mafuさんが投稿した食堂 おがわ(京都/河原町)の口コミ詳細

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一食の価値♪

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食堂 おがわ京都河原町、祇園四条、三条/日本料理

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  • 夜の点数:4.3

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.3
2回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

間違いなく日本一の「予約困難」&「食堂」♪@河原町

2017年6月おがわさんに半年ぶりの再訪。
この日は、マイレビさんで仲良くさせて頂いているjetsailさんを
お誘いしての二人きりの男子会^^v

8時30分からの予約に合わせて二人で店内に案内されると、
相も変わらずの常連さんたちのオーラで覆い尽くされております。
ただ、この一体感というか雰囲気が心地いいんですよね。

まずは、ビールで乾杯。
いつものごとく、これでもかというほどに丁寧にうすはりグラスに
注がれてやってきます。クリーミーな泡が仕事の疲れをとってくれます。

アラカルトであれやこれやと注文していきます。

まずは、お造りの盛り合わせを(2500円~)
この日はカツオと鱧と鯛。鰹はタタキを塩で。これに辛子を付けて食べます。
初鰹のさっぱりとした身質が辛子とあいます。ハモは生で、鯛も甘味のある
上質なもの。山葵がまた美味い!!

前菜は、アテを。白バイ貝の煮つけ(500円)
これまた予想大きく裏切る形状で登場。普通の食堂なら、爪楊枝と一緒
に出てくるものですが、でかすぎるそいつを小川さんが丁寧に抜き取って
カットされてます!肝が旨い!味付けも甘辛いものではなく、最小限の
塩気のみ。悶絶級!!

焼物は、過去の訪問では未食だった八幡巻(1600円)
めちゃくちゃ味の濃い太いごぼうにうなぎの香りがドッキング。
食材の組み合わせをシンプルに味合えます。たまりません。

揚物は、こちらのスペシャリテと言っても過言ではない唐揚げ(600円)
これは揚物なのかと思うほどあっさりあがっています。なお、唐揚げ定食
はありません(笑)

ここから、もう少し追加。
カラスミ餅(2個600円)、鴨ハム(1200円)、出汁巻き(500円)を追加。
すべてがうまい。本当にそうとしか言いようがないんです・・・。

〆は感激・驚愕するレベルに激ウマなじゃこチャーハン(800円)
パラパラじゃありません、しっとりしていてうまいのです。

この日のお酒は、ビール→シャンパン→カヴァ→しめに赤ワインとハイボール
という流れで二人で楽しみました。このあたりはワイン通のjetsailさんにお任せ
しておけば間違いなかったのでありがたや。どのお料理にも合いました。

しかしまあ、本当に美味しい食堂です。
ただ、とにかく予約が取れません。次回予約は取らせていただけませんでした。
今後、数回、定期的に通っているレベルでは、次回予約は取らせてもらえない
かもしれません。他の方も同じように断られていました。

こちらのお店は、一見はまずいないので、感覚的に、かなりの常連さんに
連れて行ってもらうくらいしか難しいお店になってしまったのかなと。
他府県の常連さんが多くて、我々のような地元民が入れない状況に申し訳
ないとおっしゃって下さいました。京都の人気店の宿命でしょうか・・・。

いつか、大将が思い描いてらっしゃる気軽に暖簾をくぐれて地元民で
あふれる美味しい食堂になることを祈っております。
ご馳走様でした。また行ける日を楽しみにしております。

  • 四条河原町からすぐ

  • 生ビール

  • 付きだし

  • 塩鰹のタタキ

  • ハモと鯛

  • 白バイ貝の煮つけ

  • 八幡巻

  • 鴨ロース

  • 鶏のから揚げ

  • からすみ餅

  • 出し巻き

  • じゃこチャーハン

  • お漬物

  • シャンパン

  • お安い

  • カヴァ

  • ハイボールとグラス赤

2017/06/24 更新

1回目

2016/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

旨いのはもちろん楽しい「食堂」♪@四条河原町

※2016年12月訪問※
僕は、ここは超高額・超高級店に行き倒してる人が上から目線で値段の割には
美味いよね、とか、あるいは予約が取れないから、それに対するプレミアム感
が評価を押し上げているのでは?という指摘とはちょいと違うイメージです。

