2回
2014/02 訪問
節目の400レビューはリッツ京都!南イタリア出身のシェフの作るイタリアンは繊細で見た目にも美しかった^^空間の演出は一流ホテルならではでしょう♪
リッツカールトン。
言わずと知れた外資の超高級ホテルチェーン。
大阪、東京、沖縄、そして2014年2月待ちに待った
京都に開業。
場所は川端二条を西へ数分、ホテルフジタさんの跡地。
無趣味な自分ですが、趣味は何?と聞かれた場合に
まず答えるのが食べ歩き、もうひとつはホテルの泊まり歩き(笑)
リッツ大阪は関西の外資系ホテルではやや抜きに出ている
印象ですが、なんと、来年には京都にフォーシーズンズという
これまた超高級ホテルチェーンが開業しますので、ホテルマニア
としては非常に楽しみなのであります^^
そんなホテルマニアが真っ先に行ってきたのが、リッツ京都内にある
こちら。
<基本情報>
開業したてでネットでもあまりレストラン情報が出てこないので、
私の知っている限りの基本情報をはじめにまとめておきますね。
リッツ京都のレストランはこちらと和食のお店
二店のみです。
ラ・ロカンダさんのお昼のメニューは基本コースになります。
アラカルトでの注文も対応は可能とのことですが、今のところ
できる限りコース注文で営業されているとのことです。
また、平日のコースは3種類(3900円、5500円、8500円
別途税及びサービス料13%)ですが、土日は後ろ二つの
コースの提供となります。
コースの内容は写真欄に掲載してあります。
さらに、ゆくゆくは一回転にするそうですが、開業直後で予約が
殺到しているため、現状は二回転ということでした。
<入店>
重厚な自動ドアをくぐると、様々な演出が施されています。
リッツ大阪とはラウンジやフロント、もちろん、レストランも
まったく雰囲気が違います。
ド派手な印象の強い北米系のホテルですが、オーナーの
積水ハウスさんの意向なのか、落ち着いてますな。
感心しながら歩いて行くと、お店のエントランスを発見。
入店すると、それはそれは綺麗な女性が対応。
予約名を告げます。この時点でバタバタしてるのはしょうがない
ですね、慣れの問題であり、時間が解決してくれるでしょう。
<店内>
かなり広いです。右手にはバーカウンター。
ゆったりと席が確保されています。有料の座席も用意されています。
圧巻は店内にある自慢のワインセラー。水槽のようです。
この辺りの空間的な演出はリッツっぽいなあと感じます。
<接客>
とてもゆったりとした席に案内されます。このお席でも一番
狭いお席なんでしょうね。これは寛げます。
この日、担当してくれたソムリエさんのサービスは抜かりなかった
のですが、サーブ担当の方の中には、まだまだ慣れていない
方もおられて、本国から派遣されてきたであろう方にドヤされて
いる方もいました。
現状、サービス面は、改善の余地はありますが、これも、直に
解消されると思いますので、13パーセントのサービス料も
今しばし目をつぶってやってください。
<注文>
サーブの方からシェフの経歴の説明。ナポリのご出身だそうです。
続いて、ソムリエさんから、ガスありと無し、いずれをご用意いたしましょう?
これって頼まないとマナー違反なんですかね?
分からなかったので、お酒、ビールが飲みたいのですがと言ってみた所、
日本のビールも各種ありますが、お勧めがあります、最近のイタリアビール
も美味しくなってきたので。騙されたと思って、どうでしょう?
