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1位
1回
2013/08訪問 2014/09/29
芦屋の超予約困難ミシュラン☆串揚げ店!笑顔の素敵な大将の創り出す素晴らしい串をご賞味あれ♪
※レビュー修正2014年7月※
●2011年9月初訪問
何度も電話で予約を試みましたが、振られ続けること数回、
念願叶って芦屋のあ~ぼんさんへ行ってきました。
夙川の阿坊さんはこちらの暖簾分け店、新地の凡さんも
こちらのお店のご出身の方がやられています。
串あげというと、お店中に油の熱気と臭いが充満して、着ている
服が油臭くなってしまうイメージですが、あ~ぼんさんはそれら
とは無縁です。さすがは芦屋の高級店!(笑)
お店はカウンター席とテーブル席がありますが、カウンター席で
揚げたてをすぐに頂くほうがいいように思います。
<二回転制>
午後6時~と8時~の二回転制。
どちらがいいかは皆様の都合にもよるかと思いますが、二回転目の
ほうがゆったりとできるのは言うまでもないとして、ただ、二回転
目だと、後ほど述べるお代わり串に売り切れが出る場合があるので、
一長一短でしょうか。
<メニュー>
メニューはコース一本で5500円(2011年時点)。
本数は日によって多少違いはあるかもしれませんが、
箸休めの茶そばを挟んで全部で21本前後。
席に着くなり、食前酒が運ばれまて、コーススタート。
店員さんの見事な連携でテンポよく串が運ばれてきます。
あえて何の串か告げないというのが一つの売りであるらしく、
今度の串はなんだろうと期待しながら口に運びます。
衣は大阪の新世界の有名店のようにぼてっとしたものではなく、
薄くパン粉がまぶされている程度。
揚げ油はラードですが、全くしつこくなく、いくらでも食べられます。
ここの串揚げで胃もたれしたという人は今まで僕の知る限りいません。
なお、揚げ油は、一回転目と二回転目で全て完全に取り替えます。
串およびその内容は、再訪時のものを、写真掲載してありますので、
興味のある方はそちらをご覧ください。
これらを醤油・からしソース・ウスターソース・塩で頂きます。
これらのソースの完成度の高さも圧巻。
テーブルにセットされている野菜スティック、生キャベツも新鮮で
素晴らしいと思います。
串が一通り供されると、デザート串、コースで供されなかった串
の説明およびもう一度食べたい串はないか?と聞かれます。
この日、私どもは、ビールを3杯ほど飲んでいたので、すべて遠慮させて
いただいたのですが、次回はぜひとも食べてみたいです。
皆様も始めていかれる際には、お代わり串のことも考慮に入れながら
お食事されてみてはいかがでしょう?
<お酒>
なお、お酒のメニューはありません。
ワインリストはお店の方にいえば持ってきていただけるようでした。
ワインにあいそうな串もたくさんありました。
<総評>
会計は、この日含め、ビール数杯、お代わり串を数本頂いたとしても、
一人8000円~9000円。ワインなど召し上がられると、もっと
しますよね。はっきり言ってお安くはないとは思います。
ただ、串揚げというカテゴリで呼んでいいものかと躊躇するほどの完成度。
関心を通り越して驚かされます。
素材のうまさを最大限生かすべく、考え抜かれ計算しつくされた串。
味もさることながら、お店のご主人も数回にわたりお客ごとに
声を掛けて回られ、にこやかでとてもフレンドリーなお方でした。
人様の仕事を評価することなんておこがましいですけど、こちらのお店
は店員さんの連携然り、淡々とした仕事ぶり等々、味以外のサービス面
含めとても素晴らしいお店だと思っています。
多少好みに煩い方であっても、このお店ならば、絶賛されないにせよ、
ケチをつけられるようなことはないと思います。それくらい貴重なお店。
お近くの方、お近くじゃない方も是非行ってみてください!
●2011年11月
2回目。
この日の一本目は、いつもの春巻きではなく、レアに揚げられたカニの
足がドーンと提供されてスタート。
どの串もとても美味しいです。
ご主人にも美味しそうに食べてくれるから見てて嬉しいよって
お声掛けいただきました。
念願のお代り串。
まず、北海道産の生ウニをあしらった貝の串があるとの説明。
貝柱(タイラギだと思います)に薄く衣をつけてさっと揚げたものの上に
ウニをあしらい、さらにおろしたての本ワサビをのせて。
まずい要素なし。
次に、コースで出た牛ヒレよりも味の濃い部位があるのでそれはどうかと。
ヒレの中でもより柔らかく濃厚な部分で全部で10串程度しか取れない、
その名もサイドマッスル(笑)。強そうだ。
これは非常においしい!
肉系のお代わり串は2回転目に残っていないことも多いとか。
●2012年12月
3度目。
2012年の〆はこちらでした。
こちらで串揚げを食べてしまうと、他ではなかなかいただく気に
なれなくなりますよね。
来年もよろしくお願いします。
●2013年2月
4度目。
一部写真撮ってみました。
この日は大将との会話も弾み、あらためてこのお店の素晴らしさを再認識。
芦屋の名店健在です。
●2013年8月
5度目。
芦屋でこれほど予約が取れないお店はないと思います。
週末なら一か月以上前から予定を立てなければなりません。
この日も一月半前に電話し、空いてる日をお伝えして、それで
ようやく席が確保できました。
さて、お弟子さんたちがどんどん成長しているのが分かります。
今回も大満足でした。写真一部追加しました。
2位
3回
2021/02訪問 2021/02/15
【10年以上のお付き合い】今だからこそ外食の意義について考えてみました♪@北白川
恐怖の大王を予言した人はいれど、まさか昨今のコロナ禍なんて誰も想像すら
してこななかったわけで、そんな中、外食が禁忌という風潮にかかわらず、
改めて馴染みのお店に伺った感想をば。
お目汚しになりますこと予め申し上げておきます。
さて、北白川の中善さん。
もう10年以上のお付き合いになります。私ども夫婦の愛してやまない大好きなお店。
私も40代になり、大将もお変わりありませんでしたが、人は平等に歳を取る(笑)
食べログさん初め他のメディアではあまり目立たないお店ですが、菊乃井さんのご出身
でずっとミシュランの星も獲得してきてはる安定感のあるお店。
1万と1万2千円のコースでランチは予約があれば対応してくれます。
ここのところ京都の懐石店に限らずいわゆる高級店と括られるお店については
軒並み客単価が3万円を超えるのも珍しくなくなり、じゃあかと言って価格改訂前より
もそれ相応に良くなったかと言うと素材含めそんなこともなくて、そんななか正直
月一回通えるこの価格帯でやってはる名店だと思ってます。
おそらく反論もあおりかと思います。
確かに、この日の中善さんのトラフグの質でいうなら、もっと大きくてトラフグらしさ
を追求した形で提供するお料理屋さんもあるでしょう。
せやけど、写真見てください、この量ですよ、今更だけども、ようこそうちにという
