4回
2022/01 訪問
【作り手の気持ち】蕎麦という食材を存分に味わえる名店♪＠桂
2022/01/08 更新
2018/08 訪問
【そんなんあるかい→】味と香りが強すぎず、探した奥に必ずうまみがある【→あり〼】＠桂
いつもは観光客やファンの方に遠慮して、晦日蕎麦だけ楽しんでいる、
近所の貧乏一家であるmafu家ですが、たまにはご近所のよしみで寄せて
もらおうやないかということで、当日のお昼に電話すると、13時からならと。
ハイシーズンは絶対無理ですが、6月、9月、2月くらいは京都の人気店でも
当日予約が可能な場合がありますね。ちなみに、このあたりだとダントツにこちらが
有名人気店ですが、くいしんぼー山中さんあたりも当日予約で行けることもあり〼。
街中ではないというのありますけど、嵐山まで行っちゃうと完全アウトでしょう。
お昼は、ミニセットというのが主流で、好きなお蕎麦に前菜、鰻の飯蒸し、デザートが
ついて〼。お蕎麦の種類で料金が変わりますが、2950円～。
結論的には、下手な街中の懐石料理店さん行くよりは、はるかに満足度が高いです。
あとは、そばがきといったフルコースが5900円でありますが、個人的には
ミニセットに好きなものをアラカルトで追加するという方がお値段的にもよろしいのでは
と思います。
先付の五種の鯉の美味しさは、なかひがしさんで食べて以来、久しぶりに鯉を
美味しく感じました。うなぎの廣川さんでも鯉が出てきますが、より和食としての
仕事がされています。これだけ価値があると言っていいかもしれません。
お酒は、ご主人が選んだ二種を守破離と松の司で。いや～、うまい！！お酒の管理も相当気を
使っていると思います。蕎麦がきということないです。
それで、お蕎麦についてですが、他の方の口コミを拝見すると、こんな記載が。
味と香りが強すぎず、探した奥にうまみだあ？そんな蕎麦あるか！とのご指摘。
確かに・・・。それはすでに蕎麦ではないような気もするので。と改めてこちらのお蕎麦を
食べてみると、あ、あるんです！くう！
お蕎麦らしい風味はあるし、お塩で頂くとより甘味も際立つので、一般的な蕎麦の水準は
無論クリアしてるんですが、噛み進めていくうちに、熟成された蕎麦の旨みを感じます。
この時期に果たしてそれを感じたのが正解か分からないですが、控えめな蕎麦の実＠京都人
というのがあるのでしょうか(笑)
蕎麦つゆに関しては、かなり出汁が強いのも特徴的ですが、それを活かすような
蕎麦湯の食べさせ方なんかもよかったです。具があるというのは、初めてですね。
最後は、飯蒸し。鰻ともち米の一体感が何とも素晴らしく、〆としては最高です。
デザートもお蕎麦にこだわりぬいた逸品。
お蕎麦好きの方に是非お勧めしたいです。いまさらですが。
旨い！！
2018/08/25 更新
2017/04 訪問
【優しいお出汁に舌鼓】大枝の筍と蕎麦時々蕎麦茶サイダー♪@桂
自宅から最も近い飲食店がミシュラン店というのも珍しいですが、
徒歩3分圏内のお蕎麦屋さんです。桂離宮のすぐ近く、麦手餅で
有名な中村軒さんのご子息が経営されてます。
普段はコース仕立てなのですが、晦日だけはアラカルト営業で
予約も不可、逆に使いやすいので、月末が休日の場合は足しげく
通うことになってます。
4月のお蕎麦は筍でした。
西京区には大枝や塚原があり、無論筍が名産、地元食材の地産地消
ということになりますかね。高値がつく食材ではありますが。
筍蕎麦と汁蕎麦。
こちらのお蕎麦屋さんの特徴は、特に温かいお蕎麦を頂くとわかりますが、
出汁の美味しさです。温かい蕎麦で出汁が美味しいというと場合によっては
違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、西京区のお水に
あったお出汁といえばいいでしょうか、高級懐石料理店のお椀とは
また違う味わいと香りが楽しめます。
筍のえぐみが出汁に溶け出すこともなく、筍の甘さとお出汁の美味しさ
に感激します。蕎麦打ちの精巧さを競うならここより上のお店は正直京都
にまだあり〼。
それとおもしろかったのは蕎麦茶サイダー。
何とも言えない味わいでお客さん向けにいいかと思って購入しました(笑)
美味しいです、完全に隆兵そばさんオリジナル。
11時の開店に合わせて行きましたが、11時半過ぎには観光客の方々で
行列。11時過ぎに行ってください。その頃はまだ我々のような地元民が
ウロウロしてますので。11時半の開店だとＧＷ、桜、ハイシーズンでは
まず入れません。ご注意のほどを♪
軟水とお出汁、蕎麦とお水の関係性色々と感じるところがあるお店です。
お勧めどす＾＾ｖ
2017/04/30 更新
2015/07 訪問
月末最終日はアラカルト！鴨ではなく雉を食す♪
桂離宮付近の隆兵そばさん。
京都のお蕎麦屋さんでは食べログでも人気NO1のお店。