純粋に超高額店とガチで比較してもこちらの方がうまいのはもちろん、外食で
一番大事な要素、行くたびに、ここで食事をしてよかったと思わせてくれる
ところに通ってしまうポイントがあるように思うんですよね。

まず、うまいかどうかの絶対評価ラインのお話。
唐墨と焼いたお餅のサンドのお通しから始まり、前菜は青なまこ酢、生牡蠣、アン肝
といった私が大好きなプリン隊ラインを注文。正直、これ以上美味しい、なまこ酢と
アン肝ってあるんですか?前田さんでも、緒方さんでも食べたことないんですけどってのが本音。
東京の鮨屋いったってこんなにどっさりこんなにおいしいアテ出てこないと思います。
絶品中の絶品だと思います。大将もレベルが違いますとにやり(笑)

他の一品に関しても、高額店込での絶対評価です。河豚のから揚げ、てっさ、はも。
岩さきさん、中善さんあたりに近々訪問する予定ですが、20000円以上のお店で
出てくるハイクオリティな食材たち。一人8000円なんだから、確実に20000円の方が美味しい
に決まってるとはおがわさんに関しては全く言えないです。一般論としてはそれが正しいと思いますけど。

あとは、なんといっても私と同じ年で最近やや毒舌な大将の客あしらい^^
この日はおめでたいことがあったお客さんが数組いらして、当日居合わせたお客同士でわいわいしました。
大将からのサービスも茶目っ気があって。飲めない妻が可哀そうでしたが、その辺りも気遣ってくださって。
今後も、ずっと、大将の最高のお料理と常連さんたちと寄り添う時間が私ども夫婦の非日常ではあるけれど、
心待ちな空間になることを祈ったのでした。
次回は6月に。ご馳走様でした♪超おすすめです!大将ありがとう♪

※2016年5月再訪※
半年ごしの二回目の訪問。
今回もすべてが素晴らしい。大満足でした。
お通しのこのわた入り茶碗蒸し、この日のお造りは大ぶりなアワビ一個丸々アワビ、
ヨコワのトロ部分、ハモでした。独活のてっぱい、若竹煮、グジの酒蒸しに、鯖寿司、
鱧のにぎり、お裾分けの豆ごはん。秀逸です。

次回は冬です(笑)。もう、紹介無しで滑り込むことはほぼ無理だと思います。
このお値段でこのクオリティのお店ならそれも致し方ないのかなとさえ思います。

※2015年11月初訪問※
食堂おがわさん。
食堂という括りでは間違いなく日本で一番予約が取れないお店でしょう。
あるいは、京都のお店という括りでみたとしても、京都で一番予約が取れないお店と
いっても過言ではないそんなお店。

過去何度となく予約を試みては失敗、予約がダメなら、電撃訪問ということで、奇跡の
キャンセル待ちを試みてもまた失敗。どうしたものかと途方に暮れていたところでしたが、
こちらの常連さんのマイレビ様からまさかの助け舟!なんと予約を取って頂けました。
食べログやっていてよかったと心から思った瞬間(涙)

11月22日。いい夫婦の日。
よく言ったものだと内心冷淡な気持ちがある反面、結婚して半年、そんな日に念願の
おがわさんに行けるなんてこんな幸せなことはないと思っている自分がいたりで、
やや複雑な思いではあったものの、7時の予約時間にお店に到着。

U字のカウンターの先端にこちらのご主人小川真太郎さんが陣取ります。
その真ん前に座らせていただきます。非常に物腰柔らか、それでいて時として茶目っ気
のある客あしらいをされるとても感じのいい方です。

余談ですが、小川さんは奇しくも私と同じ1978年生まれ。
聞くところによると、30代半ば~40代前半の関西の料理人さんは非常に優秀な方が
多いそうです。私の知る限りでも、祇園の三芳さん、前田さん、滋賀のしのはらさん
などなど枚挙に暇がないです。関西の料理人界の未来は明るいと指摘されるマイレビ
さんがいるのにも納得。

