-
JR元町からすぐ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193938 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193938","content_type":"ReviewImage","content_id":37193938,"voted_flag":false,"count":28,"user_status":"","blocked":false}
-
焼き台。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193934 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193934","content_type":"ReviewImage","content_id":37193934,"voted_flag":false,"count":27,"user_status":"","blocked":false}
-
シメイブルーはワイングラスで(1000円)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193931 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193931","content_type":"ReviewImage","content_id":37193931,"voted_flag":false,"count":28,"user_status":"","blocked":false}
-
他のベルギービール(各1000円)。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193886 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193886","content_type":"ReviewImage","content_id":37193886,"voted_flag":false,"count":28,"user_status":"","blocked":false}
-
ハマグリ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193927 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193927","content_type":"ReviewImage","content_id":37193927,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
白貝。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193925 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193925","content_type":"ReviewImage","content_id":37193925,"voted_flag":false,"count":23,"user_status":"","blocked":false}
-
ムール貝。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193924 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193924","content_type":"ReviewImage","content_id":37193924,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
牡蠣。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193922 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193922","content_type":"ReviewImage","content_id":37193922,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
帆立。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193920 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193920","content_type":"ReviewImage","content_id":37193920,"voted_flag":false,"count":25,"user_status":"","blocked":false}
-
卵巣のうまさ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193919 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193919","content_type":"ReviewImage","content_id":37193919,"voted_flag":false,"count":26,"user_status":"","blocked":false}
-
白バイ貝。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193915 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193915","content_type":"ReviewImage","content_id":37193915,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
姫サザエ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193914 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193914","content_type":"ReviewImage","content_id":37193914,"voted_flag":false,"count":23,"user_status":"","blocked":false}
-
合間に激ウマ梅酒。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193912 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193912","content_type":"ReviewImage","content_id":37193912,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
磯つぶ貝。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193910 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193910","content_type":"ReviewImage","content_id":37193910,"voted_flag":false,"count":23,"user_status":"","blocked":false}
-
本ツブ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193907 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193907","content_type":"ReviewImage","content_id":37193907,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
大あさり。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193905 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193905","content_type":"ReviewImage","content_id":37193905,"voted_flag":false,"count":24,"user_status":"","blocked":false}
-
白ミル水管。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193901 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193901","content_type":"ReviewImage","content_id":37193901,"voted_flag":false,"count":22,"user_status":"","blocked":false}
-
身。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193893 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193893","content_type":"ReviewImage","content_id":37193893,"voted_flag":false,"count":22,"user_status":"","blocked":false}
-
肝あぶり。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193902 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193902","content_type":"ReviewImage","content_id":37193902,"voted_flag":false,"count":21,"user_status":"","blocked":false}
-
黒アワビ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193898 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193898","content_type":"ReviewImage","content_id":37193898,"voted_flag":false,"count":22,"user_status":"","blocked":false}
-
刺身で。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193891 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193891","content_type":"ReviewImage","content_id":37193891,"voted_flag":false,"count":23,"user_status":"","blocked":false}
-
小豆島の生そうめん。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-37193881 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-37193881","content_type":"ReviewImage","content_id":37193881,"voted_flag":false,"count":23,"user_status":"","blocked":false}
2015年2月オープンのこちらのお店、SNSやネットを通じて
こちらのお店のHPにたどり着き、熟読。一言で言って熱い!