そこまでいうかい?(笑)おそらく少し年上くらいのソムリエさんの力量を
試すことにします^^
■Collesi Ambratta(2200円)。
是非ワイングラスでどぞと提供されます。
コレージですな。複雑な香りが特徴ですが、うまいですよね、
でもビール党としては・・・。
どうでしたか?とソムリエさん。予想通りのお味でしたと言いました。
お互い苦笑い(笑)
以下は5500円のコースのレビューです。
■メカジキのハーブマリネ ファンネルピューレとルッコラとオレンジ ◎
素材も素晴らしいのですが、ソースの多彩さと申しますか、外国人の
シェフらしい前菜なのかなと思いました。
見た目の美しさもいいですが、甘さ、苦み、それぞれのソースが
とても素晴らしいですね。タイプどす^^
■イワシとドライトマトのリングイーネ ヒヨコ豆のクリーム ○
この辺りが南イタリア出身のシェフらしいお皿ということになるのでしょうか。
新鮮なイワシにハーブ、ドライトマトの旨味、リングイーネはアルデンテ、
濃厚だけどしつこくない豆のクリームソース。酒が飲みたい・・・。
■Castello della Sala Cervaro della Sala(3400円)特◎
ってことで、イタリアワインの最高峰とさえ言われる白。
香り、ほどよい雑味、全てにおいて自分好みでした。さすがソムリエさん。
ビールディスってすいません(笑)。
■Librandi Ciro Rosato(1500円)◎
相方はソムリエさんお勧めのロゼ。ロゼ独特の甘ったるさや中途半端
さが一切ありませんでした。
なお、ワインはイタリアワインだけではなくフランスワインも豊富で、
イタリアとフランスワインが貯蔵の8割を占めるそうです。
■低温調理した牛頬肉のブラザード 桜セロリのピューレ○
正直、メインに関してはいまいちかなというところがありました。
お肉はほろほろでソースとの相性もいいのですが、こちらのシェフ
の本来の力量を満喫するには、もう一個上のコースか夜に食べに
くるべきかもしれません。
■鰆のロースト 生姜風味の人参ピューレと枝豆△
火入れも見た目も完璧。
■7種のレモンを使ったドルチェ○
もう少しかっこいいタイトルがあったのですが、失念。
レモンの酸味や甘さ、レモンの良さをこれでもかというくらいに
表現していました。自分には少し甘すぎましたが、素晴らしい
完成度だと思います。
■お茶
コーヒーと紅茶から。
コーヒーはエスプレッソではなかったです。
コーヒー飲めないのでいいんですが、最後にエスプレッソで
〆たいという人にとっては少し残念なのかな。
<総評>
ホテルの方曰く、リッツ大阪のコンセプトは派手に、いわば足し算
的に、リッツ京都のコンセプトはそれとは逆に、いわば引き算的に
というお話がよく分かるお店でした。
最後にシェフが各テーブル回られますが、日本人の気質をたたき
込まれているのか、とても低姿勢で謙虚なのが面白かったです。
シェフは日本語は話せないので、英語でやり取りですが、ソムリエ
さんが通訳してくれるので、英語離せなくても問題ありませんです。
前身のホテルをご存知の方は鉄板焼きのイメージがあるそうですが、
そのイメージは完全に払しょくされていますね。
ただ、リッツが京都にホテルを作ったらこうなるんだぜっていう印象は
存分に感じることができたので、リッツファンの方は是非行かれてみては?
※リッツ大阪のレビュー
http://tabelog.com/rvwr/000059831/rvwdtl/4543572/
川端二条にひっそりと。
中庭は和の演出ですね。
これがお店のエントランス。
バーカウンターがあります。
とても広いです。
360度ぐるり。自慢のワインセラー。
カトラリー等。
土日のメニューは二種類。5500円。この日はこちら。
8500円。魚と肉が両方になるのと内容も若干違いますね。
Collesi Ambratta(2200円)。
パンはグリッシーニを入れて4種類。
前菜。詳細は本文にて。
ソースが多彩。
パスタは南イタリア出身のシェフらしいお皿。
Librandi Ciro Rosato(1500円)。
いい意味でロゼらしくないすっきりとしたお味。
Castello della Sala Cervaro della Sala(3400円)。
超有名なイタリア白ワイン。
メインのお肉料理。詳細は本文にて。
メインのお魚料理。詳細は本文にて。
ちなみにお魚は鰆。
本当に美しいお皿ばかりでした。
味ももちろんGOOD。
ドルチェは7種類のレモンを使ったもの。
紅茶。
コーヒーはエスプレッソではないです。
クッキー。独特の食感。