私の自宅からすぐなのですが、観光地にあるので、評判通り
なのか確かめなくては＾＾
最寄駅は、阪急桂駅になると思いますが、少し遠いかな。徒歩
だと15分～20分程度はかかるかな。
車だと、お店から30秒程度のところに駐車場を借りてはるので（二台）、
そちらに停めます。近づくと、中村軒さんの駐車を管理してはる
おっちゃんが1番と5番がお蕎麦屋さんのですと教えてくれました＾＾
京都ですと一般のご自宅のような外観のお店。
ハイシーズンだと、中村軒さんの人気と相まってものすごい人気
のお店です。そして、それは、このお店自身の実力でもあります。
私どもがうかがったのは7月31日。
月末最終日はアラカルトで営業されているそうで、予約も受けて
おられません。お昼も基本コースのお店なので使いやすいですね。
■隆平そば（1600円）◎
こちらは温かいお蕎麦。名物の鱧のすり身を揚げたものに、酢橘
の香りが。とてもおいしいです。揚げ物はともかく、お出汁の
おいしさと柑橘の香りが絶妙にマッチしてます。柑橘の香りがお出汁
の香りを打ち消してしまうということはありません。
■雉汁そば（1700円）○
鴨汁と雉汁があったので、雉汁を。
温かいお出汁に冷たいお蕎麦をというパターン。濃厚なお出汁とお肉。
鴨ではなく雉にしたという特異性はないけど、これまたとてもおいしい。
全般的に量が少ないので、お腹いっぱい食べたいって人にはお勧めしません。
ただし、とても美味しいお蕎麦が食べられます。
万人受けするという意味ではかね井さんに通ずるものがあります。
接客面も含め、申し分ありません。
個人的には、蕎麦工房膳さんほどの衝撃はなかったですが、ここはここで
とても素晴らしいお店だと思いました。皆様も是非！
酒の暖簾が特徴的。
カウンター席から。
4席。テーブル席もあります。
雉汁蕎麦（1700円）。
お蕎麦。
雉汁。
雉汁には山椒。
蕎麦湯。
濃いのでと。
隆兵そば（1600円）。
こっちは七味。
お冷も井戸水でうすはりグラス。
このひは毎月最終日。
メニュー。
井戸水。
色々売ってます。
名店でした。
2015/08/02 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
年末年始の帰省も見送り、正月に美味しいものを食べられなかった思いもあり、
ご近所のこちらへ行こうと電話してみると、普段ならばまずあり得ないのですが、
いつ来てももらっても大丈夫との返答。
晦日はアラカルトで注文可能ですが、基本はコースです。
ミニセット（３４１０円）またはおそば充実コース（６４９０円）を予約時に。
今回は初めて後者を予約。
◇そばがき ◎
のっけから卒倒するレベルの蕎麦の香りが押し寄せる逸品。
粘度も素晴らしく、ワサビの質も言うことない。
◇先付け盛り合わせ ◎
つまみ用の蕎麦はあえて水を切らずに、紅白なますは酸味もなく、
ゴマ豆腐の香り、蕎麦チップスは蕎麦の香りが凝縮、鯉の造りに
至ってはこのお店でこういう形で出せるのかというすさまじさ。
◇鯉の揚げあんかけ 〇
鯉だといわれなければ絶対わからないでしょう。好みの問題は
あるかもしれませんが、この餡が絶品で思わず日本酒を。
◇ひとくち盛りそば ◎
蕎麦は甘味が足りないのかなと思いつつ、しかもかえしが強くて
あれって思ったんですが、まさしく箸休め伏線がありました・・。
◇メインの蕎麦 ◎
写真ご覧ください。８種類から選びます。
私はシンプルに冷かけそばを。出てきてびっくりです。
冷たい出汁にそばが浸っていて、薬味はショウガ。これは斬新。
ただ、この出汁もいいし、この一見そうめんみたいな食べ方がいいんですよ。
そばの良さを生かしながらこの出汁をすする。
◇蕎麦湯 特◎
ここで蕎麦湯が。先ほどの一口盛りそばのつゆと。
この日は年始初営業日でお客さんがあまりいらっしゃらなかったのもあり、
蕎麦湯はさらさら。これと先ほどのそばつゆの相性はすばらしい。
そういうことかとワンピース張りの伏線回収に興奮しながら、塩分補給と血圧上昇。
蕎麦湯に入れて食べてくださいってい湯葉とかすべてにおいて異次元すぎる。
◇ウナギ飯蒸し、鯉こく、漬物 超特◎
もち米の質、しっかりとした味のあるウナギ、自家製の漬物。
たまりません。
◇水物
ここでもそばがふんだんに。そばっておいしいんだなと。
◇お酒
お酒はビールがハートランド、あとジンとそば茶サイダーを合わせたお酒、
日本酒は松の司がおすすめですが、純米吟醸がピンでそろってたり、
楽園であることは間違いないです。
お土産商品なんかもたくさんあるので楽しいのですが（この日は黒豆で
少し皮が破れたものなんかもあったので買いました）、何よりそばを
満喫できるという点で唯一無二だと思いますし、反面少し玄人向けの
お店かもしれません。
いやあ、久しぶりにおいしいもの食べました♪
この感覚忘れたくないものです。
ご参考まで～