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1位
4回
2019/08訪問 2019/09/01
【5周年記念パーティー編】究極の子連れパーティbyかいばらゆーざん
2018年現在京都には様々な外資系ホテルあるいは国内資本の有名リゾートホテルが進出している中で、外国人観光客のみならず、日本人、地元民をも魅了するサービスを提供しているホテルだと個人的に思っております。京都滞在の際、旅館ではなくホテルを選択する場合には、真っ先に候補に挙げるべき宿泊先でしょう。料理もホテルの料理のレベルをはるかに凌駕しています。
究極の子連れパーティを用意しろ!と言われればこれも一つの正解かも
というリッツカールトン京都5周年記念パーティーにお呼ばれしました。
いくら事前に調べても何も情報がなかったので、当ホテルとしても初めて
の試みだったのかなと思います。
結婚式を挙げた夫婦が対象で、式ではゆっくりご飯が食べられなかった
だろうから、ゆっくり食べてください、お子さんたちは見ておきますので、
というメッセージの元、輪投げ、お絵かき、ヨーヨーなどリッツ仕様の
縁日が設定され、これでもかというほどのスタッフの方が動員されてます。
かといって、子供を放置するわけにもいかず、追いかけっこが始まるのですが、
本当にスタッフの方が相手にしてくれるので正直驚き&感謝。
大体30代~40代前後くらいのご夫婦が多くて、子供もみんな小さいので、
気兼ねなく楽しめましたが、圧倒的にうちの息子が騒がしかったです(笑)
お酒のもすべて飲み放題で、大人向けのイベントにききビール、ききチーズ、
ききワインなどもあり、それぞれが楽しめる内容になっていました。
ピエールエルメのイスパンでしめてフィニッシュ。
お土産大量に頂き帰宅。リッツ仕様のモノポリーとかライオンの人形。
こういうのをネットオークションで売りさばこうとするやつ、こら~、
少し考えてもうたわ(笑)。ええホテルです^^
歩き回るわ、叫ぶわ、じっとしていないわの三冠王の1歳~2歳くらい
のお子様ががいらっしゃるご家庭だと、外食もままなりません。
そこは諦めて、我が家はホテルで食事をします。
例によってリッツカールトンへ。
今回は、イタリアンフルコースを部屋付で食べるプランというもので、
ルームサービス形式でお料理が順次、というより、次の皿は何分後にという
指定をしながら食べられるという何とも子連れにとって魅力的な外食が
できるという指南。
お部屋は二階の中庭が見えるお部屋で、それ以外はスタンダードなお部屋。
土曜宿泊で、朝食もついているので、一泊二食で15万円台後半の価格設定。
ただ、そこから結婚式1割引きと、あとから言います朝をアラカルトにしたので、
14万円弱の支払いだったようです。金額だけ見れば高いですが、我々にとっての
価値という部分でいうと、惜しいと思うことは今回もありませんでした。
さて、夜のお料理。
12000円のフルコースにワインのペアリング5000円。これで出向かずに
子どもが遊んでる横で料理とお酒運んできてはナイナイしてくれはるんやから、
ほんまにありがたいです(笑)
前菜、スープ、パスタ、メイン、パンすべて美味しかったです。
子どものも大概豪華ですが、フライドポテトに食いついていたのがやや心配(笑)
それと、ホテルのご厚意で頂いたフルーツとマカロンの盛り合わせのビジュアルも素敵。
それから別に投稿しますけど、エルメさんのピスタチオを使ったケーキや
マカロンはほんまに素晴らしい!
朝食はフレンチトースト(1800円)、母はサーモンとアボカドのベーグル(2000円)、
子はキッズメニューの中から(1500円)。キッズメニューはメニュー写真載せました。
案外ねらい目なホテル部屋付ディナーですが、怖いのは、リッツの場合、アメニティまで
いちいち高いので、気がついたら息子がコーヒーカップを持ち上げていた場合とか、
オーパスワンを冷蔵庫からとりだしてしてた場合等を監視することとか、家にいる時より
気を付けなあかんけど(笑)、思ったより、走り回っても危険がないので、いいですよね。
何より周りに気を遣わないでいいのが外食好き家族からすれば最大のメリットかな。
そんなこんなの四十路になった夜の出来事。ご参考まで~♪
ここのとこあまりに忙しくて、全く時間が取れませんでした。
そんな中、ワイフがゆっくりする時間も強制的に取らなあかんやろ
いうことで、リッツ京都にお泊りしました。
みなさん、ホンマに大事ですね、そういう時間^^
結婚式を挙げた挙式担当の方、サービス担当の方総出であいさつに
来てくれはって、涙が出そうになりました。
リアルな話ですけど、ホテルマニアの僕からすると、フォーシーズンズ
の存在は気になりますよね。こと、結婚式するなら誰が何をいおうがリッツ
が最強だと言い切れるかどうかのお話なので(笑)
その辺りはまた個別にご相談くださいーー;
朝食もいちいち全部うまい、なにかにつけて全部美味い、これで理解して
もらっていいですか?素晴らしいホテルです、はい。
これ以上のホテルは全世界まわってもないです。
日本の旅館も素晴らしいですが、日本人の精神を加味したサービスを
徹底している外資系ホテルはリッツカールトンさんだなと思うのは、
僕だけではないはずです。ありがとうって思うんです。
※※2016年4月結婚式編大編集※※
マイレビの皆様、私、ついに、年貢を納めまして、結婚式しました。
写真がきたので、食べログ的に情報整理&料理写真大量追加(プロ仕様)。
実は、披露宴の後、呼びきれなかったゲストを対象にゲスト総入れ替えで第二部
を行いました。二次会的なものは、披露宴をやった人のみが対象。
ちなみに、ビュッフェ形式。結婚式ブログにもここまでの情報は載っていないはず(笑)
【披露宴】
基本はフレンチです。あとはシェフとどんなイメージで行くか話し合いました。
☆春の彩りオードブルプレート
フルーツトマトのブーケサラダ
トマトスポンジとモッツアレラチーズ バジルソースで
淡路産玉ねぎのエスプーマ ズワイ蟹とシェルフィッシュジュレ
クリアーなヴェールを纏ったマグロのタタキ アボカドケッパーレリッシュ
真鯛とツブ貝のタルタル マリネサーモンの花見立て カラスミヴィネグレット
☆20種の春野菜とパルマ産プロシュートに冷たい空豆のクリームスープを注いで
☆カナダ産オマールエビのポアレ シェルフィッシュフォーム
京花菜と京丹後コシヒカリのサフラン風味リゾット
☆桜の香りのシャンパングラニテ
☆宮崎県産牛サーロインのグリルとフィレのロースト 軽い赤ワインソース
春大根のブレゼ マッシュポテト 彩り野菜のスティーム
山葵 柚子胡椒 パタゴニア産天然湖塩添え
☆フレジエ
☆ウエディングケーキ
☆ガトー・ド・ソワレ
☆オリジナルブレンドコーヒー又は紅茶
【1,5次会】
・チェリートマトのコンポートとガスパチョ
・帆立貝とナメコのなめろう 大葉のピストーとガーリックトースト
・海の幸のマリネの一口シャンパンビネガーライス アボカドレリッシュ
・メジ鮪のタタキ仕立て タマネギとピンクグレープフルーツ
・愛媛県産真鯛のカルパッチョ 春の菜園風 ハーブの香り イクラ添え
・自家製ピクルスを添えた、仔牛のタリアータ トンナートソース
・スモークチキンと九条ネギのサラダ レモンクリーム風味
・パンとロール
【朝食】
朝はアラブの富豪専用の朝飯がつきます。王と王妃のブレックファーストメニュー。
ナンとお値段一万円。うまいというか、この先一人一万円の朝ご飯を食べる機会
なんて絶対ないから、おどおどします。
・プレステージシャンパーニュをグラスで
・オレンジ、グレープフルーツまたはベジタブルジュース
・オマール海老のビスク
・トリュフスクランブルエッグ
・鴨のフォアグラのテリーヌ
・3種類のパンを以下から
ホワイトトースト、ライ麦入りトースト、全粒粉トースト、レーズントースト、
ライスブレッドブリオッシュ、マフィン、デニッシュ、クロワッサン、
パン・オ・ショコラ(ピエール・エルメ・パリより)
・ヨーグルト、フルーツサラダ
・チーズプレート
・コーヒー、紅茶またはチョコレートミルク
そんなこんなで、食べログの口コミらしく整理しました。
一応更新とご報告。
2014年12月。
緒方さんでとても素晴らしい夕食を頂き、この日は、こちらに宿泊しました。
生誕祭であったため、相方が思い出づくりにと予約してくれておりました。
神戸のおんぼろ小屋から破格のアップグレード(笑)
さて、京都での宿泊先をどうすべきかという問題は、京都へ定期的に訪れる方々にとっては
悩ましい問題だと思います。なお、別宅をお持ちのような方はお帰り下さい(笑)
私自身、ホテルに泊まるのが好きということもあり、京都のホテルに関してはあちこちと宿泊
した経験がございますので、それらとの比較で、情報提供してまいりたいと思います。
ということで、ご興味のある方はリッツ京都宿泊記にお付き合いくださいませ^^v
※リッツ大阪宿泊記
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27017419/dtlrvwlst/4543572/
まず、ホテルを選別する際に一番気になるのは宿泊料金。
よほど思いきらない限り、多くの方がここで、こちらのホテルを除外してしまうかもしれません。
この日は、室料のみのザ・リッツカールトンステイという宿泊プランとのこと。
要は素泊まりです。部屋もデラックスという最もスタンダードなお部屋。
この日は週末ということもあり、一休などを経由した場合と公式な料金とで金額がほぼ同じだった
らしく、直接予約してくれたそうなのですが、なにもない平日でも一泊二名で税込7万円台半ば位が
最低ライン。大阪とは比べ物にならないくらい高いです。反面、他のホテルが満室の多い時期でも、
価格が高い分、予約がとりやすいというメリットも。
物は試しだ、泊まってやるけど、その料金に見合ったホテルなの?ってのが次のお話。
これは、ホテルに何を求めるかによって人によりけりな部分はありますが、まずは一般論を。
部屋のタイプのお話。
先ほども申しあげたとおり、この日の部屋のタイプは最もスタンダードなものです。
このタイプの部屋でも広さは最低でも45平米あります。狭いとみるか十分と見るか。
個人的には、50平米前後あるのであれば、このクラスのホテルだとしても十分かと思います。
アメニティのお話。
これははっきり言って素晴らしいと思います。お写真を見て頂ければわかりますが、
とにかく細部に至るまでお洒落でスタイリッシュ、それでいてチープなところが一切ありません。
アメニティに関して、こちらを上回るホテル(旅館除く)は京都にはまずありません。
ベットもウェスティンのものに全く引けを取らないにも関わらず、特にアピールしない余裕ぶり。
その他備品も全てが超一流メーカー。
もっとも、京都っぽさあるいは日本っぽさを過剰に演出しすぎているきらいもあり、京都の静的
な魅力とは相反する部分があります。これは、ホテル自身が外資であるということなのはもちろん
ですが、宿泊客の6~7割が外国人であるため、外国人のイメージする日本・京都を体現するという
ホテル側の意図とも受け取れます。
外国人客のお話を少し。
中国人の富裕層がメインと思われた方もいるかもしれませんが、実際には欧米の方がほとんど。
金払いの良さという話でいうと、中東の宿泊客がすごいらしいです。例えると、20万円という金額
が彼らにとっては1万円くらいの感覚だとか。なので、ルームサービスを頼みまくった挙げ句、残し
まくるのはほぼ中東の人らしい(笑)
サービスのお話。
これは、レストラン含め、素晴らしいとまでは言えないと思います。
私が日本人だからかもしれませんが、言われたことを淡々と、しかもある程度見事にこなすだけで
はなく、言葉にせずとも心を通わせて、気の効いたもてなしができてはじめて素晴らしいサービス
マンだと考えているためであり、その点でいうと、こちらのサービス面はまだまだ未成熟な部分を
感じざるを得ません。リッツ大阪のクラブフロアのサービスが素晴らしかったことを考慮すると、
伸びしろがまだあると判断して、未成熟という言葉を用いました。
ルームサービスのお話。
いつもは飲んだくれて、朝食など食べない我々なのですが、せんべい布団から高級ベットへ
ジャンプアップし、熟睡できたのか、朝からお腹がぺこぺこ。朝食をルームサービスで。
朝食は洋食二種類と和食、それとアラカルトが色々とあります(例:コーヒー一杯1600円)。
洋食の高い方は、キャビアやウニやカニ、シャンパンなどがついて、10000円。アラブの石油王
以外誰が食べるねん(笑)
急遽注文しても、30分もかからずに用意してくださいます。
ただ、遅かったなあ、準備するの。談笑するのは構わないけども。そりゃ冷める。
その点、ランドホテルは光の速さだったな。
■ザ・ブレックファスト(4800円+税+サ13%)○
フレッシュジュース、パン3個、卵料理と付け合せ、飲み物という内容。
グレープフルーツジュース、クロワッサン・パンオショコラ・ライ麦入りトースト、オムレツと
ポークソーセージ、レモンティーをそれぞれ選択。パンには4種類のジャムの小瓶とバター、オム
レツにはトマトソースとマスタードの小瓶がついてます。ヨーグルトとフルーツもついてました。
■あさげの水暉膳(4800円+税+サ13%)○
本日の豆腐料理、彩り野菜のサラダ(胡麻ドレッシング、お塩と山利の諸味噌で)、野菜の炊き
合わせ各種とお浸し、本日の特選焼き魚、山梨県中村農場産のハーブ卵料理、紀州農園の紀州