もてなしのお気持ちを感じざるを得ず、女将さん大将私ども2人の空間が設定されるわけです。
月毎にメニューは変わります。
2月と9月はお客さん還元月間で2月はトラフグはじめ信じられない内容のラインナップで
たまに感じる懐石でもうおわり?ってのがないです(笑)
もちろん、毎月伺いたいですが、それも難しい中で目いっぱいですね、奇をてらわず
客をもてなすラインナップ。
今時の懐石店ですと八寸をカットしてしまうかあるいは違う形で提供する
お店がむしろ主流かなと思うんですが、中善さんは手間暇惜しまずしかも調理技術
がもろに反映される八寸がむしろウリです。椀にせよ、焼物にせよ、竹屋町三多さ
んみたいな究極的な引算的なお店ではない一方で関東和食にありがちな足し込みも
ないと言う意味で個人的には京都和食の導入的なお店として評価しております。
嫌味でも何でもないんですけど、緒方さんみたいなお料理の出し方をされるお店
がお好きな方とはここで相いれないということになると思いますし、それって
実は京都の懐石語るうえでめっちゃ大事なことだと思ってます・・。緒方さんは
美味しいですよ、引き合いに出させていただくくらい有名なだけで。
お酒の話。
奥様がソムリエさんなので、ワインと和食のマリアージュも楽しめますし、
その点木屋町のみくりさんとも全く違ってて、あくまでワインは二番手お料理ありき。
羽田酒造さんの営業スタイルは派手目ですけど、日本酒ももちろんいいです。
正直、私どもは京都に長く住んでいて、大将も女将さんもそうなわけじゃないですか。
その意味での波長が合う合わないはあるかもしれないし、逆に言うと、その前提が
ないならば行きにくいわとか、他地域の方が行きやすい店ってどこ?みたいなあり
がちな切り口になるんですが、個人的には、京都の外食ってフィルターいらないですし、
つまるところ京都の和食店のおもてなしってすげえなって話なんちゃうかなと。
今だからこそと申し上げましたが、まさにそうで、一食を共にするという空間の演出、
その演出の仕方如何によって人を幸せにできることそれこそが外食の意義であり、
私はそれに乗っかっているだけだろうと思っております。
その日の一食を確保して、ずっと楽しみにしながら仕事して、その日が来た時の期待感。
こういう感覚って飲食店さん独自ですよね。
そんな大切な日を過ごさせていただいたというご報告♪
京都の和食屋さんは敷居が高いと一般的には思われており、私自身も
そう思っていた20代後半、京都の本格的な懐石料理をおそらく初めて
頂いて感激したお店がこちら北白川の中善さん。
それ以来ほぼ毎月あるいは季節ごとにその後結婚した今の嫁さんと
通い続けていました。このたび、入籍して約5年の節目もあり、
約5年ぶりに伺ってみました。
中善さんは言わずと知れた京都の名店、菊乃井さんのご出身。
お師匠さんと呼ばはる菊乃井の大将から授かった言葉や教えを
時折披露して下さるのですが、そこにはブレてはいけない「料理」屋
としての核心が垣間見え、それに共感した素晴らしい時間でした。
ところで、私がいくらぼやこうが憂おうが、そんなこととは無関係に
時がたち、中善さんに通っていたころと京都の料理屋さんをとりまく
状況は変化しました。
多くお話しした中で、それとの関係で中善の大将がお師匠さんから
授かったお言葉の一つはこれだそうです。
「俺らは料理屋、飯屋や」
この意味するところは、一つには料理屋やねんから、「料理」を提供せよ、
もう一つには飯屋やねんから、「飯」として食べてもらえという内容と
私は解釈、理解しました。
鮨屋さんのようにいい素材を追い続けるのはいいと思うけど、それを調理
することが料理であって、それをプロがする以上は付加価値はそこに伴う
のは必然だとしても、浮世離れしたような付加価値をこちらから設定する
ことは「料理」屋としての範疇を超えるという教え。
外食という娯楽において、「食」に重きを置きすぎると、「楽」しむという
目的から脱線していくというジレンマはどこかで解消しなくてはならず、
思うに、つまるところ、対価を払って一食に費やす時間を確保する場所が、
私にとっては中善さんという「料理」屋さんがしっくりくるということなのでしょう。
さて、そんな眉唾な講釈はこのくらいにしておくとして、お食事の話。
五年前に値上げしはりましたが、そこから据え置き、高いコースで12,000円(税抜)。
お昼営業は予約が入ればというスタンスも相変わらず。実はお昼は初めてだったんですが、
お昼に高い方のコースをお願いしました。
まず、料理屋さんとして、毎月1日に献立を練らはります。
なので、ありきたりなものが毎回出てくるわけではないので、そこも楽しみなんですが、
特に2月と9月は顧客還元月間ということでかなりのお得感満載な献立が提供されます。
写真は、懐石料理の流れの中に、中善さんの個性を織り込んだ献立です(2020年2月)
てっさ、白子、唐揚げ、椀はグジにメインの鍋はすっぽん。
高級食材を惜しげもなくというところはもちろん、食事なのでお腹いっぱいになります(笑)
何より夫婦水入らずの時間をお二人と過ごせたこと、そしてやっぱりここやんなと
2人で笑顔で帰路についたこと、あえてまたいいますけど、京都の料理屋さんは敷居高い
けど、まずは中善さんに行きよし、若い方に心からお勧めできるお店です♪
ご清聴(ry
はじめに、私事ですが、この度無事入籍しました^^v
そんな嫁と付き合っていた頃、嫁を高級な懐石料理店に
連れて行ってあげたいと思い連れて行って以来、もう
4~5年のお付き合いの中善さん。
入籍して初めての外食は中善さんでというのが嫁の
たっての希望で、一年数か月ぶりにごあいさつを
兼ねての訪問。
なお、幸いなことに見てくださる方が増えてきたので、
読んでいただくにふさわしい内容に改定すべきと思い、
過去の写真は最新訪問時以外のものは、一部除きほぼ
すべて削除しました。
また、過去の献立に関しても直近の写真付きのものに比べると、
情報としての価値は低いと判断したので、レビューからも
削除しました。
さて、ここからが本題
中善さん。京都は北白川のミシュラン和食店。大原出身の
親しみやすい大将は露庵菊乃井が修業先。
店内はピンと張りつめた空気はなく、とてもカジュアル。
お料理は、2015年5月時点で8500円と12000円のコース。
お昼は4800円のコースもあるみたいですが、お昼(完全
予約制なはず)でも夜のコースをお勧めします。
以前は7000円と10000円のコースだったので、この値上げ
がどうなのかなっていうところは気にしていましたが、
否、十二分に満足できる内容でした(お写真は12000円の
コース)。
お酒も安くて相変わらずおいしくて。
酢の物がおいしいとか八寸が神だとか今更ですかね。
2015年5月のお椀はカツオ昆布だしに玉露という初体験も。
大将もマスコミ関係の対応やその他の対応で気苦労がおあり
らしく、正直、私もレビュー更新するか悩んでいたんですが、
