマリネ

【蒸し野菜】
色々説明して頂いたんですが、メモしきれず(-_-;)
ちなみに、ポン酢と、「卵と鰹節のタレ→黄身ダレ」でいただきます。

【神戸牛】
モモ肉、ロース肉をそれぞれシェア。
 ※写真:右はもも、左は但馬ロース肉

【ご飯セット】
丹波篠山の新米、とろろの味噌汁

【デザート】
ピスタチオのアイスクリームと、ゆずムース
アイスコーヒー
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ココ、めっちゃイイぃぃぃ~( 〃▽〃)

そんでもって、せいろ蒸しサイコー!!


これだけの食材を全部県内産で用意するのってスゴいと思うし…
野菜がこれだけ美味しく楽しめるなんて、ステキすぎるっ♪

まぁ確かに男子からすると、ほとんど野菜じゃねぇ?って感じかもしれないけど… 
私的には、頭的にも、視覚的にも楽しめるってのは、ポイントは高い。


気になる点といえば、以下かな。
■蒸し野菜用の黄身ダレが、塩気が強く、かつ、鰹節が全面に感じられて、結果的ポン酢と似通ってきちゃう。
ココは、ゴマだれあたりで違いを出して欲しいかな。。。
■デザートがかなり甘め。加えて、塩味も強い。
途中でギブアップとなってしまいました。
■ワインが全体的に高い。4,000円台のバリエーションはもっと充実させて欲しいところです。


JAがんばってます♪
全国でこういうの沢山展開して欲しいと心から思います。


うん、必ずまたお邪魔しますっ!

  • 店内は昼間だけど、ダークでエロティックな雰囲気。
  • 兵庫県産野菜の数々
  • 淡路島産のたまねぎがドドーンと!

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9位

むろまち 加地 (五条(京都市営)、四条(京都市営)、烏丸 / 日本料理、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/10訪問 2013/10/03

アクティぼっち満喫できる京料理カウンター

仕事の関係に18時に京都の四条烏丸あたりで開放された私。
急遽の外出だったこともあり、特段夜の予定もたてておらず… 
近隣界隈でと思って検索してヒットしたのがこちらでした。
徒歩圏内だし♪


烏丸通りから300Mほど西に入ったところにありますが…
まわりはケッコーな暗やみ。
そんな中、ぽつんと… キレイな感じの佇まいが、ワクワクと期待させてくれます。


店内はカウンターと、奥に4名卓のテーブルがあるのみのこじんまりとした席数ですが、
とはいえ、カウンター後方がかなりの広々スペースで開放感をしっかり感じられる気持ちいい空間です。


こちらは、基本はすべてアラカルト。
一品料理やら、肴やらそこそこメニューはあるものの… 
ひとりでお邪魔してる私としては、如何せんボリュームがかいもく検討つかない。

「お料理、ご相談させていただきたいんですが…」
30代半ばな感じの優しそうな大将に思いきって相談してみた。。。

「どうぞ♪どうぞ♪ 遠慮のぅおっしゃってください♪」

よっしゃ~( 〃▽〃)


頂いたもの等は以下な感じ。
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■お通しの八寸
こちらは、写真のようなボリュームのものが、最初に自動的にでてきます。
・小芋の揚げ物
・キュウリの落花生白あえ
・明太子もち→これ、とろとろとろぉぉ~で美味しい♪
・いくら→小粒だけど、プチプチと元気いい感じ♪
・鯛の白子豆腐仕立て→小鳥を型どってるのもキュート。とろとろでスッキリした甘さもあって美味しぃぃ♪
・鯛の昆布まき→中には金山寺味噌が入ってて絶妙ハーモニー!
・落花生の白あえ風


■お造りセット 1,800円
 お写真ご覧頂いても分かるように、ホントにキレイな姿の一品です。

・お造り(ぐじ、鯛、ぶりの背部)
 →これ、ケッコーなボリュームですが、『醤油3種(はもの肝醤油、梅醤油、醤油』で頂くこともあって、
   飽きずに楽しめます。
   ブリの背部は、ブリ?って思ったほど、さっぱりした脂でかつやわらか。
   よこわにも似た食感で美味しゅうございました。

・鯖寿司→これも柔らかくて、しっとりして・・・ 酢の加減もちょうどよく美味しかったです。
・山芋と青菜の和えものは、ねばり感がゼツミョーでGood♪
・細昆布の炒め煮
・モロッコいんげん→前述の醤油3種で色々味を変えながら楽しました!


鳥の肝煮(ハーフサイズで)
これ、鳥肝が半レアなんです!
程よりネットリ感としっとり感、サイコーです。
あと、山椒との相性もバツグン。
日本酒(山形の上喜元)がすすむ♪ すすむ♪


ポテトサラダ(ハーフサイズで)
実相院ごほうの漬け物、すぐきが入っているとのことで、これまたお酒にピッタリぃ♪
ごぼうのカリカリと、上から添えられた胡麻のカリカリで食感も楽しいです。
これぞ、”オトナな和のポテトサラダ”といった感じ。
いやぁ~ん、これ、毎日食べたいです。。。


サワラの塩焼きグラタン
これ、上から、ウニと、鯛の白子をかけてあって、それをグリルしてあります。
魚卵系てんこもりなので、コレステロールが少々気にはなるけど・・・
日本酒と一緒にサクサクいけちゃう感じ。
さわら独特のパサパサ感っぽいものも、グラタンかつ、贅沢な魚卵ソースのおかげでちっともなく、
最後まで美味しくいただけました。

ぎんなんご飯
こちらは、二合からの注文にはなってしまうのですが、「残ったものはおにぎりで」という前提で、
注文させていただきました。
ホクホク銀杏と、ちょうどいい塩加減、やっぱり釜炊きはうんまぁ~い(≧-≦)

なお、お漬物(パプリカ、メロン、小かぶら、キュウリ)もたっぷりとお出しいただきましたが、
いずれもみずみずしくて、程よい薄味でなので、パクパクがっついてしまいました。
あわせてお出しいただいた、カラスミの炙りも・・・最後の最後で、お酒、半合追加をしてしまいました(失笑)


最後は、「緑寿庵」の金平糖で♪
抹茶、モモ、いちご等など・・・すっきりしたほのかな甘みで、鉄板の美味しさだぁぁ~!

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と、飲んで(ビール1杯、日本酒2.5合)食べて、8,800円也。
満足度めちゃくちゃ高いです。


相談すれば料理も、お酒も、ハーフサイズだったりで対応していただけます!
こういうの、本当にうれしぃです。

「ぎょぅさん種類食べてください♪」 
大将の優しいお言葉、うれしい限りです。


なお、店主の他は、キッチンだったりサービスのサポートをされる男性(昔からのご友人だそうです)と、
二人っきりで切り盛りをされています。
そのせいか、若干オーダーが入ってなかったり・・・ってなこともあったりはしますが、
お二人もイケメンで、それでいて笑顔がステキで何より温かい雰囲気をお持ちの方なので。。。
かつ、ポーションだったりも丁寧にご対応いただけたので、結果オーライかな♪

今後とも頻繁にお邪魔したいお店になりました。
本当に、色々とありがとうございました。



  • お通しの八寸
  • 鳥肝煮は山椒で
  • 1,800円の色々盛り合わせ

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