南高梅、焼き海苔、本日の珍味、味噌汁、おすすめフルーツ、ご飯かお粥。
豆腐が湯豆腐、魚が鱈、卵は出し巻きでした。
私が洋食、相方が和食でしたが、どっちも思っていたよりも大分おいしかったです。
さすがにこのお値段ですから、使っているものがしっかりしています。
ジャムやフルーツ、蜂蜜などの質に至るまで例外はありません、全てです。調理もケチをつける
ところがありません。ちなみに水暉というのは、ホテル内の和食レストランのことです。
<総評>
以上、長々と書いてまいりましたが、核心的なことをいうと、リッツ京都はハード面では
極めて優れているけれども、ソフト面ではこちら以上のホテルは他にもあります。
ですので、非日常的な空間を思う存分満喫したい方や、モダンジャパニズム(そんな言葉
あるのか?笑)を感じたい方、あるいはリッツカールトンに泊まること自体に憧れを持っている方
であれば、間違いなく満足できると思います(ならば大阪で十分という気もしますが・・・)。
反面、ソフト面の方が重要だ、あるいは、ソフト面も重要だという方にとってはかなり高い
支払いになってしまうホテルだと思います。
誤解がないように言っておきますが、ソフト面が充実していないのではなくて、ハード面に
比してということです。いくらなんでも、☆3.11(14年12月時点)ということはあり得ません(笑)
個人的にはブライトン辺りがそれらのバランスを考慮すると無難なのかなと思っております。
そうはいいつつ、かくいう私も、この日、思いっきり非日常を満喫した一人なのでありました(笑)
一生に一度の思い出になりました。
以上、リッツカールトン宿泊記でした。おしまい♡
2位
1回
2017/06訪問 2019/02/10
果たして、こちらのお店に関しては、テレビとか、雑誌とか、あるいは
食べログとか、SNSとか、そういった俗物的な媒体を介して語る、語ら
れることに意味があるのかどうか今まさに自問しております。
要するに、美味しいのか美味しくないのか、好みなのか好みではないのか、
高いのか安いのか、コストパフォーマンスが良いのか悪いのかといった
お店を語る際にしばしば用いられる切り口それ自体がこちらのお店に
果たして当てはまるのかという疑問。訪問から数日経過した今でも興奮に
似た何かを感じています。
この日は、もはや食べログ仲間というよりは、普通に食べ歩き仲間と勝手に
私が認識しているマイレビさん食サーさん主催のカウンター貸切食事会。
このような素晴らしい会にお誘いくださった食サーさんありがとうございました。
参加者は、関西からは、滋賀から食サーさん、大阪から毎日外食グルメ豚さんさん、
その他東京からミトミえもんさんなど全国から著名なレビュアーさんが多数集結。
すごいメンバー。食サーさんの人脈とフットワークの軽さにはいつも驚かされます(笑)
場所は大阪難波。
他府県の方からすると、大阪の高級店が集う街としては北新地を想像される方が多い
かもしれませんが、こと大阪割烹に関しては、圧倒的に難波や心斎橋といったいわゆる
「ミナミ」に集まっています。もめんさんも心斎橋です。
本湖月の穴見さんは、本吉兆のご出身。
本吉兆というのは、吉兆高麗橋店のことで、いわば吉兆の総本山の系譜を
受け継ぐ方です。吉兆といえば、京都の嵐山吉兆が有名なので、京都の料亭
と思われがちですが、あれは京都吉兆の本店なだけで、会社としても別です。
未在の石原さんも最初は本吉兆に入社後、若くして嵐山吉兆の総料理長になられたので、
もともとは本吉兆のご出身です。
いわば日本料理の総本山あるいは穴見さんをして日本一の料亭と言わしめる
招福楼さんと双璧の料理を知り尽くしたお方のお店といえるわけです。
食べログの評価も4.77と大阪ではナンバー1、全国でもTOP10に入るお店、
しかもご一緒させていただいたグルメ豚さんが大阪一と評価されているだけに、美味しくない
わけはないのは確信していましたが、如何せん料亭料理より割烹が好きな私に果たして
穴見さんのお料理についていけるか一抹の不安はあったところでした。
結果的には料亭料理を加味した割烹という表現がしっくりくるお料理です。
そんなことを思いつつ、「氷の節句」(旧暦6月)のお料理のスタート(25000円)。
なお、料理写真については、撮影可ですが、SNS等にアップすることは控えてほしい
とのことですので、本レビューでもUPはしておりません。
□食前酒 ◎
早速何の柑橘だったのか忘れましたが(笑)、爽やかな酸味が暑さを
忘れさせてくれます。アルコールが入ってないことだけは覚えてます。
□先付1 特◎
水無月豆腐。
水無月豆腐というのは、無病息災を祈願する神事で用いられる京都
の6月を代表するお菓子だそうで、これを懐石に転用したものとのこと。
小豆は魔除けの意味、三角形に切ることで暑気を払う氷を表しているそうです。
氷は宮中の人のみが口にすることができた貴重品であり、この日はお豆腐全体
を氷で包んで提供してくれました。最大限のもてなしの心という意味なのだろうと思います。
丁寧に裏ごしされた胡麻の香りと滑らかさが口の中に残ります。
貴重な江戸中期のバカラのグラスに注がれたビールと共に。
□先付2 特◎
鯵の寿司。
トツカアジと呼ばれる鯵は、十本の指でつかむことができるサイズの鯵のことで、
鮎包みという鮎をモチーフにした包み方で供されます。葉に包んだお寿司だと、
粽(ちまき)の用にギュッと包むイメージがありますが、そうではなくあくまで
季節の香りを楽しむためなので、そのような包みかたはしないそうです。
□椀 特◎
のどぐろのお椀。
素晴らしい器です。私のように器に全く疎い人間ですら、こちらの器の素晴らしさ
に気が付くほどです。お出汁は昆布とかつおだし。滋味深いじわっと染み渡る出汁の
旨さになんと梅干が。この梅干しがまた手間暇かけられています(話すと長いので)。
ちなみに、食事が終わった後に皆さんと大将と談笑させていただきましたが、客人が
来てから鰹節を丁寧に削り、水出しの昆布出汁と合わせるそう。大将が削りたての鰹節
とすでに削られた市販の鰹節を食べ比べさせてくださったんですが、こうも違うかと思いました。
酸化とは恐ろしい・・・。燻した鰹の香りとかつおの味が凝縮した日本料理に欠かせない
鰹節の存在感をまざまざと。
□向付1 超特◎
アオリイカと由良雲丹。
これまた素晴らしい器にのって。本当に驚くので、皆様、是非器鑑賞だけでも(笑)
細かく包丁が入れられたアオリイカはこれでもかというほど柔らかく、甘みが
引き立っています。細かく包丁を入れるのは、何度咀嚼しても、醤油の味が消えない
ようにする意味もあるそうです。由良の赤ウニ、これにキャビアを乗せるような料理人は
嫌いやとおっしゃってました(笑)。確かに、塩すら不要、そのままが一番の最高級品。
□向付2 超特◎
韓国産鱧。
皮目を炭火で炙って、見てると低温のお湯にくぐらせていらっしゃいました。
湯引きではないのは明らかですが、完全に生でもないってことです。
大将もおっしゃってましたが、鱧に関しては、韓国産がやはりうまいのはもはや
疑いようがないですね。ただ、日本料理屋としては、あとで淡路のものも出しますと
おっしゃる辺りのプライドがかっこいい。梅肉も素晴らしく美味しいです。
□八寸 超特◎
これも無病息災を祈る京都の6月の行事である芽の輪くぐりにみたてて。
一品一品についてはクオリティが高すぎて、何も言うことがありません。
うなぎ、えび、ばちこ全て、語ったところで伝わりません(笑)
□ 焼物 超特◎
鮎の塩焼き。
ぷっくりと太った小ぶりの鮎を香ばしく焼いて。香りがすべてのこの食べ方。
120点中・・・2万点!!
ここで、こちらの常連のグルメ豚さんに大将からビールのサービスが!
どうやら魯山人作の特大ビールジョッキを見せてくださったようで、魯山人が
こんなバカデカイビールグラス作っていたとは驚きました。みんなでビール
飲み回しという嬉しいサプライズ(笑)。国宝級ですね。
□ 強肴 超特◎
生トリ貝のしゃぶしゃぶ。
舞鶴産のトリ貝もそろそろ終わりかなという時期にこれが。
さっと出汁にくぐらせてなんと黄ニラと一緒におろしポン酢で。
この時期の食材石もずくも。これまた素晴らしい。
□ 箸休め 超特◎
三田産じゅんさいと蕎麦。
秋田が有名なじゅんさいですが、お隣のミトミえもんさんによると、
関西だと兵庫県の三田が有名な産地だそうです。
なるほど、非常に肉厚でプリプリした上質なもの。お蕎麦も大将が
打っていらっしゃるか分からないですが、手打ちの美味しい蕎麦。
□ 和えもの 特◎
豆腐の白かけ。
下仁田蒟蒻、青干しぜんまい、南関揚げに豆の旨みたっぷりの豆腐が。
青干しせんまいもそのうち作り手がいなくなるのではと大将がおっしゃって
ましたが、手間暇かけて美味しいものを提供することに情熱を注ぐ方が
少なくなるのは食道楽としては悲しいです・・・。
□ 食事 特◎
淡路産鱧の照り焼きとご飯。
ご飯がとにかくおいしい。ご飯は日本人が毎日食べるものだけに、
ハードルが高い分、料理としては難しいとおっしゃっる大将。
最後はそこに行きつくんですね。
□ 水物 特◎
白樺の樹液の寒天。砂糖不使用。樹液を寒天で固めたもの。
自然の力は偉大です。
□ 甘味 特◎
三ツ矢サイダーとカルピス。
日本人なら誰しも懐かしく思うこの二つを最後にお出ししてるんですと。
お子さんでもおじいちゃんでも万人受け最強の甘味。
おもてなしという言葉が一時注目されましたが、改めて調べてみると、
「表なし」という表裏なく人と接するという意味と、「持って成す」すなわち、
何かもって成し遂げるという意味があるようです。
この日感じたことは、前者はもちろん、後者を強く感じました。
穴見さんが料理人として成してきたことを日々日々体現していくことで
人を満足させる、そんなことができる人はどの業界においてもごくごく少数
なのでしょうが、私はそれくらいのことを一期一会のこの日の食事会で経験
したように思います。食べることって素晴らしいですね。
最後に。
私が大将にお聞きしたことがあり〼。
日本料理と和食という言葉を使い分けていらっしゃいますが、どう違うのですか?
穴見さん曰く、日本料理というのは、1年12か月あるならば、その1月1月でしか
感じられない日本の文化を味わっていただく料理で、他方、和食というのは、
そういった括りのない日本の食文化であると。日本料理を作ることができる料理人
さんっていうのは、日本に何人いるのでしょうか。ありがとうございました。
3位
2回
2017/09訪問 2017/09/24
【子連れ個室利用】パスタが旨いリッツ京都のメインダイニング@ラ・ロカンダ♪
リッツ京都のメインダイニングがどこかという話は、リッツ大阪の
ラ・べさんに相当するお店がないので何とも言えないですが、
少なくともここがメインの飲食スペースなのは間違いないです。
そうはいっても、そもそもメインダイニングなんているの?って思うのが
リッツの強みでもあるのかなと、京都に関しては思いますです、はい。
前回訪問時は、オペレーションに不安を感じたこちら。
三年ぶりなんですね、結論的には、オペレーションはさすがすぎ、
お料理の味はもともとホテルのレストランとは思えないレベルではあったけど、
パスタが数ある京都のイタリアンの中でも旨いイタリアンと言っていいと思います。
この日は、案内していただいたサマーエスケーププランを(税・サ込11000円)。
食前酒はホテルのご厚意でサービス、前菜・サラダ・パスタ・メイン・デザートが
のフルコースを堪能しました。
なお、この日は子連れだったため、個室での利用でした。個室利用料は(3万円)。
これは書くか迷いましたが、この日はホテルのこれまたご厚意で個室を無料で
利用させていただきました。個室を予約していたわけではなく、たまたま予約が
なかったことと、子供がぐずって授乳のため利用させていただいたという特殊事情
なので、一般的なサービスではないのであしからず。
ワインをペアリングでお願いしたこの日のメニュー(5000円)。
□前菜 ◎
パルメジャーノレッジャーノに25年熟成のバルサミコ酢を添えて。
顔がゆるむ美味しさです。私チーズもバルサミコもあまり好きでないうえに
そこそこいいもん食べてるつもりですが(笑)、別格の美味しさ。
リッツカールトンブランドの辛口シャンパンとの相性も最高です。
□福岡県久保田農園13種ミックスハーブと季節野菜SABAドレッシング ◎
そんなに高くないのに全てが地味においしいリッツの特徴そのまま。
□グラニャーノ産スパゲッティーサンマルファーノトマトとバジル 特◎+
前回ラウンジでパスタが劇的にうまくなっているのではと予測しましたが、
まさしくそうでした。グラニャーノ産は乾麺のパスタ発祥の地だそうで、
モッチリとした食感がソースの旨みをこれでもかとまでに吸い込みます。
そこに私が大嫌いなトマトの酸味・甘味・旨みが。日本人ではない感性が
迸ると言えば大げさかもしれませんが、それくらいおいしいパスタです。
京都で美味しいパスタと言えば、東洞さんを思い出しますが、それより上と
思っていって頂いていいと思います。CP的にもね。
□オーストラリア産仔羊のロースト人参とコリアンダーピューレ タレッジョフォーム ○
火入れは申し分なく、添えられているソースもほぼ完ぺきです。
あとは肉の質に満足できるかできないかその次元。同価格帯他の京都のイタリアン
のなかでは上位なのは間違いありません。
□チョコレートとオレンジのババ キャラメルアイスクリーム ◎
ドルチェは鉄板です、いわずもがな。
□ピエールエルメマカロン ◎
ピスタチオのマカロンには衝撃。素晴らしい!