相変わらず謙虚でまじめな大将の仕事ぶりを拝見していると、
応援したくなります^^
12000円ののお料理と25000円のお料理を比べられても困る
とかそういう逃げ口上抜きにして、おいしかった~って思える
お店ですよ^^あ、品の悪い人はお断り(笑)
3位
1回
2014/07訪問 2014/12/05
2014年7月新店舗にて再始動!神戸住吉のミシュラン☆焼鳥店♪ジューシーな焼鳥がお好きな方にお勧め^^
※最終更新日2014年7月
移転初日に訪問。
予約は一か月前から、座席数、メニュー、小学生以下×、
5名以上の予約不可などは以前と変わっていませんが、
以前の店舗より高級感が増すとともに、ゆったりと寛げる
空間が演出されていました。
情報整理の趣旨で、写真の差し替え&レビュー大幅修正。
極力過去の不要な情報は削除、現状でも生きている情報のみ
を一読了解を意識して、掲載したつもりですので、行かれ
る予定のある方は、●2010年5月との記述以降も是非。
ということで、以下、2014年7月の最もフレッシュな
鶏一途さんでの飲食内容。
■生ビール(460円)◎
こちらのビールはサーバーの洗浄が常に完璧(奥様曰く、
言われた通りしてるだけ)。泡のきめ細やかさが特筆。
定番のお通し、鶏皮ポン酢も相変わらずのうまさ。
■地鶏刺身の盛り合わせ5種(1400円)○
ずり・胸・肝(極上白肝入)・ささみ・白子。
沖縄のお塩・パキスタンのお塩・おろし立ての山葵
で頂くのが鶏一途さん流。
■おまかせ5種(値段はそれぞれの串の合計)○
この日は、せせり・胸肉・つくね・白子・鶏ホルモン。
鶏一途さんの好きな串TOP3が入ってました^^v
ただ、つくねにしても、胸肉にしても、以前はもっと
肉汁が滴り落ちてくるような串だったのですが、この日は
そこまでではなかったかな。
お気に入りのお店だけに言いにくいですが、こちらのお店は
素晴らしい素材の鶏とご主人の素晴らしい焼きの技術とが
あいまって、これまた素晴らしい焼鳥が頂けるお店なのですが、
焼き場も新しく、慣れの問題もあるのでしょうが、塩のふり、
焼き加減いろんな点で、こちらのお店に対して、初めて少し
ネガティブな感想をもちました。
食通のマイレビさんにご紹介し、行って頂いたのですが、
やはり同じ感想をお持ちになられたようで、本文に書いて
置くべきだろうと思い、書き足しました。
■追加○
ねぎ身のオス・メス、さがり、背肝を追加。
この日は、オスのほうがおいしかったな、うほっ♡
その日によってオスの方が好みだったり、反対にメスの方
が好みだったりするんですよね。面白いです。
■白ワイン(1540円)○
ワインは以前は、黒板に色々書かれてありましたが、新店舗
では、赤白4種類(各480円)での提供がメニュー化され
ています。カウンター後ろのワインセラーは立派です^^
オーストリアの白をカラフェで頂きました。
<総評>
約一年ぶりの訪問とはいえ、何度もうかがっているので、
もちろん段々と感動は薄れていくのは仕方のないことですが、
やはり、自分との相性のいいお店だと思いました。
色々なタイプの焼き鳥屋さんがあると思いますが、ジューシー
で鶏の旨みを感じられるのが鶏一途さんだとすれば、ボリューミー
で野性的な串を満喫できるのが、京都のキムラさん、低予算で鶏一途
さんほどではないにせよ、それに近いレベルの焼き鳥が食べられる
のが同じく京都の人見さんというのが自分の好きな焼鳥屋さん
の分類です。
今回もまたお世話になりました。ご馳走様でした<m(__)m>
●2010年5月
焼鳥では関西NO1との呼び声も高い、神戸住吉の有名焼鳥店
鶏一途さんへ初訪問。
滋賀の養鶏所直送の厳選された淡海地鶏を扱っておられます。
価格帯としては、若干高級な部類の焼鳥屋さんということに
なると思います。
とはいえ、普通に飲み食いしても、1人頭5000円といった
ところでしょうか。
お店のポリシーの一つに、ぶらりと入れる焼鳥屋ではなく、
こちらを目指して来てもらう焼鳥屋でありたいということ。
それがよくわかるとともに、1年後には確実に予約困難店に
なっているだろうと確信しつつ、再訪を決意した初回訪問。
●2010年11月
改めて、こちらの焼き鳥に対する「一途」さを感じることに
なった二回目の訪問。その一途な思いを感じることができる
メニューの一部を写真欄に掲載しました。
●2011年2月・3月・8月
焼鳥はもちろん、お野菜やジュースなど、どれもとても
美味しいですが、私なりのこちらのお店の楽しみ方は、
お任せ5本に好みの串を追加していくというオーソドックス
なもの。
なお、お任せ5種といっても、入荷の関係で、同じ日でも
内容が違います。
したがって、後述するようなレア串にありつくためには、
何としても早い時間の予約を確保したいところ。
なお、予約時にお造りを取り置きしておいてもらう
ことは必須。
●2011年11月
軍鶏や砂ずりといった今まで食べたことのない串も登場。
なお、寒い時期は4名からだったと思いますが、お鍋もやって
おられます。最高級の数種類の鶏の品種から選ぶことができます。
●2012年7月・12月
あちこち、焼き鳥屋を食べ歩いたこの年、やはり、ここより
気に入るお店は出てこず、こちらとの相性の良さを再確認。
強いて対抗馬をあげれば、新地のYAMATOさんくらい
だったでしょうか。あちらは鶏一途さんでは出てこないレバー
が絶品。
●2013年6月
お料理の写真掲載あります。
フラッシュをたかなければ写真撮影して構わないとおっしゃって
くださいました。
レア串(私が勝手にそういってるだけ)にありつけた日。
そいつは、ハツ。一般的な焼鳥屋さんでは著名な部位でも鶏一途
さんでは希少串であることも珍しくありません。
4位
1回
2013/07訪問 2014/07/15
※※※2013年8月再訪※※※
前回あまりの美味しさに感激して、3週間後に再訪。
実は、前回は、相方のアクシデントもあって、お店に少しご迷惑を
かけるとともに、存分にこちらを満喫しきれなかったとの後悔の念もあり・・・。
入店と共に、お店の方にもその点についてお声いただき、恐縮・・・。
やっぱりこのお店は素晴らしいと思います。
素材、ソース、火入れどれも完璧。一人頭5000円前後でこの満足感。
この日いただいたものについては2013年8月と記載のあるお写真をご覧
いただければ。
この日の最高は、黒板メニューにないオススメを店員さんがお勧めして
くださるのですが、そのうちの一品。
■ハツの炭焼き~シェリービネガーソース(写真参照)
ジューシーなハツとペッパー、それに絶妙な酸味のシェリービネガー。
炭焼きメニューはどれもおいしいのだろうと思わされました。
この日はシャロン産の鴨もご用意してくださり、注文するか迷いましたが、
お店の雰囲気、味、サービスどれをとっても私にフィットするお店でした。
点数はいつも適当ですが、こちらはどう考えてもこのくらいになりますね。
マイレビュアー様に感謝です!