売りはズバリ、築地市場の上物の貝類。
東京の超一流寿司店や料亭などにしか卸されないその日築地で
最も高値がついた最高級の貝類がリーズナブルな価格で食べられる
というコンセプト。早い話、東京の超金持ちしか食べられない
素材を庶民にも提供しますというお店。
そんなお話を目にして、行かないわけにはいかないと思った無類の
貝好きの私。今回は五日前の予約で運よく席ゲット。初回の場合は、
一日一組という対応。相方を説得し、いざ出陣^^
場所は鯉川筋を北上して大きな通りに出る手前の道を西に入るので、
駅からも近くて特段わかりにくいことはないですが、外観からは
通常飲食店だと気が付く人はいないかと思われます。
店内は薄暗いですがなかなかムーディーです。早くも貝のおいしそうな
匂いが充満しています。大将からご挨拶を受け、いざ5000円の最高級
貝のオンパレードコースのスタート。お酒もおいしいので、お酒も逐一
紹介します。お酒をたらふくいただき、アワビを追加して一人約12000円。
正直このレベルのお味ならかなり安いと思います。ということで、以下内容。
■ベルギービール(1000円)超◎
生ビールもあるそうなのですが(プレモルの上の銘柄だそうです)、
この日のコンディションを見ていまいちだったということで廃棄
してしまったとのこと。そこで、こちらを。ワイングラスで。劇ウマ。
3種類すべていただきました。
■ハマグリ ◎
お写真から大きさを伝えにくいですが、大きくて肉厚なのはこの
レベルなら当然としても、何より味が濃くて磯の香りが強いです。
■白貝 ◎
無類の貝好きの私もこちらは初めて。関西の市場に入ることはほぼ
ないということで、実食。独特の歯ごたえと香り。うめ~。
■ムール貝 超◎
はあ?ムールと思ったあなた!ムール貝であってムール貝でない
凄まじいうまさ。これでトマトソースパスタとか作ったら多少
調理技術に難があっても絶対に美味しくなります。
■牡蠣 超得◎+
開けてみないと身の大きさのわからない魅惑のシェル、オイスター。
開けてびっくり、このでかさ!大将と相方と三人で興奮。味は
いうまでもありません。
■日本酒 超◎
お酒類は他の方のレビューがかなり詳しいですが、この日は
日本酒は二種類で、あっさり目のものとコクのあるものが。
庭のうぐいすと旭何とかだったかな。飲みすぎて忘れた(笑)
貝とよく合うとてもおいしいお酒。こちらのお店、お酒
はベルギービールなどを除けばすべて500円。
■帆立 超◎
何でも貝というのは貝殻の厚みが良いものかどうかの一つの基準
になるそう。その点、分厚すぎるこちらの帆立。貝柱もおいしい
ですが卵巣が甘くておいしすぎる。鮮度とかそういうことじゃなくて
物が違うという大将がしきりに力説していた通りの超一級品。
■白バイ貝 超◎
ここから巻貝ゾーン。圧巻です。
個人的にはもちろん二枚貝もおすすめですが、こちらの巻貝のうまさ
を体感していただきたいです。
■姫サザエ 超特◎
小さいサザエというとあまりおいしくないイメージがありますが、
全然。ブラックホールの質量のようにうま味が圧縮しています。
肝のうまさが異次元。
■劇ウマ梅酒 超特◎
ここで大将が飲んでほしい梅酒があるんだけどということで、
出していただいた梅酒。これも庭のうぐいすさんのものって
おっしゃっておられたかな。衝撃的なうまさ。ばあちゃんの
梅酒ってあるじゃないですか?その逆(笑)
■磯つぶ貝 ◎
もうね、これだけ美味く育ったら彼も貝冥利に尽きると思います。
■本ツブ貝(?)超特◎
だったかなあ、ちゃんと覚えてないけど、これもすごかった。
とにかくびっしり詰まっているんです、身の大きさも味も香り
もすべて貝殻の中に。
■大あさり ○
貝だけでもかなりお腹一杯になります。ここでこちらの自信作
の大あさり。クリーミーです。
■白ミル貝 ○
身と水管と肝をあぶったものを。こんな食べかたしたことないです。
これクラスのものを仕入れている中華料理屋さんってどこだろうか。
■黒アワビ(別料金)◎
ここまで来ると、この日日本で一番高値で取引されたアワビを食べて
みたいという思いになるのは必然の流れ。追加一万円で。
まず刺身で。肝のうまさはそれはもう凄すぎ。