サービス面が他を圧倒してるのは感じますが、イタリアンとしてもかなり
のレベルだと思います。
さらにいうと、京都のイタリアンと中華は客層を意識してか、「京都でやる
イタリアンと中華」に囚われてるお店が如何せん人気がある嫌いがあり〼。
僕はそうは思わないですが、その趣旨でギオットーネの笹島さんのお料理を
おばんざいイタリアンと揶揄していた人が過去にいました。
中華も、それ中華ちゃうやんっていう中華を3万払ったら食べさしたるくらいの
お店を批判したり。
僕は、イタリア料理ならイタリア人がつくるこれこそイタリア料理というのを
食べてみたいですし、中華料理も然り。机の足も飛行機も食べろというなら
たべてみたいです(笑)
そう考えると、イタリアンや中華で京都という土地に迎合していないお店が
ほとんどないのが残念だと思っています。神戸のシーカサイさんみたいに
鳩の脳みそ食ってみろ?って初見の客に行ってくるような「高級」中華求ムw
そのあたりのことからすると、イタリア人シェフがガチンコで祖国の料理
といえるための最低限の枠を設定しつつこのお値段で美味しいものを提供
しているお店という意味で、非常に貴重なイタリアンだと思うんです。
目下のところ、イタリア料理らしいイタリア料理を食べられる京都で唯一無二の
リストランテだと僕は思います。エルメが日本人には明らかに甘すぎるのに、
そのまま出してくるあたりも(笑)
高級食材にとらわれないパスタの技術これがお勧めできる最大の要素でしょうか。
美味しいパスタはイタリア人に聞けば解決なんだというお話でした。
お勧め♪
リッツカールトン。
言わずと知れた外資の超高級ホテルチェーン。
大阪、東京、沖縄、そして2014年2月待ちに待った
京都に開業。
場所は川端二条を西へ数分、ホテルフジタさんの跡地。
無趣味な自分ですが、趣味は何?と聞かれた場合に
まず答えるのが食べ歩き、もうひとつはホテルの泊まり歩き(笑)
リッツ大阪は関西の外資系ホテルではやや抜きに出ている
印象ですが、なんと、来年には京都にフォーシーズンズという
これまた超高級ホテルチェーンが開業しますので、ホテルマニア
としては非常に楽しみなのであります^^
そんなホテルマニアが真っ先に行ってきたのが、リッツ京都内にある
こちら。
<基本情報>
開業したてでネットでもあまりレストラン情報が出てこないので、
私の知っている限りの基本情報をはじめにまとめておきますね。
リッツ京都のレストランはこちらと和食のお店
二店のみです。
ラ・ロカンダさんのお昼のメニューは基本コースになります。
アラカルトでの注文も対応は可能とのことですが、今のところ
できる限りコース注文で営業されているとのことです。
また、平日のコースは3種類(3900円、5500円、8500円
別途税及びサービス料13%)ですが、土日は後ろ二つの
コースの提供となります。
コースの内容は写真欄に掲載してあります。
さらに、ゆくゆくは一回転にするそうですが、開業直後で予約が
殺到しているため、現状は二回転ということでした。
<入店>
重厚な自動ドアをくぐると、様々な演出が施されています。
リッツ大阪とはラウンジやフロント、もちろん、レストランも
まったく雰囲気が違います。
ド派手な印象の強い北米系のホテルですが、オーナーの
積水ハウスさんの意向なのか、落ち着いてますな。
感心しながら歩いて行くと、お店のエントランスを発見。
入店すると、それはそれは綺麗な女性が対応。
予約名を告げます。この時点でバタバタしてるのはしょうがない
ですね、慣れの問題であり、時間が解決してくれるでしょう。
<店内>
かなり広いです。右手にはバーカウンター。
ゆったりと席が確保されています。有料の座席も用意されています。
圧巻は店内にある自慢のワインセラー。水槽のようです。
この辺りの空間的な演出はリッツっぽいなあと感じます。
<接客>
とてもゆったりとした席に案内されます。このお席でも一番
狭いお席なんでしょうね。これは寛げます。
この日、担当してくれたソムリエさんのサービスは抜かりなかった
のですが、サーブ担当の方の中には、まだまだ慣れていない
方もおられて、本国から派遣されてきたであろう方にドヤされて
いる方もいました。
現状、サービス面は、改善の余地はありますが、これも、直に
解消されると思いますので、13パーセントのサービス料も
今しばし目をつぶってやってください。
<注文>
サーブの方からシェフの経歴の説明。ナポリのご出身だそうです。
続いて、ソムリエさんから、ガスありと無し、いずれをご用意いたしましょう?
これって頼まないとマナー違反なんですかね?
分からなかったので、お酒、ビールが飲みたいのですがと言ってみた所、
日本のビールも各種ありますが、お勧めがあります、最近のイタリアビール
も美味しくなってきたので。騙されたと思って、どうでしょう?
そこまでいうかい?(笑)おそらく少し年上くらいのソムリエさんの力量を
試すことにします^^
■Collesi Ambratta(2200円)。
是非ワイングラスでどぞと提供されます。
コレージですな。複雑な香りが特徴ですが、うまいですよね、
でもビール党としては・・・。
どうでしたか?とソムリエさん。予想通りのお味でしたと言いました。
お互い苦笑い(笑)
以下は5500円のコースのレビューです。
■メカジキのハーブマリネ ファンネルピューレとルッコラとオレンジ ◎
素材も素晴らしいのですが、ソースの多彩さと申しますか、外国人の
シェフらしい前菜なのかなと思いました。
見た目の美しさもいいですが、甘さ、苦み、それぞれのソースが
とても素晴らしいですね。タイプどす^^
■イワシとドライトマトのリングイーネ ヒヨコ豆のクリーム ○
この辺りが南イタリア出身のシェフらしいお皿ということになるのでしょうか。
新鮮なイワシにハーブ、ドライトマトの旨味、リングイーネはアルデンテ、
濃厚だけどしつこくない豆のクリームソース。酒が飲みたい・・・。
■Castello della Sala Cervaro della Sala(3400円)特◎
ってことで、イタリアワインの最高峰とさえ言われる白。
香り、ほどよい雑味、全てにおいて自分好みでした。さすがソムリエさん。
ビールディスってすいません(笑)。
■Librandi Ciro Rosato(1500円)◎
相方はソムリエさんお勧めのロゼ。ロゼ独特の甘ったるさや中途半端
さが一切ありませんでした。
なお、ワインはイタリアワインだけではなくフランスワインも豊富で、
イタリアとフランスワインが貯蔵の8割を占めるそうです。
■低温調理した牛頬肉のブラザード 桜セロリのピューレ○
正直、メインに関してはいまいちかなというところがありました。
お肉はほろほろでソースとの相性もいいのですが、こちらのシェフ
の本来の力量を満喫するには、もう一個上のコースか夜に食べに
くるべきかもしれません。
■鰆のロースト 生姜風味の人参ピューレと枝豆△
火入れも見た目も完璧。
■7種のレモンを使ったドルチェ○
もう少しかっこいいタイトルがあったのですが、失念。
レモンの酸味や甘さ、レモンの良さをこれでもかというくらいに
表現していました。自分には少し甘すぎましたが、素晴らしい
完成度だと思います。
■お茶
コーヒーと紅茶から。
コーヒーはエスプレッソではなかったです。
コーヒー飲めないのでいいんですが、最後にエスプレッソで
〆たいという人にとっては少し残念なのかな。
<総評>
ホテルの方曰く、リッツ大阪のコンセプトは派手に、いわば足し算
的に、リッツ京都のコンセプトはそれとは逆に、いわば引き算的に
というお話がよく分かるお店でした。
最後にシェフが各テーブル回られますが、日本人の気質をたたき
込まれているのか、とても低姿勢で謙虚なのが面白かったです。
シェフは日本語は話せないので、英語でやり取りですが、ソムリエ
さんが通訳してくれるので、英語離せなくても問題ありませんです。
前身のホテルをご存知の方は鉄板焼きのイメージがあるそうですが、
そのイメージは完全に払しょくされていますね。
ただ、リッツが京都にホテルを作ったらこうなるんだぜっていう印象は
存分に感じることができたので、リッツファンの方は是非行かれてみては?
※リッツ大阪のレビュー
http://tabelog.com/rvwr/000059831/rvwdtl/4543572/
4位
3回
2020/01訪問 2020/01/18
数年ぶりに大渡さんへ。
前回から月日が経ったせいか自分が年を取ったせいかわからないですが、
色々と思うところがあったので、たまには真面目に書き連ねてみようか。
ってことで、お暇な方以外はブラウザバック(←死語)。
まず、そもそも日本の外食費用は先進諸外国に比べて異様に安いという
のはかねてから指摘されてきましたが、ここにきて外国人の富裕層、
あるいは日本の超富裕層をターゲットにもともと高級店扱いだったお店が
さらに価格を釣り上げて超高級店になっているという背景があります。
前回レビューではここ大渡さんもそういう路線に舵を取られるのでは
ないかという指摘をしましたが、現時点の価格はお料理だけで3万円超え。
それでも、次回予約が取れないほどのお客が殺到しているというのだから、
「普通」の飲食店されてる方からすれば羨ましいどころか妬ましいレベル。
そこで、何を思ったかというところでいうと、一つは予約が取れないこと
それ自体の付加価値にお客が乗っかっていることへの違和感ともう一つは
京都和食の多様化に対する危惧という二点です。
一つ目。
大渡さんは普通予約とれません。どうやってとるの?といわれれば、
それは伝手としか言いようがなく、実際行きたい人がたくさんいるので、
大将も取らせたくても取らせてあげられないという実情なのは前も書きました。
ちなみに、一部ネット予約が解禁されていますが、ネット予約も一瞬で
埋まりますし、大将自身も予約を電話で受けるということによるお客さんと
のコミュニケーションを若い衆に勉強させたいとおっしゃっていることからも、
全面的に予約の自動化が実現することは今後もないと思われます。
そうなると、一席一席がプラチナシートと化し、それに対する争奪戦が
繰り広げられるのは必然で、そのような状況が常態化しているのが懐石
のみならず、京都の人気店の現状です。
ここで違和感というワードを引き合いに出した意味を説明したいのですが、
確かに大渡さんのお料理は素晴らしいですし、何度も食べたいと思うのですが、
誤解を恐れずに言えば、数年待っても食べたいお料理ってたぶんないですよね、
つまり、単に大渡さんに行くことが目的化しているから、大渡さんのお料理を
見極めることは肝心の食事の場ではしないお客が中心になっていくのかなという
いらぬ心配でありおせっかいが違和感の中身。
大渡さんの良さはカウンター割烹ならではの臨場感、大将の客あしらいはもちろん、
なにより枠にとらわれない大渡さんのお料理だと思うんです。
今回に関していうと、そのお料理が今となっては多数を占める客層に寄せたものに
感じました。
一品一品は素材もいいし、らしさもあるし、美味しいの一言ですが、以前はその中
にあっても感じられた懐石料理としての凛とした流れがないといいましょうか、
一品一品の間が途切れてしまうんですよね。おつまみとお酒の繰り返しいうんかな。
それが予約困難店ハンターのせいなのか、大将の慢心なのかそんな犯人捜しを
したいわけではないけど、ただひとついえるのは、少なくとも私は前回の方が
大渡さんのお料理、もてなしをいただいたことに対する満足度が高かったということです。
とても偉そうで申し訳ないですが・・・。
二つ目。
いい食材の奪い合いは今後も続くでしょうし、そんな食材の仕入れに
無限大の予算設定をするから、あるいはその他諸々のバックアップを
するからという誘い文句で、日本の職人をヘッドハンティングにより、
獲得するという流れは止められないかもしれません。
そんな中、京都の和食という文化の核なる部分があるとするならば、
それが何かを把握しつつ、大事に大事にしてくれるお店が今後貴重になるのかな。
最後までめっちゃわかりにくくて申し訳ないけど(笑)、そんなことを思いました。
ご清聴(ry
2017年6月
妻のお腹がいよいよ大きくなり、夜の胃痛に悩まされる日々。
さすがにこの状況では大渡さんのお料理を頂くのは申し訳ないということで、
キャンセルはせず、特にグルメでもないタベロガーとは無縁の私の旧友と。
同じ月の献立なんかを見ない方がいいと思いつつ、見てしまった結果、
やっぱり同じやんとがっかりすることはよくありますが、大渡さんに関しては
それはなし。
鱧が国産物で質がイマイチとみるやすり流しにじゅんさいなどの季節の食材を
あしらったり、これでもかというほどに大ぶりにカットした初鰹を和辛子で
といった演出もさすがでした。
なんといっても、こちらの椀はすごい。進化したのかもともとすごいのかは
知らないですけど、この日のアワビの肝をも巻き込んだややこしそうな椀種
と思いきや、アワビの香りを引き出すお出汁に感激。
多くは語りません。
一つ言えるとすれば、京都の和食の王道ではないですが、大渡さんの
創意工夫が散りばめられた大渡さんのお料理です。
この日も一巡目のお客さんが帰ったのが9時過ぎ。
一巡目の予約はおろか二順目の予約も難しくなりつつあります。
それでも、妻が来ることをメモして下さったのか、帰りがけにお花のプレゼントを
頂くサプライズなど抜け目ない、いや最高のおもてなしの精神を感じることができました。
やや、競合店より劣るという評価はもはや過去のものだと思います。
ビール一本、日本酒1合で20000円ジャスト。1万8000円の献立ということでしょうか。
もうすこし値上げされるかもしれませんが、それもやむなしの高級割烹から超高級
割烹店として勝負されても十分勝算ありでしょう。大阪で修業した方が京都でここまで
の支持を得るのはまれだと思います。
おいしかった~。次はいつけるだろう。
次回は昼貸切でどうですか?とおっしゃっていましたけど・・・とうさん、冗談です(笑)
皆様も機会があれば是非、全く堅苦しくないのもいいんでしょう^^
もう、かれこれ何度予約を試みては、フラれたことでしょう。
なぜフラれ続けていたのか、この日大将からその理由を聞きました。
教えましょうか?ガチで一杯だからです(笑)
もう予約は無理だろうなと諦めかけていたのですが、去年の9月
マイレビさんのみつごとうさんから、来年2月に大渡さんで貸切食事会
があるので、mafuクン、いい加減出て来ないか?(笑)とお誘いが。
妻も一緒にお誘いいただいたので、妻に確認すると、「行きたいと言え~」
といわれたので、「い、行きたいっ!!」。
ってなわけで、平成29年2月5日(日)妻と一緒に大渡さんへ。
場所は八坂さんのすぐそば、東大路安井より一本上の筋を西に入った南側、
観光客が多いエリアですが、さすがにここまでくると観光客の人でも
あまり入り込まないエリア。
今回の貸切食事会の参加者は、香川から、とうさん夫妻、神奈川からは
forever friendsさん夫妻、京都からはmafuと愚妻、そして、Mハルさん。
献立は15000円の一本。
この日は、二月の個性の強い食材をマエストロ大渡がコンツェルトとして
まとめたというような、カシコな人がいいそうな感じで、知らんけど(笑)
■このこの茶わん蒸し ○
とうさんも大将に直球で質問、詰問(笑)されてましたけど、時期によって
同じ価格帯の和食店で使う食材はかぶります、調理法も然り。
では、どう差別化しているのか。
前半部分は、大将もそれは認めたうえで、こういう回答でした。
例えば、なぜこの食材とこの食材が相性がいいとされているのか、あるいは、
この食材を提供するにしても、なぜこの調理法で提供するのか、そこまでちゃんと
考えたうえで、そのまま出すなり、多少の変化を付ける、それはそれで各料理人の
判断なのだから、というようなことを言っておられました。
合点です。
■赤貝のてっぱい ◎
新地のさえきさん的なパフォーマンス、大きな赤貝を見せてくれはりました。
さえきの大将にも可愛がって貰ってはるらしい大渡さん^^
てっぱいで頂きました。酢味噌もおいしいですが、数の子の食感が面白いです。
アーモンドを使うという発想は京都しか知らない料理人さんはようしないはず。
■鯖寿司 ◎
これがどこでも出てくるメニューの一つ。どこで差別化されていたか。
端的に大渡さんが作って下さることそれ自体です(笑)
それ以外のことを語るのが野暮と思ってしまうのです。
■「かにかま」のお椀 特◎
かにかましんじょうです(笑)
吸い地は関東の人にも受けるのではないでしょうか。
うまい!!!