PS:見送りに出てくださった、すっごくかっこいい俳優さんばりの店員さんの
笑顔もいいですよ。女性必見!
※※※2013年7月初訪問※※※
週末は何を食べに行こうかと迷うことって多いですよね。
お肉?お魚?それともお野菜中心のお店?
いやいや、全部食べちゃいましょうよってことで、お肉もお魚もお野菜も
炭焼きというコンセプトで提供してくださるお店がこちらobiobiさん。
マイレビュアー様のわさびのブログ様、麻太郎様、ベジタリアン様が
オサレなレビューを書かれており、三十路親父も密かに潜入を計画して
いたところでありました。
外観はこじゃれており、店内もシックでくつろげるという点でポイント高。
確かに、デートにはうってつけでしょうね。後述のように、お味も素晴らしい。
■前菜の盛り合わせ(1380円)◎
あまり、前菜には期待しない方なんですが、どれもはずれがないです。
全て素晴らしかったですが、写真の、テリーヌの上の白桃のソースは
一流の洋食店レベル。イタリアンかフレンチかはたまたそれ以外かは
言及しかねますが。キッシュもおいしかったなあ。
■サバのマリネ(780円)〇
こちらのお店はハーブの使い方がとても上手で、鯖が新鮮なのは
もちろんですが、ハーブの香りとオリーブオイルの香りがGOOD!
■アスパラ炭焼き(520円)△
瑞々しい。ただ、値段相応かな。
■天然エビ~アメリケーヌソース~(330円)〇
有頭エビですが、白ワインによく合います。ソースが素晴らしい。
■イベリコ豚串~リンゴのソースで~(280円)◎
これはうまいですね。甘めのソースがあいます。
■トリッパのトマト煮込み(880円)〇
モツの臭みとは無縁。素晴らしいです。
■ラムチョップ炭焼き(1880円)◎
おいしかった。写真ではポーションが控えめかなと思われますが、
ボリューム満点。これは絶対食べて頂きたいです。
焼き加減、肉質、素晴らしい。通常はイタリア料理店などのコースで
お目にかかる食材だけに、アラカルトで頼めるのがとてもいいですね。
総評。とても素晴らしいお店だと思います。
素材の旨さをそのままに丁寧な火入れ、食材に合わせた多彩なソースを
駆使して客を満足させてくださるお店ですね。
ラムチョップなどは40~50分かけてじっくり火入れして絶妙なタイミングで
提供されます。ラムチョップは安価な食材でないだけに、プロのお仕事を
通じて、お金を支払ってよかったなと思うことができる商品に仕上がっていました。
和食でも、イタリアンでも、フレンチでもないテンションの時に使って
いただきたいです。
再訪必至!以上ご参考まで。
5位
1回
2013/09訪問 2014/07/15
私が神戸のお店の食べ歩きを始めてから最初にBMしたのが
こちらのお店。なかなか伺う機会がなかったのですが、念願
叶って初訪問。なので、かれこれ憧れ続けて5年ですか(笑)。
元々こちらのお店、先々代から、大石で魚屋さんを営まれた
そうで、震災を機にお魚屋さんを閉店され、こちらのお店一本
で勝負されることにしたというのは他の皆様のレビューの通り
のようです。
それだけに、後で述べますが、こちらのご主人の目利きは素晴らしい。
これだけの素材を居酒屋さんが提供しておられるのは正直驚愕。
また、予約の段階から、女将さんの対応も素晴らしかったです。
<アクセス>
阪神大石駅が最寄り駅らしいですが、私どもは、JR六甲道駅から。
2号線をひたすら西へ、下川原町という交差点を南へ二本目の筋を
左へ。
<注文>
■ 生ビール(500円)△
私は生小を注文したのですが、相方の話では少し少ないのでは?
ということでした。ビール自体は普通でしたが、ここでは日本酒を
楽しむべきなのでスルー。
■ 突き出し○
鱧となめこと青菜と炊いたん、もずく酢、枝豆、ハモの子。
いくらとるのかわからないけど、なかなかのレベル。
■ 酢カキ(680円)△
岩牡蠣ですが、小ぶりなもの。土佐酢とおろしで。
この値段で二つなので、質については文句は言いません。
■ 獺祭純米大吟醸(850円)◎
今ではすっかり有名な酒蔵になりましたね。
こちらは50磨きでした。貝に合わせてみました。
相方と二人で飲みたいのでというと、徳利でご用意くださいました。
並々どころか、たっぷりですね。味は言わずもがな。
こちらの店の特徴は、注文したお酒を試飲させてくれるんです。
しかも写真くらいの大きなお猪口で・・・。嬉しいですね。
■ お造り盛り合わせ(時価)特◎
ここからがこちらのお店の真骨頂。
この日のラインナップは、以下の七種。
蛸、かわはぎ、ほうぼう、まながつお、アマテカレイ、穴子、カツオ。
新鮮という評価よりも、最高の状態で提供してくださるという
評価のほうが妥当かもしれません。
お店お勧めの白身は塩わさびでいただく。
なるほど、ねっとりと熟成されたほうぼうの身は塩わさびで頂くと
極上のお味。カワハギの肝はもっと食べたかった(笑)。
この日の唯一の赤身はカツオ。ポン酢とおろしで頂きましたが、もう
激ウマでした。お世辞抜きで、さえきさん並。
■ 和田来(900円)○
こうなってくると止まりません(笑)
今度は純米の生酒でも行こうよと。
生酒のフレッシュ感はそれほどないですが、悪くないです。
■ 淡路産さざえ刺身とつぼ焼き(1580円)◎
市場で買ったらいくらするのかなという大きさのつぼ焼きと刺身。
このお値段でここまでおいしいつぼ焼きとお刺身食べたことなかったです。
ちなみにつぼ焼きには鰹節が、中にはわかめと白菜が入ってました。
味しみしみ。
■ 酔鯨(850円)〇
最後も有名銘柄の純米酒。本当にどれもはずれがないものを
そろえておられます。
■ 〆サバの焼きしも造り(900円)特◎
うまい!純米酒にしておいてよかったー。
締め具合、鯖の質、完璧。これは素晴らしかったなあ。
後ろに焼きナスさんが隠れてます。
■ かわつえびのポテトサラダ(680円)◎
こちらの名物メニュー。ちょっとしたハプニングで食べられる
ことになりました。マヨネーズの風味はほとんどありません。
なのに、じゃがいも独特の芋くささは全くない。どんなレシピ
なんだろ、興味津々。
■ 杏仁豆腐〇
甘み抑えめでおいしかった。
<会計>
日本酒4合(獺祭×2含)、生ビール×2、生小ビールとお造り
の盛り合わせを頂いて12500円。
<感想>
まず少しお高いのでは?という指摘ですが、このレベルのお魚を
提供しておられるので、お魚に関してはしょうがないですし、妥当
だと思います。お値段を抑えたいのであれば、刺し盛りや焼魚を
頼まないという選択肢もありますが、ここで刺し盛りを頼まないなら、
あえてこちらにいかなくてもいいかもしれないです・・・。
それと、接客。奥様は無双ですが、バイトの方も一生懸命なので
全然気になりませんでした。
ご主人が厨房の中を動き回るのは、ああいうお仕事のされ方だと
思うので、特段焦っているわけではないと思います(笑)。
最後に、唯一気になったのは、椅子の高さですよね・・・(笑)。