ただ、首をかしげる大将。大将としてはいまいち納得できなかったらしく、
少し焼いてみますかと焼いて食べてみます。もちろん美味しいんですが、
他の貝が美味しすぎて、いまいちのレベルのアワビだと他の貝に貝の王者
が負けるという凄まじい下剋上がそこにあります。これじゃ1万とれません、
原価の6000円でという大将のまじめさに惚れました。原価率(笑)
■築地最強貝出汁生そうめん 特◎
貝を焼く際に貝から出たエキスを予め別皿に移す作業をしておられます。
すべてはこのために。食べきれなかった貝の身なども投入して築地最強
貝出汁そうめん、これが〆です。小豆島の生そうめんだそうです。
まずいわけがないです(笑)
<まとめ>
店主の水野さんは、名古屋出身で早稲田大学をご卒業後、ずっと東京でお仕事
されていたそう。現職は経営コンサルタントとおっしゃっておられました。
なお、築地の本店とは経営的には無関係で、FC展開することを目的として、
神戸にお店を自ら出されたというお話だったと思います。
ですから、大将自身は料理人ではないので、一級品の貝を見るも鮮やかな
お皿に変身させるというようなお店ではなく、ただ焼いて食べるという
スタイル。もっとも、そこにはそれが一番うまいという大将自身の根拠なり
こだわりがあるからということですね。
もっというと、その根拠とこだわりを裏付けるのは大将ご自身の外食経験。
好評価の他の方のレビューにあるお話を私どもも一通り聞かせて頂きまして、
すきやばし次郎さんや未在さんなんかに対するダメ出しも(笑)。それくらい
全国の高級店に行かれておられるお方。独り身が長かったのでと謙遜されて
おられましたが、私などは食べ歩きではなく、食事しているだけと思わされます。
そういった意味で、日本全国の高級店を知り尽くされている方ならば、
話が盛り上がることは請け合いではないでしょうか。反面、あまり食材に思い入れ
がない方だと大将とマンツーマンなので、ついていけない場合もあるかもしれない
ですが、このお店に行かれる人はよほど貝が好きな方だと思うので結局問題は
ないのかと。この日は大将にも途中からお酒に付き合っていただき、終盤は三人で
飲み会状態(笑)。楽しかった~。
あとは、大将ご自身が料理人ではないという部分でいうと、煮たり、揚げたり、
いろんな調理法で貝を楽しみたいという方には向かないのかな。
最高に美味い貝の味ってこんなんやで!ってのが魅力のお店なので、そこに
価値を見いだせない方には難しいのかも。ビジネスモデルとしては素人で
調理技術が未熟であってもというところがポイントなんでしょうね。
お店の触れ込み通り、素材自体は私の拙い経験でも分かるくらいすごいもの
を厳選されておられます。もっとも、それが実際に東京の3万円越えのお寿司屋
さんでしか食べられないものかどうかは私には経験がないのでわかりません。
ただ、経験の有無はある程度満足度に影響すると思います。つまり、こちらの場合、
美味しい貝を知っている方であればあるほどその良さがよりわかるという意味で、
より満足度が高くなることは間違いないです。反面、やはりプロの料理人の手が
加わったもののほうが素材のレベルを落としてもおいしいと感じる方からはすれば、
これが築地のナンバーワン食材か、へーで終わるという場合もあるでしょう。大将に
言わせれば、まずいもんにいくら手をかけたところでたかが知れているということに
なるのでしょうね(笑)
いずれにせよ、真に美味しいものを追い求めるということこそが食べ歩きの究極目標
だとすれば、こちらのお店は食べ歩き人にとってはとても参考になるお店ということ
は言えると思います。興味がある方はHP見て熱い思いを受け取ってみてはいかが
でしょうか。
最後に大将のお言葉。高くてうまいは当たり前という言葉をよく使う人がいるが
それは違う、だって高くてもまずいものはありふれているのだから。私も常日頃
思っていたところでした。じゃあ、食べ歩きで何を目標にすべきか。それはうまい
ものは高いということを前提に、高くてうまいものをいかにして安く食べるかと
いうことになるのかと。それができるのがこのお店。
貝が好きな人ではなく、貝が超大好きな人にお勧めしたいお店です。
ごちそうさまでした。また近いうちに^^v