■フグのぶつ切り ◎
分厚く切られた河豚は、ポン酢のソースと白子のソースで。
唐揚げや焼きにこだわらない提供方法。
■マナガツオの味噌焼 ◎
味噌塗ってはるなあ、苦手やなあと思ってたんですが、
塩代わり程度の味付け、おいしかった、フワッと焼いてありました。
■揚げ雲子と九条ネギ ◎
雲子の火入れもよかったです。もちろん九条ネギの甘みも。
僕は出汁の使い方、変化球の種類が桑田、今でいうならダルビッシュ
レベルだと思いました。
■蟹しゃぶ ◎
浜坂の蟹。まだ生きてるじゃないですか。蟹ビルビンビンの大物。
ただ焼いたり、蒸したり、茹でたりするわけではない提供の仕方。
甘くて香りがありました。間人にしても鮮度がいい蟹が好みなのか
少し死臭がしたほうがいいのかは好みが分かれる問題と思っていいのか(?)
■かにぞうずい 特◎
ヒガシマルでした、ね、大将(笑)、おかわりたくさんあざ~す。
■水物 ◎
黒糖の甘みと香りがよかったです。こういうのが京都のお菓子やねんけどなあ、
わらび餅のことどす。グランバニーユさんばっかりお勧めして反省しました;;
お酒も器もすべて良かったです。
大渡さんは福岡県、いや、「福岡市」のご出身で、大阪で修業された
というご経歴。奥様のご実家が京都にあるために、京都でご商売されて
いるそうで、必ずしも京都の和食界が生んだ鬼才ではないそうです。
ともすれば、閉鎖的な京都の和食業界の中で、京都のあらゆる料理人さん
からすこぶる評判がよく、愛されている大渡さん。商売敵から好かれる
方がお客から嫌われることなんてないわけです。
ご馳走様でした♪次回は6月に予約しました。楽し過ぎて味を覚えてません(笑)
5位
7回
2024/08訪問 2024/08/10
【食べ心地】なが~いお付き合いをしたいCP最強日本料理店♪@木屋町
京都の和食の現在(2024年8月)。
円安だか物価高だか知らんけど、庶民ではとても払えないような
価格設定のお店が多数あり、しかもそういったお店が人気で予約難。
お店側からすれば、払えない客は来なくて結構、東京のお金持ちや
外国人に来てもらえればというような現況。
食って本当に人を幸せにするもので、ちょっと背伸びして美味しいもの
を食べられた時の感動って素晴らしくて、だからこそ料理人さんを
リスペクトして、そのために働いていると言っても過言ではないという
価値観を持っている身としては笑、なかなか難しい現況になっています。
そんな中、お盆休み初日に妻からのリクエストで伺ったとくをさん。
個人的に本当に大切で、大好きでずっとお付き合いさせていただきたいお店。
外国人のお客さんは受け付けておられません。
だけど、それは外国人のお客さんを受け入れた結果、常連さんが離れて
いったという事例をたくさん聞いているからであって、決してネガティブ
な理由ではないです。
この日お願いした献立は15,000円(税別)。
とくをさんの夜の献立で一番上の献立をお昼にお願いしました。
韓国産の鱧、スペシャリテのすっぽん素晴らしい素材を満喫。
食事にはうな丼という豪華すぎる構成笑
京都の和食らしいお店で、一見さんに対する敷居も低く、
大将と女将さんもフレンドリーで、リーズナブルでいて美味しい
最強のお店とかいうとチープなので、私的な表現ですが、
「食べ心地の良いお店」と表現しておきましょうか。
別に京都の懐石って客側がハードル上げてるだけで、別に高くないんですよね。
是非京都にお越しの際は伺ってみてください。
超絶おすすめ♪
実に数年ぶりに個人的に大好きでずっと通わせていただきたいと
私だけが勝手に思っている木屋町のとくをさんに再訪しました。
少し自虐っぽい表現をしましたが、現実問題、特に粗相を起こさずとも、
次回予約を断られたり、あるいは大好きなお店なのにもかかわらず
邪険に扱われたりということはあり得る話です。
特に昨今の京都のいわゆる一流店ではそういう「仕打ち」が横行していて、
いや、そうせざるを得ない状況があるのでしょうし、それは理解します、
ただ、客に明確に優劣をつけて予約自体、つまり付き合い方自体を取捨
選択させる状況というのは本来の飲食店の意義であったり価値が損なわれて
いるように感じます。
誰が悪いのか、何が原因なのかはお店の側に考えさせるのではなく、
私のような見栄っぱりな客側がむしろ大いに猛省の上考えるべき問題で
あると認識しております。
とくをさんは、私が大好きなお店の一つで、嫁はもちろん母親を連れて
行ったり笑、場合によってはいいお店を紹介してほしいと言われたときに
真っ先に紹介したり、あるいは自身の公私を問わずお世話になっておるお店。
お料理はとにかく実直な大将の性格がそのまま反映されていて、時には
大将のご趣味が反映されているかのようなロックなものがあったりなかったりですが、
知らんけど笑、ただ、ひとえに日本料理の基本に忠実と申しましょうか、
極端に派手さを求めるようなことはされないわけです。
お値段も基本ずっと変わっていなくて、お昼は6000円からという設定。
どことはいわないですけど、この価格帯だったのに今や10倍くらいの値段設定
でやっておられる肉屋さんとかもありますし、さすがについていけなくなりますよね。
この日の15000円の献立の内容を踏まえながらもう少し語らせてください。
まず、品数の多さですよね。大将もうちはお腹いっぱいにさせるということをいつも
おっしゃるのですが、物足りなさを感じることはないというのは前にも書きました。
また、食材のクオリティということでいうと、もちろん60000円以上とる最近流行り
のお店なんかと比較すると困りますが、十二分にいいです。
お弟子さんへの配慮とか大将と女将さんお人柄も何かあれば絶対とくをさんにという
信頼感にもつながっています。祇園にしさんもとくをさんのご出身ですが、大将と
女将さんの教育や愛が染みわたっています。
話を戻すと、京都の一流店の良さって、予約困難とか知名度みたいなそんな付加価値
なんじゃなくて、ここぞというときに任せることができる信頼感なんだと思うんです。
少なくともとくをさんにはそれが絶対的にあるんですよね。
そこには比較的予約が取りやすいことも含まれるかもしれないけど、僕が期待して
いることを先回りして、さらに120パーセントで応えようとしてくださる意識って、
一流を超えて超一流ですよね。僕が貧乏人だからとか大したお金使わないから邪険に
扱われたなんて思ったことはただの一度もないです。
この日もプライベートだったんだけど、とても大事にしている日。
それを踏まえてすばらしいお料理と対応で迎えていただけました。
やっぱり京都の超一流店はすげーや。
ありがとうございました♪
超絶おすすめです。
最近、祇園で長くご商売をされている方とお話しする機会がありました。
おっしゃるには、祇園という街がここ10~20年ですっかり変わってしまい、従来の、
日本人の富裕層のためのいわば「お忍びの遊戯場」としての性格が失われ、外国人
受けする「イメージ通り」の街に住民自らが「寄せて」行かざるを得ない、それに
抵抗がある方は廃業を選択する方もおられるとか。
この状況を損失とみるか淘汰とみるか、それはさておくとして、いずれにせよ
かような観光地としてのジレンマは京都に限らず、全世界の観光都市共通なの
かもしれません。
さらに、このお話を祇園の飲食店に当てはめると、メニューも食材も客単価も
それに合わせて変更せざるをえないお店が少なからず出てきているのが現実であり、
事実というところがあります。花街としての機能はほぼなくなっているという
が個人的な実感でもあります。
ところで、以前、本湖月の穴見さんから和食と日本料理の違いをお教えいただきました。
すなわち、和食とは純粋な日本発祥のお料理、かつ丼などが典型、対して日本料理というのは、
季節ごとにおもてなしの精神をもって客人にふるまわれる料理。
後者についていえば、仮に日本人であるが故に共有できる精神なるものが存在するならば、
その共有精神を前提として、外国人のお客さんを取らないという日本料理店があったからといって、
その様な姿勢が必ずしも不合理とは言えないと考えています。
とくをさんが外国人のお客さんを受け付けない理由を直接お聞きしたことはないですし、
述べたことは全て憶測ではあります。
ただ一つ言えることは、妻の出産に際し、京都に呼び寄せていた母親を連れて、
このハイシーズンに日本料理を味合わせていただいたことに対する感謝、
その一言に尽きます。
あ、母が、「からすみはいまいちでした」と大将に宣った時には冷や汗
をかきましたが、すかさず大将がまだ自家製ではないんです、すみません
と言って切り替えしてくださったのには救われました(笑)
お土産もたくさんいただきまして、帰路につきました。
ビジネスだけではない食を通じた人と人とのつながりが日本の食文化の
コアなのかなと感じています。そういうお店と出会えていることに感謝
しています。
休日に部下4人を引き連れての訪問。
この日はお昼の献立(11,000円)をお願いしました。
毎度毎度無茶なお願いを聞いてくださる大将と女将さんに感謝です。
□先付
いつもの黒豆湯葉に煮凝りは安定のおいしさ。
いくらは粒は小さいけど、はしりらしく皮が柔らかく、想像以上に濃厚。
□向付
お昼の献立でも5種とは恐れ入ります。
韓国産鱧は定番化しつつありますが、ふわふわの食感と脂の乗りがいいですね。
□椀
土瓶蒸し。マツタケは時期的にメキシコ産だそうで、香りはさすがにあまり
ないですが、大振りにカットされた鱧松コンビの存在感は十分。
出汁の素晴らしさは言わずもがな。
□焼物
定番の和牛の炭火焼き。素晴らしい火入れは健在。
とくをさんのスペシャリテといってますが、それを大将が喜ばはるかどうか
わからないので、聞いたことありません(笑)。唸る旨さ。
□酢の物
うざく。これもいつも通りの三杯酢の旨さ健在。
□強肴
鰆の幽庵焼きとほんししゃも。ほんししゃもはメスでした。
□煮物
鱧のみぞれに。鱧づくしです。お腹いっぱいです。
□食事
じゃこご飯。
10,000円代の献立としては相変わらずの圧倒的な安定感。
夜の献立も知っていると、まだまだ余力があるように感じます
どうしても(笑)。
味の話はピンキリの話なのでおいといて。
やっぱり、僕がこちらのお店、半プライベートでも利用したいと
思う根拠は、結局のところ、居心地であり、距離感だったり、
色々な意味でお店が好きだということなんだと思います。
美味しいものを絶対に提供してくれる大将、素晴らしいおもてなし
をしてくれる女将さん、それをサポートしてくれる従業員の方、
全ての方々が提供して下さる数時間が僕にとっての口福という名の
代えがたい価値なのですよね。それを共有することを拒否されないなら、
どんどん共有したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
祇園祭、紅葉シーズンなどいわゆるハイシーズンに差し掛かりますと、
京都で美味しいお店を教えてくれませんか?と旧友はじめ知人から質問
されるケースはよくあります。
皆様におかれましても、おそらく同じようなご経験がおありかと思いますが、
ジャンルも予算も好みも伝えられず、そのような質問をされたところで、
何とも答えようがないというのが実のところではないでしょうか(笑)
そうだとして、僕ならどうしているかといえば、京都以外の方であれば、
やはり懐石をお勧めすることにしており、その中にあっても、京都の
和食というのはこういうお料理、もっといえば、京都のおもてなしと
いうのはこういうものだということをお伝えすることが重要だと考えており、
そんなお店の筆頭候補がこちらのとくをさんになります。
誤解を恐れずに言えば、京都の懐石料理店も含め、最近の人気店は
あまりにも一部の客に媚びるお店が多くなりすぎていると感じており、
本来的な日本のおもてなしというものの基盤が失われつつあるのでは
ないかと危惧しております。