他の方の口コミによると設計ミスだとか。
<お勧め度>
お魚と日本酒がお好きな方にとっては、私の知る限りこれ以上の
居酒屋さんはこの近辺にはないとおもいます。
お造り盛り合わせ(たぶん3000円~4000円強)と日本酒だけでもかなりの
満足度だと思います。
お魚もおいしい居酒屋さんなら、神戸ならすぎなかさん
あたりですか。行ったことがないので分かりませんが(予約取れた
試しがない・・・涙)、おそらく、すぎなかさんでも、こちらより上のお造り盛
り合わせを出しているとは考えにくいですね。
和食というより、魚メインの居酒屋なら、超お勧めです。
以上ご参考まで。
6位
1回
2013/07訪問 2014/10/25
※※※2013年7月再訪※※※
約一年ぶりにもりぐちさんへ。
週末だったのですが、前日予約で席を確保していただけました。
こちらのお店のシステムとして、3名以上で伺う場合には、基本的に
2階のテーブル席で2時間制、1~2名で伺う場合には1階のカウンター
で時間無制限制となっています。
もっとも、時間無制限制といっても、回転率がとても早いので、カウンター席
であれば、割りとすんなり予約が取れる場合もあるようです。当日予約や
飛び込みは難しいかもしれませんが。
さて、この日も、上質な食材に舌鼓を打ちつつ、例によってお好み焼きには
到達しませんでした。
密かに目当てにしていた岩牡蠣、上質な明石ダコや、あまり近畿ではお目に
かかることの少ないソイのお刺身など魚介類も申し分なし。
前回売り切れで食べられなかった厚切りのタンにありつけたことにも満足。
お料理については、写真追加しましたので、ご興味のある方は是非。
なお、私どもは6時の予約だったのですが、この段階から人気メニューは
どんどん品切れになっていきますので、できれば早い時間に行かれる
ことをお勧めします。
いやはや、別格ですなこのお店は。
※※※2012年8月初訪※※※
魚介や鉄板焼きがおいしいということで以前から注目していた「もりぐち」さんへ
念願叶って初訪問。
週末だったのですが、運よく当日予約で入ることができました。
JR六甲道駅の南口を出て、線路沿いに西に歩くこと数分。
開店時間の5時半にもかかわらず、お店に入るとカウンターはすでに満席。
電話対応など聞いていると、その日の予約状況に応じて開店時刻を調整して
いらっしゃるようでした。
なお、二階席はお座敷で二時間の時間制ですが、カウンター席は空き次第、
次の席が確保されるというシステムで時間制ではありません。
この日もカウンターのお客さんが帰られると次のお客さんの予約席が確保
されるという連続で、ひっきりなしにお客さんが入れ替わるという状況でした。
それもそのはず。
こちらのお店が扱われている素材はそんじょそこらの鉄板焼き屋さんが
扱っている素材とは違います。魚介も肉もとても上質なものを仕入れておられます。
それゆえ、メニューによってはダイレクトに価格に反映することになっていますが、
この素材であればむしろ当然だといえるでしょう。
この日注文したものは以下の内容。
・香川産「天然殻付き岩かき」(900円)◎
大ぶりな岩牡蠣に海ブドウが添えられポン酢でいただきます。
臭みもなくクリーミー。悶絶。
なお、鉄板の熱で鮮度が下がらないように予め保冷剤を用意してくださいます。
こうした配慮も嬉しいですよね。
・「鶏ささみの刺身しょうが醤油で」(350円)○
注文を受けてから大将が筋を抜いているのが見えます。
写真では分かりにくいですがささみとしては大きめで、こちらも臭みもなく美味しい。
ここは本当に鉄板焼き屋さんなのかと思ってしまいます(笑)
・ネギタン塩(1300円)○
タンの片面だけを焼いてたっぷりのネギを巻いてレモンを絞っていただきます。
鉄板で焼くだけに脂が十分に落ちず、焼き肉屋さんなどでいただくものと比較すると
やや劣るのかなと思いきや、そんなことはなく十分にお肉の味を楽しめました。
他の席の方が食べられていた「トロミタン」という分厚くカットされたタンの見た目に
圧倒され注文しようとするも、黒板に目を遣るとすでに売り切れ。
人気メニューは予約段階で取り置きしていただいている方が多いようですね。
・牛レバー(900円)○
新鮮なレバーですが、生食は法律上禁止されているのでしっかり加熱してお召し
上がりくださいとメニューにあります。
しっかり火を通していただきました。焼くことで香りよくいただけます。新鮮なレバー
ならではのお味。あー、生レバー食べたいなあ・・・(笑)
・ギョウザ(350円?)△
味噌だれと酢醤油のどちらかを選べます。酢醤油を選択。
この餡と皮の厚さだと味噌だれのほうが相性がいいかもしれません。
・ホルモン焼き(900円)◎
レバー、ミノ、せんまい、テッチャンが入ってたかな。
コチュジャンベースのタレを絡めながらいただきます。これまた鮮度が素晴らしく
ホルモンの臭みがありません。ビールに合います。
最後にお店に対する感想。
お好み焼きはいただきませんでしたが、活けタコの足をそのまま一本
使ったお好み焼きなど素材の良さを前面に押し出すことで他店との差別化
に成功しているお店だと思います。
お好み焼き屋さんでない鉄板焼き屋さんで天然黒アワビのステーキなど
注文するとメニュー記載の料金ではとても食べられないと思います。
肉も牛だけでなく鶏も豚もあり、いい食材を幅広く揃えておられるのも他店では
なかなか真似できない点ですよね。
再訪必至の名店発見!お勧めです!
7位
1回
2013/08訪問 2014/07/15
CPでは群を抜いて素晴らしいお店。味云々よりCPの良さを享受すべきお店。
鳴り物入りで大阪はなんばにあのお店がやってきた、という噂は
聞いていました。
んー、でもなあ、立ち飲みの外店舗でイタリアンとフレンチの融合?
なんかピンとこないんだよなあと思っていた当店。
ところが、2013年8月下旬、少し涼しくなってきたとある平日。
大学院時代の仲間から、暑気払いにいってみないか?とのお誘い。
そう言われれば、やぶさかでないので、ってことで、男4人で突撃。
<行列>
この日は、連れ合いの一人が、午後2時半から並んでくれていました。
ですので、一巡目に入店することができたのですが、テーマパークほど
の混雑ぶりかといえば、今の所、平日はそこまでではないですね。
例えるなら、超人気ラーメン屋さんレベル。
とはいえ、定時&ダッシュでは、一巡目は間に合わないでしょう。
基本的には、2時~3時から待って、一巡目に滑り込めるかどうか。
週末は分かりませんが、大変なことになってそう・・・。
<開店時刻>
開店時刻は午後4時。3時45分になると、お店のルーティーンであろう
入店説明が始まります。
入店説明といっても注文処理の便宜上の話で、限定メニューを頼むか
否か、ファーストドリンクの注文からとりますので、よろしくという内容を
行列客に周知させる作業。
開店時刻になると、一組づつ店内へ。これはテーマパーク風ですね。
<注文~飲食>
テーブルはかなり狭いです!