2014/07/15 更新
リッツ京都のメインダイニングがどこかという話は、リッツ大阪の
ラ・べさんに相当するお店がないので何とも言えないですが、
少なくともここがメインの飲食スペースなのは間違いないです。
そうはいっても、そもそもメインダイニングなんているの?って思うのが
リッツの強みでもあるのかなと、京都に関しては思いますです、はい。
前回訪問時は、オペレーションに不安を感じたこちら。
三年ぶりなんですね、結論的には、オペレーションはさすがすぎ、
お料理の味はもともとホテルのレストランとは思えないレベルではあったけど、
パスタが数ある京都のイタリアンの中でも旨いイタリアンと言っていいと思います。
この日は、案内していただいたサマーエスケーププランを(税・サ込11000円)。
食前酒はホテルのご厚意でサービス、前菜・サラダ・パスタ・メイン・デザートが
のフルコースを堪能しました。
なお、この日は子連れだったため、個室での利用でした。個室利用料は(3万円)。
これは書くか迷いましたが、この日はホテルのこれまたご厚意で個室を無料で
利用させていただきました。個室を予約していたわけではなく、たまたま予約が
なかったことと、子供がぐずって授乳のため利用させていただいたという特殊事情
なので、一般的なサービスではないのであしからず。
ワインをペアリングでお願いしたこの日のメニュー(5000円)。
□前菜 ◎
パルメジャーノレッジャーノに25年熟成のバルサミコ酢を添えて。
顔がゆるむ美味しさです。私チーズもバルサミコもあまり好きでないうえに
そこそこいいもん食べてるつもりですが(笑)、別格の美味しさ。
リッツカールトンブランドの辛口シャンパンとの相性も最高です。
□福岡県久保田農園13種ミックスハーブと季節野菜SABAドレッシング ◎
そんなに高くないのに全てが地味においしいリッツの特徴そのまま。
□グラニャーノ産スパゲッティーサンマルファーノトマトとバジル 特◎+
前回ラウンジでパスタが劇的にうまくなっているのではと予測しましたが、
まさしくそうでした。グラニャーノ産は乾麺のパスタ発祥の地だそうで、
モッチリとした食感がソースの旨みをこれでもかとまでに吸い込みます。
そこに私が大嫌いなトマトの酸味・甘味・旨みが。日本人ではない感性が
迸ると言えば大げさかもしれませんが、それくらいおいしいパスタです。
京都で美味しいパスタと言えば、東洞さんを思い出しますが、それより上と
思っていって頂いていいと思います。CP的にもね。
□オーストラリア産仔羊のロースト人参とコリアンダーピューレ タレッジョフォーム ○
火入れは申し分なく、添えられているソースもほぼ完ぺきです。
あとは肉の質に満足できるかできないかその次元。同価格帯他の京都のイタリアン
のなかでは上位なのは間違いありません。
□チョコレートとオレンジのババ キャラメルアイスクリーム ◎
ドルチェは鉄板です、いわずもがな。
□ピエールエルメマカロン ◎
ピスタチオのマカロンには衝撃。素晴らしい!
サービス面が他を圧倒してるのは感じますが、イタリアンとしてもかなり
のレベルだと思います。
さらにいうと、京都のイタリアンと中華は客層を意識してか、「京都でやる
イタリアンと中華」に囚われてるお店が如何せん人気がある嫌いがあり〼。
僕はそうは思わないですが、その趣旨でギオットーネの笹島さんのお料理を
おばんざいイタリアンと揶揄していた人が過去にいました。
中華も、それ中華ちゃうやんっていう中華を3万払ったら食べさしたるくらいの
お店を批判したり。
僕は、イタリア料理ならイタリア人がつくるこれこそイタリア料理というのを
食べてみたいですし、中華料理も然り。机の足も飛行機も食べろというなら
たべてみたいです(笑)
そう考えると、イタリアンや中華で京都という土地に迎合していないお店が
ほとんどないのが残念だと思っています。神戸のシーカサイさんみたいに
鳩の脳みそ食ってみろ?って初見の客に行ってくるような「高級」中華求ムw
そのあたりのことからすると、イタリア人シェフがガチンコで祖国の料理
といえるための最低限の枠を設定しつつこのお値段で美味しいものを提供
しているお店という意味で、非常に貴重なイタリアンだと思うんです。
目下のところ、イタリア料理らしいイタリア料理を食べられる京都で唯一無二の
リストランテだと僕は思います。エルメが日本人には明らかに甘すぎるのに、
そのまま出してくるあたりも(笑)
高級食材にとらわれないパスタの技術これがお勧めできる最大の要素でしょうか。
美味しいパスタはイタリア人に聞けば解決なんだというお話でした。
お勧め♪