例えば、少し前なら、とくをさんの大将に言わせれば少し背伸びすれば、
手の届いていた店が、いくらなんでも高すぎるレベルにまで値上げしてしまい、
結局資金的に余裕のある方じゃないと、通えなくなってしまう問題。
貧乏人の戯言かもしれませんが、本来、何の前触れもなく、行くたびに
値上げするのってありなんかな、僕の商売なら、いきなり月の顧問料
上げたら絶対喧嘩になるけどなあ・・・
思い切り愚痴りつつ、今回は7月のお料理。
何度も大将と女将さんにはいくいくいうて、いけずじまいで、いくいく詐欺
なる新手の詐欺と思われてるんやろうな妻と話しつつ、とあるお昼に夫婦で。
夜の16,500円(税込)の献立をお願いしておきました。お昼は6000円から
というのもとてもありがたいですよね。女子会で使えます。
とくをさんのお料理で特徴的なのは量です。大将自身もお腹いっぱいにさせる
というのが一つ基準にあるとお話しされるのですが、物足りなさはないです。
それと、王道の京懐石と表現しましたが、お肉が入ります。ただ、これだけを
もって王道でないというのは、保守どころか右翼すぎます(笑)。
このお肉が質・火入れとも抜群に素晴らしい。
あとは、飽きさせない工夫と書きましたが、それは、お客ごとにやっぱり
出されるものが違うんです。最初に食べさせていただいた時も妻と話したんですが、
この日であれば、いつもなら絶対出てくるすっぽんの丸鍋が茶碗蒸しだったり、
隣の方が食べておられるうざくがじゅんさいになったのかあ、残念やなあと
思ってたら最後にまさかのうな丼が出てきたり。
人気懐石店であれば、いい食材が出てくる献立を頼んでいたとするならば、
普通は全く一緒ですよね、内容。隣の人への説明聞こえてきたから、いらんよ
というパターン。
結局、どの仕事でも一緒で、どんなにおいしいお店でもそれに慣れてしまえば
感動はどうしても薄れていくのはいたしかたないとしても、そのマンネリ化を
おこさせないための工夫というものを、もしとくをさんが考えていらっしゃる
のならば、あるいは考えていらっしゃらなかったとしても、それを顧客に感じ
させるのがホスピタリティであり、この場所で一流店としてやってこられてる
証なのでしょう。
食べログの評価も私と交流のあるすべての方が4.0以上、アワードにも毎年
選出されながら、ミシュランに引っかからないのは、競合店が値上げしまくる中、
この価格帯でとどまってくれてるからだと思います。そこだけが悩ましい。
確かに、すべてがピンの食材ではないかもしれないです。そして、大将には
そのルートもおありになるのですが、でも、すべてをピンだらけの食材にされたら、
僕ら夫婦はお二人にお会いできなくなります・・・
あ、大将のライブに行くという手段がありました(笑)
お料理の内容は、写真に詳しく記載してございますので、興味のある方はぜひ^^v
こっそりと超絶お勧め♪
日本料理とくをさん。
この屋号にこそ意味がある、大将ご自身がそう考えているように思います。
すなわち、日本料理という四文字を屋号に冠するならば、それに対する
答えを用意したうえでご自身のお料理を提供されているはずだからです。
さて、この日は、春のこの時期の食材を満喫しようと、前回訪問時に予約。
大将の問いに対する答えを十二分にメッセージとして受け取り、帰りの
タクシーに乗り込んだとある夜のご報告。
結論的には、私個人が、京都人が考える日本料理の完成系を味わうとする
ならば真っ先にお勧めしたいのが徳尾さんのお料理ということになります。
■先附三種 特◎
スペシャリテの丹波黒豆の湯葉と雲丹。煮凝りも非常にハイレベル。
いうことありません。
■向附5種 超特◎
ケンケン鰹は生姜醤油、鱧は梅肉、脂の乗った明石の天然真鯛は
甘味のある山葵で、車海老と赤貝も同じく。韓国産の鱧は時期的に
まだ入手できないそうですが、そうそうたるラインナップ。ここまで
揃えてくれはったんやなと気持ちになります。
■椀 超特◎
個人的にとくをさんの吸地はとても好みです。
少し挑戦的な素材を使われるお店がお好きな方でも問題ないと思います。
この日はエンドウ豆と春野菜を使ったもの椀だったので、変化球的な吸地に
なるのかなと危惧していたのですが、素晴らしいバランスとお味。
■獺祭無濾過 ◎
お肉と合わせて美味しい日本酒はないかということで、無濾過の獺祭。
アンチ獺祭の大将をして流通してないこれはどうかということで。
確かに、獺祭はそれから以外は飲みましたが、少しファンの方が過熱気味
な感もあるような気もしますが、これはこれでさすがの酒蔵だなと。
■焼物1 特◎
京都の正統派の懐石でお肉が出てくることに対してアレルギーを覚える
という方もいますが、素晴らしいお肉と火入れでした。
三宮の紀茂登さんで出てくるお肉と遜色ないのではないでしょうか?
近々行って確かめる予定があり〼(笑)
■お凌ぎ 特◎
鯖寿司。これも色々とこだわりがある人が多いですが、ここであまりに
こてこてした鯖寿司ではなく、一口サイズで、まさしく凌ぎとして鯖寿司
を位置付けています。全員4番打者では飽きが来るというのもあるのでしょう。
■焼物2 特◎
のどぐろ、真牡蠣、カラスミ大根。
素晴らしい素材でした。大将が美味しいと思う素材をシンプルな調理法で提供
するという方針通り。
■酢の物 特◎
これもシンプルに。三杯酢の配合も好みでした。
色々と教えてもらいました(笑)
■煮物 超特◎
若竹煮。この日は塚原産。
甘味を一切加えないシンプルな炊き方は、これぞプロというお味。
炊く前のお出汁を飲ませていただきました。甘味と旨みが凝縮。
我が家の近くも筍の産地なんですが、絶対にこんなふうにはたけません(笑)
■食事 超特
鯛ご飯。ここでガクンと変わったものが出て来たり、困っちゃうことも
高級店にはありがちですが、お米一粒一粒に鯛の味が入ってます。
お弟子さん頑張ってはるなと泣きそうになります。
■水物 超◎
大将が拵えてくれます。程よい酸味のイチゴ、ジューシーなメロン、
甘みの強いオレンジに、最後は白味噌のアイス。白味噌のアイスは
好みが分かれるとしても、これも日本料理の〆として、完結させる
ためのアイテムだなと思います。
他地域から来られるお客さんなんかに、京都の和食はどこがおすすめ?
と聞かれることはよくあり〼。
僕個人としては、このレベルくらいのお店になると、本当に好みの差なので、
緒方さんでも前田さんでもなかひがしさんもどこでもいいと思いますし、
その人が好きそうなお店をご紹介することにしています。
ただ、最初にも言いました通り、日本料理の聖地である木屋町・祇園エリア
で日本料理が食べたいんだけどといわれれば、とくをさんをお勧めします。
東京の鮨屋に負けないような高額食材を使った超高級割烹がお好きならば、
東京のミシュラン三ツ星店に行ってください。
女将さんの接客、お客同士の距離感、お弟子さんと大将との距離感その他
諸々京都の日本料理店の良さとは何か、そもそも日本料理とはどんな料理
なのかという一つの答えがもらえるお店です。お代は1人1万円と少しあれば
飲んで食べまくってもお釣りがきます。大将の言葉通り、ちょっとだけ
背伸びすれば手の届くお店♪こっそりひっそりお勧めです^^
皆様、明けましておめでとうございます♪
昨年は、食に精通されている方々にたくさんお声掛け頂き、様々な食の
イベントや会合に参加させて頂く機会を得ることができたこと、非常に
有難く思っています。本年も、時間と予算の許す限り、皆々様方との交流を
通じて、素晴らしいお店に出会えればと思っております。
すっかりおじちゃんになりましたが、本年もどうぞ、宜しくお付き合い
くださいませ^^
さて、2016年最後の外食であり、2017年度の初レビューはこちら。
ず~っとプライベートで伺いたい和食店の一つでしたが、お邪魔できなかった
とくをさん。とある日、ある機会に、ちょっとした変化球を投げてみたところ、
大みそかに二席キャンセルがあるとのことで、念願かなって初訪問。
Mハルさん始め、多くのマイレビさんも行かれていて、高評価。
たまたまこの日、大将とお話しているときに、jetsailさんからメッセージが
あって、この日のお昼にお食事されたとのご報告が(笑)
そんな何かと縁のあるとくをさんですが、お料理は、アラカルトもあり〼。
アラカルト割烹といえば、阪川さん、祇園楽味さんあたりが有名ですね。
レビューをあげたところでいうと、ふじ原さんあたりのお店かなというイメージでした。
結論的には、懐石の型にはまらない割烹料理ではあるけれど、大将が美味しいと
思うこだわりの食材を大将が美味しいと思う食べさせ方で出してくれはるお店
という表現がしっくりきます。そして、そんなお店が大好きなので、とても
素晴らしいお店だともいえます。
年末はコースだけです。内容は12000円と15000円の二本立て。お昼は6000円。
ただ、見ていると、微妙にお客さんごとに出してはる内容が違ったので、単純に
二本立ての献立というわけでもないのかなと思いました。
いずれにせよ、お客さんごとに対応しているのは明らかで、一見のお客であれ、
注文があればテーブル名ではなく、名前で呼ぶとかそのあたりに大将と女将の
人の良さが表れていました。
接客も、女将さんの物腰の柔らかさ、お弟子さんの教育が行き届いてるが故の
素晴らしさ、一流店に必ずある空気ですよね。緒方さんが大好きな諸先輩方なら
お分かりかと(笑)
■先付 ◎
フグ煮凝り・南蛮漬・黒豆湯葉。
美味しかったです。煮凝りの出汁の繊細さ、南蛮漬けをここで出すなみたいな
こといってる人いましたけど、いやいや、あえて出してはるからには理由がある
でしょとか、黒豆の湯葉はうまいとしても、これにバフンウニ来ますかという
濃厚のコラボ、その辺りの演出がすごいなと思いました。
■向付 ○
CPがすごいです。ここで、京都でマグロ食べたくないとかいう人もよく
いてはりますけど、純粋にうまいですやんと(笑)また、山葵がめちゃくちゃうまいです。
マグロ先輩みたいな人に会うと、割烹の魚の質云々言われるとして、10000円代
の献立でこれだけの質のお魚をそろえるのは大将の信用やと思いました。山葵も。
■すっぽん鍋 特◎+
うまい!!ここまで上手にすっぽんのいいところを抽出しはるのは、これは腕。
これがスペシャリテいうのならば、そうでしょうね。鍋がここで出てくるあたりに
提供の変化球はあれど、提供の仕方としては極めてシンプルです。
懐石でいうところの椀の代わりにこれがという解釈です。すごい。
■トラフグの竜田揚げ ◎+
揚げ物ださはるところでも、これに関してはせいぜい一切れ二切れです。
北白川の中善さんでもそうでした。すごく旨みの強い河豚。
塩で頂くと甘味とうまみがう~んします。
■カラスミ大根 特◎
これは120点です。日本酒のアテとしても、カラスミの出来としても、
ここ数年食べた中でもTOP3に入ります。
■白甘鯛と河豚の白子の焼物 特◎
京都料理の定番の「ぐじ」いうんは、通常赤アマダイで、白アマダイはそれより
高級なので、この価格帯の料理屋さんでは出てきません。この界隈やと、前田さん
あたりでドヤ顔で出てくる食材。脂身がさっぱりしてますよね、非常においしい。
白子焼きもいくら頑張っても少しは臭みが残る中でそれがないです。
■蟹酢 ◎
酢の物の位置づけでしょう。浜坂の蟹。
もちろん、津居山や間人なんかの蟹は高値がつくのかもしれないですが、そない漁場
変わらんやんと思ってます。とびっきりの極上素材に変わりないんだから大差ないだろう
その誤差の食材ですよね。旨いです。この蟹酢のレシピが知りたかった(笑)
■のどぐろと海老芋の煮つけ 特◎
12月の京都の和食の定番、海老芋。そりゃもうええもん皆さん選ばはりますわ。
ただ、そこにのどぐろちゃんと一緒に煮つけにしてまうところに心意気が。
上等なザラメを使ってはるんか、めっちゃ上品な味付けです。あ、のどぐろも
いいとこだけ使ってはります。うまい!!