このお店のコンセプト上、やむを得ないのかもしれないですが・・・。
ここで、先ほど説明のあったファーストドリンクと限定メニューを注文する
か否か問われます。
限定メニューは定番含め3~5種類。この日は、Tボーンステーキや
和牛のローストビーフ、ズワイガニの冷製パスタなど。全部2000円
未満。
■生ビール(480円)〇
居酒屋レベルのお値段。銘柄はプレモル。
■活けアワビ生うにゼリー寄せキャビア添え(980円)◎
噂の原価率300%の限定メニュー。決して手は抜いてないし
チープな感じもしない。980円でこれはありえないです。
肝心の味?3倍くらいとってもいいレベル。
ウニやアワビの素材もいいですし、前菜としての完成度も◎
■田舎風パテと白レバームース(780円)◎
これもうまかったです。バケットがないのが残念。
■活オマールのロースト(1480円)〇
半身じゃないですよ。一匹丸々。はさみのお肉もおいしい。
■ロッシーニ(1280円)◎
お肉自体はそこまでいいものではなかったですが、火入れもよかったし、
フォアグラの質も上々。
1280円でこのレベルのお皿食べられるお店、私知りません・・・。
ちなみに、お肉の量は200g。
最初にお店の方から説明がありますが、ポーションはどれも2人前は
あります。ポーション控えめにして価格に反映させているという印象
は全くありません。むしろ逆の印象。
■ホタテサマートリュフ(870円)特◎
これは特においしかったです。これで、870円って・・・。規格外。
ホタテの質のよさに驚きました、トリュフの香りもいいし、白ワインのお供。
■和牛ローストビーフ(1980円くらい?)○
この値段で食べられる商品ではありませんでした。ソースも○
■牛タンサラダジェノバ風(680円)△
うーん、こういうのは好みがありますからね。
■シャルキュトリーの盛り合わせ(580円)○
この値段でこれだけの量ですから、ケチつけられません。
■ワイン○
この日は、白・赤・スパークリングと3本ワイン空けました・・・。
だって、安いんだもん。頼んでしまいますよー。
注文したのは、フランスの赤(1700円)・白(1980円)。
そして、珍しいのは、滋賀の泡(2000円)。
仕入れ・保存・提供の仕方、すべてしっかりこだわっていらして、
とても好印象。
後述するソムリエさん曰く、屋外店舗であるため、赤はできるだけ
冷やして飲むころに適温になるよう工夫するなどされているそうで、
なるほどと頷けます。
<接客>
いろんな方がいらっしゃいましたが、接客も気になる点はないです。
関西を統括する立場とおっしゃっておられた方とお話しできたのですが、
その方はもともと高輪プリンスでソムリエをされていたそうです。
彼曰く、こちら、もともとは関西に出店する計画はなかったそう。
というのも、こちらの社長さんと松竹さんの社長さんが旧知の間柄
ということで、社長さん自ら出店を決意されたとのこと。
今後は、本家のパリとミラノに出店予定。
国内、関西では、俺の焼鳥のような、さらに庶民向けメニューを売りに
したのお店の出店計画もあるとか。予定地はこちらのお店の向かい側
のテナントだそうです。楽しみですね。
そうそう、先月の売上3000万だそうです・・・。桁が違いすぎる(笑)
<総評>
想像しているレベルをはるかに凌駕するお店です。
使用している食材の質と値付けのギャップをCPと呼ぶならば、まさに
その意味において、群を抜いていると申し上げていいと思います。
もっと美味しいお店あるでしょ?っていわれれば、そりゃ、倍以上お支払
すればこちらより美味しいお店はいくらでもあるでしょう。
ですが、この価格帯で、この質の食材を提供するお店は少なくとも
関西にはないと思います。
私どももこの日ワイン3本とビールなどたらふく飲んで、写真記載の食事をして
一人頭5000円台ですからは驚異的と言わざるを得ません。
週末は分かりませんが、提供も早いので、通常、1時間~1時間半あれば
食事が終わるかなという印象でした。
最後に、前にも触れましたが、このお店はポーションが約2人前はあるので、
できれば、4人くらいで行ってこれでもかというくらい飲み食いするのがお勧めです。
2人のお客さんも多いのですが、2人だとこちらのお店のすごさを満喫できない
かもしれません。
ちょっとした衝撃。
以上、ご参考まで。
8位
1回
2013/10訪問 2014/07/15
http://dohva.com/page4.html
色々書き込もうかと思いましたが、この短い文章の中に、佐藤シェフ
の想いが集約されていると思います。
以下、三十路親父のうんちくが書き込まれているので、上記URLをコピペ
してF5等でブラウザページを更新するとうざさを回避できます(笑)。
<予約>
マイレビュアー様の口コミを拝読して、ここだけは絶対にはずせない
という運命的なものを感じ、10月の三連休の某日に予約。
早い時間だったこともあり、当日予約で席を確保していただけましたが、
あっという間にほぼ満席。地元の方は美味しいお店ご存知なんですね。
したがって、遠方から行かれる方は、念のため予約状況を確認するのが
無難かと思われます。
<雰囲気>
こちら外観もお洒落なんですが、店内の雰囲気も抜群。
アンティーク調っていうのかな、椅子も小物も。椅子は、お洒落なだけ
じゃなくて座り心地もいい(左に目をやるとエルブジの一日なんてファイルが)。
この日は、カウンターへ。シェフの目の前の特等席へ座らせてもらいましたが、
緊張感があるわけでもなく、とてもリラックスできます。
相方とも話しましたが、隠れ家感、レア感、その他もろもろ、世の女性で
こちらのお店に連れてこられてマイナス評価する人は少数派でしょう。
夜景の見えるBARばっかり検索してる男子は要猛省!(笑)
もっとも、我々おじさんおばさんカップルは、立ち飲み専門なので若干
場違いでしたが。
ちなみに、雰囲気で4.5点ってのはあんまり記憶にありません。
加古川のステーキ屋さんほどではないけど、とても素晴らしい雰囲気のお店。
<飲食>
さて、ようやく本題。メニュー表には二人分のお値段ですと書いてあります。
これの意味するところは、ポーション的に二人前ということで、一人で食べたから
半額になったり、4人で食べたから倍額になったりするという意味ではないようです。
■ ヱビスビール(650円)〇
瓶どす。ひとまず、おビールで。このグラスは初めて(笑)。
■ 北海道白老町のタラ白子(1800円)〇
まさかの生での提供。プリン体大好き人間歓喜。さすがの私も、タラの白子
を生で頂いた記憶はありません。くさみ皆無、プルンとした食感、うんまいぜ~。
今度は火入れした状態で。バターで表面をカリッと焼いて、紫蘇が添えられて。
この時点で、こちらのお店の仕入れのレベルの高さを実感。
■ グラスワイン白(800円)〇
上品なこちらのお料理との相性をよく考えられているワイン。
2種類飲み比べましたが、さわやか系とやや雑味系。
グラスは赤白3種類から(800~1200円)。
なお、シャンパン含め、ワインはきわめて豊富なお店。有名銘柄
もそこまでお高くないです(ドンペリのロゼで3万円台くらい)。
■ 淡路のかきのセジール仕立て(1800円)〇
セジールってのは、要は焼き目つけるってイメージだったし、パン粉
でもつけてバター焼きにでもしてくれるのかなと思って注文。
全然違うやないか~い。嬉しい誤算。
バルサミコ自体は苦手なんですが、こちらのソースは香りは残しつつ
酸味は消失してて、このソースとカキのプリプリの食感、磯の香りが
めちゃくちゃ合う。シェフの計算通りなんだと思いました、うみゃー。
