mafuさんが投稿した施家菜(兵庫/三宮)の口コミ詳細

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一食の価値♪

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移転施家菜三宮(神戸市営)、神戸三宮(阪急)、三ノ宮(JR)/中華料理

1

  • 昼の点数:4.6

      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.6
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.6
1回目

2016/05 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.6

【ランチディナー編追加】神戸中華の最高峰!最高級食材を思うがままに♪

☆お店のコンセプト☆

マスターがあらゆるルートを駆使して最高の食材を仕入れてきます。
そんな素材をお好みの調理法で、これが基本コンセプト。
あ、値段はあとでいいでしょう?これが追加コンセプト(笑)

ちなみに、CPがどうとかそういう問題ではないので、その辺りを
気にする方にはハッキリ言って向いていませんので、ご注意ください。

この日は鳩がありましたが、その日によって、キロ5万円もする幻の
魚があったり、見たことのない珍食材に出会えます。

ですので、そんな食材にお目にかかりたい、あるいは食材そのものを
シンプルに味わいたいという人には是非お勧めということです。

もっとも、ランチはリーズナブルです。ただ、ランチに行ってしまうと
ここのお店の凄さを感じまくってしまうので、食いしん坊ならば、夜にも
必ず来たくなるでしょう。

ってことで、ランチディナー編を追加してみました^^v
ちなみにランチディナーというのは、こちらのお店、ランチ時間でもディナー
メニューが食べられるので、ランチにディナーメニュー食べたというのが、
ランチディナー編どす^^

※2016年5月ランチディナー編※

北野ホテルに泊まっていたこの日。
お昼はどうしようということになり、そういえばと、こちらのお店が話題に。
ランチがあまりに美味しかったから、食べますか?と愛妻に打診、いきたひ!
いこふ!!

アラカルトも考えましたが、ものによっては一匹8万の魚が泳ぐこのお店。
20000円くらいの予算で貝を多めに入れてお任せしますと。真昼間からと、
今から思えば十分血迷ってるけど、それをはるかに凌駕する食材の質でした・・・。
以下、とある日の、20000円のメニューとお酒。

■淡路島岩屋産マナガツオの刺身風 ◎

 非常に上質で肉厚で旨みのあるマナガツオでした。
 中華のサラダだとどうしても周りの食材に主役が飲まれる傾向があるけれど、
 ここまでの素材だと圧倒的にマナガツオがキング的存在。

■前菜5種盛り合わせ 特◎

 ランチで蒸し鳥や焼豚などが入っていて、激ウマなわけですが、やはり
 夜のは部位も食材も違うそうです。ということで、激×激ウマです。
 ピータン、とこぶし、くらげどれをとっても過去最高。特にクラゲの歯ごたえ
 と厚味には驚愕です。

■フカヒレ姿煮 特◎

 さらりとスープとして提供される姿煮。
 フカヒレというのは、食感だったり、あるいはスープの味と一緒に楽しむもの
 と思っていましたが、間違っていました。フカヒレそのものの味を楽しむもの。
 フカヒレ独特の香りというものがあるんですね。参りました。もちろんスープ
 の旨さも悶絶級。

■ナパバレーのロゼ ◎

 何かお料理に合うワインはありますか?とマスターに尋ねると、こちらを。
 なんでもカプコンの社長がナパバレーに畑作ってしまって、ワイン作ってるのを
 譲ってもらってるんですって。世の中には馬を買ったり畑を作ったりするご趣味を
 お持ちの方が現実にいるんですね~(・。・;

■鳥羽の岩ガキと千葉のはまぐり 特◎

 とあるお鮨屋さんで岩がきの見極め方を教わったのですが、こちらのカキは
 いい粒が入っている形そのものでした。大ぶりなものを蒸して。はまぐりも
 特大サイズ。

■香港の鳩の丸焼き 驚∞

 マスターから今日は鳩があるけど、鳩を食べる勇気はありますか?
 勇気も何も、なまこの腸とかそんなの好物にしてる私が、食べたくないわけ
 ありません。日本ではなかなか手に入らないらしく、この日も二日前に直接
 香港から仕入れていたのだそう。

 パリッと焼かれて出てきました。まさかこの形状とは(笑)。こっち見てます。
 マスター曰く、鳩で一番おいしいところは・・・脳みそです。ど~ん。
 頭にかぶりつくと、白子のようにおいしい、私、いいですね~、いってみます。
 鳩からするとなんともサイコパスな会話。
 
 皮が香ばしく焼かれているのはもちろんですが、やはりどのニワトリとも全然違う。
 鳩なのです。なんていっていいのか、鳩なのです。

■三陸産鮑の煮込み 特◎

 そうなんです、私が常日ごろ中華料理に求めているのはこういうのなんです。
 フカヒレ食べて、アワビ思いっきり食べて、酒を飲む。え、味ですか?
 ここまで来ると感覚がマヒしているので、普通に感じますが、今この瞬間に
 食べたことを想像すると、よだれが出ます・・・。

■ワタリガニのチリソース 特◎

 はさみと手袋がセッティング。
 特大ワタリガニがチリソースとともに登場。チリソースがまた最高に美味。
 蟹の甘みもいうことなし。和食で食べるのもいいけど、これはこれで最高。
 