■鯛めし 特◎+
いい炊き加減でした。ナメコの赤出汁、香の物は卸売市場のものらしいですが、
これがあまりに美味かった。自家製ですか?とあえて聞かなくて正解(笑)
■水物 特◎
宮崎マンゴーとか、ももいちごとか、そういうブランドに頼らず、大将が
美味しいと思うフルーツを厳選してるところも好印象。赤肉メロンだけが
高級と思ってる人にこれを食べさせたい(笑)
■お酒 特◎
最後にお酒。全国津々浦々というと簡単すぎますけど、美味い酒がありますね、
勝駒、池月、これは今まで飲んだことがありませんでした。お酒の特徴も大将が
完全に抑えていて、非常に分かりやすかったです。
最後に。
端的に言って、分かりやすくて、美味しくて、楽しい料理でした。
素材的に倍を出せばもっといい物にありつけるのかもしれませんし、それをいえば
切りがないと思います。そうではなくて、女将さん、大将の感じの良さであり、
心地よい距離感、その辺りがこの評価につながっているのかなと思います。
誤解を恐れずいえば、豪快な男性的な割烹料理店で、似た系列だと、北白川の
中善さん、繊細だ女性的な割烹料理店、あるいは料亭料理店的なお店を好む方ならば、
例えば、味ふくしまさん。
大将も、うちは変化球投げません。ストレートだけですとおっしゃって
おられましたが、野茂と清原みたいなあんなのが好きな方には受けます。
あ、清原・・・wご参考まで♪
6位
2回
2017/06訪問 2017/06/24
2017年6月おがわさんに半年ぶりの再訪。
この日は、マイレビさんで仲良くさせて頂いているjetsailさんを
お誘いしての二人きりの男子会^^v
8時30分からの予約に合わせて二人で店内に案内されると、
相も変わらずの常連さんたちのオーラで覆い尽くされております。
ただ、この一体感というか雰囲気が心地いいんですよね。
まずは、ビールで乾杯。
いつものごとく、これでもかというほどに丁寧にうすはりグラスに
注がれてやってきます。クリーミーな泡が仕事の疲れをとってくれます。
アラカルトであれやこれやと注文していきます。
まずは、お造りの盛り合わせを(2500円~)
この日はカツオと鱧と鯛。鰹はタタキを塩で。これに辛子を付けて食べます。
初鰹のさっぱりとした身質が辛子とあいます。ハモは生で、鯛も甘味のある
上質なもの。山葵がまた美味い!!
前菜は、アテを。白バイ貝の煮つけ(500円)
これまた予想大きく裏切る形状で登場。普通の食堂なら、爪楊枝と一緒
に出てくるものですが、でかすぎるそいつを小川さんが丁寧に抜き取って
カットされてます!肝が旨い!味付けも甘辛いものではなく、最小限の
塩気のみ。悶絶級!!
焼物は、過去の訪問では未食だった八幡巻(1600円)
めちゃくちゃ味の濃い太いごぼうにうなぎの香りがドッキング。
食材の組み合わせをシンプルに味合えます。たまりません。
揚物は、こちらのスペシャリテと言っても過言ではない唐揚げ(600円)
これは揚物なのかと思うほどあっさりあがっています。なお、唐揚げ定食
はありません(笑)
ここから、もう少し追加。
カラスミ餅(2個600円)、鴨ハム(1200円)、出汁巻き(500円)を追加。
すべてがうまい。本当にそうとしか言いようがないんです・・・。
〆は感激・驚愕するレベルに激ウマなじゃこチャーハン(800円)
パラパラじゃありません、しっとりしていてうまいのです。
この日のお酒は、ビール→シャンパン→カヴァ→しめに赤ワインとハイボール
という流れで二人で楽しみました。このあたりはワイン通のjetsailさんにお任せ
しておけば間違いなかったのでありがたや。どのお料理にも合いました。
しかしまあ、本当に美味しい食堂です。
ただ、とにかく予約が取れません。次回予約は取らせていただけませんでした。
今後、数回、定期的に通っているレベルでは、次回予約は取らせてもらえない
かもしれません。他の方も同じように断られていました。
こちらのお店は、一見はまずいないので、感覚的に、かなりの常連さんに
連れて行ってもらうくらいしか難しいお店になってしまったのかなと。
他府県の常連さんが多くて、我々のような地元民が入れない状況に申し訳
ないとおっしゃって下さいました。京都の人気店の宿命でしょうか・・・。
いつか、大将が思い描いてらっしゃる気軽に暖簾をくぐれて地元民で
あふれる美味しい食堂になることを祈っております。
ご馳走様でした。また行ける日を楽しみにしております。
※2016年12月訪問※
僕は、ここは超高額・超高級店に行き倒してる人が上から目線で値段の割には
美味いよね、とか、あるいは予約が取れないから、それに対するプレミアム感
が評価を押し上げているのでは?という指摘とはちょいと違うイメージです。
純粋に超高額店とガチで比較してもこちらの方がうまいのはもちろん、外食で
一番大事な要素、行くたびに、ここで食事をしてよかったと思わせてくれる
ところに通ってしまうポイントがあるように思うんですよね。
まず、うまいかどうかの絶対評価ラインのお話。
唐墨と焼いたお餅のサンドのお通しから始まり、前菜は青なまこ酢、生牡蠣、アン肝
といった私が大好きなプリン隊ラインを注文。正直、これ以上美味しい、なまこ酢と
アン肝ってあるんですか?前田さんでも、緒方さんでも食べたことないんですけどってのが本音。
東京の鮨屋いったってこんなにどっさりこんなにおいしいアテ出てこないと思います。
絶品中の絶品だと思います。大将もレベルが違いますとにやり(笑)
他の一品に関しても、高額店込での絶対評価です。河豚のから揚げ、てっさ、はも。
岩さきさん、中善さんあたりに近々訪問する予定ですが、20000円以上のお店で
出てくるハイクオリティな食材たち。一人8000円なんだから、確実に20000円の方が美味しい
に決まってるとはおがわさんに関しては全く言えないです。一般論としてはそれが正しいと思いますけど。
あとは、なんといっても私と同じ年で最近やや毒舌な大将の客あしらい^^
この日はおめでたいことがあったお客さんが数組いらして、当日居合わせたお客同士でわいわいしました。
大将からのサービスも茶目っ気があって。飲めない妻が可哀そうでしたが、その辺りも気遣ってくださって。
今後も、ずっと、大将の最高のお料理と常連さんたちと寄り添う時間が私ども夫婦の非日常ではあるけれど、
心待ちな空間になることを祈ったのでした。
次回は6月に。ご馳走様でした♪超おすすめです!大将ありがとう♪
※2016年5月再訪※
半年ごしの二回目の訪問。
今回もすべてが素晴らしい。大満足でした。
お通しのこのわた入り茶碗蒸し、この日のお造りは大ぶりなアワビ一個丸々アワビ、
ヨコワのトロ部分、ハモでした。独活のてっぱい、若竹煮、グジの酒蒸しに、鯖寿司、
鱧のにぎり、お裾分けの豆ごはん。秀逸です。
次回は冬です(笑)。もう、紹介無しで滑り込むことはほぼ無理だと思います。
このお値段でこのクオリティのお店ならそれも致し方ないのかなとさえ思います。
※2015年11月初訪問※
食堂おがわさん。
食堂という括りでは間違いなく日本で一番予約が取れないお店でしょう。
あるいは、京都のお店という括りでみたとしても、京都で一番予約が取れないお店と
いっても過言ではないそんなお店。
過去何度となく予約を試みては失敗、予約がダメなら、電撃訪問ということで、奇跡の
キャンセル待ちを試みてもまた失敗。どうしたものかと途方に暮れていたところでしたが、
こちらの常連さんのマイレビ様からまさかの助け舟!なんと予約を取って頂けました。
食べログやっていてよかったと心から思った瞬間(涙)
11月22日。いい夫婦の日。
よく言ったものだと内心冷淡な気持ちがある反面、結婚して半年、そんな日に念願の
おがわさんに行けるなんてこんな幸せなことはないと思っている自分がいたりで、
やや複雑な思いではあったものの、7時の予約時間にお店に到着。
U字のカウンターの先端にこちらのご主人小川真太郎さんが陣取ります。
その真ん前に座らせていただきます。非常に物腰柔らか、それでいて時として茶目っ気
のある客あしらいをされるとても感じのいい方です。
余談ですが、小川さんは奇しくも私と同じ1978年生まれ。
聞くところによると、30代半ば~40代前半の関西の料理人さんは非常に優秀な方が
多いそうです。私の知る限りでも、祇園の三芳さん、前田さん、滋賀のしのはらさん
などなど枚挙に暇がないです。関西の料理人界の未来は明るいと指摘されるマイレビ
さんがいるのにも納得。
さてさて、そんなこんなで初訪問まで相当の時間を要したこととの関係で、これ以上
ない程のバカ高いハードルを飛び越えなくては、4.0以上の星換算はできないと算段で
お料理を注文します。小川さん頼んまっせ^^v
ちなみに、常連さんは、絶対にはずせないものを小川さんにお伝えしたうえであとは
お任せという形で注文されていました。私どもは、万全の予習を経て、アラカルトで。
秋verのお料理情報は以下(お酒は最後にまとめます)。
■いくらの塩漬け(付きだし)○
初っ端からこちら。醤油漬けではありません。柚子と白ごまの風味の効いたご飯
に塩漬けにされたいくら。こんな付きだしが出てくる食堂は、太陽系、いや銀河系に
もないでしょう^^
■わたりがに(2000円)○
鮮度良好、下処理完璧。わたりがにをこの食べた方で頂くのであれば、この上ないレベル。
生姜の効いた蟹酢も最高です。
■お造り盛り合わせ(推定:4000円)特◎
この日のお造りは、フグ(2500円)・ブリ(1200円)・ハモ(1800円)。
全部食べたいので、盛り合わせで。ご主人が念のため聞いてきはります。
ふぐも入れておいておいたほうがいいですか?オフコース♪
まず、ぶりですが、高級割烹や「超」高級鮨店で出てくるクラスのぶりです。
とはいえ、このくらいは予想通りやで、大将(笑)。
次に、ハモ。名残ハモとかいうんですよね。要は夏場の産卵期終わってまたブクブク
冬に太りだすとかそんな時期なんでしたっけ。淡路産だそう。
軽くあぶって山葵醤油で。脂がのって肉厚。まいったで、これ大将(笑)。
最後はフグ。食べごたえのある厚さに丁寧に引いてくれます。特製のポン酢がこれまた
うまいです。お客さんが冬はフグが食べたいといわはるので・・・。
言いたいこと分かるで、大将(笑)
できれば、盛り合わせでご注文されるとこちらのお店の凄さが分かると思います。
■くもこポン酢(1000円)超特◎
さっと火を通していらっしゃるそうですが、ほぼ生で、等級でいうと最高級だと思います。
鮮度も素晴らしい。緒方さんで頂いた白子に引けを取りません。
素晴らしい素材。
■だしまき(500円)◎
こちらの名物の第一弾。まあ、このあたりは師匠譲りのスキルをお弟子さんが発揮している
といった感じで、とんでもなく美味しいですが、その辺もまた想定通り。
■ぐじ焼き(2500円)超◎+
こちらの名物第二弾!これはすごすぎました。
全てのお店を通じて、これ以上美味しく焼かれたぐじは食べたことがありません。身がフワフワ、
衣はパリッと油をかけて。香りも最高です。このサイズのぐじをこのお値段以下で提供されている
お店があったら教えてください(笑)
■カモハム(1200円) 超◎
こちらの名物第三弾!これもすごかった。
つぶ山椒と赤ワインのソースが絶妙な火の通り加減のカモ肉に絡みます。あまり山椒好きじゃないんですが、
ここでは必食です。
■鶏唐揚げ(800円)◎
あまり食べたことのない唐揚げが食べられるということで注文。全く油を感じません!
物理的な食べやすさはもちろん、和食のプロが唐揚げを作るとこんなにあっさり仕上げられる
ということなんだと思います。うまい!