■ シャランのシャラン鴨に伊予牛のコンソメ(4200円)〇
メインはこちらと仔牛の炭火焼きにその骨を焼き焦がしたソース
(4300円)の二者から。
あまり上等な鴨を食べた経験がないので、かの有名高級ブランド鴨を注文。
う~ん、やっぱりうまいよお。脂の甘み、肉質、火入れ、最高。
伊予牛のすね肉でとったというコンソメ・・・。できればごくごく飲みたかった(笑)。
なお、二人分ですので、写真の分量と同量のお肉が相方にもいっています。
あくまで写真は1人分。
■ グラスワイン赤(800円)〇
メインのコンソメのソースも上品だったので、お肉料理だからといって赤を選択
する必要もなかったかな。白の方がよかったかもな。
■ バケット(500円)特◎
食べログ見てるとパンがお好きな方多くて、特に、私は神戸なので、よりそう
感じることが多いのですが、私はあまりパンは食べないので分からないのです。
と、前置きしておきますが、私は、こちらで頂いたパンよりおいしいパンを食べた
経験はないです。塩味はやや強めですが、力強い小麦の香り、これに合わせる
北海道は日高産のバターが激ウマ。バターだけでつまみになりそう(笑)。
帰り際シェフにお聞きすると、一番手間をかけているのがパンだそう、ちなみに
バターはそれほど高価ではないとのこと・・・。
いやいや、すべての料理に抜かりなく手間をおしまれないていないことはこの
時点で明明白白、バターもまあ、庶民からすればまず間違いなく相当高価な
ものでしょうね。
<感想>
イタリアンでもフレンチでもないお店、それを聞いて思い浮かぶのは、三宮の
オビオビさん。
メニューの幅からしてどっちがいいかって話にはならないんですが、食材の質
だけでみるとこちらのお店の方がすこしだけ上。
そしてその食材を出来るだけシンプルな調理法でお客に提供。いうなら和食屋
さん的な洋食屋さん。ソースもシンプル(いうなら出汁)、素材自体の味を重視。
多彩なソースが魅力なオビオビさんとはここでは対照的。
全般的に勤勉で実直なシェフのお人柄がよく顕れているお料理たちで、優しく
上品で丁寧なお料理。
芦屋らしいという形容が皆様と私とで一致するならば、まさにそのようなお店。
店構えであり、雰囲気であり、シェフであり、私たち以外の客層であり、お料理
全てにおいて。
普遍化すると、大人向けのお店という表現が適当かもしれませんね。
皆さんも超一流のシェフが目利きした超一流の食材とワインを楽しんでみませんか?
以上、ご参考まで。
9位
1回
2014/09訪問 2014/09/18
芦屋で幅広い魚介を満喫!鮮度抜群の魚介を昼は定食で、夜は思う存分酒のあてとして楽しめます♪
芦屋の高級住宅街の入口の入口、芦屋で魚介居酒屋といえばここと地元の方が
おっしゃるであろうお店が、こちらまるさん松本さんであります。
JR芦屋からだと徒歩15分~20分ほどでしょうか。一見芦屋らしからぬ外観。
有名☆付きイタリアン、ラッフィナートさんもこの界隈になります。
●2013年7月初訪問(夜)
こちらは、15:00までの昼営業の時間帯に関しては予約ができないのですが、
16:30からの夜営業の時間帯に関しては予約ができます。
2013年7月、木曜日にお電話し、土曜日17:30の予約を取り付けました。
電話対応の感じもよかったです。
店内はカウンターとカウンター後ろにテーブル席。2名用のテーブル席へ。
客層は、常連さんも、お子様連れの方も、ご友人同士の方も様々。
■エビス(480円)。
若い定員さんが一週間お疲れ様でしたとのパフォーマンス。
ぴゃ~、うまい、暑い中、坂道登ってきた甲斐がありました。
メニューに目をやると、この日狙っていたあこうは完売。
それどころか、お魚単体で魅かれるものはすべて売り切れ(涙)。
お昼の定食の対象になっているお魚はほぼ昼営業でなくなると
思っておいて間違いないかと。
■岩牡蠣(1300円)特◎
三種類の岩牡蠣がありましたが、残っているのは880円のものと
1300円の大分県産のものとのこと。迷わず大分県産のものを。
でかい!ポン酢でパクリ、クリーミーでうまい!
■お造り盛り合わせ(???)特◎
二人前で?と聞かれたので、はいと言ったものの、まさかのボリューム!
また、赤貝とトリ貝を入れてくれと頼んだのですが、残念ながらトリ貝
は売り切れ。単品メニュー、というか、人気の魚介も早い段階からどんどん
売れていってしまいます。
▼この日のお魚たち
シマアジ、ひらめ+エンガワ、生たこ+ゆでだこ、本マグロ赤身
(中トロ)+大トロ、生あおやぎ(うまい!)、赤貝+ひも、真アジ、
イカ、はもの子煮こごり
■淡路産ハモおとし(880円)〇
これもこのボリュームです・・・。定番の酢味噌と梅肉で。
■鮎の塩焼き(480円)△
これは、懐石料理店で食べるべきだといつも気づかされます。
■キスの天ぷら(580円)〇
ふわふわの大ぶりのものと小ぶりなものがありました。天つゆと抹茶塩で。
■ハマグリの酒蒸し(680円) 〇
あさりじゃなくてハマグリです。サイズは小さめですね。
■ホヤの塩辛(480円)+西宮特選酒(580円)◎
関西ではあまり見かけないホヤ。京都人の相方はビビりながら
食べてましたが、日本酒のお供に最高とのこと。
<夜の総評>
この日会計約9000円。これだけ食べてこの値段はお得感があります^^
もちろん素材自体はここよりもいいものを置いてあるお店は山ほどありますが、
近海物もそうでないものも、珍味も貝も魚も、とにかく幅広い魚介類がある点
がとても気に入りました。そして、どれも鮮度が素晴らしい。
ただし、重複しますが、定食の対象になっているお魚は、夜営業の時点
ではほぼ売り切れてしまっています。
したがって、よりここを満喫するには、お昼に行かなければなりません。
ということで、行って参りましたので、以下、昼レビュー。
●2014年9月再訪(昼)
この日は、朝から、焼き魚が食べたい。しかも、この日は午後から芦屋で打ち合わせ。
平日11:45分過ぎ、お店前に到着。待ち人はいないものの、お店に入ると満席。
いつもの外のメニューに目を遣ると、サンマの文字が。これは、決まりだな。
10分ほど待って、カウンターへ。
<選べる調理法>
え、もっと魚の種類あるの?え?うまづらはぎ?半分煮つけで、半分造りで肝醤油で、
サンマはやはり、一匹丸々焼きか???それとも造りも行くべきか・・・。
何をぶつぶつ言っているかというと、こちらのお店は、魚種を選んで、その調理法を
選択できるのです。結局サンマを選択。半分はお造りで、半分は焼きでとオーダー。
■サンマ定食(1300円)◎
まず、定食全体のボリュームがすごいです(お写真に内容書きました)。
また、ご飯のお代わりができるので、小食の方でも、まず一膳では足りないでしょう。
サンマは、北海道産。まだちょっと早いかなと思ったのと、サンマに1300円
(税込1400円)出すのは少し抵抗があったのが正直なところですが、造りの鮮度
も抜群、脂も十分で、これなら白米とでも合います。焼きも申し分なしです。
<昼の総評>
他の方もおっしゃってますが、のどぐろなどの高級魚も1800円という値段で提供
しておられるので、昼の口コミとも重複しますが、高級割烹で食べるのどぐろとは
おそらく違うのでしょう。
そうはいっても、魚一匹丸々使った定食というのは豪快で食べごたえ十分です。
また、お昼は定食を食べている人が多いだけで、夜のメニューもありますので、
僕のようなタイプは、土曜の開店直後に行って、ここで昼のみをするというのが
一番の利用法なんだろうなと感じます、っていうことで、行って・・・ません(笑)。
満足です。お昼もお勧めできます!