さてさて、そんなこんなで初訪問まで相当の時間を要したこととの関係で、これ以上
ない程のバカ高いハードルを飛び越えなくては、4.0以上の星換算はできないと算段で
お料理を注文します。小川さん頼んまっせ^^v

ちなみに、常連さんは、絶対にはずせないものを小川さんにお伝えしたうえであとは
お任せという形で注文されていました。私どもは、万全の予習を経て、アラカルトで。
秋verのお料理情報は以下(お酒は最後にまとめます)。

■いくらの塩漬け(付きだし)○

 初っ端からこちら。醤油漬けではありません。柚子と白ごまの風味の効いたご飯
 に塩漬けにされたいくら。こんな付きだしが出てくる食堂は、太陽系、いや銀河系に
 もないでしょう^^

■わたりがに(2000円)○

 鮮度良好、下処理完璧。わたりがにをこの食べた方で頂くのであれば、この上ないレベル。
 生姜の効いた蟹酢も最高です。

■お造り盛り合わせ(推定:4000円)特◎

 この日のお造りは、フグ(2500円)・ブリ(1200円)・ハモ(1800円)。
 全部食べたいので、盛り合わせで。ご主人が念のため聞いてきはります。
 ふぐも入れておいておいたほうがいいですか?オフコース♪

 まず、ぶりですが、高級割烹や「超」高級鮨店で出てくるクラスのぶりです。
 とはいえ、このくらいは予想通りやで、大将(笑)。
 
 次に、ハモ。名残ハモとかいうんですよね。要は夏場の産卵期終わってまたブクブク
 冬に太りだすとかそんな時期なんでしたっけ。淡路産だそう。
 軽くあぶって山葵醤油で。脂がのって肉厚。まいったで、これ大将(笑)。

 最後はフグ。食べごたえのある厚さに丁寧に引いてくれます。特製のポン酢がこれまた
 うまいです。お客さんが冬はフグが食べたいといわはるので・・・。
 言いたいこと分かるで、大将(笑)

 できれば、盛り合わせでご注文されるとこちらのお店の凄さが分かると思います。

■くもこポン酢(1000円)超特◎

 さっと火を通していらっしゃるそうですが、ほぼ生で、等級でいうと最高級だと思います。
 鮮度も素晴らしい。緒方さんで頂いた白子に引けを取りません。
 素晴らしい素材。

■だしまき(500円)◎

 こちらの名物の第一弾。まあ、このあたりは師匠譲りのスキルをお弟子さんが発揮している 
 といった感じで、とんでもなく美味しいですが、その辺もまた想定通り。

■ぐじ焼き(2500円)超◎+

 こちらの名物第二弾!これはすごすぎました。
 全てのお店を通じて、これ以上美味しく焼かれたぐじは食べたことがありません。身がフワフワ、
 衣はパリッと油をかけて。香りも最高です。このサイズのぐじをこのお値段以下で提供されている
 お店があったら教えてください(笑)

■カモハム(1200円) 超◎
 
 こちらの名物第三弾!これもすごかった。
 つぶ山椒と赤ワインのソースが絶妙な火の通り加減のカモ肉に絡みます。あまり山椒好きじゃないんですが、
 ここでは必食です。

■鶏唐揚げ(800円)◎

 あまり食べたことのない唐揚げが食べられるということで注文。全く油を感じません!
 物理的な食べやすさはもちろん、和食のプロが唐揚げを作るとこんなにあっさり仕上げられる
 ということなんだと思います。うまい!