■紹興酒 特◎

 これに合わせて頂いたのが、25年物の紹興酒。最高の相性でした。
 値段はわかりません。高い味がしたのは確かです(笑)

■唐墨チャーハン 特◎

 お腹がいっぱいで倒れそうですが、しめは雲丹の乗った麺かからすみを使った
 チャーハンどちらにしますか?と私たちはチャーハンを選択しましたが、
 2人それぞれに来ました。一つづつにしとけばよかったと満腹のくせにリグレット。

 カラスミ使ったって・・・思いっきりまんまのってますやん(笑)
 これにスープをかけて食べるといいとのこと。もう極上です。スープにカラスミ
 の塩気、柔らかくなったカラスミが口の中でご飯にまとわりつきます。

■グレープフルーツとタピオカのデザート ◎

 今香港女子の間ではやっているそうです。どこの国でも女子はスイーツが好き
 なのでしょうね。

■菊のお茶 特◎

 国賓、要人級に提供される茶葉を使わずつぼみだけを使ったお茶。
 そんなものが存在していることに驚きですが、さらにそれでこの香りの高さって
 いったい・・・。世の中にはまだまだうまいものがありそうだ。

終わりに。
マスター自身がめちゃくちゃグルメ。ご自身いわく、この世界で一番うまいものが
食べられるのは香港とマカオだと。そこにお客さんと一緒に行くらしいです。
食事の時だけ集まるツアー。今度連れって下さるそうです。絶対行く!!

お洒落な創作中華が今京都でブームではありますが、私は創作中華より素材
そのものをダイレクトに味わうこういうお店の方が断然好きです。
個人的に京都の懐石料理が好きであることとの整合性が自分の中でしっくり
来るお店ということも言うこともできると感じました。マスター自身、
京都の料理人さんのお知り合いも非常に多くて話が弾みました。

いつか食べるぞ、鼠ハタを人生の目標に置きつつお店を後に。
ごちそうさまでした。最高です。

※通常ランチ編※

ランチセットとして設定されているのは、

■身体に優しい中国粥セット
■香港焼きそばセット
■香港式飲茶セット

それぞれ税別1500円で、前菜がついているのが共通。

お粥セットを。
前菜からして違いを見せつけられます。調理レベルの高さを感じます。
想像しているよりも一歩先の味。棒棒鶏の肉感、揚げワンタンの具の旨みetc.

ここで真骨頂の蒸し魚。
カウンター前のホシザキの冷蔵庫に鎮座するやたらと美味そうな鯛。
小笠原のものだそうです。尾長鯛。初めて聞きました。めっちゃうまい!!
ゼラチン質と淡泊でありながらモッチリしっとりした身がたまりません。

お粥。
うますぎ!!!レビューで予習した通り、蒸し魚のオイルをタラりとすると
これまたうまし。これは相当なお店だと思います。

帰り際にあまりに美味しかったので、ご主人と雑談。
丁度、夜の仕入れの業者さんが来る時間帯で、石鯛が水槽に入れられるタイミングで、
これは本クエですけど、世界で一番おいしくて高い魚がいますよ、と。
それが写真の鼠ハタだそうです。お値段ナント一匹8万円!!
クエもフグも平伏しますよね(笑)

香港、広東料理が軸のこちらのお店は、とことん極上海鮮素材にこだわっております。
真面目な話、東京の超一線級のお鮨屋さんレベルの素材を扱っているお店と言って
過言ではないかもしれません。

一生に一度でいいですから、こちらの極上素材を思いっきり味わいたいなと
おもって夜に来ますという口約束をしてお店を後にしました。

神戸で中華→南京町というのはもったいないですというそんなお話。

  • キロ5万の世界最高級魚。鼠ハタ。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • ランチ編。

  • 以下ランチディナー編。琥珀エビス(700円)

  • マナガツオの刺身風①

  • マナガツオの刺身風②

  • マナガツオの刺身風③

  • 前菜5種盛り合わせ。

  • チャーシュー。

  • 蒸し鶏。

  • 超肉厚クラゲ。

  • ピータン。

  • とこぶし。

  • ナパバレーのロゼ。

  • カプコンの社長のブドウ畑らしいです。

  • ロゼの嫌な部分がありません。

  • フカヒレ姿煮①

  • フカヒレ姿煮②

  • 鳥羽の岩ガキと千葉のはまぐりは蒸しで。

  • 大ぶりで甘味が強い。

  • 特大サイズ。

  • お肉に合わせて赤。

  • なんと鳩ぽっぽー①

  • ぽっぽー②

  • ぽっぽっぽー③

  • 三陸産アワビ①

  • 三陸産アワビ②

  • わたりがにスタンバイ

  • 手袋とはさみスタンバイ

  • チリソース①

  • チリソース②

  • 蒸しパン

  • 25年物紹興酒①

  • 5年物紹興酒①

  • 5年物紹興酒①

  • 唐墨チャーハン①

  • 唐墨チャーハン②

  • 唐墨チャーハン③

  • スープをかけて食べると絶品。

  • タピオカとグレープフルーツのデザート①

  • タピオカとグレープフルーツのデザート②

  • お饅頭。

  • 国賓用の中国茶。

  • ある日の食材。

  • ランチメニュー。

2016/05/15 更新

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