10位
1回
2013/05訪問 2014/07/15
祇園の高級カウンター割烹、ふじ原さんへ初訪問。
ふじ原さんは、ご主人自身、大使付の料理人を歴任するなど華々しい経歴を
お持ちなだけでなく、ミシュランの星を獲得するなど、京都を代表するカウンター
割烹の名店といってよいと思います。
お店のHPにもある通り、こちらのお店の楽しみ方としては、コースもいいですが、
好みの食材を好みの調理法で頂く方がいいように感じました。
ということで、この日はアラカルトで以下のものを注文。
■じゅんさいと穴子の蒸し寿司(お通し)〇
ふわふわの穴子と温かい酢飯がいいですね。
■お造り盛り合わせ(2500円)〇
たいら貝・スズキ・アナゴの炙り・ウニ。天草・五島列島のウニはとても濃厚。
■岩牡蠣(1600円)◎
舞鶴産。クリーミーで旨味が凝縮。
■牛みすじのお造り(2000円)△
おろし立てのわさびを添えてお醤油で頂きます。
■このこの一夜干し(2000円)○
富山の富美菊(700円)と一緒に。辛口の日本酒によく合います。
■ホワイトアスパラのガーリックバター炒め(1200円)○
ジューシーなホワイトアスパラ。とても上質なホワイトアスパラ。
■山菜天ぷら(1500円)○
こごみ・ウド・タラの芽など。ほろ苦さが大人の味。揚げ具合も申し分なし。
■小鮎の天ぷら(700円)○
これも好きな人にはたまらないほろ苦さ。
■ぐじ酒蒸し(3700円)〇
ふわふわの身をたっぷりのお出汁と一緒に。
まず、ご主人と、二人のお弟子さんとの連携も見事でカウンター割烹ならでは
の臨場感を存分に味わうことができるのがこのお店の最大の特徴。
もっとも、ご主人は比較的寡黙な方で、お弟子さん達もそれほどお話しされる
方達ではないので、カウンター割烹でのお食事に慣れていない方は少し緊張される
かもしれませんが、お料理のことなど、こちらから話しかけると丁寧に説明して
くださいます。
メニューは、珍味から牛タンの味噌煮込みなどと幅広く、味付けにバターを使用する
など和食という枠にとどまらず、色んな楽しみ方ができるのも特徴的です。
なお、価格についてですが、この日は、 お酒を二種類・ビールを二杯いただいて、
一人約15000円(サービス料込)。
食材の質や祇園という場所柄、このような価格帯になるのは致し方ありませんが、
やはり安くはないなというのが率直なところ。
そういった意味では、リーズナブルで本格的な京都の和食を求める場合には
やや不向きかもしれませんが、良質な素材を一流の料理人がシンプルに調理した
場合の旨さに感激できるお店だと思います。
以上、ご参考まで。
2013年は、できるだけ訪れたことのないお店を訪れてみようという思いから、
のべ92件のお店の口コミを投稿させていただきました。
また、マイレビュアー様との交流で、素晴らしいお店に出会うなど、収穫の多い
年になりました。
■第1位 「あ~ぼん」さん
年々予約が取れなくなっています。それも納得、圧巻の創作串揚げ。
味も抜群ですが、ご主人の人当たりの良さも人を引き付けるのでしょう。
■第2位 「中善」さん
今年もお世話になりました。京都で和食って敷居が高いよなあと思われる方
には是非お勧めです。
■第3位 「鶏一途」さん
あ~ぼんさんも中善さんもミシュラン店ですが、焼き鳥店での☆獲得は
びっくりされた方も多いのではないでしょうか。ご夫婦の一途な想いが評価されたのでしょう。
■第4位 「オビオビ」さん
良質な素材を炭火焼に。多彩なソースはまるでフレンチのようでした。
お値段も非常にリーズナブル。
■第5位 「海蔵」さん
神戸に住み始めて初めてBMしたお店。噂通りの素晴らしい素材を扱うお店でした。
お塩で食べる刺身盛り合わせは悶絶の極み。
■第6位 「もりぐち」さん
お好み焼き屋さんなのですが、お好み焼きは実はまだ食べたことがありません。
魚介・肉・野菜、すべてを網羅した六甲道最強の鉄板焼き屋さん。
■第7位 「俺のフレンチ・イタリアン」さん
鳴り物入りでなんばに乗り込んできた「俺の」系列店。
圧倒的なCPで行列を生み出します。味も素晴らしく、いうことありません。
■第8位 「DOHVA」さん
マイレビュアー様の口コミを見て直感的に行きたいと思っていったお店。
素材の良さを生かしたシェフの繊細な料理は芦屋マダムのハートを釘付けに。
■第9位 「まるさん松本」さん
芦屋の山手にこんな大衆居酒屋がという印象。
お昼から飲むにはうってつけの魚介好き呑兵衛の憩いの場でした。
■第10位 「ふじ原」さん
祇園の高級カウンター割烹。アラカルトで注文できるのが好印象。
若い料理人を育てたいという思いが寡黙な大将の背中からあふれ出していました。
こうしてみると、10軒中4軒は何度も通っているお店ということになってしまい、
しかもTOP3はすべて半ば常連化しているお店。
一度美味しいと思って通いだすと、新規開拓店ではなかなか牙城を崩せないものだなと
感じさせます。
2012年の「しのはら」さんのように一気にごぼう抜きにされるようなお店に出会うことも
あるので、なかなか食べ歩きはやめられませんね。