■鯖寿司(500円)○

 程よいレア感の鯖寿司。ガリを多めにと妻がいうと、大将が申し訳なさそうに、もっと
 美味しい新生姜のある時期ならもっと美味しいんですけど・・・と負けず嫌いな料理人
 としてのプライドが見え隠れ(笑)。十分においしいです。

■じゃこチャーハン(1000円)特◎

 こちらの〆の定番メニュー。和食屋さんで頂くチャーハンなんですが、中華のプロが作った
 ようなお味。非常に完成度が高いです。

■お酒(500円~1000円) ◎

 お酒は、ビールと冷酒、〆のヒレ酒を頂きました。ビールは注ぎもしっかり味も申し分ありません。
 日本酒は各種取り揃えられていて、冷酒を注文すると、その時のお料理に合ったものを提供して
 くださいます。具体的な銘柄はお写真にて。ヒレ酒もたっぷりのヒレが入っていて、お酒の値段は
 まさに食堂価格。素晴らしいと思いました。

お会計は、2人で19500円。
飲みまくり食べまくりでこの価格。非常に良心的なお店だと思います。味もこの価格帯でここ以上
のお店があるなら教えて頂きたい。少なくとも京都にはないです。

問題は予約が取れないこと。
今回は、次回の予約の段取りを済ませて、後日、次回日程を組むことができましたが、現状、一見
では予約を取るのが事実上難しくなりつつあるようです。まずは何とかして初回の予約をお取りに
なることにご尽力いただければとおもいます。大将自身も「食堂」と名をつけ、手軽にお料理を
楽しんでいただきたいという思いは今もあるそうで、それが実現していないというところに忸怩たる
思いがあるというようなことをおっしゃっておられました。

そんなこんなで、700件目のレビューは今後も長いお付き合いになるであろう同い年の食道おがわ
さんを選ばせていただきました。小川さん、皆様、今後ともよろしくお付き合いくださいませ。

  • 四条河原町マルイさんの裏手。

  • オーラがある食堂も珍しい。

  • 2016年12月。お通しの焼きもちと自家製カラスミ。

  • 2016年12月。鱧の焼き霜(2500円)。

  • 2016年12月。生牡蠣(600円)

  • 2016年12月。青なまこ酢(1000円)。

  • 2016年12月。てっさ(2500円)

  • 2016年12月。庭のうぐいす。

  • 2016年12月。うどのてっぱい(600円)

  • 2016年12月。アン肝(700円)。

  • 丸鍋(2500円)

  • 河豚のから揚げ(1500円)。

  • 2016年12月。白味噌のお椀(試作品)

  • 2016年12月。いわしめし(お裾分け)。

  • 2016年5月。このわた入り茶碗蒸し。

  • 2016年5月。毛ガニ(2500円)

  • 2016年5月。蟹酢も美味。

  • 2016年5月。独活のてっぱい(700円)

  • 2016年5月。刺し盛り。

  • 2016年5月。アワビ。

  • 2016年5月。鱧。

  • 2016年5月。よこわ。

  • 2016年5月。高知の久礼。

  • 2016年5月。皆さん注文の若竹煮(1500円)の準備。

  • 2016年5月。お椀として供されます。素晴らしいです。

  • 2016年5月。小芋のから揚げ(700円)。

  • 2016年5月。お勧めで日本酒を追加。

  • 2016年5月。グジの酒蒸し(2500円)

  • 2016年5月。優しいお出汁。

  • 2016年5月。鱧の握り。

  • 2016年5月。鯖寿司(500円)。

  • 2016年5月。豆ごはん。

  • 2016年5月。香の物。

  • ビール(500円)

  • お通しのいくらの塩漬け。

  • わたりがに(2000円)

  • もう半分は妻に。

  • お造り盛り合わせ。

  • 器も素晴らしい。

  • ぶり。

  • はも。

  • てっさ。

  • 高知の久礼。

  • くもこポン酢(1000円)

  • だしまき(500円)

  • ジュワっと染み込んだお出汁。

  • ぐじやき(2500円)

  • 衣はパリパリ。

  • 長野の澤の花ひまり。

  • カモハム(1200円)

  • 鶏のから揚げ(800円)

  • 鯖寿司(500円)

  • 断面。

  • じゃこチャーハン(1000円)。

  • ごちさそうさまでした。

  • 香の物。

  • 〆のひれ酒(1000円)

2016/12/07 更新

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