■鯖寿司(500円)○
程よいレア感の鯖寿司。ガリを多めにと妻がいうと、大将が申し訳なさそうに、もっと
美味しい新生姜のある時期ならもっと美味しいんですけど・・・と負けず嫌いな料理人
としてのプライドが見え隠れ(笑)。十分においしいです。
■じゃこチャーハン(1000円)特◎
こちらの〆の定番メニュー。和食屋さんで頂くチャーハンなんですが、中華のプロが作った
ようなお味。非常に完成度が高いです。
■お酒(500円~1000円) ◎
お酒は、ビールと冷酒、〆のヒレ酒を頂きました。ビールは注ぎもしっかり味も申し分ありません。
日本酒は各種取り揃えられていて、冷酒を注文すると、その時のお料理に合ったものを提供して
くださいます。具体的な銘柄はお写真にて。ヒレ酒もたっぷりのヒレが入っていて、お酒の値段は
まさに食堂価格。素晴らしいと思いました。
お会計は、2人で19500円。
飲みまくり食べまくりでこの価格。非常に良心的なお店だと思います。味もこの価格帯でここ以上
のお店があるなら教えて頂きたい。少なくとも京都にはないです。
問題は予約が取れないこと。
今回は、次回の予約の段取りを済ませて、後日、次回日程を組むことができましたが、現状、一見
では予約を取るのが事実上難しくなりつつあるようです。まずは何とかして初回の予約をお取りに
なることにご尽力いただければとおもいます。大将自身も「食堂」と名をつけ、手軽にお料理を
楽しんでいただきたいという思いは今もあるそうで、それが実現していないというところに忸怩たる
思いがあるというようなことをおっしゃっておられました。
そんなこんなで、700件目のレビューは今後も長いお付き合いになるであろう同い年の食道おがわ
さんを選ばせていただきました。小川さん、皆様、今後ともよろしくお付き合いくださいませ。
7位
1回
2017/02訪問 2017/02/19
ビストロというカテゴリでこれ以上のお店を探すのは難しい♪@三宮
この日は、関西のビストロキングこと、カスレ魂さん主催の食事会。
参加者は、神戸時代からずっとお世話になってるTINTIN@呑んだ暮れ先輩、
woddy先輩。気心知れた諸先輩方々と夏以来の再会でした。
ところで、先輩方、いかに、休日に働こうが、夜遅くなろうが、
仕事はもちろん、食べログはためないというモットー、感じて頂いて
いるでしょうか(笑)。昨日は有難うございました^^v
さて、タイトルの通りです。
カスレさんとも話していたんですが、例えば、クラシカルなフレンチ
とフレンチビストロが両極端にあるとします。どっちに振れてるかとか、
どっちが好みとかその辺りは好みが分かれるとしても、何を食べても
ホンマにうまかったです。非常にレベルが高いです。
まず、構成。
前菜とメインから選ぶというスタイル(3200円)にパン代(300円)、
そこに、選ぶメニューや、デセールなどのオプションによって料金が
加算していくシステム。
次に飲み物。
ワインはカスレさんにお任せ。
まずは、南フランスの泡で乾杯。すっきりとしたやや辛口の口当たり。
胃の中がリセットされて、まさに食前酒として最適な味わいのお酒。
付きだしのパンとペーストと。いきなりうまい。
さて、お食事。
お写真見て頂くと分かりますが、食べたいものが多すぎて何をチョイス
すべきか本当に迷います。その中から、僕たちがチョイスしたのは以下。
おっさん同士、ちょいちょい分け合いながら食べました(笑)
■鶏白レバーのムース 特◎
僕はこれ。常連のカスレさんも初見だというメニュー。
白レバーらしい程よい濃厚さ。全く臭みがありません。洋酒の香りを
まとっていて、パンと一緒に食べても、付け合せの野菜と一緒に食べても、
そのままお酒と一緒に食べてもよし。秀逸の一皿。プリン体嫌いな
woddyさんにも無理やり食べさせました(笑)
■田舎風パテ 特◎
TINTINさんとカスレさんはこちら。
カスレさんから少し分けてもらいました。定番だけに当然比較対象も
多いメニュー。こちらの完成度も秀逸です。無理やり脂っこさを出そうと
したり、肉肉しさを演出したり、へんてこなものにたまに当たりますが、
直球ど真ん中。最初に触れた振れ幅や好みがいかようであれ、これが美味
しくないと感じる方は、グルメ初心者から上級者まで含めて、まずいない
と言い切っていいと思います。
■自家製スモークサーモンとホウレン草、マッシュルームのキッシュ 特◎
イケメンオサレ番長こと、woddy先輩らしいチョイス。
キッシュってどうしても生地が固かったり、パサついてたり、そもそも
中身が美味しくなかったり、ただのこじゃれた高カロリーの卵焼きみたいな
ものが多い印象。その点、これは質のいい生クリームが具材を包み込んで、
しっとりしたパイ生地と一体となっています。非常においしい。
■パンと海藻バター 特◎
こちらはパンにもこだわっていて、カスレさんいわく、有名なパン屋さん
のパンを使ったとしても、それをリベイクしてしまえばパサパサになって
しまうものであれば意味がない、であれば、そこのお店の方針や、お料理に
あうものをチョイスしていくべき物なのだそう。奥様も、ご飯とおかずの
関係というニュアンスなことをおっしゃっていて、春日野道の有名ベーカリー
のものをお使いになったり、まあ、よくよく考えておられるなと感心。
今回は、カスレさんと一緒だったので、サービスでフランスの海藻入りバター
を出していただきました。これが、バターというと脂の塊、チーズというと
乳の塊、どちらもさほど得意ではないんですが、脂っこくない臭くないチーズ
という具合の最高のPPA○効果を生んでいて、衝撃。あ、絶~対高いです(笑)
ワインもカベルネソーヴィニヨンから少し重めの品種のブドウ、タナの赤に。
全て南フランス原産のワインをチョイスしてくださいました。
二本目の赤は、熟成度以上に、タンニンを強く感じるワインで、メインとの相性
に期待が高まるものでした。
メインも分け分け(笑)
■ブルターニュ産仔牛のクリーム煮 特◎
僕はこれ。今思ったけど、あれって牛だったのか・・・。って思うほどの
さっぱりとしたお肉と。お肉のさっぱり感とお味を消し去らない嫌みの
ないクリームソース。本当にうまい!バターライスも素晴らしいです。
■仔牛胸腺(リーダニョー)とキノコのソテー 特◎
TINTINさんセレクト。これはキノコ香りとバター、ガーリック
の組み合わせは鉄板、無論、ワインとの相性もさることながら、
なにより、シェフの調理技術の高さを感じます。
■豚肩ロース肉のコンフィ焼き野菜添え 特◎
南フランスのお料理だけに、カスレさんとwoddyさんはこちらを。
鶏をコンフィにしてゆっくりと火を入れるというのはよく目にしますが、
豚はあまり目にしないよね、なんて話しながらご相伴に(笑)
肩ロースらしい豚肉の濃い味がぐっと凝縮されて旨みが前面に。
表面はカリッと香ばしく、中はしっとり柔らかく、完璧と言っていい
一皿。
■食後酒 ◎
奥様がデセールのご説明に。どれも全部美味しそうだし、実際
間違いなく美味しいんだろうけど・・・。ちらりとメニューを見ると、
食後酒のメニュー・・・。で、できれば、先輩がた、〆も酒で
お願いできないものかと思っていると、察して下さったのか、
その流れに(笑)
僕は、バロンオタール。コニャックなんてバブルの人が飲んでた
イメージでしたが、バブルをよく知る某先輩は、この銘柄は当時
一つのステータスであったようなことをおっしゃってました。
そのあと、脱脂粉乳や肝油の話になり、若干のジェネレーションギャップ
を感じつつ、楽しい会は幕を閉じました^^;
まとめ。
ご夫婦二人で営まれているお店。
奥様が接客担当で、食にもとても精通なさっています。
シェフも、東京の青山の有名店にいらしただけに、非常に洗練されたお料理
を作り出す技術をお持ちで、なおかつそれを完全に自分のものとして提供
されています。「ガチ感、本物感」が随所に垣間見えます。
正直なところ、大阪・京都に比べると、神戸は美味しいお店が少ないと思っています。
兵庫で何か食べるなら、神戸ではなく、芦屋か西宮に足を運んでしまいます。
そんな中で、ことビストロという枠で、ここよりおいしいところを探すのは
難しいと思います。大阪・京都を含めてもです。
次回カスレさんをお連れすることにした高槻のビストロモナミさん。
あそこも非常に美味しいビストロだと思います。ただ、毛色が違います。
端的に言うと、荒々しい男飯的なお料理がモナミさん。より繊細で、
女性的なお料理がシェシロさん。
そう考えると、ビストロかクラシカルフレンチか先鋭的なフレンチか色々幅が
あるとして、さらに、それぞれに幅があるのだろうということになるのでしょうね。
まだまだ、いろいろ食べ歩かなあきませんね。稼がねば(笑)
ワイン三本飲んで、食後酒飲んで、一人8400円。めっちゃ安いと感じます。
今年に入ってから食べた食事の中で、一番おいしかったです。
カスレさんありがとうございました^^v
なお、こちらですが、今後、神戸のお店では、間違いなく予約が取れないお店
筆頭に挙がってきます。カセントさんクラスになっても驚きません。
今でも週末は1カ月待ちくらいだそうですので、早めに行っておくべきお店でしょう。
超絶おすすめ♪ご参考まで^^
8位
7回
2020/01訪問 2020/01/26
誰が何と言おうと西日本パン王座ランキング永久名誉チャンピオン♪
苺のメニューも素晴らしいのはもちろん、新メニューもシンプルで素晴らしい。
たとえて言うなら、ハムとチーズが挟まった新作。
確かに今まではなかったメニュー。
こちらのパン生地は寿司ならシャリで、そこに自在に具材が絡んでくる。
食べた瞬間のふわっという生地感、マニアックすぎて伝えにくいわ(笑)
それくらい凄いパン屋さん^^
機会があればぜひいろんなパンを^^v
「お花の日」限定の商品は全国探してもないと思う。
ラベンダーというお花を「頂く」という感覚です。
いつもありがとうございます<m(__)m>
クリスマスにあいつが復活してました。
そう、僕がこちらのパンを食べて他のパン屋は関西一円見渡しても敵いっこないと
思った商品。手間がかかるのでずっと販売中止されてました。
ランチボックス。その日のオーナーの美味しいパン三つがセレクトされます。
全てがうますぎて、これを携えてピクニックすればいくら喧嘩をしてる夫婦でも
仲直りするでしょう。
三日以上前に予約すれば作って下さる場合もあるようですが、基本はフェイスブック
当の情報に耳をそばだてておくべきでしょう。24日、25日連食しましたが、うまかったなあ。
栗太郎さんしってます?(笑)
ここんとこ息子が乃がみさんの食パンを気に入って食べておりますが、
大人はこちら。息子も好んで食べるとはいえ、まだまだこちらのパンを
食べさせるには50年早い(笑)
久しぶりにプラビタさんのレビューを更新します。
というのも、当日限定のパンというものもあって、この日はお花屋さんが
いらっしゃる日限定パンというもの。この類になると、絶対に、通ってないと
ありつけないパンになるので、パン好きな方には必須な情報かなと。
お花の日限定パンとプラスアルファ。
□ラベンダーのタルト(180円)○
これでもかというくらいラベンダーの香りがします。こんなパンみたことない。
□リンゴのシュトロイゼル(280円)◎
リンゴのコンポートにカスタード、これにクリームチーズが絶妙な割合で。
クッキーそぼろがまたいい。パンの粋を超えてます。
□いちじくのタルト(220円)○
プラビタさんだから普通なだけで、とんでもなくうまい。
□木の実のラスク(130円)◎
香ばしくて損女そこらのラストはコンセプトが違う。
ってな感じなのと、プラビタさんはワインと合うパンというコンセプトなので、
クレマンと一緒にやってみたところ、相変わらずの満足度でした。
日曜の朝にシャワットした何かと一緒に楽しんでみるのがお勧めです。
授乳中の妻に舐めるだけのクレマンを渡し、プラビタさんのパンを食べてもらったところ、
「あ~、勝ち組」といっていたようないなかったような、それはまた別のお話。
とっぴんぱらりry以上、ご参考まで♪
例えば、グルメ豚さんが美味しいと口コミをすれば一気に点数が上がって、
予約が取れなくなるあるあるがありますが、こちらのお店は地味に人気が
あがって、土日の昼時はお客さんでごった返しています。
私が西日本で一番おいしいと思っているパン屋さん。
新作が何点か出ていたので、妻と嫁と息子と子供で行ってみました^^
さて私は何人家族でしょう?(第二夫人と隠し子の可能性はないとものとする)
しょ~もな(笑)すんません^^v
□菜の花のピザ(280円)○
パンの中心部に具が乗っているだけのピザパンと思われそうですが、
具材にアンチョビとニンニクをあしらって本格感を出しているだけではなく、
こちらの特徴はパン生地がとにかくうまい。パン屋さんだから当然ですけど。
シャリがまずい鮨にどんなタネ乗せたって一緒でしょうとマスターならいいそう。
□タイカレーパン(210円)◎
このカレーパンは、ありそうでないと思います。揚げてない、グリーンカレー
を使う、ここまではありそうですけど、これも生地のもちもち感とかなり辛めの
ルーが絶妙です。
□ぶるーくるみつパン 特◎
くるみとブルーチーズと蜂蜜。すべての素材がパーフェクト。
美味しいパン生地とともに食べると悶絶級です。上級者向けではあるけれど、
やっぱり天才的な出来です。
□カヌレ(250円)○
パン屋のカヌレなのに高い(笑)
でもここはパン屋さんでありスイーツ屋さんもであるので、これも美味しかったですね。
他にもあるんですけど、こんなところにしときます。
いつも焼き立てを買うのもあって、美味しい美味しいの連発ですが、それを差し引いても、
ここまでバラエティーに富んでいて、なおかつ、ハイレベルなパン屋さんを探すのは僕には
無理そうです。テイクアウトのコーヒーも美味しいみたいですし、イートインスペースもあり〼。
お勧めは、焼き立てのパンを購入して、ビールやコーヒーを買って近くの観光地でも我が家でも(笑)
食べるピクニック利用。どこがいいですかね、桂離宮でも嵐山でもいいと思います。
くいしんぼ~山中さんとセットっていうのもありですかね。
え、今見たら山中さん、4.05??誰や、また口コミあげてんの(笑)
検挙や~。お勧めです!
新作が何点かあったので。笑っちゃうほどうまいパン屋さん。雑誌の人、僕のコメントぱくるのやめてもらってもいいっすか(笑)いや、いいですよ~^^v
京都ナンバーワンのパン屋さんです。
私、mafuが愛してやまないパン屋さん。
お世辞抜きで、並み居る京都と神戸のパン屋さんをなぎ倒してきたという実績から、
次なる対戦相手は、近畿圏では大阪の雄、かのルシュクレクールさんくらいしか思い当りません。
サマーシュさん、赤メックさん、申し訳ないっす><
2016年11月にレビューを整理更新するにあたり、ほぼすべてのメニューを食べ尽く
しているこの私目が全メニューの中から、何が美味しかったかを部門ごとにランキング。
来る紅葉シーズンに向けて、パン好きの皆様の助力になれると嬉しいです。
ご興味おありになる方、お付き合いくださいませ。
まず、基本情報。
場所は阪急桂・上桂駅エリア。徒歩圏外。交通手段はよくありません。
近場の人気店は、ハンバーグ、というかハンバーグっぽいのが激ウマのくいしんぼー山中さん。
なので、目指していくか、山中さんのついでに行くくらいしかないので、あまり市内
中心部の競合店と比較されてこなかっただけなのかなと思います。
ご主人自身は神戸の有名店で修業を積まれたそうです。
今のお店に関しては、ほんの近隣エリアのスーパーに商品の一部を卸していらっしゃるのですが、
それ以外はそれもないので、京都市の中心部では手に入りません。
特徴的なのは、メニューの豊富さとワインに合うパンを目指している点(メニュー写真あり〼)。
パンの全ジャンルにおける器用さとその先のビジョンまで感じるのがここの凄さという言い方も
できるかと思います。
なお、裏メニュー的なランチボックスというこれはフレンチのデセールか何かかという
レベルの商品が販売されていたんですが、それに関しては、今は4人分以上から4日前からの
予約のみになっているそうです。これはとても美味しいので、お勧めです。
こんな感じで、以下、プラビダさんの旨いパン、ジャンルごとのおすすめライン^^v
■食パン部門(お勧め度◎)
これは、ナランハちゃん一択(400円)。
オレンジピールがこれでもかと入ったもちもち感が◎。
カリッと香ばしく焼いて食べるのが我が家の定番朝食。顔の形になっているのが
可愛いのも妻も僕もお気に入り。これに関しては、桂の産直ひろばさんでも買えます。
■フランスパン部門(お勧め度◎)
ブルーラルゴ(200円)。ブルーチーズの程よい香りが美味しいパン生地と合います。
泡との相性も抜群。
■ベーグル部門(お勧め度○)
こちらのベーグルは、いわゆるベーグルらしいベーグルではありません。パン近い、
ほぼパンです。その上で、どれもネーミング通りですが、しいていうなら、淡路の
タマネギとチーズでしょうか(220円)
■おかずパン部門(お勧め度◎+)
お酒との相性という店であることからしても、この部門が圧倒的にお勧めです。
お勧めベスト3を。
第一位 赤のオープンサンド(300円)
トマト中心の野菜が盛りだくさん。リベイクして食べるとこれはピザ化と錯覚。
第二位 ラルゴフランク(290円)
このソーセージは何者なのか。固めの生地との相性が抜群。オープンサンドは女性に、
こちらは男性にお勧めです。
第三位 ケソクワトロ(320円)
ライ麦の酸味のある生地に4種のチーズが。たまりません。
■カンパーニュ部門(お勧め度△)
この部門も、全て美味しいのですが、日常的に食べることがないので、おいしいのは
おいしいので、お好きな方にはという感じでしょうか。自家製の天然酵母入りのもの
はスーパーで手に入ります。めっちゃおいしいです。新作のカンパーニュのはちみち
フレンチはさらなる高みを感じた作品(130円)
■サンドウィッチ部門(お勧め度△-)
ウイークポイントがあるならばここかなという部門。
曜日限定の本来食パンで挟まはるタマゴサンドをフランスパンでなんてのもあるんですが、
これに関しては他の部門に比べるとお勧め度低いです。
ただし、ここに分類されているけど、クロワッサンプロシュート(350円)はお勧め。
■菓子パン部門(お勧め度◎)
これは全部美味いし、横並びです。
プラビタあんぱんの餡子は甘さ控えめでしつこくないだけでなく、しっとり生地との相性。
ぺちゃんこクロワッサン、ぺちゃんこになりながらもクロワッサンのサクサクの余韻が。
ぺちゃんこショコラ、何か足りないのはお前だったのか。
ぶどうたっぷりボスケ、ブドウ多すぎ、うますぎ。
バニラメロンパン、メロンもう関係ないやん、うんまい。
■クロワッサン部門(お勧め度○)
ガレットゲッペイもクロワッサンショコラも好きです。
ガレットケッペイの餡子とクルミのバランスがめっちゃ好きです。
少し焼くと美味しいです。
ご参考になれば幸いです<m(__)m>
9位
5回
2023/02訪問 2023/02/26
【値上げはやむなし】大阪NO1洋食店の実力は健在♪@谷町四丁目
個人的に大阪で1番大好きな洋食屋さん谷町四丁目のふじ家さんへ。
何が好きかって飲食店に求められる全てを兼ね揃えていらっしゃるから。
清潔感やサービスの質をはじめそれ以外言葉にするまでもないような要素。
先代がご健在の頃はピリッとした緊張感もあったんですけど、今はそれに
変わるアットホームさにとって代わるなど世代をまたいでさらに良くなる
という名店のDNA。
この日はそろそろ終わりを迎えるカキフライをいただきました。
以前のレビューでもあげてましたが、やはりお値段は上がっていました。
それにしても、相変わらず揚げの技術が素晴らしいです。
あげあげうるせーよとおっしゃらずに聞いてください笑
程よいレア感の火入れもカキフライにマストの要素。カキフライに限らず、
こちらの揚げ物は是非食べてもらいたいです。
さらに、何度も指摘させていただきますが、メインに限らずご飯、赤だし、漬物、
サラダ、ソース、塩全てが美味しい。何年も通ってますが例外はありません。
席間も広くなり、キッチンもオープンになっていて洋食屋さんの香りや音、
活気がダイレクトに伝わってきますね。仮に飲食店を目指すならこちらのお店を
お手本にします。そんなとっても素敵で素晴らしいお店♪
超絶おすすめ洋食店。
ご参考まで~。
何を疑おうか、何も疑うレベルのないこちらのお店。
先代からの代替わりがあってからも止まることなく前進しているのがよくわかります。
接客面は相も変わらず、味もほぼ変わらないといっていいと思います。
ただ、一つ望みがあるとすると、今のマスターもそこまでカレー粉に固執してるのかな、
そうでないなら、パスタはもちろん、コロッケもカレー粉はないレシピの方が、ずっと
この繊細なメニューの良さを感じられる気がします。
カレー粉でおかずっぽさを出さなあかん必要性ないですからね。
ご飯、漬物、赤だし、マッシュポテト、サラダ、カツレツとそのソースそれぞれが完全に
役割を担っている中で、カレー味のパスタは少し異質かなあとおもいます。
かさましなら美味しいごはんでしてはった常連さんいますしたしね。
それ以外は本間に言うことがない素晴らしいお店。
モダンスパニッシュでミシュラン三ツ星のfujiya35さんのご実家といえば
分かりやすいでしょうか。
常連さんとの会話を伝え聞いた限りでは、比較的最近三代目はお亡くなりになられたとか・・・
ハッキリした情報ではありませんが、4代目の独立後、3代目の味を引き継ぐのは
娘さん夫婦なのかな?間違っていればすぐに訂正します。
三大目でお店がポシャる話はよくあり〼が、こちらの大将はほんまにコックの鏡
やったので、娘婿さんは相当なプレッシャーが煽りなのかなと想像します。
そういった決意もあってか、ものすごく接客面が気持ちよかったです。
カキフライ定食(1400円)
揚げ物のふじ家と呼びたいこちらですが、先代の技術と変わりませんでした。
フレッシュな牡蠣に衣をつけて食べるまでに蒸された感じが超美味。
マッシュポテトの甘さとかタルタルいらんよね?ってくらいの少し感とかその他
諸々、何も心配ないと思いました~^^大将、安心しておkです。
お勧めというより、関西人なら行って当たり前の洋食店。でも、不安な部分が
赤出汁には出てたり、難しいですね・・・。
3th
平日日替わりはメンチカツだったんですけど、個人的最強の洋食屋さん
が出さはるとんかつ定食を食べてみました(1300円)。
2500円以上する高級とんかつ屋さんに敵わないに決まっているけど、
とんかつ定食ならこちらかな。高級とんかつ点も足元すくわれる?
お肉は白金豚。脂身の甘さとしっとりした肉質のお豚さん。
カットも固くならない限界に、デミグラスはこのとんかつに相性抜群♪
何もかもうまい洋食屋さん健在。うまかった~。
2th
フジヤさんの揚げ物が頂きたくて、谷四で途中下車。
この日の日替わりは鱧フライとミートローフでしたが、日替わり以外のものに挑戦。
海老と帆立のクリームコロッケ(1000円)。
衣が非常にきめ細かく、とても軽く揚がっています。どうすればこんなに上手に揚がるのだろう。
ただ、ベシャメルにカレー粉がブレンドされているので、そこは好き嫌いはあるかも。
もっとも、トマト系のソースではなく、タルタルで食べるので、その辺を考慮したうえでの
ことだろうと思いました。あいかわらず、安定の旨さの赤出汁も変わらずです。
次は2300円の盛り合わせを食べてみたいです。でも勇気がいるなあ。500円貯金スタート。
1th
谷町四丁目界隈はビジネス街。
ビジネス街と言えばランチ激戦区という構図が成り立ちますが、
その中でも、数多のお店がしのぎを削っているというイメージ。
今回は洋食。
実はこちらのお店、直接的ではないものの、以前から仕事上でも
若干のお付き合いがありまして、レビューするのを躊躇していました。
息子さんはかのミシュラン店のシェフとしても有名ですよね^^
11時半の開店に合わせて行ったので、待ち人はいないと思いきや、
すでに満席。なんでやねん(笑)仕事かランチどっちが優先だよ、俺もか~。
ちなみに近くの人気お蕎麦屋さんも大行列。
平日限定のランチメニューは850円。
エビフライとミートローフ。いつもながら、印象としてはとても丁寧。
衣の軽さ、ポテサラの美味しさ、赤出汁、ドレッシング全てがうまい!
このクオリティは家庭で絶対再現できないです。
だからこそ、ここに行きたくなるという人がいるわけですよね。
皆様も是非、かなりおいしいですここ♪
10位
1回
2017/04訪問 2017/04/21
大阪一予約困難な理由は大将の商人としての姿勢に尽きます♪@心斎橋
私の食の大師匠であり、関西レビュアーの重鎮、毎日外食グルメ豚さん様
主催の貸切会にお誘いいただきました。グルメ豚さん、貴重な会にお誘いい
ただきましてありがとうございました^^
参加者はサプレマシーさんはじめ、そうそうたる顔ぶれ、さすがに少し緊張
したような、しなかったような(笑)
さて、本題。
もめんさんは大阪で一番予約が取れないお店として有名ですが、それは
単純に人気があるからというよりは、常連さんを大事にする浪速の商人
としての姿勢がそうさせているのだと感じました。商売人ってのは、
人柄に尽きますね。
皆さんも触れていらっしゃいますが、超極上の素材が振る舞われるわけでは
ないです。誤解を恐れずいえば、大将、料理うまいですねと言ってしまいそうな
完成度の高い至極の一品の数々が特徴的でしょうか(笑)
以下この日の献立。jetsailさんレビューから転用(笑)
□うすいえんどうの豆腐・雲丹・菜花 ◎
先付に雲丹を使うのが大将なりのもてなしなのかと思わせる一品。
□アスパラのかき揚げ ○
焼かずに揚げて。ぶっといアスパラを味付きの衣で。食べごたえ抜群。
□椀 ◎
筍と湯葉真丈。出汁が特徴的です。
非常に旨いです。表現が難しいですが、水も昆布もすごいの使ってるだろう
というのではなく、とにかく出汁とり名人というお出汁です。
□造り ○
鯛と生トリ。
お鮨屋さんで食べる肉厚鳥貝ではないですが、大将のもてなしの心を
随所に感じました。
□タケノコメバルの煮つけ 特◎
これが真骨頂。魚の生臭さを全く感じず、かつ甘味に頼らない味付け。
これが煮つけの最高到達点です。これ以上タケノコメバルを上手に煮つけに
することができる料理人はいないでしょう。確信できます。
□サーモンの幽庵焼 ○
あえてのサーモン。嫌みのほんのり香るお味噌の香りがご飯とあいます。
□食事 ○
ミルクゼリーの裏ごしは和風杏仁豆腐。うまかったなあ。
□酒 ◎
お酒は基本大将にお任せ。ビール、松の司・獺祭、嫌いな人はいない銘柄。
飲んで食べて15000円強、値段ではない価値をいたるところに感じました。
人生の先輩としても、商売人としても、社会人としても、たくさん勉強させて
いただきました。またお会いした日には、もう一回り大きくなっていますと
誓った素敵な平日の夜♪
2017年はマイレビュアーさんとリアルな交流を開始して、より素敵なお店を
厳選して行けるようになりました。私では到底予約できないお店にお誘いいただいたり、
そうした交流があるのも食べログを10年以上続けてきたことへのご褒美かもと^^
そんな経緯もありまして、本湖月さんやもめんさんといった超高額店かつ予約困難店
などもリストに入れてあり〼。一方で、日本一おいしいと思っている地元のパン屋さん、
昔からお世話になっているお店、新進気鋭の神戸のビストロ、以上に旨い洋食店のランチ
なんか幅広く載せてみました。
高級店ばかり行き倒してその優劣をつけるというグルメ旅もそれはそれで楽しいですが、
それが無理な私には、ぼちぼち訪れたお店を今後もゆっくりこうしてご紹介できたらなと
思っております。今後ともよろしくお願いします^^v